Jインターナショナルの会長に拉致されたエリンはキングスバックの女社長に助けられるが偽会長は逃走。女社長とエリンは、キャンディ事件の責任者に追いつめられて、さらにはスナイパーに肩を撃ち抜かれ、漢江に飛び込んだボンを助けようとする。ここでも実際の工作員の女社長でなく、海女さんの遺伝子を持つエリンが漢江に飛び込みボンを助けるのだ。(どこまでもたくましいマダムチームの一員たち・・・)
医師である女社長の実の兄に助けられ、エリンの家で傷をいやすことになるボンだが、自分と一緒ではエリンに危険が及んでは大変とすぐに姿を消してしまう。
しかし情報時代のスパイとは一線を画したアナログなスタイルで彼女たちを見守るボン。(連絡形態はヤクルトを入れるボックスというのがいかにもだ・・・)
追いつめられたJインターナショナルの会長は、結局エリンとボンに助けを求めるのだが、あと少しでボンと会えるというところで銃に撃たれてしまう。ボンに何とか助けられる彼だが、自分を絶対に信じて欲しいと言いながら語られたのは、チンピラ詐欺師だった彼が中国で拉致され、整形させられて、「ちょっとした事をやればいい。戸籍上はお前は死んだことになっているんだ。」と脅されて、Jインターナショナルの会長になったという、詐欺師が騙されて、悪事の下っ端として働いていたというどうしようもない事実。。。
鞄に刻まれたシリアルナンバーは、地下鉄の駅のコインロッカーの暗証番号で、お金の受け渡しに使われていたのだ・・・
(私はスナイパーケイに指示を出しているのが彼だと思っていたのだが、彼はスナイパーケイがそんな大層な事をしているとは少しも思っていなかったらしい・・・)
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元詐欺師のJインターナショナルの会長は、砂時計の中に入っていたUSBメモリーを探そうとするのだが、砂時計の裏に隠されていたUSBメモリは双子の女の子のままごとの道具になっており、さらにはマダムチームの夫の不倫疑惑からびっくりするようなテロ事件の情報に繋がるという、あり得ない展開が待っているのだ・・・・