私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ストーブリーグ 第10,11話

2020-01-27 21:21:32 | ストーブリーグ 韓国ドラマ

復帰したスンスの前にまた新たな問題が持ち上がる。

私はあまり野球ビジネスに詳しくないのだが、私の拙い韓国語能力と未熟な野球界知識を総動員しての理解によると・・・・

「シーズン終了後、次のシーズンに向けての合同練習が始まるまでの2か月間?に対しては報酬が発生しない。(契約期間と報酬は10か月ということなのか・・・)当然その期間についてはコーチ陣も無給という立て付け。選手はその期間、球団の施設は使用使用できるので個人キャンプに向けての自主練を行うが、コーチはその期間選手を指導できないようになっている。あくまでも選手個人の自主性を重んじた期間。ただ、ベテランはそれでもいいが、資金的に暖かい場所で個人キャンプを出来ない新人や、スキルアップをしたい若手選手にはその期間にコーチからの指導を受けられないのは非常に勿体ない。
ベテランの中にも若手にアドバイスをした者もいる。
コーチも次のシーズンを考えたら、若手には指導したいのだが、選手会としては契約の無い期間に球団またはコーチから干渉されるのは良くないというスタンス」

こういう背景があり、どうすればお互いにいい状況を生み出せるのか?という話が、球団サイドの運営陣の悩みと併せて語られるという内容だった。

いつも多くは語らない監督が悩みながら出した答えは、選手会の判断(要するに原則ルール)に従うというもの。
そしてスンスの出した一つの解決方法は、南半球のオーストラリアの下部リーグに若手が参加出来るようにするというもの。

野球選手出身でないため、新しい発想にチャレンジ出来るという流れでドラマは進む・・・

ただ、経営陣は球団経営に興味を失っており(ここも色々問題があり、矢面に立っているクォン・ギョンミンだけのせいでもないが。。。)どうやって収束するかを考えているようなので、各種衝突あり。

キャンプをしない球団があるだろうか・・・そして勝った経験のないチームにどんな風に勝った時の記憶を伝承していくのか・・・

 


ストーブリーグ 第8,9話

2020-01-16 21:00:39 | ストーブリーグ 韓国ドラマ

野球経験者ではないもののスポーツチームの経営についてはやはりプロのスンス。
元スカウト部長が後輩のエージェントとして契約に口を出して混乱をさせるものの、自分だけでなく運営チームのセヨンにも的確な指示出しとアドバイスで結局全選手の契約をまとめるのだ。もちろん年棒が下がったことで引退を決め焼き肉店のオーナーになることを目指す選手にももう一度挑戦して貰うようにするのだ。(ごり押しでなく、回りを固めて本人に決めさせるスタイルを取るのが彼流のやり方らしい)

更に「選手たちの年俸が下がったのは自分の責任」と「GMである自分の報酬を削減」という記事をリークさせることで、会社の株価を下げさせるという荒業を使用。
株価下落を収束させるために、選手の年俸削減を撤回させ、選手たちのやる気を起こさせ、更には報酬削減も回避するという、スーパープレイを見せるのだ。

しかし、いいことばかりではない。アメリカから連れてきたキル投手のインタビューの悪意ある編集から「キル選手は過去の失敗に囚われている」と情報操作をして、ドリームズを揺さぶる女子アナ。
世論を利用してスンスの単独インタビューに持ち込もうとする女子アナの意図を無視し、静観を決め込むスンスだが、スンスの弟がドリームズのスタッフとして採用されたことが職権乱用とネットで騒がれると、常務は「GM職を辞退しろ!」とスンスに告げるのだ・・・

表向きは、スンスからの辞表を受理したことになってはいるものの、キル投手の事件による責任を取る形で球団から解雇される彼。
(ただ、支度金のような形で給与は保証されることになったらしい)
臨時のGMに指名された運営チーム長のセヨンに自分の作った資料が入ったUSBメモリを手渡して会社を去るスンス。

フライング気味に公表された内容に起こるセヨンだが、こういう時、会社はどこまでもビジネスライクなのがある意味普通なのだろう。

来年度のチームの事を考えれば、ドラフト会議をセヨンが中心になって乗り切らなければならないのだ。兄と一緒に辞めなかった分析チームのスンスの弟は、分析チーム長の意向も受けて、コーチ陣に分析の結果を踏まえたドラフトリストを説明するものの「現地にもいかずに何が分かる!」とポジションを決めずに作った選手リストに納得がいかない。分析チームとしては、ポジションに囚われて硬直的になるより野手3名というソフトな括りでリストを作成し、他チームとのドラフトにも耐えうるような人選を考えていたのだ。

他チームのGMの動向や感触も確認し、ドラフトを成功させるセヨン達。

自分の事故の後に父親も倒れた事、家族が不幸になった責任を兄が感じ、会社を辞めて相撲チームのGMとなったこと、かかわったチームが次々と解散してしまったこと、父の入院費用の工面もあり、今回の申し出を黙って受けたことなどをスンスの弟から聞き、スンスの置かれた立場を理解するセヨン。
何よりも、スンスが残した資料が優勝を目指したものであったことに心を打たれたセヨンは、キル選手のインタビューに悪意ある編集を施して放送したアナウンサーに記者会見を開くことを告げ、チームの社長や常務を怒らせながらも、キル選手の入団や身内の就職にやましいところがないというチームの立場を明確にするのだ。

セヨン達の働きもあり、チームに復帰することになるスンスは、キル投手が次のシーズン終了後に入隊する決心であることを知ると、「家族を守る立場としては、入隊すべきでない」と反対する。
しかしキル投手は「子どもも無事生まれたし、韓国に戻ってこられたし、両親もいる。皆の言う通り、少し遅くなってしまったけれど、国民としての責任を果たす。」と穏やかな笑顔で彼に告げるのだ。
スンスは家族のために、自分を殺して仕事をし続けてきた事、自分は子どもと妻を守れなかった事を思い、キル選手の子どもを抱きながら涙を流すのだ・・・
スンスのクールな物腰には理由があったのだ。

***

パク・ソジン(元Girl’sDay)、ドラマ「ストーブリーグ」でスポーツアナ役を熱演中


ストーブリーグ 第6,7話

2020-01-11 19:55:26 | ストーブリーグ 韓国ドラマ

キル投手の入団記者会見を開くドリームズだが、当然記者たちの質問は「彼を入団させるのが道徳的に問題がないのか?」という点。
簡単に答えられないから、彼が入団するに至った経緯を時系列で丁寧に説明するという方法をとるスンス。
韓国代表として頑張った事。その中でじん帯損傷の為戦線離脱。治療のために渡米し、治療が終わった後にメジャーリーグで活躍し、新人賞受賞が目前に迫ったところで入隊の時期になってしまったこと。家族の事を考えてグリーンカードを取得し、アメリカに残ることにしたことで、兵役拒否として非難をされた事。彼自身も自分の行動が皆に与えた影響を十分に反省し、今回の入団に関しても熟慮したこと・・・

自分の言葉で話したいというキル投手を遮り会見を終了させるスンスの態度に「逃げたように見える」というセヨンだが、今はこれが最善の策というスンス。

投球の状況を記者たちに見せる場を設けるも、状況が状況故、なかなか記者たちは集まらない・・・・会見で「入隊すれば不満は収まる」という質問をした女子アナはこの後どんな事を考えているのか・・・・

戦略分析チーム員の欠員のため、募集をかけるドリームズだが、「分析力より野球について知識があるメンバーを選びたい」というチーム長。
そんな中、試合中の不慮の事故で下半身麻痺という障害が残ってしまったスンスの弟のヨンスが彼に内緒で応募してくるのだ。
野球を続けることを悩んでいた彼の言葉に耳を傾けることなく「前を見て走れ」としかアドバイス出来なかったスンス。野球を見れば自分のケガの事を思い出し、彼のためにならないというスンスに、「自分は十二分に克服している。いつまでもあの時の事に責任を感じているのは兄さんだけだ」というヨンス。

ヨンスの客観的な分析力を高く評価したセヨンは、彼の採用を決めるのだが・・・

解雇された元スカウトチーム長は、選手の代わりにチームと交渉をすることを生業にするエージェント業を始めたらしい。(もちろん顧客はドリームズのメンバーだ・・・)

親会社からの資金補給が減った事で、選手の年俸を全体で30%カットせねばならなくなったチーム。
スポーツ選手なのに、年功報酬になっている部分を見直し聖域部分を無くそうとするスンス。やりたいことはわかるが困難が伴うと思わず口にしてしまうセヨンに、やらなければならないと非常にクールに対応する彼。。。

エージェントとして同席す元スカウト部長は、嫌がらせではないというものの、結局は嫌がらせそのものだ。さらに彼とエージェント契約を結んでいない選手も皆 一家言あるのだ。
「ケガをしたのは、身体を突っ込む癖のせいでは・・・」などと守備の要の捕手に対しても冷静に対処するスンス・・・・

エージェントとして年俸交渉に混乱をきたす元スカウト部長に「先輩は野球が好きだったないか!」と意見するのはあのバンキングから戻ってきた投手だ。誰もが野球が好きでやっているはずなのに、そこに色々な思いが交差してなかなか一筋縄ではいかなくなってしまっているのだ。

 


ストーブリーグ 第5話

2020-01-05 18:48:16 | ストーブリーグ 韓国ドラマ

外国人投手獲得のためにカルフォルニアに向かうスンスとセヨン。更に休暇を取って二人についてきたセヨンの後輩であるジェヒと三人、コーディネーターの案内で50万ドルで獲得できると聞いていた選手の元に向かう。スピードガンでも155キロを出す選手である彼は、経験がないだけで自分の実力に自信もある様子。ドリームズとの契約に前向きだった彼だが、一晩で態度は変わってしまう。彼に100万ドルの契約金を出すというライバルチームが出現したのだ。

外国人投手が必要なドリームズとしても必要な選手。90万ドルまで出せるように本社と交渉するものの、「100万ドルだしてもらえるチームと契約したい」という彼。

彼の判断基準はお金だけなのだ。スンスは「すぐに放出しない」と信頼関係に基づいた長期契約を提案するものの、提示されたお金が自分への評価と考えた彼にとっては他チームの方が魅力的なのだ。リストにある他の選手もバイキングが目をつけている。

手ぶらで帰るわけにはいかないスンス達だが、交渉の際のコーディネーターであるキルコメントが的確な事に気づいたスンス。

若くして韓国の代表として活躍したキル。大リーグに挑戦し、新人賞が見えてきた時に兵役の時期がやってくる。その際にアメリカ国籍(永住権?)を選択した彼に向けられたのは「兵役逃れ」という非難だった。その後靭帯を怪我した彼は実質引退に追い込まれたらしい。

野球から離れ、身重の妻と二人アメリカでコーディネーターとして暮らしたいたところに入った仕事が、ドリームズのコーディネーターの仕事だったのだ。新人賞が取れそうだった時、彼がアメリカに残ることを決めたのは妻が重い病気だったから。移植を受けるには韓国に帰るよりもアメリカで生活していた方が有利だからという選択だったのだが、それを口にしなかった彼は結局韓国に帰ることが出来なかったのだ。

彼がまだ練習をしていることを知った3人は彼の韓国球界復帰がルール的には問題ないことを確認し、彼の誠実な態度を見込んで彼を50万ドルで獲得することを決めるのだ。

入団の記者会見では「兵役逃れの彼を獲得した理由」について質問が集中。丁寧に回答するスンスに「今から兵役に行けば非難されることもないですよね。なぜそうしないんですか?」と質問するのは一人の若いアナウンサーだ。

***

ドラマの中でも、兵役逃れ問題は微妙な問題のはず・・・

 

 

 


ストーブリーグ 第3,4話

2020-01-03 20:08:48 | ストーブリーグ 韓国ドラマ

GMのスンスを迎えての飲み会。彼がチームに馴染もうとしているのかどうかも定かではなく、彼のビジネスライクな様子から皆警戒心を持つのはまぁ当然の流れか・・・

スカウトチーム長からは、「スカウトは、データだけでなく感情も入った仕事。長い間温めてきたものもある」とスカウトメンバーの交代をさりげなく拒否すような言葉を聞く事に。

しかし、彼のミッションはまずチームの状況を改善することだ。なんで何人もの新人を入れながらも目立った活躍をする新人を入れることが出来ないのか?と疑問を指摘する彼。運営チーム長のセヨンの「私はスカウトチーム長を信じる」との言葉に「確認もせずに無条件に信じるなんて言葉を使うものじゃない」とあくまでも事実を確認することが必要との信念を曲げないスンス。

データに基づいたスンスの指摘は当然だった。なぜドラフト会議の一巡目から躊躇するような状況があったのか。スタッフチーム員が一位指名の名前を挙げた後に球団スタッフでなく、別の場所に視線を送ったのか。なぜ同じ高校から何人もの新人を選んでいるのか。

親しい高校からなら情報もとれるというスカウトチーム長の言葉の裏には、自分の先輩や後輩、更には趣味の山岳会の仲間が監督をする高校チームから何人もの高校生をスカウトしている事実が発覚。更には彼らの両親から金銭を受け取り、ドラフト会議に臨んでいたことが分かる。自分が目をかけた高校生に肩入れしすぎていたのはスカウトチーム員も一緒だったが、彼は医療費などを肩代わりしていたりとちょっとだけ学生との距離が近いだけだった。

スカウトチーム長を解雇することを決めたスンスが次のスカウトチーム長に選んだのは、そのスタッフチーム員。選手として大成しなかった自分がスカウトチーム長としてやっていけるかと心配する彼に「うまくいかなかったからシステムを見直すんだ」と、理路整然とその考えを伝えるスンス。

情に流されず、キチンとプロとして機能するシステムの構築を語る彼だが、経営陣が彼を選んだのは、今まで各種スポーツ界で「優勝→解散」という道を歩んできた彼の実績を買ってのことだった。グループ内で赤字を垂れ流す野球チームを潰すために、彼を選んだのだ。

多分彼もそれを分かっているのだろう。しかし今のミッションは強いチームを作ること。外国人投手が日本のチームに移籍することが分かると、借金のために大きな球団に所属していない有力投手の獲得のためにセヨンとともにカルフォルニアに向かうのだ・・・

 


ストーブリーグ 第1,2話

2020-01-02 17:59:05 | ストーブリーグ 韓国ドラマ

弱小野球チームのドリームズのGMに就任したのは、ハンドボールやシルム(韓国相撲)のチームを優勝に導いてきたスンス。

その素晴らしい経歴を見てオーナーが選んだのだが、別に野球について詳しいわけでもなく、またそれを隠さない彼の態度に球団スタッフは不満を隠さず。若いながらも運営チーム長のセヨンも、チーム愛が一つも感じられない彼の容赦ないチーム運営批判(いや 万年弱小チームなのだから批判されても当然なのだが・・・)に腹を立てているが、スンスとしてはチームが強くなることが一番と皆の「今までは・・・」という言葉に耳を貸す様子も見せず。気持ちがなくとも聞くふり位はすればいいのだろうが、波風を立てずに改革を進める気もないようで、ユニフォーム等の売り上げが一番の野手ドンギュ(何度もゴールデングローブ賞を受賞しているらしい)の放出を考えている様子。

考えるだけで、本人からもスタッフからも反対を受けるも、「勝つチームにするために」というミッション達成のためには、彼の放出は必須と考えているらしい彼。

監督の留任、派閥を作るコーチたちの改革は行わずに彼の放出を考える彼。チームワークという事を無視する彼の行動と人間性に疑問を感じての事らしく、当然自分本位の彼は後輩を使いスンスを脅す。脅しにも屈しない彼は、スタッフの前で、球場の広さと彼の飛距離、彼の存在による若手育成機会の損失、さらには彼との諍いのために放出せざるを得なかった投手の存在・・云々などなど、誰も反論できないストーリーを展開。更にドンギュとの諍いからバイキングに移籍した投手をトレードで呼び戻すという話もバイキングのGMとの間で話をまとめたと語りだすのだ・・・

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プロスポーツの世界で各チームを優勝に導いてきたスンスらしいが、今までのチームは結局みな解散に追い込まれたらしい。そんな経歴の持ち主が、野球というプロスポーツでどんな活躍をするんだろうか。。。

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ドラマの中では団長という言葉が使われているのだが、オーナーや球団社長は別にいるので、彼の役割は日本的にはGMだろうと勝手に理解。今後私の理解が間違っているようなら、そのあたりは修正していきたい。