時間旅行のために命を落とすことになった沢山の人達の事を思い、自分がその負のサイクルを断ち切らねばと再び母が殺された2010年のあの日に立ち向かうジンギョム。
未来の自分と立ち向かうジンギョムが耳にするのは、「母親が時間旅行のシステムを発見したがためにこんな不幸な事が起こった。私も沢山の人を殺してしまった。この連鎖を断ち切るために、1992年の過去に戻り母親に『時間旅行のシステムを止めるように』と言」ったにも関わらず、彼女は拒否したんだ。僕の顔を見ても誰かも分からなかった。自分の事だけ考えてその場を立ち去ったんだ。結局彼女は自分の事しか考えていなかった。そんな女性は殺されて当然だ。」という未来の自分の告白だ。
1992年、お腹の中にジンギョムが居る事に気づいたユン・テイは、時間旅行の扉を閉めてしまえば、自分もジンギョムもこの世から消えてしまうと考え、黒いマントの男性が誰かも気づかずに、身を隠してしまったのだ。
未来のジンギョムの告白を聞き、自分の犯した罪を悔いるユン・テイ。
2020年のジンギョムは、それでも母を庇うのだが、そんな中、ユン・テイが選ぶのは、自ら命を絶つことだった。それを見てショックを受けたジンギョムは未来の自分に銃口を向けるのだ・・・・
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負の連鎖が断ち切られたことを確認するため、2010年のチーム長に応援を頼み、何も知らないふりをして近づいてきた研究所所長のたくらみを交わす、ジンギョム。2010年の母の誕生日を親子二人で過ごしているところを影から確認し、姿を消す2020年のジンギョム。
(この誕生日シーン 一体何度見たことだろう・・・)
ジンギョムが居なくなれば時間旅行に関係したメンバー全員が居なくなるものだと思ったのだが、ユン・テイは何故消えてしまわないのか?そういう話だったんではないのか?それともまた違う話になっていたんだろうか?毎回見ていたはずなのに、なんだか分からない・・・
2020年のジンギョム曰く、2010年の親子には時間旅行も関係なく、幸せな親子の生活が続くだろうということ・・・・
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ジンギョムは消えてしまったが、2020年の大学教授であるユン・テイには、刑事であるジンギョムと過ごした日々が記憶として残るのだ。
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何度も繰り返される2010年と2020年に翻弄されるが、最後は次元を超えたハッピーエンドと考えていいんだろうか・・・
ただ、ジンギョムとユン・テイは親子というスタイルから入ったせいか、二人が恋人同士のように再会するのはなんとなく不思議な感じだ。
いや、その不思議な感じも時間旅行のなせる業か・・・