私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

SHIN HYE SUNG 2008 SHS LIVE TOUR SIDE 1

2008-11-30 17:21:11 | 韓国ドラマ・映画
HYE SUNG 2008 SHS LIVE TOUR SIDE 1 LIVE AND LET LIVE

お昼過ぎにシン・ヘソンのコンサートへ。
「日本でのソロコンサートは、二回目。」と本人も何回か話していたが、一曲歌ったら息が上がってしまっていた去年のコンサートとは違って、今回は楽しく見られるコンサートだった。
去年は舞台の上で衣装替えしたりという趣向もあったりして、歌の流れがとぎれとぎれになったりと、全体的に緊張感が薄い感じがしたのだが、今回は、歌を聞いて欲しいという本人の思いが伝わって来た。
彼らしく、前半はバラードが続く。
皆聴き入っており、場内はやや静かだったのだが、本人はそれがやや薄い反応と感じたようで、ちょっと気にしている風だった。
一緒に行った友人達は「シンファのコンサートの盛り上がりをイメージしているのかも」と言っていた。それもあるだろうし、東京という場所柄もあるだろう。大阪等とはやっぱりノリは違うだろう。
「準備はいい?」と言う掛け声とともに、ダンサブルな歌もあったが、全体的なコンセプトは彼の可愛さをクローズアップすることにあったと思う。
「ヘソン!って僕の名前を呼ぶ時の皆さんが、とってもかわいいです。目上の方にそんな風に言うのは失礼かも知れませんが。」と話していたが、可愛さをアピールしていたのは、見ている私達でなく絶対に彼だったと思う。

二時間弱のコンサートでやや名残惜しい感じは否めず。本人もそれを感じてか、来年又来ます。と話していた。来年のコンセプトがカッコイイとか、クールになっているといいなと思うし、それを期待したいと思う。

MCは基本的に韓国語。
歌に集中出来、よかったのではないかと思う。
前回に引き続き、今回もソンミンちゃんがゲスト。歌い上げる姿は非常に格好よかった。





私達が感じた可愛さはこのyou tubeの感じに近い。




コンサートの合間にこのMTVのメイキング映像を見る。
火が主人公とも思えたMTVはこんな風に出来上がったらしい。

今、愛する人と暮らしていますか?

2008-11-29 18:50:49 | 韓国ドラマ・映画
イ・ドンゴンとオム・ジョンファが出演しているのでレンタルした一本。

子供のいないカップル二組。
イ・ドンゴンとハン・チェヨンのクールなカップル、そしてオム・ジョンファとパク・ヨンウの友達気分が残るややユーモラスなカップル。

それぞれのパートナーが入れ替わるという設定で、もっと修羅場が用意されているのかと思ったら、これが違う。キムチの香りなど一つもしない場面が次々と出てきて、割とあっさりしたつくりだ。

ハン・チェヨンの職業が照明デザイナーという設定なのだが、そのせいなのか、全体的にライティングに気を遣っている風だった。
ハン・チェヨンとパク・ヨンウが出会うきっかけとなる香港の夜。二組のカップルが出会うことになるバー。そして船上ウェディングパーティ。ハンガンの夜景や香港の夜景。
どれもキラキラしているのだが、それはただただ綺麗なだけで、切ない思いはなかなか伝わってこない。キラキラしたライトとともに、洒落た台詞もあるのだが、ライトの綺麗さに気を遣いすぎたのか、すっと画面の上を流れるだけだ。
「楽しかった思い出を恨むな。恨むんだったら俺を恨め。」
これだけはなかなかいい台詞だったと思う。。。

***
金曜日の夜に自宅で楽しむには程よい綺麗さで結構楽しく見たが、映画館で楽しむとなるとちょっと微妙な一本かもしれない。
イ・ドンゴンがややいつもと違う雰囲気に挑戦しているので、彼のファンには見所も多いかもしれないが。




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金曜の夜に

2008-11-28 22:21:59 | 韓国ドラマ・映画
金曜の夜に・・・これを見ながらのんびりビールでも飲もう・・・

キム・ジョンウンのチョコレート ピ編







海外活動中に一番懐かしかったのは、やっぱり食べ物だったというピ君。
食べればストレス解消だし、食べるのが好きな人が好きだというピ君。
司会のキム・ジョンウンは「カン・ホドンさんがご飯を食べて、肉を食べてまたご飯を食べてというのを見ると、ああ~と思うけれど、ピ君のそんな姿を見ると、どんどん食べなさいって思うんですよ。」と笑っていたが・・・気持ちはよく分かる。食べて箸をおいてもまたすぐお腹が空くというピ君。
あれだけ動いたり、息遣いも荒ければ、消化も早いだろうな~と思う。





カレーの思い出

2008-11-28 14:30:40 | なんということはない日常
【ムンバイ同時テロ】宗教抗争への報復か 背後にパキスタンのイスラム過激派の影も

5年ほど前に日本に暮らすインド人のイスラム教徒の方と話す機会があった。

当時、インド人=ヒンズー教徒と思い込んでいた私の「インドでのイスラム教徒の暮らしについて」という質問に、「インドでのイスラム教徒は人口の15%位。イスラム教徒は大体が自分で商売をしているね。会社を経営しているのはヒンズー教徒だから、どんなに会社の中で頑張っても偉くなれない。だからみんな自分で商売しているんだ。」ということを教えてもらった。

当時は、イスラム教徒として日本で暮らす難しさ、ハラールをした肉を使用した本場のインドカレーの美味しさなどの方が印象が強かったのだが、今ニュースを色々見ながら、あの時直接聞いた話を思い出した。

エデンの東 第27話

2008-11-27 08:00:00 | エデンの東(韓国ドラマ)
「いらっしゃい・・・」
とカジノの事務所で余裕の微笑みでシン・テファンを出迎えるドンチョル。
弱みを握っている余裕ゆえ、書類にサインまでさせるドンチョルだが、シン・テファンが黙っているわけはない。
ワングク(名前がこれでよかったのかやや自信なし・・・)を人質にドンチョルたちを呼び寄せるシン・テファンたち。
しかしドンチョルたちはワングクを助け、更にはワングクを「この人が母さんの命の恩人だ。」と紹介するのだ。(なんだか裏切ったり裏切られたりと忙しかったので、忘れていたがそうだ すっかり忘れていたが、そんなことがあった・・・)

そしてワングクをつれて帰った自宅には、ドンチョルに会うまでは死んでも死に切れないと、香港からドンチョルを追いかけてきたヨンランまでいるのだ。
一体どんな風に香港から逃げてきたのか。「どこでもいいから連れて行って。」と言うヨンランの言葉にドンチョルはなんと母親達のいる実家へヨンランを連れて帰ったのだ。
ヨンランが「お母さん」と呼んでも特に否定もせず、(これはドンチョルでなくてもびっくりする出来事だ。)生きるためには働かなきゃねと、食堂の仕事をさせようとするドンチョルの母。
(昔と大違いだ。おばさんたちがびっくりするのも当然だ・・・)
しかしそんな二人の幸せは続くわけもなく。いずれはマイクが迎えに来るのだ。

***ミョンフン夫妻そしてドンウクとヘリンの話***
ドンウクの卒業式でニアミスするヘリンとドンチョルだが、お互いの素性は知らずに別れる二人。(一体どこまで引っ張るのか・・・)
ドンウクの卒業式に花束を持って訪れるヘリンだが、新聞社の窮地は依然として続いており、姉の元婚約者の祖父はその窮地を救ってくれるのだという。
「結局はお金なのね。新聞社もお金なのね。。。」と現実の目の前にし、寂しそうなヘリンに「だから金持ちをバカにしちゃいけない。でも僕はただの金持ちじゃない。だから結婚しましょう。」という姉の元婚約者。以前のヘリンなら即座に却下していただろうが、病身の父親のことを考えると、口ごもるしかないヘリン。
(お嬢様も現実を目の前にして、身動きがとれず)

「孤児院の頃から好きな女性がいたんだ。お前がジヒョンの事を愛しているのと同じ位・・・」父親シン・テファンの思いがけない言葉に感動するミョンフンだが、そんな話をしながらも、「一体どのくらいドンウクのことを思い出すんだ・・・」結局そんなことしか妻に話せないミョンフン。
「僕は子供の父親という存在なだけだ。でもそれで十分だよ。」
妻の関心は子供とそしてホテル事業にしかないことを知っているミョンフン。
こうなっているとミョンフンが妙に哀れである。

***
バイクに乗って事務所に駆けつけるシーンがあったが、ドンチョルがバイクに乗る姿を見るのはこれで多分最後だと思う。

エデンの東 第28話

2008-11-26 08:00:00 | エデンの東(韓国ドラマ)
(27話を見ないで寝てしまったので、意味は分からないがとりあえず28話)

ヨンランはどうやらドンチョルの手によって病院から連れ出されたらしくなんとドンチョルの実家にいるではないか。
(なんとジェニスもヨンランが韓国にいるとは知らなかった。一体27話で何があったのか・・・)
「この日を夢見ていたんですもの。寝られるはずがないわ。」
実家の庭で寄り添う二人。
朝食作り、練炭を運んだり、卵を調理するのも、キムチも漬けるのも初めてで何も出来ないヨンラン。
それでも「誰だって初めての時は出来ないですよね。」と笑顔でドンチョルの母に語るヨンラン。(キムチ作りの際、手首の傷を指摘されてもさらっとかわしているではないか・・・)
このまま幸せが日々が続くのかと思ったら。。。なんとマイクがヨンランを迎えに来ているではないか。そういう話になっていたのか・・・
(そしていいところで通信状況が悪くなり、@歳月が過ぎてもというBGMをバックに切ない笑顔でドンチョルが花嫁姿のヨンランの手を握っているかと思ったら。。。。)
何人かの大統領の顔とソウルオリンピックの映像が流れ、なんと時代はあっという間に1993年に・・・

昔のことをまだ忘れられないドンチョルは、眼鏡をかけてすっかりビジネスマンの風貌だ。
ジェニスのパートナーとして、ロビイストの一員になっているようだが、ここでドラマ的偶然。なんと取引をしている姿を新聞記者のヘリンに見られてしまうのだ。
(弁護士でなく、父のあとを継ぎ、新聞記者になっているのか?ヘリンも眼鏡をかけて時の流れを表している様子。。。)

更にパーティでもヘリンと再び顔をあわせることになり。。。
ヘリンの言葉に斜め45度の表情でちょっと呆れた風のドンチョルだが、何を言っているのかと思ったら再び繋がらず、次につながった時にはなんと翌週の予告だった。

予告で久しぶりにあの神父さんの姿を見る。
そしてミョンフンのあの表情。来週はやっと出生の秘密が暴かれるらしい。
29話まで来てやっとだ。

***ミョンフン夫妻と弟ドンウクの様子***
シン・テファンはすっかり白髪になり、孫が一番可愛いが口癖のおじいちゃんになっているではないか。ミョンフン夫妻はあまり外見に変化はないが、仕事をバリバリこなしていると思われるドンウクは、トレンチコートにオールバックですっかり若手やり手検事風。

***
このドラマの面白いところは、妙にゆっくり撮っている場面があるかと思えば、あっという間に時間が経つところ。
こういうメリハリが50話の長丁場に必要なのかどうかは、不明だが、仕事柄スーツをキチンと着込み、パーティ会場での余裕のある雰囲気など、壮年期を演じているソン・スンホン(宋承憲)はいままでで一番落ち着いた感じだ。

ひまわり

2008-11-25 21:05:58 | 韓国ドラマ・映画
殺人の罪で10年間服役していた男(キム・レウォン)が仮釈放後に向かったのは、ふるさとの町にある食堂。
10年間いなかったうちに、沢山あったひまわり畑もなくなってしまった。
「戻ってくるなんて。。。どこか他の町に行ってくれ。」警官になった同級生からそんな風に言われても、男は自分の育った町を離れようとはしない。
小さなメモ帳をいつもポケットに忍ばせている男は、血のつながりもない食堂の女主人の養子になり、新しい妹も出来、自動車工場で静かに働き始めるのだ。
しかし過去は消せず、静かに暮らすことなど出来ない男。

***
私はいわゆるバイオレンス物(黒社会物)といわれるアクション物が好きだ。
香港映画から始まり、最近は韓国物もよく見るが、バイオレンス(黒社会物)映画に対する好みにも国民性の違いが表れると思う。
義兄弟になるのはどちらの国も一緒なのだが、義兄弟になった後の裏切りや、周囲の人間の巻き込み方とかが全然違うのだ。

「義理」を語るわりには、簡単に裏切りが行われるのは韓国。そして韓国の場合は貧しさゆえの金がらみで、色々悩みが語られることが多い。
かたや香港はトラブルが起きれば巻き込まれるのはまず家族だ。
ボスの奥さんは綺麗な女優さんという設定がよく見られるが、何かあったときは必ず奥さんと子どもが狙われている。子どもと妻が移住していても、復讐の手は海外にまで簡単に伸びるのだ。
また香港はどんなに話しが複雑であろうとも、上手い具合に編集され、さくっと90分で終わることが多いに対し、韓国側はせっかく撮影したものを捨てるのは惜しいと思うのか、これでもかと詰め込むケースが多く、120分の長尺にアップアップしてしまうケースが多い。
好みの問題かと思うが、見慣れた香港タイプの方が見ていてしっくりするケースが多い。

***
このひまわりも主人公はいわゆるチンピラで、勿論お金の話もあるし、裏切りの話もあるのだが、話の中心は彼が母と慕うことになる食堂の女主人との話が中心。
キム・ヘスクがお母さんを演じるのも、見慣れているせいか安心感あり(思いもかけない人が母親役をやるのもいいが、見ていて安心出来るというのもそれはそれでいいもの)
そのせいか「韓国物のバイオレンスはちょっと・・・」という思いも起こらず、結構楽しく見る。
楽しくといっても映画として楽しく見るという意味で、映画の内容そのものはかなり切ないもの。
いつもはやや苦手なキム・レウォンも、やり直したい、優しい息子になろうという頑張りが感じられかなり好印象。

ひまわり

ポニーキャニオン

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韓国映画ショーケース2008

2008-11-24 18:40:17 | 韓国ドラマ・映画
韓国映画ショーケース2008

昨日、フィルメックスの会場でチラシを見る。
去年に引き続いての開催だとか。

@お暑いのがお好き
@待ちくたびれて
@ヘンゼルとグレーテル
この三本は去年のクリスマスに韓国に行った際予告編だけ見た作品だ。

しかし見ようと選んだのは、スエとオム・テウンが出演している@あの人は遠くへ。
主演二人の熱演も見たいが、慰問団から見たベトナム戦争はどんな風に描かれるのか。それも見てみたいと思ったポイントの一つ。



かけひきは、恋のはじまり

2008-11-24 15:29:17 | 映画鑑賞
いいクルマが
好きだ。
男ですから。

テレビはあまり見ないので、このしゃれたキャッチコピーの「オデッセイ」のCMもあまり見る機会がないのだが、たまに見ると今日も一日いいことがあるかもしれないと思う。そういうジョージ・クルーニーのミーハーなファンな私にとってはぴったりの映画だ。
「面白かったけれど、じゃ1年後にこの映画のことを覚えているかといったら覚えていないよね~」と月イチゴローの映画コーナーで稲垣吾郎はあっさりと語っていたが、その通り。1年後といわず、半年も怪しいものだが、なんだかちょっと洒落ていたな位が丁度いいのだ。このちょっとという洒落具合はなかなか万人に求めるのは難しいのだ。

1920年代のアメリカ。
プロフットボールのベテランプレイヤーと戦争で大活躍をしたアメリカのヒーロー弾丸青年選手、そして弾丸青年選手の記事を書こうとシカゴトリビューンから派遣されてきた女性記者。

ベテラン選手に年齢から来る焦りはないし、弾丸青年は自分の若さを過信し慢心することもない。年齢から来る経験度合いで、ややベテラン選手にずるがしこさが見え隠れするものの、それは人生のスパイス、駆け引き程度のものだ。女性記者もスクープは欲しいけれど、お色気作戦で弾丸青年に近づくわけでもなし。
騙し合いでもなく、裏切りでもなく、かけひき程度なのがややのんびりした20年代のアメリカにぴったりなのだ。

しかし映画の内容が恋の駆け引きでも、タイトルがそのまま「かけひきは、恋のはじまり」となるとこれは洒落度合いがぐーんと下がってしまう。
では何かいい邦題があるのかといわれると、これは困ってしまうが。。。。

ツイードのスーツや、鳥の羽が付いた帽子とか、20年らしいクラシカルな装いがお洒落。アメフトの試合の場面も、まだプロテクターがないそのユニフォームなども同じようにクラシカル。泥まみれになるフットボールの試合場面でも、皆体格がいいので貧弱な感じはせず。ジョージ・クルーニーも泥だらけになり顔の判別さえ付かなくなってしまうのだが、その歯の白さで、観客には分かるようになっているのだ。








オリジナル・サウンドトラック「かけひきは、恋のはじまり」
サントラ
ジェネオン エンタテインメント

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悲夢 小田切譲

2008-11-23 20:59:49 | なんということはない日常
映画を見て、ご飯を食べ、猫に挨拶しそしてまた映画を見て。。。
1日全部自分の好きなことだけに使える楽しさを実感した勤労感謝の日。
最後に立ち寄った新大久保で気になったこと。

***
キム・ギドク監督の新作@悲夢に主演しているオダギリ ジョー。
来年の2月に公開されるようだが、新大久保で手にしたフリーペーパーにも映画の紹介が載っていた。
日本に住む韓国の方向けのフリーペーパーなのだが、韓流を意識して、映画やドラマ紹介は日本語で読めるようになっているのだ。
ただ、翻訳機調の日本語の部分もあったりして、やや微妙なのだが、フリーペーパーでこれだけの情報を確認出来るのはやっぱりありがたい。

その中の一文。
主演のイ・ナヨンと小田切譲。
イ・ナヨンはちゃんとカタカナなのに、オダギリジョーはカタカナに校正していないところが、やっぱりフリーペーパーだ。
でも本名が小田切譲なのかもしれないと思ったりもする。

詳細は不明だが、映画を見るのはとても楽しみ。


文雀

2008-11-23 19:00:17 | 映画鑑賞
香港の街角。スリを生業にしている男四人。捕まる事と常に隣り合わせで有るはずなのに、その仕事ぶりはどこか楽しげ。しかしボスである男の所に一羽の文雀が迷い込んで来てから、やや様子が変わって来た。文雀のように四人の中に入り込んで来た やや微妙な美女。
音楽も映像もクラシック。スリの映画だからスピード感があるかと思ったら、あるのは微妙な間合い。遊び心がある男達の友情は、見ていて楽しい。

ウェスタンマーケットがある上環付近を中心に、セントラル方向に向かった場所でロケされた映画。黒い雨傘や螺旋階段、そしてエレベーター。
いつもそこにあるものが上手く使われ、香港の街を感じさせてくれるジョニー・トーの映画だった。
***
東京フィルメックスで鑑賞。

秋の午後

2008-11-22 16:17:28 | なんということはない日常
風も余り強くなく、銀杏の葉に日の光がキラキラし、気持ちのいい午後だった。犬を連れて入ってもいい公園なので、普段見かけない珍しい犬も沢山見かける。帰り道、人だかりだできている場所あり。夕日でほんのりした中に、うっすら富士山が見える。冬近くになると、富士山が見える確率がぐんと高くなるのだ。
寒さを感じず散歩が出来るのも後ちょっとか。

彼らの住む世界 第8話

2008-11-21 23:00:00 | 韓国ドラマ か行
(ヒョンビンウォッチャーとしてのドラマ視聴日記)

ジオ(ヒョンビン)→テレビ局ドラマ監督 
ジュニョン(ソン・ヘギョ)→テレビ局ドラマ監督

ギュホ→テレビ局ドラマ監督

****(中堅女優ユン・ヨンと局長の話)****
ドラマ、CMと仕事も何本も同時進行させ、家では点滴まで打っているにも関わらず、「アクションスクールにこれから行くから。」と無茶な生活を続けるユン・ヨン。勿論すっかり大人の女性ゆえ、局長が「止めろ。自分の身体のことを考えろ!」と言っても聞くはずはない。
接待でカラオケに興じる姿を見、不安に思った局長が「今から家に行くからお前も帰れ。」と言っても大人ゆえそんな脅しにも応じない。「今日は家に帰らないわ。」そんな思わせぶりな言葉を残して電話を切る彼女にいらだつ局長だが、彼女が向かったのは誕生日を迎えた大女優の自宅。一から十まで報告しなくてもいいじゃないというのがユン・ヨンのスタンスらしい。。。(気持ちはよく分かる。もう大人だから。信じてもらえないなら仕方ないということか・・・)付き合っているなら、気持ちよく全部教えてくれという局長の気持ちもよく分かるが、大人になると今までの活き方を変えるのはやっぱり難しいのだ。

***(ジオとジュニョンの話)***
仕事が辛くても、ジオという味方がいるので仕事を頑張るジュニョン。
ジオも「先輩たちには愛嬌だよ。先輩 もう一度お願いしますって頼むんだよ。」と的確なアドバイス。あまりに真面目なジュニョンはそんな愛嬌が足りずにいつもトラブルを起こすのだ。さすが恋人のことがよく分かっているジオならではのアドバイス。
仕事も恋も充実型が若い二人の理想型らしい。若ければ時間を惜しんでも会いたいし、身体もそれについてゆくものだ。
仮眠室にいるジュニョンの元にジオがこっそりやってくるのも職場恋愛ならではのスリルなのだろうが、周囲の人間はかなり迷惑かと思われる。。。。何も知らずにジュニョンのことが好きなジオの後輩もそうだし、一番ショックなのは四六時中ジュニョンと一緒にいて、「私が無条件に悪いんです。」といつも謝っている後輩だろか。。。同じ女子としてかなりショックだろう。
ベテラン俳優たちの話、そしてギュホの話も面白い。

家族をどうしても見捨てられない女優。
若いスタッフに誕生日を祝ってもらっても素直に感謝の気持ちが表せない老女優。
寝たきりの妻を介護しながら仕事を続ける男優。
そして弟のトラブルでショックを受けるギュホ。

特に誕生日の朝、1人で食事をしたくなくてわざわざ助監督を家に呼んでおきながら、何も言わない老女優とか、ショックを受けて新人女優のヘジンを呼んだにも関わらず「一回寝た位で勘違いするな。」としか言えないギュホ。
この二人なんて、そばにいたら大変だろうけれど、なんだか見ていて「分かるな~」というキャラクターなのだ。

分かるな~と頷きながら結構楽しく見ているのだが、韓国では人気は今一つの様子。

***
「飯を食べるんだったら、そういってくださいよ。そうすれば、こんなに早く来ずに、あと30分寝ていられたんですよ。飯ぐらい1人で食べてくださいよ。」そういう助監督に、「飯じゃないでしょ?お食事でしょ。」と全部お食事と言い直しをさせる老女優。いじめているのではない。この助監督をかわいがっているのだ。助監督はいい迷惑だが、ほほえましいエピソード。