私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

赤と黒

2011-09-15 21:12:03 | 韓国字幕つきドラマ感想


赤と黒が今日最終回だけれど、見ているのかな?」と韓国ドラマ好きの部長に声をかけられるまで、私が去年、途中で視聴を断念してしまった悪い男が放送されていることも知らなかった。

(日本では赤と黒というタイトルで放送されるとは知っていたものの、やはり原題と邦題が違うとうっかりするものだ。)

なんで途中で見るのをやめてしまったのか、すぐには思い出せない位だ。
毎回、キム・ナムギル劇場だ・・・・といいながら、途中で見るのをやめてしまったのは、多分父と二人の生活になり、ばたばたした時期だったからだろう。

視聴日記を見ると、10話までは見ていたようである。

悪い男 途中までの視聴日記


あの後もずっとキム・ナムギル劇場は続いていたんだろうか・・・・・

よくやった、よくやった 第14話

2009-05-08 23:00:00 | 韓国字幕つきドラマ感想
「カンジュのことを許してあげるんだ」とスンヒョンから言われ「でも、友達とか先生にはなんていえばいいの?」と悩み多き娘ビョル。
(その質問にスンヒョンもなんて答えていいか分らず。)
カンジュの弟の妻からも「娘なんだからお母さんに頑張ってと言ってあげなきゃ。」と励まされるビョル。
この彼女「私もお母さんが二人よ。産んでくれたお母さんと育ててくれたお母さん。産んでくれたお母さんの顔は知らないけれど・・・あっ 義理のお母さんもいるから3人ね。お母さんが多いと大変だけど・・・」と幼稚園生のビョルにも非常にニュートラルに接してあげるのだ。指摘も的確だし・・・

一方、大人の世界では色々問題勃発。
スンヒョンの母は、とうとうカンジュの母の所にやって来て「何があっても絶対に未婚の母のカンジュのことは許さない」と宣言。
「お前はカンジュのことを好きだからいいだろうけれど、私達はどうなるの?なんの関係もない子を孫として受け入れなきゃならないの?」とスンヒョンのおばあちゃんも彼女との結婚を反対。
「未婚の母を好きになるなんてどうかしている」というカンジュの言葉に「僕はカンジュという君自身を好きになったんだ」というスンヒョンだが、「私はビョルの母として生きる道を選んだの。」と女性でなく、母として生きることを宣言し、なんと会社にも辞表を提出するのだ。
(まぁ今まで辞表を出さなかった方がびっくりだが・・・)

「カンジュさんが未婚の母だから結婚を反対されていたんですって・・・」となにも知らぬ婚約者のミラからカンジュのことを聞かされるお医者先生。(彼の名前がホンナムだと14回目にしてやっと覚える)
ホンナム先生は動揺し、冷静さはどこへやら。
更にミラは何も知らずに、「彼が私を好きっていうより、私が彼のことを好きなの。アメリカで初めて会った時、僕は駄目な奴だってよく言っていたの。きっと韓国で別れた彼女のせいだって思っていたんだけど。。。」とカンジュに彼との事で愚痴をこぼし、カンジュの心に波風を立たせるのだ。

何も知らぬスンヒョンに非常に同情。
更に大人の事情で小さな胸を痛める娘のビョルにも同情。

よくやった よくやった 第13話

2009-05-07 21:47:55 | 韓国字幕つきドラマ感想
「カンジュを諦めないで。ビョルは一生私の娘よ。」とカンジュ母がスンヒョンに話しているのを立ち聞きしたスンヒョン母。
「あなたのお母さんは一体どういうつもりなの?」とカンジュを呼び出して叱責だ。
勿論息子スンヒョンは「僕の方が何倍も彼女を愛しているんだ。」といつも通りの直球で母に応戦。
しかしスンヒョン母は仕事の部下でもある彼女にかなり辛く当たるのだ。
何も知らないミラとお医者先生のドレス選びに同行させ「誰かいい人がいたら、もう娘さんじゃないけれど、紹介して」などと暗にカンジュがすでに子供がいるということを示すような話までするのだ。

カンジュの幸せだけを願うお医者先生はびっくりだ。
公私混同し仕事中のカンジュにドレス選びを手伝わせるミラの常識のなさを注意し、スンヒョンの母に辛く当たられるカンジュの様子を心配するが、カンジュの言う通り、時すでに遅し。二人の境遇は違うし、そっとしておいて欲しいとカンジュが思うのは当然だ。

結局カンジュを諦めきれないスンヒョン。
義理の母の後押しと、自分をお兄ちゃんと慕うビョルの可愛い笑顔に後押しされてカンジュとやり直す道を選ぶのだ。
頑張れ スンヒョンと応援したいが、お医者先生もビョルのことにやっと気づいた様子。
スンヒョンも「相手は一体どこのどいつだ!!」と怒っているので、相手の男性がお医者先生だと分った日には、このドラマ最大の修羅場なんだろう。

修羅場でも家族ドラマの修羅場ゆえ、それなりのものだろうが・・・
しかし序盤では自分の純愛に悩んでいたスンヒョン母なのに、今ではすっかり様変わり。なんとしてもスンヒョンとカンジュを別れさせようとしているのだから、不思議なものだ。



よくやった、よくやった 第12話

2009-05-06 12:46:36 | 韓国字幕つきドラマ感想
ビョルのお見舞いに来たスンヒョン母は「私とスンヒョンおにいちゃんは仲がいんです!!配達の時にアイスも買ってくれるし・・・」というビョルの子供らしい発言で、息子がカンジュの実家の配達まで手伝っていることを知り、怒り心頭。
5歳の子供に「それは秘密よ」と言っても無理な相談なのだ。

病院で世話をしてくれたお医者先生が「理想のタイプ」だというビョルは、彼が自分の本当の父親だとも知らずに、メル友になろうと携帯番号まで彼に聞いているではないか?とてもよく出来たしっかりした5歳なのだ。
そんなビョルの姿を見、これ以上秘密にしておけないと思ったカンジュは「私がお母さんよ。これからはお母さんを助けて。そしてビョルが勇気を出して」と娘に告白するが5歳の娘には「おねえちゃんがお母さんで、お父さんがおじいちゃんで、じゃぁ、お父さんは誰?そして何で今日まで秘密だったの?」と混乱することばかりだ。

ビョルに全てを話したカンジュの態度も許せないし、スンヒョンがガンジュと距離を置いていることを知ったカンジュ母はスンヒョンの事務所を訪れ「誰がなんと言ってもビョルは私の娘よ。私がこんな風に隠そうと言ったのよ。」とスンヒョンに事実を打ち明けるが、勿論その話をスンヒョンの母が立ち聞きしてしまうのだ。
(立ち聞きで事実を知るのは、ホームドラマの基本だ。)

「僕の方が何倍も彼女が好きなんだ。僕達の間が上手く行かなかったら、それは僕のせい」と息子が全部自分で責任を取ろうとしているのが気に入らないし、カンジュの母のことを「お母さん」と呼んでいるのも気に入らないし、話はどんどん良くない方向へ。

***
「君を嫌いになってアメリカに行ったわけじゃない」というお医者先生の言葉にやや揺れる想いのカンジュ。
でも今になってそんなことを聞いても遅いのである。
母親が全部自分で責任を取ろうとしていることを知ったカンジュの弟の妻。
「お母さんって立派です。尊敬します」とアメリカ人らしくストレートに義理のお母さんに気持ちを伝えるのだ。
このアメリカナイズされた行動が非常にすっきりして好印象だ。


よくやった、よくやった 第11話

2009-04-28 21:43:26 | 韓国字幕つきドラマ感想
ビョルがカンジュの娘だと知り、衝撃を受けるスンヒョン。
(今まで本当に歳の離れた妹だと思っていたのか、そっちの方が気になるが仕方ない。ドラマだし・・・)
「独身主義なの」と言って結婚を断ったカンジュの真意を知り、そして今までのビョルとカンジュの様子を思い出し、どうしたらいいのか分らないスンヒョン。

カンジュを呼び出し「いままで俺のことをからかっていたのか。何にも知らないくせに。。。」と言っていた理由はこれだったのかと、今までのことを思い出し思わず強い口調で攻めてしまうスンヒョン。

「あなたのことを本気で好きになりかけていたから、本当のことをいえなかった」というカンジュの言葉を無視し、カンジュを一人残してその場を立ち去るなんて・・・ショックが大きいだけに今までの行動との差が気になる。
もっと大きい気持ちで受け止めるのは、無理か。。。やっぱり。。。。

母親の言いつけに従い見合いはすれども「もし子供がいらっしゃるのなら、隠さずに話してください」などと見合いの席で話すは、昼間の見合いなのにビールは頼むは。。。。動揺具合は、母が不倫をしていると知った時と同じだ。
屋台で焼酎を飲んでいるところを、ミラの婚約者の医者先生に「しっかりしてください。病院にいる彼女の元に行くべきです。彼女を愛しているんでしょ?愛しているのに、愛しているといえない人もいるんです。勇気を出すべきだ。」と意見され、カンジュとビョルのいる病室に行っては見るものの、差し出されたビョルの手を握り返すことが出来ないスンヒョン。

もっと大人の男になって欲しいものだが、それは無理か?

***
韓国の病院事情
付き添いの人達が待機する部屋は畳だ。病室にいられない時は、そこで面会できるまで待ったりする様子。


よくやった、よくやった 第10話

2009-04-27 21:00:00 | 韓国字幕つきドラマ感想
スンヒョンの愛情を受け入れようと思っていたのに、スンヒョンの母に反対されていることを知るカンジュ。
スンヒョン本人はそんなことを何も知らず、「あなただってお母さんが奥さんのいる男性と付き合っている時に動揺したでしょ?それと一緒よ。」と言われても納得できず。
さらにカンジュの父親がずっと失踪していたことに母がこだわっていることを知ると、「義父のいない家にお嫁に行きたくない」って言われたらどう思うんだ?と自分とカンジュの立場と何も違わないと力説するスンヒョン。
そうは言っても、お嫁さんを迎える立場の母親の心情も微妙なのだ。

スンヒョンのことは好きだけれど、カンジュがお嫁に行くのはちょっと複雑な心境なのは、娘のピョルも一緒だ。
いくら自分では何も知らなくとも、母親なのだからその複雑な心情も当然。
「お兄さん」と呼んで見てとスンヒョンから言われても「考えておくね。」なんて女の子はたとえ5歳でも、なかなか大人びているのだ。

いつまでもピョルがカンジュの娘なのを隠してはおけず。
車に轢かれたピョルが運び込まれた病院で、「誰がなんと言ってもピョルは私の娘」とカンジュの母が話しているのを聞いたスンヒョン。とうとうピョルがカンジュの娘だということを知ってしまうのだ。(というか、何故今まで気づかないのか?)
それくらいおおらかな方がいいのかも知れないが。。。。

よくやった、よくやった 第9話

2009-04-24 20:00:00 | 韓国字幕つきドラマ感想
ガンジュも苦笑しながら彼のペースに着いていっている様子。スポーツジムの経営者としての彼の仕事ぶりもちょっと頼もしく思っている様子。
実家の中華料理店の食事をデリバリーしたりし、何も障害がなければこうやって付き合い結婚へというストーリーになるのだろうが、まだ9回目なのでそんな簡単に物事は進まず。

嬉しくて彼女の存在を隠しておくことが出来ないスンヒョンは、ミラと彼女の婚約者のお医者先生との食事の場にガンジュを招待。
自慢していた彼女が以前の家庭教師だったガンジュであることにミラはびっくりし、お医者先生は昔の彼女がスンヒョンの彼女だったことにびっくりし、ガンジュは昔の彼に会わなければならないことにびっくりし。
何も知らずにご満悦なのはスンヒョンだけだ。
「本当に彼を愛しているのか?どうして結婚したなんて嘘をついたんだ?」という昔の彼のお医者先生の言葉に「彼は私を捨てたりしない」というガンジュ。
実家の事業が失敗したことで自分の前からいなくなった彼を許せないガンジュ。
(これはよく分かる。何年かぶりに再会したら、今の彼を愛しているのか?なんて自分勝手な質問だ。)

しかしここで他の問題も発覚。
ガンジュのことを好ましく思ってはいるが、それは普通の女性としてであって、息子の嫁としてふさわしいとは一つも考えていなかったスンヒョンの母。
「兄弟のいなく育ったし、家庭教師もしてもらっていたから、きっとからかいたくなったのよ。ごめんなさいね。貴方も誰かいい人を見つけないからこんなことになるのよ。」というスンヒョンの母の言葉に傷つくガンジュ。
ソフトな拒否だ。こういうソフトな拒否が一番傷つくのだ。職場の上司でもあり、微妙な立場のガンジュ。こんな時男子は単純に考えることが多いので、女子が1人で悩む場合が多いのだ。結婚前でも嫁姑問題が存在するのである。

よくやった、よくやった 第8話

2009-04-22 20:32:16 | 韓国字幕つきドラマ感想
暢気に感想を書いているが、週末ドラマは何回位で終わるものなのか?

スンヒョンを見舞ったガンジュだが、スンヒョンから「来てくれてありがとう」と抱きしめられ、生徒だとばかり思っていた(いや思い込もうとしていた)スンヒョンを思わず男性と見てしまう自分にびっくりするという非常に分かり易い展開。
父親の墓参りには母と同行せず、1人で行くものの(多分年長者を敬う韓国では非常に親不孝な行動なのだと思われる・・・まぁ日本でもそうか・・・)母の交際相手である写真家のハン先生から「お母さんとは別れた」と報告を受け、母親に対する不信感がなくなるスンヒョン。
(勿論影で母が泣いているのは知らないのだ・・・)

「これからは呼び捨てじゃなくて、ちゃんとスンヒョンさんと呼ぶように」「俺より先に電話を切らないこと。」
「席を立つ時は僕が先だ」と今まで主導権を握れなかったことをチャラにするかのように次々と自分たちの間のルールを作り出すスンヒョン。さらに年下であるにも関わらず、自分のこととおにいちゃんと呼ばせようとまでしている。見ている方が恥ずかしいが、まぁ非常に幸せな感じである。さらに映画館のペアシートで二人きりの映画鑑賞だ。
映画好きとしては、非常にうらやましいデートシチュエーションでもあり。
(いや本当にうらやましいか?こっぱずかしくないか?あんな告白・・・)

****
家族の問題も勿論続いており。
15年ぶりに家に戻ってきた父親は、末娘ピョルの父親が誰だか気になって仕方ないのだ。
わずか5歳くらいの女の子に直接父親は誰かとたずね、泣かせるという大人にあるまじき行為だ。

ガンジュの一人娘ピョルの事を誰がどこまで知っているのか・・・
まぁスンヒョンは何も知らないようなので(なんで何も知らないのか?軍隊に行っている間に・・・様々なことが起こったということか?)後半は多分お医者先生(ピョルの父親)の登場と、娘ピョルのことでスンヒョンが悩むものと思われる。

よくやった、よくやった 第7話

2009-04-08 22:21:21 | 韓国字幕つきドラマ感想
夜中に家の中を覗き込んでいたのは、なんと15年前に「たばこを買いに行く」と出て行ったまま戻ってこなかったガンジュ姉弟の父親だった。
「許してくれ。信じてくれ。こうやって忘れないで戻ってきただろう?」なんていうだけで誰が信じるというのか。まったくもってこのドラマの男性陣はなさけない感じだ。
結局行くところがないのか、ガンジュの娘が「一体誰なのだろう?」という疑問を誰にも聞けないまま、ちゃっかり家にいることになるガンジュたちの父親。

いつもはへらへらしているガンジュの弟も小さい頃の記憶など何一つない父親には、ややよそよそしい。
しかしそんな彼に「いろいろあるかもしれないけれど、生きていてくれてよかったじゃない。」などと笑顔を見せる心の中はアメリカ人の妻。
親子は血のつながりがあるから、そんな風に許せるかもしれないが、夫婦の間はなかなかそんな風にシンプルには解決するわけなし。
(というか、15年もたってのこのこ帰ってくるとは一体・・・)

家の中がごたごたしているのはスンヒョンも一緒だ。
「おばあさんの好物をお送りしたよ。」あれだけ反対されてもスンヒョンの母親たちの純愛は止まらず。
「君が迷わなければ、僕たちは最後まで一緒だ」という写真家の彼は、おばあさんの好物を送り主不明で彼女の家に送ったりして、全然懲りていない様子。
しかし写真家の妻はスンヒョンの母の職場まで乗り込み「死ぬまで彼は私の横においておくから」とすっかり全面対決の姿勢。
好き嫌いより、こうなったら女の意地の張り合いだ。
彼の妻に対し、プライドを捨てた母親が土下座をしている姿を見てショックを受けるスンヒョン。
自暴自棄になり交通事故は起こすし、示談を望まず、留置場には入れられるし、そんな息子の姿を見て、母も動揺。
(しかしこの場合、母よりも息子がしっかりしなければいけないのではないか。まったくスポーツジムも経営しているいい大人が、母の不倫であんなにショックを受けるとは・・・気持ちはわかるが、社会人ならもう少し自制心を持て!!と叱咤激励したい。)

もっと暢気なコメディかと思ったら、微妙に泥沼化。もっと面白いかと思っていたのに。かなり残念だ。

よくやった、よくやった 第6話

2009-04-03 21:01:26 | 韓国字幕つきドラマ感想
「何で母さんが家庭のある男性と付き合っているって先に言わなかった。」と黙っていたカンジュを責めるスンヒョン。
「母さんのことを一番分ってあげるべきなのに、二人は本当に愛し合っているのに、何で分かってあげないの。」
スンヒョンの気持ちも分るし、女性であるカンジュの気持ちも分る。
こういうのには正解はないし、ずっともやもやするものだ。

ショックを受けたスンヒョンは、夜遊びで憂さ晴らしと、やや行動が幼い。更に酔った勢いでカンジュに電話をかけ、更に迎えに来てもらったタクシーの中で彼女の手を握り「お前だけは俺のことを見捨てないでくれ・・・」とは。。。。
なんだかもっと軽めのコメディを想像していたのに、コメディではあってもやや泥沼の様相。

カンジュの元には、娘の父親であるあの精神科医が訪ねてきて「結婚したんだね。おめでとうが言いたくて来たんだ。」と・・・
(あなたの娘なのに、何故気づかないのか!!)
タイミングとか、人間関係とか、彼に関係ないところで、随分マイナスポイントが付いてしまうのは可哀相だが、子供の年齢を考え、是非「これはもしや?」と思って欲しかった。女子が男子に求めているのは、そんなちょっとの心遣いでもあるのだ。

カンジュの弟も母と嫁(いや結婚したがっていないから嫁未満か・・・)との間に挟まって、のんびりしながらも悩んでいる様子だし、あの写真家の人も、母に離婚届を破かれ、やはり悩んでいる様子。

どうもこのドラマは、女性目線でみると、「男子頑張れ」の度合い強し。
「よくやった、よくやった」と誉めてもらえるのは、女性陣のようだ。

***
ホームドラマ的なドラマは、こんな風にややコメディチックでありながら、泥沼の要素もあるのか?

よくやった、よくやった 第5話

2009-04-01 21:34:46 | 韓国字幕つきドラマ感想
自分のあげた指輪に対するガンジュの煮え切らない態度に、気分を害するスンヒョン。
自分の真剣な態度に対し、冗談で返そうするガンジュの態度を不誠実だというのだ。
ガンジュの母は、母の子どもとして育つ娘のことを思い、踏み切れない娘の気持ちを察しつつも、そんな娘に釘を刺し、未来の息子スンヒョンの肩を持つのだ。
母としてはどんな思いで孫を自分の娘として育てることにしたのか、その決意を娘に無駄にして欲しくないのだ。しかし娘としては、まだスンヒョンの気持ちを受け入れる決心がつかず。
さらに娘の父親と思われるあの精神科医と偶然の再会。
まぁゆれる気持ちなのは当然だ。
父親と思われる精神科医にはなんと娘の存在は秘密にしている様子。

離婚を決意したと写真家とスンヒョンの母親の未来は、勿論ばら色ではない。
なんと写真家の母は息子の部屋を家捜し、スンヒョンの母との写真を証拠物として没収。
その写真を持ってスンヒョンの母の職場(展示会場?)に乗り込むのだ。
韓国のトラブルにプライバシーなどあったものではない。
その写真を見、母親が不倫をしているとショックを受ける息子スンヒョン。
「こっちにくるな!!!」と衝撃を受ける息子に「あなただけにはどんな時でも味方になって欲しかったのよ。」と思わず息子に手を挙げてしまう母。
韓国では親子関係も待ったなしのガチンコ対決だ。

ガンジュの弟の彼女は「結婚する気はないの。」と非常にたどたどしい韓国語で応酬。
子どもは可愛いけれど、勉強を止めてまで結婚する気などさらさらないのだ。
「だからさ~姉さんとか優しくしてくれれば、彼女も結婚する気になるよ。」
この弟もどもまでも頼りない他力本願な感じだ。


よくやった、よくやった 第4話

2009-03-25 20:03:33 | 韓国字幕つきドラマ感想
母が祖母の前で土下座していることにショックを受けた息子スンヒョン。
「お母さんも一人の女性よ。それを認めるのが嫌なんでしょ?でもね、もしかしたらお母さんは息子よりもその男性を選ぶかもしれないわね・・・」
ガンジュが自分よりも母親の気持ちを分っていることが不思議そうなスンヒョンだが、どうやら母に恋人がいるとだけしか気づいていない様子。
(母が不倫なんて想像も出来ない息子なのだ。)

このドラマでのもう一人の息子ガンジュの弟も息子の前では孫に辛くあたるふりの、母の気持ち分らず。嫁がアメリカからやってきても母に会わせるでもなく、本当に女性の気持ちが分かっておらず。
この二人の息子、母が大事なはずなのに、母の気持ちが今ひとつ分っていない様子。

そして母の気持ちが分らない息子がもう一人。
スンヒョンの母と付き合っているあの写真家の男性だ。
「20年間も我慢してきたんだ。もう十分だ。写真を止めるから離婚させてくれ。」と母に直談判。
もう十二分過ぎる位大人なのに、どういうことなのか、良く分らず。
韓国の家族関係は分るようで分らない部分多し。

****
10回たたいて折れない木はないがモットーだと思われるスンヒョンだが、今度は、「将を射んと欲すればまず馬をいよ」作戦に出たのでびっくりだ。指輪を二個準備していると思ったら・・・
「お母さん いつも指輪をしていらっしゃらないから。お母さんにも指輪を買って差し上げたかったんです。」となんとガンジュの母親に指輪をプレゼントしているではないか!!

お母さんの心わしづかみだ。
「私の息子スンヒョンは一人だけよ。」
日本では絶対ありえないシチュエーションのドラマだなと、色々な意味で感動だ。

あんまりにもお話がシンプルで分りやすいので感動だ。
(言葉の問題以前の話かもしれない)
日本のドラマなら、朝の連続テレビ小説でも多分ないと思うシンプルな話。


よくやった、よくやった 第3話

2009-03-24 21:30:51 | 韓国字幕つきドラマ感想
アメリカで勉強に励んでいるとばかり思っていた息子が、勉強もやめ、赤ん坊を連れて帰ってきていることにショックを受けて倒れるガンジュの母。
「お金持ちでもないのに、一人息子に良くしてあげたいからって、母さんが無理して留学させたのに、あんたは一体?相手は大学生?あんたは一体なんなのよ!!!」姉ガンジュががっつり怒っても、弟は「えっー結婚を許してよ」とかなり暢気だ。
母さんの病気のことは勿論人一倍心配している様子だが、「孫は可愛いだろ?」とそこは全然譲る様子なし。愛すべきバカ息子なのだ。だからこそ母も泣かずにはいられない。

母を心配するガンジュを心配するスンヒョン。
「僕が運転手をするから心配しないで。辛いことがあったら何でもするよ。」と仕事もそっちのけで、ガンジュの元に駆けつけ、店の配達までいそいそと手伝うスンヒョンだが、母にはガンジュと付き合っている(いや簡単に言えば押しかけ恋人か・・・)とはまだ打ち明ける勇気のないスンヒョン。「高校の時の家庭教師の先生が恋人です。」と母に打ち明けるのはやっぱり、10回たたいて折れない木はないが信条のスンヒョンにもハードルが高いらしい。
そして息子スンヒョンも、いい恋愛をしていると思った母が、なんと不倫(いや当人同士は純愛で、ある意味若者よりも純粋だ)で悩んでいると知り、自分のこと以上にびっくりするのだ。

そして韓国ドラマらしいといったらいいのか、大人の不倫に更に大人が口を突っ込みと、日本のドラマでは絶対見られない展開だ。多分渡鬼でも、こんな展開はないだろう。渡鬼に不倫が出て来るかは見ていないので、知らないが・・・
***
芸能ニュースには、キム・スンスの話題が。。。
上の感想からはすっかり抜け落ちているが、そういうシーンもあった。

アイルランド 第16話

2007-01-16 22:37:51 | 韓国字幕つきドラマ感想
グク、ジュンア、ジェボクそしてシヨン。
四人が四人とも、自分の生きてきた道を思い出し、でも立ち止まることなく進んでいくという、このドラマらしい終わり方だった。

ストーリーでなく、四人の台詞で繋いでいくという実験的な試みは非常に面白く、また新しいことをやろうとしているにも関わらず、決して攻撃的でなく、なんとなくふわふわと、でも痛みも暖かさも感じるという、最後まで不思議なドラマだった。

ただこういうスタイルで16話というのは若干長いような気もし、10回くらいでもう少し中身を凝縮させたドラマでも良かったような気がする。
(韓国ドラマではそんな回数設定自体がありえないのかもしれないが)
ジュンアが妊娠してからは、ちょっと話を引っ張りすぎの感もあったし。

いいなと思ったのは、家族ゲーム(擬似家族ともいったらいいのだろうか?ジュンアとジェボク母、そしてジェボクとシヨンの父親と弟)のようなところに安易に結末を持ってこなかったところだろうか。
勿論そういう結末が暖かさを感じさせ、未来へのつながりを感じさせる場合もあるだろうが、このドラマの場合はやっぱりああいう終わり方のほうがぴったりくるだろう。

一つ腑に落ちなかったのは、グクがシヨンへ気持ちを打ち明ける場面だ。あれは男女の愛情なのか?こういうときにこそたくさんの台詞を聞きたいのに、余計な言葉はなく・・・非常に残念。

*******
ドラマはジェボクの物語だったが、ビジュアル的にはヒョンビンの物語とも言える面も多し。
ファンにとってはその幼さを差し引いても、なお余りある魅力的な青年に映ったはずだ。


アイルランド公式HP 韓国

アイルランド 第15話

2007-01-14 20:32:10 | 韓国字幕つきドラマ感想
「寝たくなったら連絡して」というシヨンの言葉を無視し、あくまでも友達になろうとし続けるグク。
「寝ないから、浮気じゃないって思ってる?そんな事ないのよ。これでも十分に浮気よ」そんなシヨンの言葉(この場合シヨンの言っている言葉の方が真実味あり。)をただ笑って受け流すグク。本気でそう思っているようなグクの笑顔が逆にちょっと怖かったりする。

ジェボクがいなくなってしまったことに、ショックを受けるジェボク母の元に夫が亡くなったとの知らせが来る。彼女に付き添うジュンアの前にジェボクを連れて来るグク。
立っていられないジェボクをそっと支えるグクの腕。突然現れたジェボクに吃驚するジュンアがその支える腕に気づいているのかいないのか・・・・
(言葉で説明する場面が多いドラマのはずなのに、こういう場面では急に寡黙になったりするのだ。)

演技が下手なシヨンはやっぱり身体一番のような仕事しか来ない。
グクは自分を育ててくれた牧師さんの秘密を知ってしまう。
そして幸せと思う愛し方が違うことを知ったグクとジュンアは、子どもが生まれる前なのに、離婚することを決めるのだ。
分かり合えた後に幸せな生活はなく、分かり合えたからこそ別れがやってくるのだ。

****
しかしグクを演じるヒョンビンが本当に若い。真剣に愛を語る姿を見てもどうしてもままごとにしか思えなかったりする。
ちゃらちゃらと生きているように見えるジェボクが愛を語る方が、真実味があるのだ。

しかし言葉に真実味はあっても、答えは見つからず。
ドラマもどんな風に終わるのか、それも分からず。