私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アラン使道伝 第12話

2012-09-30 18:43:41 | 韓国ドラマ あ行
何かあるとにらみ、アランを残し一人ジュワルの家に向うウノだが、勿論ジュワルに邪魔され中を確認することはできず。
どうしても何があるか確認したい二人は、アランが集めた幽霊たちを使って中を探索させようとするも、なんと幽霊たちは家に入ることも出来ないのだ。
自分がジュワルの家に入った時にも幽霊が一人もいなかったことを思い出すアラン。
「私は幽霊だから、私が行けば何か分かるかも」とウノに提案するも、ウノがジュワルの家にアランを行かせるわけがない。
「お父さんはなんで私をあんな家にお嫁にやろうとしたんだろう。」と亡くなる前のことを思い、心を痛めるアラン。
「最初は生きていた時の名前が知りたかっただけだったのに。愛されていたんだろうかとか、どんどん知りたいことが多くなるの・・・」父親に自分が愛されていなかったのではと悩むアランに、亡くなったイ・ソリムの日記を見せることにするウノ。
イ・ソリムがジュワルにひそかに心を寄せていたことを知り、心が揺れるアラン。
そんなアランの様子を見て、やはり心が揺れるウノ。
さらにウノの母からアラン殺害を命令されるも、どうしても従えず、やはり心が揺れるジュワル。

三人とも何が本当なのかはっきりわからない人間と幽霊と妖怪(?)の間で心を揺らし続けているのだ。
怪奇譚なのに、ラブストーリーという状況に一石を投じるのは主人公の役目に決まっている。
このままは辛いと、どうせなら行くべきところに早く行きたいとらしくない弱音を吐くアランに、
「お前は俺に好きになるなというけれど、俺はお前が好きだ。」と幽霊なのか、人間なのかもはっきりしないアランに告白をするウノ。

自分に正直ははずの幽霊アランはウノを思い、嘘をつくしかない。・・・・幽霊と人間のラブストーリーには死神だの妖女だのいろいろ障害が待ち受けているのだ。。。。

アラン使道伝 第11話

2012-09-29 20:30:03 | 韓国ドラマ あ行
ウノが持っているかんざしを狙い、夜中に彼の部屋に忍び込むあの死神。結局奪われることはなかったのだが、「死神が人のものを狙うはずはないのに、なぜ?」とアランがいぶかしがる通り、何故あの死神がウノの母のかんざしを狙うのか、また謎が一つ増えてしまった。

中途半端な巫女のパンウルと一緒のところを、ジュワルの父が送り込んだ刺客に捕えられるアラン。
駆けつけたウノは二人を助けようとするが、パンウルをかばおうとしたアランは刺客に刺されてしまうのだ。
アランが死なないと分かっていてもいたたまれないウノ。
そんなウノがアランを抱きしめるのを見てびっくりするパンウルだが、勿論もっと驚くことはほかにもある。死んだはずのアランがまた生き返るのだから。。。。
(中途半端でも巫女は巫女。そこはふつうの人よりは肝が据わってはいるものの、驚くことに変わりはない。ただ、驚き方がどうも中途半端でそれがちょっとした笑いを誘う。。。。)

期限付きで人間になったアランが生き返ると分かってはいても、そばで見ているウノはいたたまれない気持ちなのはよくわかる。
こんな風にラブコメらしい場面ばかり続けば、言葉の壁も低く、視聴日記を書くのも楽なのだが、そんなわけにはいかず。

自分が崖から落ちるきっかけとなったあの布をジュワルの家で見たというアランの言葉に、ジュワルの家に何かあるに違いないと確信するウノ。
妖女になった母がジュワルの家にいるとも知らず、
傷を負ったばかりのアランを残し、一人ジュワルの家に向うのだ。

*****


視聴日記がなかなか進まないのには、見る方が面白いから書くことにまで手が回らないという場合と、あんまり面白くなくかつ書きたくなることがないという場合の二通りがあるのだが、このドラマは前者のケース。
ドラマの言葉のレベルも、私がまぁ困らない程度に理解できる内容で(もちろん分からないところはどんどん端折っているのだが・・・)毎回楽しみなドラマだ。

スンホン・・・youtube ベトナムを楽しもう

2012-09-29 20:05:59 | ソン・スンホン(宋承憲)
ベトナムはチャンスがあったら行きたい国だ。
台湾、香港と中華系の地で現地の人と間違われたことが何度かあるのだが、その話をベトナム語が堪能な知り合いに話したところ「ベトナムでもいけますね・・・」」とお墨付きをもらった。
それ以来、なんとなく親近感を感じている。

*****
こんな風に長めのyoutubeをまとめてみると、一つのテレビ番組と何ら変わりがない感じで楽しめる。
純粋なベトナム紀行とまではいかないが、ファン故、一石二鳥の8掛け位は楽しめるので非常にお得な気持ちになる。












ベトナムで見つけた―かわいい・おいしい・安い! (祥伝社黄金文庫)
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ボーン・レガシー

2012-09-28 23:31:31 | 映画鑑賞
「ボーン」3部作は、氷山の一角に過ぎなかった。という宣伝文句に騙されなければ、とても面白いアクション映画だ。この映画がボーン映画の氷山の一角なのだ。

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マット演じるジェイソン・ボーンが、自分が誰なのか分からず、命を狙われながらも戦いを挑んでいる時、同じような作戦に翻弄されている別の人物もいた。
派生物としては面白い設定だと思う。ただし、この映画の中にジェイソン・ボーンの影を探そうとしてはいけない。自分が何者なのか生死のはざまで追及するボーンシリーズにあった痛いほどの焦燥感はこの映画にはないからだ。全く別のシリーズ物として楽しむことが、この映画を楽しむ秘訣の一つだろう。

主人公のジェレミー・レナーにもう少し華やかな雰囲気があったらよかったのにと思うが、ジェレミー・レナーと一緒に逃げることになる医者役のレイチェル・ワイズや彼らを追いかける国家調査研究所のメンバーを演じるエドワード・ノートンなど脇役が、非常に渋くかつ手堅い感じでそのあたりをカバー。
しつこい位に繰り広げられるマニラの街中のアクションシーン(特にセリフのない№3が非常に印象的。エンドロールで名前を確認してみると、どうも日系の俳優さんのようだ)も、新鮮な感じはなくとも、アクションの醍醐味は十二分に感じられるもので、ボーン三部作に特に思い入れのない私にとっては、ふつうに楽しいアクション映画だった。

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しかし、国家の技術力を総動員して人を探そうとする場面はやはり迫力あり。
逃げ切れるものではないと観念してしまう。
まぁ私を探す人などいないだろうから、逃げる心配をする必要もないのだが・・・




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虚言と虚飾の国・韓国

2012-09-27 21:43:08 | たまに読んだ本
直接、本とは関係ないことかもしれないが・・・・
気になったこと。

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これだけいろいろ韓国ドラマを見ているのは、面白いと思ってのこと。
人生の機微のようなものを感じる場面も沢山あるし、シンプルな恋愛物はリラックスするのに丁度いい場合もあるのだが、それでもどうしても納得できないことはいろいろある。

自分の保身のために必要以上に嘘をつき、その嘘がばれても「あの時は、家族のためにああするしかなかったのよ」と開き直るおばあちゃんとか、隣の家の息子がが自分の家の息子よりいい大学出身なことを必要以上にうらやむお母さん。
ちょっとでも、息子に楽をさせたいと、上手い財テク話で全財産を持ち逃げされてしまう母子家庭のお母さん。裕福で何の苦労もない友達を逆恨みするクラスメイト。

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本の中ではいろいろな事例が取り上げられているのだが、これがまぁ各種ドラマに当てはめて具体的にイメージ出来るのだ。
ドラマの中で気になったことをいろいろ思い出しながら、この本を読み進めている所だ。



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アレルギー性の咳

2012-09-26 21:37:32 | なんということはない日常
ある時気が付いたら、夜時々咳が出るようになっていた。
今年の春先位からのことだ。
さらに電車に出ると急に咽喉がいがらっぽくなり、コンコンと空咳が出る。
寝ていたはずなのに、自分の空咳で目が覚める。
いつもではないので、症状が治まるとすっかり忘れてしまうのだが、忘れた頃に咳が出る。
一人暮らしだと、咳に気付いて「大丈夫?」と聞いてくれる人がいないのが辛い。
仕方がないので、自分で自分の身体をいたわろうと、短くて(月曜日と火曜日の二日間)遅い夏休みを取った昨日、以前調べたアレルギー検査結果票も持参し、病院に行ってみる。

「それは、咽喉が敏感になって出る咳ですね。アレルギー性の咳。電車に乗って咳が出るのは、電車は密閉された空間だし、空気内にいろいろ浮遊している可能性も多いし、臭いも独特だから。。。。」ただ、私位の症状の出方だと、「治療する必要もないと思うけれど」と先生はあまり積極的ではなかった。

「でも、電車で咳き込んだりすると、まわりにも迷惑ですよね?」と聞いてみると、先生はあっさりしたものだった。
「アレルギーの咳は別に風邪がうつるわけじゃないから、気にすることないね」

しかし、せっかく病院に行ったのだからと、ためしに薬を1週間ほど飲んでみることにした。
先生曰く「これで敏感になった咽喉の症状が緩和されれば、咳は出ないようになるはず。ただ、もともと敏感になり易い体質だと思うから、ちょっとしたきっかけで咳は出るようになると思うよ。ただね~咳をどうしたいかは、結構患者さん本人の満足度にもよるからね~」とさらにあっさりした言葉が・・・・・

とりあえず、薬を飲み始めた一昨日からは、電車に乗っても咳き込むことはない。


今日のスンホン ネイバー記事検索より・・・

2012-09-26 21:14:39 | ソン・スンホン(宋承憲)
スンホンが江南スタイルのヒットで一躍話題の人になっているサイとのツーショットをツィッターに上げたので、その記事が多数。
二人のツーショットに「スンホン、サイと@国民薫男 ツーショット」というタイトルが付いた記事。年齢を確認することが大事な韓国らしく、スンホンよりサイの方が年下ということも紹介されているが、私は記事の内容より、@フンナムという言葉の便利さに感心する。
暖かい(漢字は薫薫を使用)を意味する(フヌナダ)という単語と男性(ナムジャ)という言葉が合わさって出来たフンナム(薫男)。

以前は美花男(格好いい男性)と差別化したい時に使っていた言葉だと思われるのだが、最近はなんだかもっと使用範囲というか使用頻度が上がっているようだ。(まだまだ韓国語の理解が未熟な私の感覚なので、あくまでも気がするというだけなのだが)


今日のスンホン facebookより

2012-09-25 22:10:46 | ソン・スンホン(宋承憲)
今日のスンホン facebookより

自身がモデルを務めるブランドの商品。「どれが似合いますか?」との問いかけにコーディネイトは3種類。
トップスがピンクとブルーのコーディネイトには、それぞれボトムを白に。
トップスがベージュのカーディガンと白いカットソーをにはベージュのコットンパンツを合わせている様子。

(スンホンはもちろんモデル出身故、普通に着こなしているが)
白いパンツは清潔感があふれているが、実生活で白いパンツが似合う男性は果たしてどれ位いるだろう。?
私個人の思い込みかもしれないが、どうも白いパンツをみると落ち着かない。
汚してしまったらどうしよう!!とか汚れてしまったらどうしよう!!とか。
穿いているのは私ではないのに、なんだか一日中気にしてしまいそうだ。

白いパンツのコーディネイトはそればかりが気になってしまいそうなので、ベージュのカーディガンスタイルに1票だ。

*****
私は子供の頃、白いスカートやパンツを「汚れるからだめ」という母の言葉により、着る事が出来なかった。
大人になり、注意したりする人はいなくなったが、白いボトムを着るのは躊躇してしまう。。。。

ハング

2012-09-25 19:52:26 | たまに読んだ本
宝飾店オーナー殺人事件を再調査する特捜。
容疑者が自供したのだが、なぜかチームは突然解散させられる。
警察組織で生きるには異動命令は絶対だ。
不可解に思いながらも命令に従うが、裁判でなぜかありもしなかった自白強要を告白する容疑者。
ありもしなかったことがあったかのようにでっち上げられる。
そして自白を強要したとされる元刑事の自殺。

警官は、警察という大きな組織の一つの駒として動かされる。生き残る駒もあれば、捨て駒もあり。しかしもっと怖いのは、その大きな組織であるはずの警察そのものも、また別の大きな力によって動かされているかもしれないという事実。

知らず知らずのうちにその大きな流れに飲み込まれ、流れから放り出されることになる警官たち。
はめられ、見捨てられるという理不尽さ以上に、自分は何を守りたいのか?ということが非常に熱く、しかしやや青臭く語られる。
そういう真面目さは応援したくなるし、理不尽さに立ち向かうパワーやスピード感は緊張感あり。

*****
ハングというタイトルは意味深だ。タイトルについて何か書くとネタバレになりそうだが、そういわれてみると、新聞記事で時折目にする○○記事。ハングに関係することが多いような気がしてきた。



ハング (中公文庫)
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中央公論新社

アラン使道伝 第10話

2012-09-24 19:44:56 | 韓国ドラマ あ行
ジュワルと会ったアランは、思いっきり食事をご馳走(というよりは買い食いと言った感じだが)になり綺麗はチマチョゴリも仕立ててもらうが、思いだすのはウノにも同じように採寸してもらったことや、ウノがくれた桃のおいしさ。
ジュワルはたくらみがある故、彼女の天衣無縫な振る舞いにも笑顔を見せるだけだが、さすがに一日中何かを食べ続ける彼女の様子は気になる。
「食べられる時にちゃんと食べておかないと、いつ又食べられるか分からないから」と幽霊時代の辛い思い出をついつい口にしてしまうアランだが、結局ジュワルに元婚約者の話は聞くことが出来ず。

自分を気遣い迎えに来てくれたウノの心遣いは嬉しく思いながらも「私に対して気を遣うってことは、私を好きっていうこと?もしそうなら、私を好きになったらダメ」と言うしかないアラン。

びっくりするウノに「半月が2つになるまで(これは月の満ち欠けで日数を数えているということなんだろう・・・多分)に真実を明らかに出来なかったら、地獄に落ちる約束なのよと、淡々と明かすアラン。
「なんでそんな大事なことを黙っていたんだ!」というウノに、もし真実を明らかに出来たら天上に行けるということなんだけれど、人間でいられるのは結局半月が2つになるまでだから、どっちでも一緒よ。」という期限付きで人間になったことは決まっていることだから、この話はこれでおしまい!というアラン。さすがに幽霊になったり、人間になったり、予想不能の人生を送ってきた幽霊だ。妙に達観しているところあり。

どうすることも出来ないウノがアランにしてあげたことと言えば、天上の世界のように綺麗な花畑をアランに見せてあげようとしたことなのだが、これがなんと雨模様の花畑。

****
撮影と放送時間にタイムラグがほとんどない韓国ドラマでは、天気待ちなんて出来ないのだろうが、ストーリー的には期限付きの逢瀬を重ねる切ない場面なのに・・・曇り空の下、どうみても霧雨が降る中で演技する二人にちょっとだけ同情する。

江南スタイル

2012-09-23 19:49:35 | 韓国ドラマ・映画
「江南スタイル」 米ビルボードで11位(聯合ニュース) - goo ニュース




一緒に踊っている女の子はガールズグループのメンバーなんだと思うが、私はK-POPをほとんど知らないので、誰だか分からず。
ただ、バラエティ番組は時々見たりしているのでこっちは分かる。
黄色いスーツは、国民的MC(国民的・・・本当に韓国人が好きな形容だ・・・)ユ・ジェソクウで、エレベーターの中の男性はお笑いのノ・ホンチョルではないか。





K-POPは詳しくないと言っても、バラエティ番組などは時々見るので、サイのことは知っていた。
「なんだか特徴的な顔をした人がパタパタした踊りをし、見ている人はすごい熱狂していた」というのが彼を一番最初に見た時の感想だ。
そのまま、韓国語を教えてくれているSさんに伝えると、「ああ それはサイですね」と誰だろうと迷うことなく、彼の名前を教えてくれた。
「一瞬見ただけでは、見ている人があれだけ熱狂する魅力が分からない」と正直に伝えると、「そうでしょうね」とうなずいたSさんは、彼がお坊ちゃまである等(韓国語でいうところのトリョンニン)を教えてくれた。
私は彼が生まれたばかりの子供を残して2度目の入隊をしたことなど、どちらかというと芸能情報的な事しか知らなかったのだが、(サイは2度も入隊したために、「デビュー○周年と言っても、実際に活動していたのは○年じゃないか!」などとバラエティ番組で突っ込まれている)
「2度行く人は別に珍しくない」とSさんは淡々といいながら、「観客が見ている番組だと、興奮する観客に目が行くだろうから、MTVを見てみたら」と親切にアドバイスしてくれた。
しかし私はそのアドバイスをすっかり忘れ、この大ヒットの話を芸能ニュースで知る。
確かにメロディは印象的だし、それ以上に印象的なあのダンス。
私も2度程Youtubeで見ただけなのに、さびの部分はしっかりと耳に残ってしまった。


PSY 6集 - PSY 6 Gab Part 1 (韓国盤)
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YG Entertainment

今日のスンホン facebookより

2012-09-22 20:01:59 | ソン・スンホン(宋承憲)
正確には昨日のスンホン facebookよりだ

昨日会社のソウル支店の人とメールのやり取りをしたのだが、「韓国はすっかり秋らしくなり、朝晩は寒い位です」という季節の挨拶があった。
「秋にレザージャケットを着るのを楽しんでいる」というスンホンの文章からも分かる通り、ソウルはすっかり秋なのだろう。



中央の写真を自ら選択して、「秋にレザージャケットを着るのを楽しんでいる」なんていうコメントを本人から聞ける日が来るとは、8年前の秋には思いもしなかったことだ。

ちなみに8年前の兵役逃れが問題になった時には、ブログは書いていなかったのだが、こんなに熱い一文をHPに残している。
あの当時は韓国語をキチンと理解することも出来なかったから、新聞記事などを読んで分析することも出来ず、とにかく自分の思ったことをただただ書くということをしていたのだ。

当時は、8年後にもこんな風にブログを書いてスンホンなどというカテゴリーも作っているなどとは思いもしなかった。
今は熱く思いも語ることなく、ただただ、読んだ芸能記事について一言、facebookについて一言などということでお茶を濁しているが、結構静かに継続中な自分にびっくりである。
若干使い方は違うかもしれないが、「継続は力なり」と思うことにしよう。なんの力になるのかは、不明だが・・・・



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トガニ 幼き瞳の告発

2012-09-21 22:29:46 | 映画鑑賞
韓国の聴覚障害者の学校で起こった虐待事件をテーマにした映画。

子どもを母親に預け、一人霧深い田舎の学校に赴任した美術教師。
寄宿舎もあるその学校で、いくらもしないうちに虐待が行われていることを気づく教師。

裁判に訴えることにするが、裁判は上手く進まない。
地方の名士故、かばう人は沢山いる。
お金を見せて子供たちの保護者に示談をするめる加害者。
同郷であるということだけで、話を変える証言者。
検事に好条件を提示し、裁判を有利に進める加害者側。

子どもたち自身が証言をしても、加害者たちのしたことをが明らかになっても、結局は執行猶予付きの判決が出るだけだ。

****
この映画が製作され、ヒットしたことで、再びこの事件に注目が集まり法改正が行われたのだという。
しかしそれは、裁判で一度注目されたにも関わらず、何も変わらなかったということを証明しているだけではないか。映画の内容も衝撃だが、その事実の方がもっと衝撃だ。

****
ロビーにはこの映画のことを取り上げた沢山の雑誌記事が張り出されていた。
その中の一文。
(確かこんな感じだった)
「主演のコン・ユはラブコメなどのイメージが強いですが」というインタビュアーの質問に、主演が彼なのはもう決まっていることなので仕方なかった。という監督。
製作者サイドの大人の事情が感じられる一文。
どんな演出がされたのかは分からないが、映画の中ではコン・ユをごくごく普通の人だ。
ただただ目の前の事実におののき迷いながらも、自分の出来ることを何とかやろうと、悩む青年だ。