私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

私がブログを続ける理由・・・

2007-02-28 21:57:02 | なんということはない日常
先週の新聞で、口コミのマーケティングとして注目を集めているという@おねだりボーイズの記事を読んだ。
(おねだりボーイズのブログでも紹介されている日経新聞の一面記事を読んだのだ)

これはと思うものに白羽の矢を立てて、企業に提供を依頼し、評価や使い心地をブログで紹介するのだという。
私の趣味とボーイズさんたちの興味の接点はあまりないようなので、(更に言うなら、おねだりすることは非常に神経を遣うことのような気がする。面倒な事が嫌いな私には、逆にストレスが溜まりそうな作業だ・・・)おねだり商品について参考になることはあまりないのだが、自分達の楽しみでブログをやっているというのはわかるような気がする。


私もこんな風に毎日どうしようもないブログをアップしているのは、やっぱりなんだかんだいっても面白いからだと思う。それに書くということは結構気分がすっきりするものだ。毎日ちょっとしたオチを考えながらブログをアップするのは、結構気分転換になっていると思う。勿論オチを考え付かずにちっとも気分転換にならない日も沢山あるのだが・・・

おねだりボーイズというネーミングを聞いて、おかわりシスターズを思い出す。
「おねだりボーイズとおかわりシスターズ」なんとなく似ていないだろうか?
そういえば、おかわりシスターズになりたいと言っていた友達もいたな~などと、ブログを書くことが、過去の思い出の入り口になったりもするのだ。
こんなこともブログを書くことの楽しみの一つかもしれず。

ドリームガールズ

2007-02-27 22:36:18 | 映画鑑賞
歌とビジネス、ビジネスと友情そして愛。
どうやってスターが作られるのか?シュープリームスをモデルにした物語が歌と一緒に語られる。

歌姫であるはずのビヨンセが、ただの綺麗な女性にしか見えない瞬間があまりにも多いことにびっくりした。
引く事をせず、力と若さで押して押して押しまくるジェニファー・ハドソンの声量にただただ圧倒される。
見ている者が勢いに押され後ずさりしようとも、彼女は歌声を緩めようとはしない。ストーリーがシンプルなので、遠慮がなく、正直過ぎる彼女の歌声がストレートに伝わってくる。

ジェイミー・フォックス演じるカーティスは、野心家だ。成功のためなら友も捨て、女も捨てる。
そんな腹黒いとも思える男に、「あなたは私の最高な人」と歌うジェニファー・ハドソン演じるエフィー。
その歌が素晴らしければ、素晴らしいほど、そんな男を愛してしまったエフィーの寂しさが痛い。

祝 助演女優賞 ジェニファー・ハドソン!


ドリームガールズ オリジナルサウンドトラック
サントラ, ジェニファー・ハドソン, ビヨンセ・ノウルズ, アニカ・ノニ・ローズ, エディ・マーフィ, ローラ・ベル・バンディ, ロリー・オマリー, アン・ウォーレン, ヒントン・バトル, ジェイミー・フォックス
ソニーミュージックエンタテインメント

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ジャッキー・アール・ヘイリー

2007-02-26 12:11:23 | なんということはない日常
昨日の夜、アカデミー賞候補者リストを見ていて、リストの中に懐かしい名前を見つけてしまった。

助演男優賞→ジャッキー・アール・ヘイリー

テータム・オニールが主演した@頑張れベアーズに出演していたジャッキー・アール・ヘイリー!子どもなのにバイクに乗ったりしていたはず。
中学の時、友人が大ファンだった。「ベイシティローラーズ!」と周りが騒いでいても、彼女だけは下敷きに彼の写真を挟んだりしていた。
私もこの映画 とても大好きだった。同い年のテータム・オニールにも憧れていたものだ。ビデオも無かった時代、映画館で見た内容を大事に大事に何度も何度も友達と話したりしたのも懐かしい思い出だ。

新しいスターの誕生を確認出来るのもいいが、こんな風に懐かしい名前をリストの中に見つけることが出来てとても嬉しい。

出演したリトル・チルドレンは夏に公開の予定らしい。映画館で確認しないとと思う。


第79回アカデミー賞候補・受賞作の一覧 ただいま発表中(gooニュース) - goo ニュース

あなた、そして私 ~You and I~ 第21話 「母と息子」

2007-02-25 18:39:07 | 視聴断念 韓国ドラマ
家出した兄嫁スギョンに、義理の父親から出張だと思われているうちに戻るように説得するヨンギュとミンギュ。

わざわざ兄嫁が勤めている江南のオフィス街まで出てきて説得するのだ。
このあたりが韓国ドラマの真髄なのだろう。日本のドラマだったら考えられない展開だ。
兄弟がそんな風に兄と父親のことを思っている頃、父親はミンギュがバイトをしている食堂へ挨拶に行こうとしている。
父親をみかけて、バイトの学生ミンギュが、自分の置いてきた息子だと知る食堂の女主人ケスン。

なかなか仲直り出来ないスギョンとドンギュの若夫婦のことはどうでもいい。
今回注目は、捨てたはずのミスクに街中で偶然であったヨンギュの態度だ。
気づかなかったふりをして通り過ぎてもいいのに、元気かと声をかけ、髪型が変わっただの、顔色がよくなっただの声をかけているではないか。財布の中にお金があったなら、手土産のケーキまで渡しそうな勢いだったのには驚く。
令嬢のシヨンと付き合っている余裕なのか、なんだか優しい言葉をかけるヨンギュ。本当のワルなら道で会っても無視するはずだ。中途半端な優しさかもしれないが、これがヨンギュの詰めの甘いところでもあり。大体髪型にお世辞は言っても、ミスクの大きくなったおなかの事は気づかないのだ。

ミンギュを呼び出して、自分の息子であることを確認する女主人ケスン。
勿論ミンギュ演じるソン・スンホン(宋承憲)も伏し目がちの目線で悲しみを精一杯表現している。(親子の再会の場面というより、デート場面のような画面にちょっとびっくりするが、親子再開の場面は前半部分の山場かと思われる)

****
「息子さんは元気に育っていますよ」とお医者さんに言われていたミスク。
(字幕では子どもと出ていたが、アドゥルと言っていたから息子ということだろう)やはり跡継ぎは男の子がいいということで、おなかの子どもの事は男女関係なくアドゥルというのだろうか?それとももう性別が分かったのか?どうでもいいがちょっと気になった。
あなた、そして私 ~You and I~ DVD-BOX 1

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Ken Chu 朱孝天 I・Ken 1st Concert

2007-02-24 23:25:00 | 香港(香港映画&中華明星)
今日は台湾の風を感じるために友人とF4のメンバーの一人、朱孝天のコンサートへ行って来た。

100曲以上あるビートルズの曲から3曲を選んだこと
大事な妹(お姉さん?)のために歌ったAnd I Love You So
才能溢れるライターだったという友人ジャッキーに捧げる曲
数年前に出演したドラマの曲
辛い思い出、楽しい思い出・・・等等
10歳から17歳までシンガポールで過ごしたという彼のコンサートは、歌にまつわる自分の思い出などを英語で披露しながらのものだった。
(多分こんな事を英語で喋っていたと思われる・・・あまり自信はないが・・・)

彼の歌を聴きながらも、彼に対する特別な思い出がない私にとっては、何をどんな風に感じたらいいのか、少し戸惑うコンサートだった。そんな手探り感は最後まで残ってしまった。
(彼に対する思い入れや思い出が沢山あるファンはどんな風に感じるコンサートだったのだろう?)
しかしMCが英語でよかった。例え私の英語力が足りなくても、彼が何をどんな風に考えているかが少しでも伝わってきたと思う。

コンサートも後半、入場時に配ったアイマスクを観客全員に着用させ、自分も目隠しをしながら@帯我離開を歌ったのは面白かったと思う。
これからアイマスクを見るたびにこの歌の事を思い出しそうだ。そんな思い出が出来てよかった。
F4 Complete Best (仮)
F4, ヴァネス・ウー, ヴィック・チョウ, ケン・チュウ
ソニーミュージックエンタテインメント

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SoftBank

2007-02-23 20:52:26 | なんということはない日常
表参道にあるSoftBankショップへ。思い切って、20色から選べるPANTONEケータイのゴールドへ機種変。財布は軽くなったがケータイは輝いている。

*******

「やっぱり黄色とピンクが人気ですよ!お客様もせっかくだからピンクとかいかがですか?」20色のうちどれがいいかと悩んでいると、販売員の人は非常に明るい声で薦めてくれたのだが、とてもピンクや黄色という歳ではないので、ゴールドにする。

1階がショールームタイプのショップで地下が手続きをするスペースになっていた。地下の手続きスペースは、白い壁のいたるところに、キャメロン・ディアスのポスターが貼ってあったので、「ブラピは?」と一応訊ねてみる。なんとブラピのポスターが飾ってあるのは1階だけらしい。
手続きを待っている間暇だったので、こちらでも担当者に人気の色を訊ねてみる。
「やっぱり黄色とかピンクが人気なんですよ。あと人気があるかなと思っていたらそうでもなかったのが、赤ですね。これは他所さんでも扱っているせいでしょうか」と1階で聞いたのと同じような答えが返ってきた。
「今ひとつ人気が無い色は?」とは聞き辛かったので、「あの黄緑色とか茶色は人気があるんでしょうか?」と訊ねると「ええ やっぱりちょっと・・・」という後ろ向きの答えが返ってきた。

黄緑色も茶色も綺麗な色なのだが、携帯として持つには少し抵抗がある色のように思われる。しかし店頭でPANTONEケータイが20色並んだところを見るのはやはり迫力がある。

雪の女王 初雪愛?

2007-02-22 21:59:11 | 韓国ドラマ や行
雪の女王NHKで放送

らしいので、放送記念に何かおめでたいことを書きたいが何も思いつかない。しかたがないので、ドラマを観ていた時に訳そうと試みた主題歌の訳詩(超訳)をそのまま載せよう。


初雪愛

何故何度も揺れるのだろう?何故何度も俯いてしまうのだろう?
震える僕の日々は 何時終わるかも分からない
何故彷徨ってしまうのか 何故どんな言葉が・・・・・・・・・
愛も因縁も運命さえも 別れという言葉は意味の無いことを。
いつも通り過ぎる風 もしかしたら僕を通り過ぎるだろうか・・・・・・・
初雪に倒れる物足りない僕の胸が馬鹿みたいに涙を浮かべる
何故どんどん降るのだろう?何故胸がどんどん・・・・・・
深く切り取られた呼吸 冷たい涙も 別れの前では取るに足らないもの
僕を通り過ぎた風 君も通り過ぎるだろうか?いつも俯く心を押し出すけれど
初雪に倒れる弱い僕の胸が 痛まずに振り返るよ
この雪が止んだら この心も楽になるだろうか?乱れる雪のように消えるだろうか?
季節がめぐるように 探そうと 君の記憶を 生まれ変わっても植えられるだろうか?
初雪に倒れる悲しい僕の心が 痛まず 又涙を浮かべる

時が経てばこの心も楽になるだろうか?降り積もった雪の中へ埋められるだろうか?
胸に深く蹴り上げられた 君の記憶は 息が止まるまで そのまま残るよ

*****
合っているかどうかさえも分からない。
ちなみに・・・・・はどうしても訳せなかったところだ。
聞いたこともない単語が山ほどある。(笑)
間違っていても、祝!放送ということで許してもらえればと思う。

とどのつまり

2007-02-21 20:48:22 | なんということはない日常
午後は来客があり、1時間半程話を聴く。

先方の担当者
(資料を見ながら・・・)「この申請は一緒に出来ますから、一緒にやってしまいましょう・・・(説明は続く)」


「一緒に申請して、認可は一緒に下りるんですか?」

先方の担当者
「これはとこれは別々のルートになるのですが、とどのつまり、同じ頃に認可されるのではと・・・」

****
「とどのつまり」
打ち合わせでこの言葉が出るとは思わなかった。
仕事中は勿論、普段の生活の中で「とどのつまり」という単語を遣うことなど殆どないので、非常にびっくりする。

念のため、「とどのつまり」を辞書で引いてみる。
つまるところ、結局。

今日はなんだか、ばたばたした1日だった。ブログに書くようなことも思いつかず、とどのつまり、上に書いた事が今日一番心の残った出来事だった。
(「とどのつまり」の用法が合っているかどうか自信がない・・・)

あなた、そして私 ~You and I~ 20話 離婚しなさい

2007-02-20 22:52:32 | 視聴断念 韓国ドラマ
ドンギュの父親との同居に耐えられず、家を飛び出すスギョンを追い駆けないドンギュ。
スギョンの叔母から「こうやってみな離婚するのよ!色々な人が口を出さないうちに追い駆けなさい!」といわれても、頑固だからと追い駆けず、そしてお互い謝らずの若夫婦。

叔母さんの言うとおり、早期解決がトラブル回避の秘訣なのだが、そうはいかず。父親は海辺の街から、部屋に入りきらないほどの荷物と一緒に引っ越してくるし、挨拶に出てこない嫁を訝しがり「新婚早々出張なんてどういうことだ!」と面白くない。(とても喧嘩をして実家に帰っているなどと本当の事は打ち明けられず、「出張です」などと嘘をついているのだ。)

結局スギョンの父親から「傷が浅いうちに離婚しろ!」と怒られる若夫婦。
夫婦の問題に色々な人が口出しをして、本当にどんどん大事になっていく。
特に娘のスギョンはどうもお嬢さま気分が抜けていないようす。離婚したほうがいいという父親のアドバイスも最もだ。

****
今日は若夫婦の話が中心でソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュの出番は少ないが、父親が田舎からでてくると知り喜ぶ場面など、非常に素直な青年のようで、分かりやすい。紺色のフリースがワードローブの定番ミンギュ。彼の素性が、実の母親に分かるのは次回らしい。


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フェーム

2007-02-19 23:09:12 | なんということはない日常
帰ってきてテレビをつけたら放送していたので、思わず見入ってしまった。
(BSNHKで放送していたのだ)

確か高校2年生の頃、友人と一緒に見に行った映画だと思う。
「向こうはNYの街角で格好よく踊ったり、自分の夢を追い駆けているのに、私達はみな同じ制服を着て、自転車をこいで毎日学校に通っているだけじゃない・・・」映画は非常にパワフルで面白かったのだが、同じ高校生のはずなのに、私達は一体なにをしているんだろうと、ショックを受けたことを良く覚えている。

夢を追い駆けても、努力だけではどうにもならない現実があったり、いつでもどこでも自分は出来るんだ!頑張れるんだと自分を鼓舞しなければならないショービジネス界の厳しさを感じたりと色々思うことがあったのだろう。

今本当に久しぶりに見たけれど、覚えている場面といえば、やはりアイリーン・キャラの歌うフェームにあわせて学生達がNYの通りで踊るシーンだ。Tシャツにジーンズ、脚にはレッグウォーマー。あのファッションにも凄く憧れていたものだ。

あの頃はイエローキャブなんて言葉も知らなかった。NYはお洒落で刺激的な街なんだと単純に憧れていたな~と懐かしく思い出す。

フェーム=名声 という言葉を覚えられたのもこの映画のタイトルだったからだ。



フェーム 特別版

ワーナー・ホーム・ビデオ

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あなた、そして私 ~You and I~  第19話 スギョンの家出

2007-02-18 18:40:40 | 視聴断念 韓国ドラマ
DVDのvol1を観終わってから4ヶ月近く経ってしまった。やっとvol2を購入。
さくさく観ていくことにしよう。

ドンギュの父親が自分達と一緒に住むことをどうしても受け入れられないスギョン。自分の叔母さんの家に間借しているような状態のところに弟、そして父親までもやってくるというのだ。長男の嫁として勤めなくてはいけないことが多々あろうともこれはかなり厳しい状況。ちゃっかりしたスギョンのキャラクターに首を傾げることが多いのだが、この同居を受け入れられない気持ち、これは分かる。
更に一度は自分の両親と同居することになったにも関わらず、ドンギュの父親の反対で結局は振り出しに戻ってしまうのだ。家出にいたる行動は非常に幼い感じだが、気持ちは良くわかる。

ヨンギュの恋人シヨンが自分に関心を持つことが負担になって仕方ないミンギュ。ポケベルの呼び出しも無視し、「話相手になって」と渡された携帯電話も嘘をついて兄ヨンギュに渡してしまうのだ。自分と同じ痛みを持つミンギュに親しみを持つシヨンの気持ちも分かるし、兄ヨンギュの事を考えると、苦悩するミンギュの気持ちも良くわかる。
相変わらずのなのは、「シヨンと結婚したい」などと暢気に言っているヨンギュのみ。

****
4ヶ月も観なかったので、すっかりストーリーを忘れてしまっていた。
本筋の同居問題はどうでもいい。ソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュが兄と兄の恋人の間で板ばさみになって困っているところだった。
全身ユニクロ?と思われるようなカジュアルなソン・スンホン(宋承憲)を観るのは久しぶりだ。兄の恋人から「話相手になって」と言われても、首を立てに振れないのは当然だ。ソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュの苦悩は続く・・



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旧正月

2007-02-18 14:59:13 | なんということはない日常
旧暦を遣っているアジアの国々は今日が元旦。

たまたま仕事でアジアの国と関係ある会社に勤めているのだが、この時期、事務所を開けているいるのは東京だけなので、ちょっと寂しい。
(毎年同じようなことを考えているようで、2年前にはこんな事をブログに書いていたことを思い出した。)

季節の節目繋がりということで、ひな祭りの人形の写真を載せてみる。
昨日立ち寄ったスーパーでは、桃の節句とホワイトディーの飾りが店内に沢山あった。
今年の東京は、結局雪もなく春になるのだろうか?

コムタン

2007-02-17 18:48:08 | 韓国ドラマ・映画
1920年の韓国、落ちぶれた名家から、ある金持ちの家に嫁いだ娘が歩んだ道を描いたドラマ。
幼くして嫁ぎ、跡継ぎを産むことを望まれるも、死産。結局その後子どもを授かることはなく、夫は愛人を作り家には殆ど戻らない。夫は更に新しい愛人を作り、自分は生活のためにコムタン屋を切り盛りするが・・・キム・ヘスが演じる女性の一生を2時間余り、約70年の時の流れを見せるのだが、暢気に観始めたので途中非常にどっしりした気持ちになる。
娘をキム・ヘス、夫をリュウ・シウォンが演じているのだが、キム・ヘスの若くてどこか腰の据わった凛とした感じも、リュウ・シウォンのどこまでも世間知らずのお坊ちゃまな感じも非常にいい。

リュウ・シウォン演じる夫は、愛人を作り、家にも戻らず、父親の財産で事業を始めるも失敗し、更に何十年も経ってから離婚を切り出すような駄目男の典型ともいえる男だ。若い時は「健康な若い男が愛人の一人や二人いても当然」と言い、「愛人の子どもにいい教育を受けさせたいから」と生活に困窮する妻に1銭も渡さないような夫なのだが、リュウ・シウォンが非常にすっと演じているのに驚いてしまった。自然に演じているといったら語弊があるだろうか。いや彼の余りにも自然な演技のせいで、なんとかこの重いドラマを2時間見ることが出来た。
今より10年近くも前のドラマなのに、非常に落ち着いた演技でびっくりしてしまった。さすがプリンスと言われるだけのことはあるなと、改めて感心する。

(チョン・ウソン は前半、そして後半とほんの僅かの出演のみだが、印象的な役であることは確か。)


コムタン

エプコット

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証人になる

2007-02-16 21:37:09 | なんということはない日常
先週、もう少しで昼休みという時間にHさんが一枚の書類を持って私のところにやってきた。
「アノ~コノ書類ガアッテイルカドウカ、ミテモラエマスカ?」
「えっ?」と思ってみると、なんと手にしているのは「婚姻届」だった。

Hさんは同じ韓国人の方と結婚することが決まっていたのだが、諸事情により結婚式が来年の秋に延期になってしまったのだった。
その後様々な理由により、結局先に入籍をするということで両親を説得したらしかった。

「こんな早い結婚は許せん!」だとか「式より先に入籍するとはどういうことだ?!」ドラマで何度も見たシーンを思い出しながら、「挙式前に入籍するので反対されなかったのですか?」と訊ねると、言葉少なく「色々問題はありましたが・・・」という。海を越えての電話のやり取りでなんとか了解を取り付けたらしかった。

港区役所から貰ったという、外国人同士が日本で入籍する場合の記入例は、アメリカ人とカナダ人が日本で入籍する時の記入例が書いてあった。
証人の二人も外国人だ。さすが国際都市六本木がある港区だ。
が、急に入籍を決めたHさんは証人の存在を忘れていたらしい。
同僚と「必要だよね・・・きっと」というと、この昼休みにどうしてもすぐに入籍したいらしいHさんの視線が痛い。
結局その同僚と二人で、「本当にいいのだろうか?」と思いながら証人欄に住所と名前を記入したのだが、二人とも俗に言うシャチハタしか会社に置いていない。
説明書にも「スタンプ印は不可」と書いてある。
シャチハタ?スタンプ印?何のことか分からないHさんに、印鑑の重要性を説明し、来週印鑑を持ってくるから、入籍は来週と説明するしかなかった。

連休明けの今週の火曜日のお昼休み、役所に行き入籍は無事に済んだという。
実は、最初Hさんが入籍をしようとした日は2月9日の「肉の日」だった。
同僚とせっかく肉の日をやめたのだから、どうせなら水曜日のバレンタインディにしたらと、翌日14日の入籍を薦めたのだが、「本当の結婚記念日は韓国で式を挙げる日」ですから関係ありませんと、13日にあっさり入籍を済ませてしまったHさん。

なんだか非常にあっさりではあるが、幸せの第一歩のお手伝いが出来たのだろうか・・・

↓思い出した映画は、こんな幸せな結婚とは全然違う話であるが、同じように婚姻届にまつわる話であることは間違いないだろう。
セシリア・チャンの演技に涙したことを思い出した。


ラブ・レター~パイランより~

バンダイビジュアル

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