私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

バガボンド 第15,16話

2019-12-08 19:17:56 | バガボンド 韓国ドラマ

副機長の妻オ・サンミが殺され、手掛かりを無くしたかと思われたダルゴン達だが、彼女は自らの血でなんとダイイングメッセージを残していたのだ。

何かの団体を示すその入れ墨を手掛かりに黒幕を探そうとするダルゴン達。更に大統領とジェシカ達はその黒幕に利用されていたのではと思い当たるメンバー達。

自分の元に取材に訪れた記者が亡くなっていた事を知り、その妻と連絡が取れたダルゴンは、彼が亡くなった日がダイナミックシステム社の社長エドワードの話と食い違っていることに気づく。更に彼のオフィスを訪れた際に、彼の秘書の手首にあのダイイングメッセージと同じ入れ墨を見て、彼が本当の黒幕だと気づくダルゴン。

しかし、ここまでのストーリーを組み立てた彼にとってダルゴン一人を葬ることなどある意味簡単な事だ。被害者家族のメンバー達や、ヘリに手出しするような素振りを見せるダイナミックシステム社に動きを封じられ、副機長と共に監禁されるダルゴン・・・

ダルゴンと連絡が取れずに彼の部屋を訪れたヘリは彼が副機長を拘束し、更には彼と一緒死亡したという事で警察が捜査していることを知る。(しかし彼の墓の前で号泣するヘリを柱の陰から見守るのはダルゴンだ・・・)

危機一髪のところをジェシカが雇っていたヒットマン達に助け出されたダルゴン。ヒットマン達は「ヘリに連絡を取るべきでは?」とアドバイスをするも、ヘリに危険が及んではいけないというダルゴンは、一人復讐をすべく、ヒットマン達と行動を共にするのだ。(そんな中、大統領直電し、彼から資金援助を受けようとするダルゴン。一般市民の域を脱した行動も最終回ともなればもうすっかり見慣れた場面だ・・・)

何も知らないヘリは、刑務所内にダイナミックシステム社のエドワードが送り込んだ男たちよりジェシカが殺されては事件の解明が出来なくなると、自ら刑務所に入り(武器密輸に関する裏金受領?の罪?)ジェシカに接触。エドワードが刑務所内でさえも牛耳っている中で、情報を共有するジェシカとヘリ。先に出所したジェシカがアメリカに帰国し、ヘリの保釈金を支払うと、今度はジェシカがヘリを自分と同じ武器ブローカーに仕立て上げるのだ。

ダルゴンとヘリ  それぞれの方法でエドワード(彼に限らず、世界をお金と武器でコントロールしようとする人々に対してか・・・)に近づき復讐しようとする二人。そんな二人交わる場所がテロ現場というのもなんとも皮肉な話だ。

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途中、何度別の放送のため(多分、世界野球2019 WBSCプレミア12のためだと思う)イレギュラー放送になったりしていたせいで、タイミングを逃し全部見終わるのに時間がかかる。

 

 

 


バガボンド 第14話

2019-11-11 21:32:57 | バガボンド 韓国ドラマ

ダルゴンに事件当日の機内の様子の映像を送り、自分の元に面会に来るように伝言を残すジェシカ。
「私は、飛行機事故を止めようとしたマイケルを殺していない。更に彼が自殺でもないのだったら、誰か別に手を下した者がいたはず・・それに元副機長の妻のオ・サンミを刑務所から出したのは誰かしら?あなたたちが真実と思っていることを全然別の真実があるかもしれないわよ」という彼女の言葉に不安を覚えるダルゴンとヘリ。
刑務所から出た後、姿を消したオ・サンミの行方を探すべく極秘に動きだす国家情報院のメンバー達。

状況を確認すべく元機長が隔離されている病院を訪れるダルゴンとヘリだが、二人のやり取りは隠しカメラと盗聴ですべて見張られており、副機長をこっそりと見張っているのは、あのモロッコでダルゴン達を狙っていた男(多分・・・)ではないか。
ジェシカの言う通り、本当の黒幕は別にいるということなんだろう。
ダルゴンの元に電話をかけてきたのは、総理であり、総理はユン補佐官が隠し持っていた録音テープを記者会見で開示し、「大統領のやってきたことを暴く」と、自分こそが国民の安全を考え、国民と向き合う政治家だと突然のアピールを行うのだ。

総理の突然の反旗に、大統領が真っ先に向かったのは、自殺未遂で病院に隔離されているユン補佐官の元だ。大統領は、彼が目覚めないことを望んでいるようだが、彼は既に総理に脅されており、大統領の女性補佐官もジェシカの弁護士も、更にはダルゴンの目の前で殺された記者も皆総理の息のかかったメンバーだったのだ・・・・

総理の突然の態度に不信感を募らせていたダルゴン。他の遺族もいる目の前で「なぜオ・サンミを保釈したのだ!」と直球で総理を追求するのだ。

亡くなったマイケルの彼女がカギを握っていると思われるのだが、その彼女は日本人。そしてダイナミックシステム社の社長の秘書も日本人女性ではないか。
しかし、総理とダイナミックシステム社の社長とはつながっている様子はない。
誰と誰が手を組んでいるのか?


バガボンド 第13話

2019-11-07 21:33:56 | バガボンド 韓国ドラマ

元副機長が無事裁判で証言し、更にはジェシカの会社のマイケルから彼が金を受け取った映像が提示されたことで、法廷の場ですべてが明らかになる。(ただ判決はジェシカの会社のJ&M社が加害者とは認定されない。、ダイナミックシステム社のエドワードは深追いはせず、混乱させて申し訳ないと丁重に謝ったりしているが、そのあたりは駆け引き上の問題らしい。)

副機長を護送中に受けた実弾により緊急手術を受けることになるヘリ。麻痺が残るかもしれないという中での手術だが、そこはダルゴンの熱心な看病もある。心配するには及ばない。

証拠映像が法廷で流れたことで窮地に陥るミン局長とユン補佐官。ミン局長はユン補佐官に助けを求めるものの、ユン補佐官の態度は冷たいもの。(お前の靴紐の心配までしなきゃいけないのか?的な怖いたとえで無視を決め込む・・・)しかしユン補佐官も結局は大統領(いや総理か・・・)に切り捨てられる立場なのだ。彼らに呼び出されている間に保険としてとっておいた大統領の音声と、ジェシカに賄賂を送金しようとしている映像が入ったiPadは取り上げられ、代わりに練炭自殺に必要な小道具が車の中にセットされているのだ。
口は災いの元。そして死人に口なしだ。すべてはユン補佐官が独断で処理したものとして片づけられることになっているのだ。

更にユン補佐官の口からジェシカの名前が出たことで彼女も窮地に陥る。更に記者会見の場で彼女が国防長官を色仕掛けで口説き落としている映像も拡散され、拘束される彼女。元副機長の妻と同じ刑務所に収監されたことで、刑務所内での二人のマウンティング対決も激しく行われるのだが、結局は元副機長の妻の方が先に保釈されることに・・・

どうやらジェシカの動画は彼女の右腕でもあった弁護士が拡散させたものらしい。こうなると、誰が味方で誰が敵なのか益々混沌としてくる。
そしてヒットマンは、ジェシカの命を受け、更に暗躍することになるのだ。


バガボンド 第11,12話

2019-10-28 20:55:53 | バガボンド 韓国ドラマ

カン局長がミン局長達を欺くことが出来たのは、チキン店がキーワードだったのだ。

ヘリとダルゴンと行動を共にしなかったキチーム長は、ダイナミックシステム社のエドワードからカン局長の命が狙われていることを聞き、チキン店を介して情報をやり取りし、カン局長を国家情報院の外に脱出させることに成功するのだ。

ミン局長は自分の職場である国家情報院のメンバーを24時間監視することで何も行動出来ないようにコントロールするのだが、チキン店のDM内に暗号を入れるという方法で情報をやり取りするカン局長達。

暗号読解はトイレの個室で行われ、解読の情報が書かれたトイレットペーパーは流してしまえば証拠も残らない。
「チキンを食べている姿など見たことがない・・・」とミン局長は疑うが、もう少しチキン店には頑張ってもらわないと仕方ない。
ただ、ミン局長も只者ではない。

映像の中でヘリが身に着けていた腕時計の時間から、時差を換算・・・彼女たちが何時ころ韓国に到着するのかあたりをつけるのだから・・・(国家情報院のメンバーなら当然か・・・)
携帯メールの内容までチェックしたり、携帯電話を全部盗聴したり・・・国家情報院のメンバー同士が騙しあうのだ。
なんとか副機長を裁判に出廷させたいカン局長チームと、大統領の補佐官から「確保でなく殺害だ」と指示を受けるミン局長チーム。

安全でない状態を作りあげ、『国民の安全のために』と大義名分を振りかざして国防にお金をつぎ込む・・・金と権力に憶えれた政治家たちが好む手法が、どこまで通用するんだろうか・・・このまま通用していくのを見るのもやや腹立たしい。

ミン局長を欺き、コンテナでインチョンに到着し、副機長を裁判の場に送り届けようとするヘリとダルゴンだが、結局ミン局長達の襲撃に遭うことになってしまう。
迎えに来たキチーム長も更には射撃の腕前はヒットマン並みのカン局長の援護があっても、ミン局長達は「殺害」という大きな命令の元動いているのだ。統領、総理、大統領の秘書官そして武器ブローカーのジェシカ・・彼らが計画の成功を疑わず、裁判の前であるにも関わらず祝杯を上げている間、ダルドンとヘリが乗り込んでいたコンテナの分厚い鉄板は拳銃で穴だらけだ。
そして元スタントマンのダルゴンのドライビングテクニックにより彼らは着々と裁判所に向かう。

彼らが裁判所に向かっているのを知り、ぬか喜び中だった大統領達は大騒ぎだ。ジェシカが早々と彼らに支払った一時金を受け取っていないことにしようとし、首席秘書官は、副機長が裁判所に向かうのを警察と国家情報院のメンバー総出で止めようとしている様子を放送局が生中継するのをを全力で止めようとする。(放送局の社長の女性スキャンダルをネタにして報道を止めようとしているのが、なんだか情けない。。。)

裁判の証人となる副機長の出廷を警察が止めようとしているなんて、にわかには信じがたいし、報道されていなければ尚更だ。しかしエドワードは彼らが出廷することを信じて裁判の再開を30分遅らせようとするし、裁判長も圧力をかけられてもそれに答える。更にはチキン店の天才ハッカーはカーチェイスの様子をネットに上げて、ニュース報道されずとも、皆に状況を知らせようとする。更には遺族たちが人間の壁を作って、副機長を出廷させようとするのだ。

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情報捏造と、大統領への忖度具合がえげつない・・・・


バガボンド 第9,10話

2019-10-23 20:48:23 | バガボンド 韓国ドラマ
自分たちを助けに来ると思っていたのに、その救援隊が自分と副機長を殺しに来たと知り衝撃を受けるダルゴン。
更にキチーム長はダルゴンと副機長殺害の命令を受けており、ヘリとダルゴンを助けることも出来ず・・・
怒りがありえない力をダルゴンに発揮させる。ヘリはダイナミックシステム社のエドワードの秘書に助けを求め、彼女とダルゴンはエドワードからの指示で救援隊が送り込まれるまで何とか持ちこたえようとし、ダルゴンは携帯のタイマーを時限爆弾のタイマーだと偽の救援隊を威嚇。
そうこうしているうちにエドワードの命を受けダルゴンを助けるために大使館が爆破されるのだ。偽の救援隊は壊滅状態になり、更に最後の止めはそれまで何も手伝わなかったチーム長が行うのだ。


副機長を連れヘリとともに大使館を離れるダルゴンは、ジェシカの元上司であるエドワードからこの件について政府が介入していることを聞かされ、誰の言葉も信じるなと忠告を受ける。
こうしてダルゴンもヘリも自分たちが政府から邪魔者扱いされていることを知るのだが、「副機長をなんとしても裁判で証言させる」と意気込んでいるダルゴンはそんな事ではひるまない。3人は貨物船に乗り込み、海路でソウルを目指す・・・


ヘリのチームのカン局長が生きていては自分たち思うような行動がとれないと判断したミン局長は、食事に薬を混ぜ、心疾患を起こすことで彼の殺害を計画(騒ぎ立てる妻も子もいない人間を殺すには一番簡単な方法でいいらしい。・・・)
計画通り、局長はあっという間に亡くなるのだが、ここで彼が亡くなってしまってはソウルでヘリとダルゴンを助ける人間が居なくなってしまう。
大使館を出る際に、チーム長から電話番号と共に@バガボンドというコードネームを伝えられたヘリ。
「罠では?」と怪しむダルゴンの反対を押し切り、ソウルに連絡を取ると、あのチキンの店の電話に出たのは、死んだはずのカン局長だ。


モロッコから3人が出国したことを知り、焦るジェシカとミン局長・・・国家情報院のメンバー総出で3人の行方を探すのだ。


軍事用の武器の売買にどれだけのお金が動くのか・・・恐ろしい・・・
武器ロビイストのジェシカと彼女の元上司であるダイナミックシステム社のエドワードとのパワーゲームも恐ろしい。


バガボンド 第7,8話

2019-10-18 20:31:32 | バガボンド 韓国ドラマ

ダルゴンは街で死んだはずの記者を見かけるも結局見失ってしまう。自分が信じられない様子のダルゴンに「信じられない事が起こるんだ。僕は君のいう事を信じてもいいと思う・・・」と言う武器ロビイストのジェシカの元上司。

確かにモロッコで起こった事の数々は、普通に考えればあり得ないことだ。

国家情報院では、匿名で写真が届けられたことでジェシカがテロ事件に関係していたことを確信し、緊急逮捕を決め、更には行方不明になっていた副操縦士の携帯の通信を確認したことで、彼がモロッコの街で隠れていることを確信する。

路地が入り組むモロッコの地理的状況から、現地へ行くことになるヘリたちのチームだが、経験不足のヘリは実行部隊から外され、モロッコまで行ったにも関わらず先輩たちの食料調達をするのみ。
(しかし現地の警察は、ジェシカと緊密に連絡を取っており、彼らより先に副機長を探すべく、捜査しているのだ・・・・こうなると敵でない人を探す方が難しいではないか・・・)

こっそりと彼らと同じ飛行機に乗り、自らモロッコの乗り込んだダルゴンは、ヘリこそが犯人を見つけられる唯一の人間だ。と一緒に危機を乗り切ったヘリを信頼する言葉を彼女に投げかける。自分の行動を誰も信じてくれなかったヘリにとって、ダルゴンの言葉は貴重だ。食料調達するふりをして、副機長が隠れていると思われる場所を捜索するダルゴンを助けるヘリ。

モロッコの水が合わずにミネラルウォーターを買い込んでいると思われていた副機長。その予想通り、国家情報院のメンバーより先に副機長を見つけるダルゴン・・・

ジェシカから副機長を見つけるように指示されていたモロッコ警察も現場に駆けつけてしまい、副機長と一緒に逮捕されるダルゴン。
それからやっと駆け付けるのが国家情報院の面々だ。

一番早くに駆け付けなければならないのに、一番最後に到着し、一般人のダルゴンとヘリが協力して副機長の居場所を見つけたのだ。
局長から、「自分の手柄のためにチームワークを乱した・・・」と叱責されるヘリだが、「そっちが彼女を信じないからこういうことになったんだ」とヘリを庇おうダルゴン。(どっちもどっちとも思えるが、ドラマ的には一般人に出し抜かれる国家情報院の組織としての弱さが目立つ・・・

48時間の拘束時間を過ぎたので釈放されかかるジェシカだが、副機長がモロッコで拘束されたことで、彼女もソウルでさらなる取り調べを受けることに・・・
ヘリが所属するチームが更に事件の真相に近づくかと思いきや、大統領(いや大統領に忖度する廻りの側近か・・・)はこのような捜査の流れをあまり快く思っていないようで、国家情報院の院長にも圧力がかかるのだ。

ジェシカはヒットマンをモロッコまで送り込み、なんとしても副機長を亡き者にして証拠隠滅を図る。それでなくても副機長は麻薬中毒でショック状態に陥ったりするのだ。その中でヒットマンに行動を把握され、モロッコの路地で壊滅状態に陥る国家情報院チーム。それを救出するのはまたしても副機長の護送に参加させてもらえなかったダルゴンとヘリのペアだ。。。大事な証人なのに銃撃され瀕死状態の副機長を救うべく、韓国大使館の一室で手術をすることになる国家情報院チーム。
(いくら特殊要員でも手術が出来るのかは?なのだが、ヘリ曰く「チーム長は本物の特殊要員だから手術が出来る」ということらしい・・・)


更に圧力をかけられた院長はテロ事件を調査するチームをヘリの所属するチームから動かそうとし、逆に調査しているチーム員を機密情報漏洩(?)の罪で拘束しようとし、今度はジェシカの前で反対に手錠をかけられる局長。そしてなんと裏切者のミン局長が復活だ・・・・


バガボンド 第5,6話

2019-10-08 21:35:29 | バガボンド 韓国ドラマ

病院で慰問活動中の武器ロビイストのジェシカの元に追いかけるダルゴン。
ヒットマンを送り込んだにも関わらず、彼が自分の元にまでやって来た事に驚きながらも、誤解があるようだと言いながら、わざと正面玄関から立ち去る彼女。逃げるように立ち去ればやましいところがあるとわざわざ教えているようなものだからということで、どこまでも堂々とすることが武器ロビイストとして生き延びていくための条件らしい。

ダルゴンはヘリにUSBメモリーの動画を提供するように頼むも、「私も出来るだけはやったけれど、これ以上は無理だ。動画を提供したことが分かれば国家情報院を首になり、家族が路頭に迷う」とダルゴンの依頼を拒否。
しかし彼女も悔しい気持ちはダルゴンと一緒だ。先輩の女性をも巻き込んで監査室にあるUSB動画を盗み出そうとするが、動画はウィルスに侵されて再生することもできない状態。
更に盗み出そうとしていることころを監査室室長に見つかってしまう。
監査室がUSBを確保してからウィルスに侵されたということは、内部に裏切り者がいるということだ。それを監査室長に追求するものの軽くあしらわれてしまうヘリ。

結局、辞職覚悟で、ダルゴンに監査室長との会話の録音テープを託し、それを遺族代表が大統領に面会する場公開することにする二人。
(ヒットマンは自分の威信をかけてダルゴンを殺そうとするが、この場合はダルゴンの情熱の方が彼女のプライドに勝ったようだ・・・)
大統領は遺族との面会を数ある行事の中の一つとしてしか考えていないのだが、皆が見ている場では「国民に寄り添う大統領」という姿を演出する大統領。二人は録音テープを公開するのに一番適した場所選択したことで、録音テープの存在は報道され、単純な墜落事故でなく、テロの可能性があると認識されることになる。

国家情報院の院長は大統領に足蹴にされながらも、トラブル処理に首をかけることになる。

ヘリが辞職をかけて公表した録音テープだが、実は監査室長達も陰謀があると疑い、調査を行いたいと考えていたものだったのだ。正攻法では握りつぶされると分かっていた彼らは、ヘスの計画に騙されたふりをして、調査が出来るようにと裏で画策していたのだ。

武器ロビイストのジェシカが「権力のあるものが資金を握り、力を得る」的なことを言っていたが、結局は権力とお金をめぐって大人が大掛かりな騙し合いを繰り広げているということか・・・

****

気絶したふりをしていた際に誰からか何かを指示される副機長の妻。(そのついでにハイヒールまで支給されるのだ)

スペイン語が堪能な彼女は、副機長と電話で会話したのは自分だと言い、結局保釈。それを狙っていたらしい監査室長達は彼女を尾行し逮捕するのだが、その車が交通事故を起こしてしまう。(証人を消したい時に突然現れる大きなトラックという定番の流れ・・・)

一方観光客のフリをして大統領府に入り込み、報道陣もいる前で大統領に録音テープを聞かせることをに成功するダルゴンだが、そのために国家情報院からは危険人物として保護されることに・・・
重要参考人として保護されるのではなく、先方からすれば「いい迷惑だ」ということなので、居心地もそれなり。

しかし、安全が確保されているはずのその場で命を狙われそうになるダルゴン。ヘリの撃った銃弾で命を落とす暗殺者だが、その暗殺者が持っていた携帯の連絡先はなんとヘリの直接の上司であるミン局長だったのだ。
倒れたダルゴンの写真を送り、一旦はミン局長の目を欺くことに成功する二人だが、結局彼は武器ロビイストのジェシカともつながっており、更には副機長の妻に指示までしていたのだ。
(副機長の妻を確保した監査室長達が乗った車が狙われたのは、彼女が履いていたハイヒールにGPSが仕組まれていたからだ)

情報院の院長と一緒にいたミン局長を見つけたヘリは彼に銃口を向けるも結局は取り逃がしてしまう。そしてミン局長は誰かに匿われるのだが・・・

ミン局長がヒットマンとして使っていた男たちは北出身の工作員達。殺されても身元も割れず、更には使い勝手もいい彼らを危険な任務に多用していたのだ。

敵の敵は味方で、味方だと思っていた人が裏切り者なのだ。
偶然町中で殺されたはずの雑誌記者を目にするダルゴン。誰が一番の黒幕なのか・・・・


バガボンド 第3,4話

2019-10-04 20:28:35 | バガボンド 韓国ドラマ

ブラックボックスの音声を聞き、墜落事故がテロであることを確信するヘリ。
自宅に置いてあるPC内の映像を再度確認しようとするヘリだが、なんと自分の部屋でその映像を削除しようとしていた怪しい男と鉢合わせだ。
特殊工作員ではあるものの、男性との格闘はそれなりに危険を伴うもの。まして、相手は証拠隠滅を図ろうとしているのだ。

また同じ頃ダルゴンはヘリの同僚と車で移動中、立ち寄ったコンビニで謎の男に襲われるのだ。空港でのトラブルと同様、元スタントマンの経験を活かし、男と同等に戦うダルゴン。さらにその最中にヘリの同僚が流れ弾に当たったことで、救急病院に向かうダルゴン達なのだが。。。。
ヘリが確保した男が持っていた携帯は、ヘリの同僚への直通の携帯だったことが分かる。
身内に裏切り者がいるという典型的な流れだが、一番イライラするパターンでもある。
そして、ブラックボックスを一緒に確認してくれた博士(?)もヘリと一緒にテロであることを確認してくれたものの、こちらも裏ではテロの証拠隠滅を図ろうとしていることが分かる。

更にヘリとダルゴンはホテルで証拠隠滅を図ろうとしていた現地の男に再び命を襲われそうになるのだが、その最中にその男が別の男に狙われそうになり、更にその男も別の一味に拉致されるという、どれだけの組織がこの事故に関わっているのか・・・・とにかく誰が味方で誰が敵かは最後まで分からないということだけは分かった。

ヘリが韓国の先輩に送った映像は監査のため確認できない状況になっているし、一緒に確認したはずの博士もテロ等なかったことにしようとしているのだ。
ヘリは自分の事件だと言っているものの、帰国してすぐに空港でダルゴンの息の根を止めようとする男が現れるのだ。

武器関係のロビイストの仕事にはダルゴンとヘリの存在は邪魔らしいのだが、今はまだ彼女にとっては、二人の処理は部下に任せていい程度のものらしい。これがどんどん大きくなって、更にまた何か事件が起こるということなのだろう。

ヘリと一緒に帰国の途についたダルゴンは、空港に着くや否や武器ロビイストのジェシカが送り込んだヒットマンに狙われることになるが、ヘリのサングラスのおかげで危機突破だ。ジェシカが選んだ名うてのヒットマンは、殺害の証拠を残すことなく仕事を仕上げることで有名のようだが、どんなに簡単な仕事でもプランをいくつも用意している様子。

モロッコで起きた数々のトラブルと同様、当初は信じてもらえずとも、食事場所に「テロだという情報が入った」という記者がやってきたことで、ソウルでもあっという間にトラブルに巻き込まれるダルゴンとヘリ。

情報提供者と会うという記者についていったダルゴンは、記者が何者かに殺されるのを目撃するものの、死体はあっという間に消えてなくなり、結局は韓国でも自分たちがジェシカという武器ロビイストに狙われていること知ることになる。

「飛行機が落ちて得をするのは誰か?損をするのは誰か?」結局はお金と権力の話で、飛行機が落ちて得をするのは武器ロビイストのジェシカ達一味ということ。以前ジェシカの上司だったというグループに匿ってもらうことになるヘリとダルゴンだが、そのアジトもしっかり盗聴、盗撮をされ、すべての情報が筒抜けだ。
更には、遺族会の代表がテロリストと手を組み、墜落した飛行機から姿を消したと思われる副操縦士の妻で、副操縦士には多額の生命保険が掛けられ、その保険料を賄うために多額の借金までしていたとなったら・・・・もう怪しです。と宣言しているようなものではないか・・・・

ダルゴンを殺害すべく、車を遠隔操作で制御不能にするヒットマンだが、スタントマン出身らしく、危機回避し、つぶされた車と一緒にジェシカの元に向かうダルゴン。
元スタントマンが百戦錬磨の武器ロビイストに宣戦布告だ・・・


バガボンド 第1,2話

2019-09-27 21:26:45 | バガボンド 韓国ドラマ

アクション監督になることを夢見ながら、兄の残した息子を懸命に育てるダルゴン。経済的に苦しいのを知っている幼い甥っ子は、テコンドーの選手に選ばれモロッコで行われる大会に出場するのもためらうが、彼を育てるためにアクション事務所も辞めて、こっそりタクシー運転手をしているダルゴンにとっては、そんな気遣いこそ胸が痛むものなのだ。

「僕の様子を知りたかったら、ネットにアップする動画をチェックして」という言葉を残してモロッコへ向かう飛行機へ乗り込む甥っ子。

しかし、テロリストが乗り込んでいた飛行機はモロッコ近辺で墜落し、全員死亡。突然の出来事に「アメリカから購入した飛行機に何か問題があったのでは?」と疑念を持った政府関係者は、詳細を語らず、遺族たちは少しでも家族の元に行きたいと、政府が準備した飛行機でモロッコへ向かうのだ。
モロッコ大使館の担当者として彼らの世話をするのは契約社員として勤務する若い女性ヘリ。
しかしこの契約社員のヘリは、大使館内にカメラを設置し、さらには大使館員に麻薬密売だの賄賂疑惑があると内部告発するなど、謎が多いのだ。

他の遺族と一緒にモロッコへ向かったダルゴンだが、甥っ子の動画に映っていた男性を空港で見かけ、その男を一人追いかける。事故で全員死亡したはずなのに、なぜ彼が生きているのか?男はなぜダルゴンに対して「お前はどこの組織の者だ?」などというのか・・・

エキゾチックなモロッコ市街で繰り広げられる追跡が、大がかりでドラマとは思えず。

空港で見かけたハイジャック犯を追いかけるダルゴンは、「君も見かけたはずだ」とヘリに確認するも彼女の記憶は曖昧だ。空港内の防犯カメラを確認するも、それらしき男性の姿は消されており、他の遺族からも非難されるダルゴン。

甥がアップした動画をUSBに落としてヘリの元へ届けるダルゴンは、彼女が大使館の契約職員でなく、国家情報院のメンバーであることに気づいてしまう。情報が捏造されているというダルゴンの言葉に耳を貸さないヘリだが「これをそのままにしたら、君もテロメンバーと同罪だ」という彼の言葉が気にかかって仕方がない彼女。

同僚に、テロ犯と思われる男が電話をしている映像を送り解析を頼むヘリだが、同時にブラックボックスの解析も進み、男はスペイン語で飛行機の副機長と通話していたことが分かる。
スペイン人の恋人(いや奥さん?)と会話していたはずの副機長はなぜテロ犯と通話していたのか?テロ実行犯は機内から逃げ出したのだ。謎を知っている副機長も逃げているかもしれない。

甥がアップした映像が削除されたことで現地の男を疑うダルゴンは、騒ぎ立てたことで現地の警察に拘束されてしまう。さらにテロ一味はヘリの手元に渡ったUSBも奪いだす。証拠を抹消しようと必死なのだ。テロ一味の目的はなんなのか?

 

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バカボンド・・・今回のこのドラマのおかげて放浪者という意味だと知る。今までは当然宮本武蔵を思い出すだけだったので・・・