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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

人は見た目が9割

2006-01-31 21:02:20 | たまに読んだ本
「人は見た目がすべて」とせずに9割と数字を刻んだところが、売れた理由だろう。(私も同じような理由からこの本を購入)
タイトルから、結局目で見る情報が物事を左右するから、目から入る情報でどれだけ正確な情報を伝えられるかということを述べているのか思いきや、言葉以外で感じる情報を人はどのように捕らえるかということに重点を置いた本。
私は「五感で感じた直感は、かなりな確率で信じるに足るが、それがすべてではない」と勝手に理解する。

我々は言葉では7%の情報しか受け取っていないのだという。言葉以外の要素がどんなに多くの情報を有し、どんなに多くの事を伝達しているのかを認識させられる本だが、割合の多さで物事の優劣は決まるものでもないと思う。見た目と言葉、どちらがかけても意味をなさないのではないかと思う。

短い章立てになっているので読みやすいが、「語らぬ」文化、「わからせぬ」文化と、日本文化の持つ独特のコミュニケーションについて説明している、第5話の日本人は無口なおしゃべりが面白かった。
「わからせようとするのでなく、頼む。察してくれ」という気持ちなのだ。という一文には深く頷いてしまう。仕事中、会議中、確かに何度もこんな場面に遭遇したような気がする。

人は見た目が9割

新潮社

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男女6人恋物語

2006-01-29 17:00:59 | ソン・スンホン(宋承憲)
ソン・スンホン(宋承憲)が出演していていたシットコムがDVDで発売された。5分程買うのを悩んでいたのだが、「語学学習に最適!韓国語字幕が選択できます」という宣伝文句につられて、つい財布のひもを緩めてしまった。

私が今まで観ていたのは、中国本土で発売されたVCDだったのだが、出演メンバーを比べてみるとVCDは1997年頃のものを中心にしていることが分かる。
1997年の頃のエピソードでも、演技でなく素のソン・スンホン(宋承憲)の感じが多く、ダメだしの一つでもしたくなるのだが、DVDの1996年頃のエピソードでは本人そのままではと思う場面が何度も出てくる。
半分照れているのと台詞を言い終わった安心感からかと思われるが、台詞を言い終わった後、必ず笑顔になっているのだ。
撮り直す時間などもないのだろうし、そんな素の感じがシットコムドラマの売り物でもあるのだろう。
照れた笑顔を何度も見ているうちに、駄目だししようなどと思う自分が意地悪なオバサンに思えてきた。若者の微笑ましい姿は黙って見つめるほうがいいだろう。

お気に入りのエピソードは@愛と友情の狭間で(大袈裟なタイトルだ)だろうか。シン・ドンヨプが主役のエピソードだが、ソン・スンホン(宋承憲)の決め台詞があり非常に微笑ましい。

男女6人恋物語 DVD-BOX

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フライトプラン

2006-01-29 16:26:07 | 映画鑑賞
ベルリンからニューヨークへ向かう飛行機の中で消えた娘を探す母親。密室ということ、他人の事など何一つ知らない乗客たちという状況を十二分に活かした犯罪。誰も助けてくれず、誰も信じない中では被害者が加害者になることなど簡単なことなのだ。飛行機の中という広く機能的な空間が、逆に他人の冷たさなどを際立たせ非常に怖い。
母親を演じるジュディ・フォスターの気丈さには頭が下がる。グレーのTシャツと黒のパンツ姿で機内を探し回る姿。アクションシーンでありながらクレバーな雰囲気が漂うのは彼女ならではだろう。ピーター・サースガード演じる私服の航空保安官の存在が目新しい感じだが(実際9・11のテロ以降このようなシステムが増えたらしい)結局は最初から最後までジョディ・フォスターの映画だ。1人であれだけの集中力を感じさせることに感心するが、前作のパニック・ルームも同じような作品だったことが気になる。次回はもう少し他者との関係性を描いた映画で、彼女の力量を確認したいものだ。

同年代の女性として、彼女の鍛え上げられた二の腕に感化される。自分のたるんだ二の腕を恥かしく思い、ストレッチなどしてみる気になった。

オリバー・ツイスト

2006-01-29 16:24:58 | 映画鑑賞
チャールズ・ディケンズは性善説を信じていたのだろう。憂いのある子どもオリバー・ツイストは、孤児院から葬儀屋に貰われ、そしてロンドンでスリ団の一員になろうともその善良な心を失うことはない。その憂いのある人をひきつける寂しげな魅力のおかげで、葬儀屋の主人に庇われ、若い娼婦にも庇われ、困難な中でも何とか生き延びでいくのだ。あんな境遇で特に自分の容貌が力になることが判ったら、それを利用していくらでも悪の道に染まることは可能なはず。そうならず、涙を流しながらも賢明に生きる姿。
何度も涙を流す場面があるのだが、オリバーの涙が流れるという感じでなく、にじみ出てくる感じなのがなんともいえない。

まわし蹴り

2006-01-28 00:31:00 | 韓国ドラマ・映画
Weeklyぴあ2.2号 
韓流シネマ・フェスティバル2006にてキム・ドンワン&ヒョンビン主演の@まわし蹴り上映!

まわし蹴りは、2004年盛夏のソウルへの一人旅、 ただ映画を観るだけの旅(2004年7月29日(木)~7月31日(土)2泊3日)のリベンジとして是非みたい作品だ。

29日の夜のソン・スンホン(宋承憲)の「あいつは格好よかった」の舞台挨拶も無事見ることが出来、すっかり落ち着いた翌日、留学中のCさんに「まわし蹴りも見たいと思っているんですよ」と話すと「もう上映は終わってしまったようです」とさびしい返事が。要するに1週間程で「上映打ち切り」になってしまったようだった。
今考えてもこの2004年の夏の時期は、22日に公開された「オオカミの誘惑」「あいつは格好よかった」「まわし蹴り」の3本のほかに、翌週はイ・ビョンホンとチェ・ジウの「誰にでも秘密はある」ホラーの「人形霊」、キム・ジョンウン主演の映画(題名は失念)など次々と新作が公開されている時期だったのだ。映画の完成度以外に、配給会社の力の入れかたも興行成績に重要な関係があるのは仕方のないこと。事前の宣伝活動、スクリーンの占拠数などで「オオカミの誘惑」に負けてしまったに違いない。
見られなかったことで、私の中では逆に幻の映画として心に残っていたのだが、こんな風に見られる機会がやってくるとは思わなかった。これもブームのおかげだ。
隠れヒョンビンウォッチャーとしても、チェックしたいと思っている。

2004年の旅の日記には、この見られなかった「まわし蹴り」のことは一言も書いていない。ソン・スンホン(宋承憲)の映画のことで頭が一杯だったのだろうか?

勝手にキャスティングしてみるpart2

2006-01-26 20:57:56 | ソン・スンホン(宋承憲)
以前、同じソン・スンホン(宋承憲)ファンのCさんが「スンホンも解夏のような映画に出ればいいのに・・・絶対似合うと思うんだけど。」とふともらした一言がずっと気にかかっていた。
Cさんの一言がなかったら、こんなに色々勝手にキャスティングして一人遊びをすることもなかったかも知れない。(Cさんは覚えているだろうか?)
さだまさし原作の長崎が舞台の小説@解夏は、悲しいけれど未来につながる小説で私も好きな作品だ。

言葉を重ねつつ、熱く語る作品もいいが、行間にある思いが感じられる作品も似合うのではないかと思う。長崎を済州島に変えたら絵になるのでは?などと心の中でロケハンまでしてみたりする。

シュミレーション?VSシミュレーション?

2006-01-26 20:36:02 | なんということはない日常
以下は今日の午後、職場で交わした会話の一部。

K子「シュミレーションと書類に書いたら、シミュレーションと直されたんですけれど、シュミレーションって間違いですか?」
Y子「えっ?シミレーション?」
K子「いえ、シミュレーションです」
Y子「シュミレーションでしょ」
J子「私もシュミレーションだと思います」

Y子「ほら、三人が三人ともシュミレーションっていうんだから、やっぱりシュミレーションが正しいんじゃない?」
と三人とも多数決で納得していたのだが、その会話を聞いていて呆れたらしいTさんが、こんな風に私達に教えてくれた。

T雄「いいえ、シミュレーションが正しいです。僕シミュレーションゲームにはまっていた時があるので、これには自信があります。シュミじゃなくてシミュです」

今日の教訓
1・常に多数決が正しいとは限らない。
2・フリー百科事典「ウィキペディア」はなかなか便利。

シミュレーション(シュミレーションから転送)
(シミュレーションの説明の後に)
よくシミュレーションをシュミレーションと呼ぶ者がいるが、これは誤りである・・・・・

勿論 多数決で物事を簡単に解決しようとしたY子は私である。

勝手にキャスティングしてみる

2006-01-25 22:24:30 | ソン・スンホン(宋承憲)
「ソン・スンホン(宋承憲)がこんなドラマに出たら面白いだろう?」ファンだったら一度は考えることではないだろうか?
ちょっとした時間が出来て、何もすることが無い時に時々こんなことを考えて時間をつぶすことがある。

10年以上前のドラマになるが、真田広之が主演したドラマ@高校教師などはどうだろう?
高校教師といったら@皇帝ペンギンの話が欠かせない。「皇帝ペンギンは・・・」ソン・スンホン(宋承憲)が伏し目がち、に訥々と皇帝ペンギンについて語ったらなかなか雰囲気があるのではないか?などと想像すると簡単に5分くらいは時間がつぶせる。
もっと時間がある時は、同僚教師役だった京本政樹は誰がいいか?などと考えると更に5分くらいは時間がつぶせていいかも知れない。

ソン・スンホン(宋承憲)の新作が見られるようになるのは、まだまだ先の事だ。今は過去の作品を観ることしか出来ないが、いつも過去への旅ではなく、たまにはこんな暢気な空想の旅もいいものかもしれず。こんな暢気なことでも考えていれば、いつか素晴らしい企画を思いつくかもしれないし・・・思いついてもソン・スンホン(宋承憲)に伝える術がないのが残念だけれど・・・・

アイルランド第8話

2006-01-24 22:55:04 | 韓国字幕つきドラマ感想
映画監督からのオファーになんでもやる気のシヨン。お酒の席でも嫌がらず、勿論ホテルまでも付いていき、寝たほうがいいのか、このまま帰っても契約してもらえるのか、酔った頭で考えるのだ。
不思議ちゃんジュンアに気を取られていたが、このシヨンも元気でいながら悲しいところがあるなかなか可愛い子なのだ。
(とりあえず今回は監督もそんな風に考えていたようでよかった。)
「生きるってみじめですから・・・」なんてさらっといえるあたりなかなか根性が座っていると思う。やっぱり自分の稼ぎで家族を養ってきているから、並みの女子よりしっかりしているのだ。
でもタバコとライターの話を覚えているあたり、可愛い女の子の一面もあったりしてなかなか泣かせる。

シヨンを除いた3人はこれからどうするのか?
ジェボクとジュンアは、から揚げをはさんで不思議ちゃんカップルらしい分かれ方をしていたが、このまますんなり分かれられるはずもなく、母親が倒れた病室で鉢合わせしてしまうのだ。
すっかり忘れていたが、この二人は兄妹だったのだ。

そしてグク。寂しくて愛されたいグクは、格好悪いジェボクと病人のふりをし続けるジュンアの事を受け入れられるのか・・・・


追記)
「苦しい」と「悲しい」の違いについて語る場面があったが、普段、苦しいも悲しいも区別して使っていないような気がしてはっとさせられる。
「恋に破れて苦しむ」「恋に破れて悲しむ」この二つは、どこがどんな風に違うのだろう?それとも結局同じことなのか?このドラマは、こんなことをずーっと考えさせる不思議なドラマだ・・・・こんなことを考えるようになるとは、このドラマにはまってしまった証拠か?否 ただ単に暇なだけだろう・・・多分。

賞味期限・・・

2006-01-24 20:10:59 | なんということはない日常
ライブドアの堀江社長が辞任 新社長は平松氏 (朝日新聞) - goo ニュース

2005年の流行語大賞は「小泉劇場」と「想定内(外)」だったはず。
昨日の堀江社長の逮捕(退場)で、「小泉劇場」と「想定内(外)」はあっという間に賞味期限切れになってしまったような気がする。
流行語といえども、こんな賞味期限が短くていいのだろうか・・・
やっぱり去年の流行語は「フォー」にしておいたほうがよかったのではないか?

下流社会 新たな階層集団の出現

2006-01-23 20:21:40 | たまに読んだ本
話の内容が斬新かつ建設的かどうかは別にして、長い間「なんとなくそうに違いない」と薄っすらと思っていたことが、膨大なデータと文章によって定義されており、読み終わった後すっきりした感があった。(すっきりしただけで、決してさわやかにはあらず・・・)
私は婦人服の小売業の会社に10年程勤務し、その後何回かの転職を経て、現在は金融関係の会社に勤めている。
大方の人の予想通り、小売業と金融では給与相場が全然違う。この本の仮定に当てはめるなら、前者は下流に当てはまる人の割合が多いだろうし、金融はかなりな割合で上流予備軍の人が多いだろう。著者の論理によれば、この二つの交わる機会は殆どないはずだから、たまたま転職したことによってこの二つの階層集団を体験することになった私は、珍しい経験をしたことになるかもしれない。

本当に下流か上流かは別にして、確かにそれぞれ全然違う価値観で生活しており、経済的な断絶があること確かだ。
新人類であり未婚(巷でいうところの負け犬)、両親に無理を言い短大に進学し、ちょっとした間違いで現在の会社に勤務している私にとっては、お金がある人の子どもはこんな風に教育のチャンスがあって、教育のチャンスがあれば世界も広がっていくんだというのを目の当たりにし、入社当時は結構なカルチャーショックを感じたものだった。

ただこの本に書いてあることは、大半の人が薄っすらと感じたり考えたりしていることのはずだ。分類し、コメント形式の短い文章でまとめたことによってこれだけ注目を集めるのだから面白いと思う。
転職によって、珍しい体験を出来てはいるが、それだからといって二つの世界の架け橋になれるなどということはない。ましてや上流予備軍になれるはずもない、。ただ二つが交わることはなく、これからもどんどん経済的な格差が出来るのだろうということだけは、肌で感じることが出来る。

下流社会 新たな階層集団の出現

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アイルランド第7話

2006-01-22 15:27:34 | 韓国字幕つきドラマ感想
ジュンアを向かえにきたグクをジュンアの夫と知らずに平手打ちするシヨン。平手打ちにも驚いたようだが、ジュンアが自分を守ってくれたことに喜びを感じるグク。「これこそ僕の望んでいた幸せ」とばかりに微笑むグクとは反対になんとなく居心地の悪さを感じるジュンア。二人の温度差。このあたりが不思議ちゃん同士が夫婦になった所以か・・・

ジュンアは心ここにあらずで仕事に向かっていることを院長に指摘され、職場を去ることになる。
「やっぱりグクの忠告通り、中途半端に仕事はしない。お母さんにも会う。面白くないかも知れないけれど、あなたの言うとおりにする。」と努力することを誓うジュンア。しかしこんなことは誓うことではないような気がする。不思議ちゃんで自由気ままに生きているかと思いきや、急に自分で自分の歩む道を狭めたり、苦しくなるようなことをしたりする。自由なはずなのに、自由に生きていない。薬を口にすることがなくても、不思議ちゃんは不思議ちゃんらしく自分の道を進んでいる。

病院の院長からジュンアが病院に来ないことを聞き心配するジェボク。
会社でグクにかかってきたジュンアからの電話を偶然に取り、心配していることを告げるジェボク。そして二人のそんなやり取りを偶然聞いてしまい愕然とするグク。
勿論ジェボクはそんなことなど一つも知らず、いままで通りグクに憧れの眼差しを送るっているが・・・・・
このままですむわけなどなく・・・・

人の良いグクだが、心の奥底には随分屈折したものがあるらしい。
戻って来いというホテルの社長に「社長と友達になるには、奴隷にならなくてはならないけれど、僕はもう奴隷にはなれません」と寂しそうな笑顔を浮かべるかと思いきや、無条件にグクを尊敬するジェボクには、邪険な態度を取ったりする。
妻ジュンアの不倫相手がジェボクと知っても「何も聞こえなかった」と知らん振りを決め込むが、牧師さんの前では涙ぐんだりしている。
「お前が空気のように軽ければ、皆がお前を身近に感じてくれるよ。お前の心は重いんだ・・・」さすが小さい頃からグクを育てた牧師さんだ。良く分かっている。愛するジュンアとどうしようもないひもジェボクの仲を知ってしまったグク。彼の愛されたい守られたいという心は、これからどこに向かうのか?

勝負師14話

2006-01-22 12:24:22 | 韓国ドラマ さ行
すっかりボディガードとも打ち解けたヒジョン。№1からのこれからは一緒に仕事をしましょうの誘いも快諾。パク弁護士はヒジョンが父親のことを諦めたのには何か理由があるはずと探りを入れようとするが、ミンスはパク弁護士と出かけたパーティで№1と一緒のヒジョンの姿を見てショックを受けている。(親しげに腕まで組んでいるのだから当然か・・・)
こんな時はやっぱり女性のほうが切り替えが早いらしい。

しかしジュンシク亡き後詐欺団を取り仕切るミンスとしては落ち込んでもいられず。次のターゲットを銀行員のイに定め着々と準備を進めている。
ミンスとソジュが新婚夫婦としてイ銀行員の近所に引越し、銀行の金を横領しようという計画らしい。
そんな詐欺のために、結婚式を挙げ、写真を撮り、更に一緒に住み始めるのだから芸が細かい。そして思惑通りイ銀行員と親しくなりチプトゥリ(引越しパーティ)に自宅に招き、ミンスの父親も銀行の事件に巻き込まれて亡くなった話などして、(ソジュと幸せに結婚して生活している姿を見せられなかったと涙ながらに話しているのだ)すっかりイ銀行員の心の隙につけいる詐欺団。

翌日に、書類を偽造するミンス、正式な書類が回らないように女子行員を引き止めるソンシグ、盗聴するワンジュと連係プレイで、偽造書類をファックスで送り、偽の送金を行うことに成功するが、勿論物事がそんなに上手くいくわけなどなく、詐欺の仲間でありながら警察の犬になっているチンピラのせいで、警察のコ刑事に印影の偽造が筒抜けなのだ。

*****
ソン・スンホン(宋承憲)ファンとしてはミンスが主導権を握った詐欺の方が面白い気がする。(非常に単純な贔屓目なのだが)兎に角ジュンシクが亡き後彼の分も出番が増えているのだ。頑張るしかないのである。
結婚式の写真を新居に飾り、新婚の夫婦らしく公園でバトミントンに興じ、出勤の際には夫を玄関口で送り出すと、ソンシグが心配するのも当然の新婚夫婦ぶりだ。しかし詐欺というのは本当に準備が大変だ。
イ銀行員の奥さんを自宅に招いたら「新婚旅行の写真を見せてください」などと想定外の質問。
勿論そんなものを用意しているはずもなく、あわてたソジュは「実は新婚旅行の写真のフィルムを空港でなくしてしまって・・・」などととっさの嘘で切り抜けている。ああこうやって一つの嘘がどんどん別の嘘を生んでいくのだ。

今回はソン・スンホン(宋承憲)のスーツ姿も楽しめる。
ヒジョンの姿を見てがっかりする時のベージュのスーツ姿も珍しいし、偽会社員の時は黒のシンプルなスーツ、極めつけは結婚式でのタキシードだろうか。