「人は見た目がすべて」とせずに9割と数字を刻んだところが、売れた理由だろう。(私も同じような理由からこの本を購入)
タイトルから、結局目で見る情報が物事を左右するから、目から入る情報でどれだけ正確な情報を伝えられるかということを述べているのか思いきや、言葉以外で感じる情報を人はどのように捕らえるかということに重点を置いた本。
私は「五感で感じた直感は、かなりな確率で信じるに足るが、それがすべてではない」と勝手に理解する。
我々は言葉では7%の情報しか受け取っていないのだという。言葉以外の要素がどんなに多くの情報を有し、どんなに多くの事を伝達しているのかを認識させられる本だが、割合の多さで物事の優劣は決まるものでもないと思う。見た目と言葉、どちらがかけても意味をなさないのではないかと思う。
短い章立てになっているので読みやすいが、「語らぬ」文化、「わからせぬ」文化と、日本文化の持つ独特のコミュニケーションについて説明している、第5話の日本人は無口なおしゃべりが面白かった。
「わからせようとするのでなく、頼む。察してくれ」という気持ちなのだ。という一文には深く頷いてしまう。仕事中、会議中、確かに何度もこんな場面に遭遇したような気がする。
タイトルから、結局目で見る情報が物事を左右するから、目から入る情報でどれだけ正確な情報を伝えられるかということを述べているのか思いきや、言葉以外で感じる情報を人はどのように捕らえるかということに重点を置いた本。
私は「五感で感じた直感は、かなりな確率で信じるに足るが、それがすべてではない」と勝手に理解する。
我々は言葉では7%の情報しか受け取っていないのだという。言葉以外の要素がどんなに多くの情報を有し、どんなに多くの事を伝達しているのかを認識させられる本だが、割合の多さで物事の優劣は決まるものでもないと思う。見た目と言葉、どちらがかけても意味をなさないのではないかと思う。
短い章立てになっているので読みやすいが、「語らぬ」文化、「わからせぬ」文化と、日本文化の持つ独特のコミュニケーションについて説明している、第5話の日本人は無口なおしゃべりが面白かった。
「わからせようとするのでなく、頼む。察してくれ」という気持ちなのだ。という一文には深く頷いてしまう。仕事中、会議中、確かに何度もこんな場面に遭遇したような気がする。
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