デハンがダジョン達兄弟とどのような契約を交わしたのか知っているというカン弁護士は、デハンに選挙から撤退するように言い、更にはダジョンの実の父の事も知っていると彼に告げるのだ。
自分が議員としてどうなのかということより、ダジョンに本当の事は知らせられない。彼女をそして彼女の子どもを守らないと・・・と選挙からの撤退を決意するデハン。
補佐官、そしてスヒョンには本当の事を告げるしかないデハンだが、これ以上真実を知っている人を増やすわけにはいかない。記者会見を開き「自分のイメージを回復するために、子どもたちを引き取った。公職に就こうとしている者が取るべき態度ではない」と撤退することを宣言するデハン。
さらに「ダジョンは実の娘ではない」と告白する彼に「私達を保護者が必要だから利用したのだから、お父さんだけが悪いのではない」と記者会見の場で語るダジョン。
子どもたちと自分では立場が違うというデハンに「最初から完璧な人はいないし、失敗しない人もいない。血は繋がっていないけれど、一緒に暮らすうちに一番のお父さんになってくれた。」と訴えかけるダジョン。結局「審判は選挙で受ける」となり、そのまま選挙戦を続けることになるデハン。
カン弁護士は裏で父親が糸を引いていると確信するものの、父であるカン代議士がそれを認めるわけもない。
デハンが結局選挙戦から撤退しないとなると、更にダジョンの継父に金を積み、デハンに打撃を与えるべく画策し続けるのだ。
子どもたちが自分よりもデハンに懐いていることや、デハンの記者会見を見、子ども達に恥ずかしい姿は見せられないと「カン代議士から金を貰い、子ども達がデハンと血の繋がりがないことを公表するように指示された」とテレビ番組で暴露するダジョンの継父。
息子を代議士にしようとして裏工作したことがすべて明らかになってしまい、万事休す・・・結局政界だけでなく、すべての公職から退くことになるカン代議士。
カン弁護士の前には飛んでもない逆風が吹き荒れるのだが、デハンはカン弁護士と一緒に壇上に立ち、これからも意見を戦わせていこうと、お互いにエールを送り合うという、選挙運動とは思えない、感動的な場面の演出をするのだ。
結局代議士になるのはカン弁護士なのだが、軽妙なトークが持ち味のデハンは、抜群の知名度を生かしてコメンテーターとしてコメンテーターとして大活躍。今度は本当にベトナムに行ったダジョン達の継父の代わりに子ども達の世話をし続けるという、大団円でドラマは終了。