姉の裁判の証人としてスホが証言し、裁判が不利になったことを知ってしまうソウン。
「もう二度と私の前に現れないで。。」ということになるのは当然の流れだ。
自分の出自を自らの口で彼女に告げたかったカンホだが、そうする機会も逸してしまった・・・そんな彼が、彼女に出来ることは、なんとしても彼女の姉の行方を捜すこと・・・
食堂に勤めながら新しいメニューを開発しつつ「判事の兄は退職後に大統領府に奉職することになった」と大胆な嘘をついて、無理やり昔のツテを使って彼女の姉の行方を捜そうとする彼。
刑務所仲間で刺青仲間の先輩が、彼女から姉探しの仕事を請けていることを知り、見つかった姉の居場所を先輩経由でソウンに知らせる彼。
飛んで姉に会いに行く彼女だが、彼女が子どもと一緒に楽しそうにしている姿を見、今の姉の幸せを壊してしまう不安に駆られ、声もかけずに帰ってきてしまうソウン・・・・
そんな彼女の事を知り、最後だからと彼女を姉の下に連れて行くカンホ。
ソウンにしてあげられることはそれだけだったはずなのに、彼女が研修時の先輩検事をセクハラで訴えたことで状況は一転。
せっかく判事の一員として仕事が出来ることになったのに、このセクハラの件で彼女の方の立場が危うくなってしまうのだ。
それを知り、兄のスホに頼み込み、証人として出廷する道を選ぶカンホ。彼が本当の最後に彼女にして上げられることは、検事であるソウンと面談をした際に、研修の担当検事からセクハラを受けていたことを証言することだった・・・・
カンホの証言でソウンは、判事として仕事を続けられることが出来ることになるのだ。
カンホからの手紙で、兄のこと、幼い頃親戚に養子に出されたこと。。。前科5犯であることを知ったソウンだが、腕の刺青(エンジェルじゃなくてアグリーじゃないかなどと言っていたようだが・・・)も含めて彼のことを受け入れた様子・・・
「要点をまとめてとか、判決文を書けとか、おかしいところが沢山あったんだから、もっと早くに気が付けたのに。。。」というソウンの不満も、最後に聞くと可愛らしい。
******
サンチョルは、父の代わりに「顧客第一主義のローファームにする」と言い、嫌っていた父と同じ道を歩むことになったようだ・・・本当はもっといろいろ悩んでいるキャラクターだったのに、嫉妬に狂った弁護士云々等と書いてしまった事をちょっと反省している。