2023年6月 香港国家安全維持法が施行されてから丸3年。
「国安法の指名手配犯には海外でも自由を許さない」と中国政府系の香港紙@大公報が国安法3周年の特集記事で摘発強化を主張との事。
香港人の海外移住止まらず 政府の人材誘致計画も進む〝中国化〟
2020年6月 香港国安法が施行
2022年7月 返還25年で愛国統治を強調
2023年6月 香港国家安全維持法が施行されてから丸3年。
「国安法の指名手配犯には海外でも自由を許さない」と中国政府系の香港紙@大公報が国安法3周年の特集記事で摘発強化を主張との事。
香港人の海外移住止まらず 政府の人材誘致計画も進む〝中国化〟
2020年6月 香港国安法が施行
2022年7月 返還25年で愛国統治を強調
先日、友人とファミレスで昼食を一緒に食べたのだが、ファミレス自体がとても久しぶりだというその友人は、各所での機械化にいたく感動していた。
入り口で人数を入力すれば、機械からはそれに見合った座席番号を記載したレシートが出てくる。座席に座ったらテーブルの脇にあるタブレットで食べたいメニューを選択し、確定ボタンを押す。その後しばらくすると配膳ロボットが頼んだメニューを持ってきてくれる。
確かに特別なトラブルがなければ、ここまでお店のスタッフの人とやり取りする事はなく、一番最後の会計の際に一番最初の座席番号をレジに出す際に店員の人とやり取りするだけだ。
本当に便利だ。。。
勿論、店員さんは何人もおり、周りの様子をこっそり見てみると、いわゆる特別な状況、例えば「タブレットの入力方法が分からない」と訴えるマダム達の悩みを解決してあげたり、「うっかり間違えて違う物を注文してしまった」という家族連れのトラブル対応に当たったりしているようだった。
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「あれ?配膳ロボットに顔がついていると思ったのに、顔はないんだね」などと、友人は更なるエンターテイメント性を望んでいたようだった。タブレットでの注文にも果敢に挑戦しようとしていたが、「どうしても確定ボタンを押させてくれない」と言い、結局私が変わりに入力してあげた。
タブレットの確定が押せない問題は私も以前はまってしまったことがある。個数を入れれば問題なしと思っても、パスタなら麺の量を普通と1.5倍から選ぶようになっていたり、おかずとご飯の定食セットならご飯を少な目、普通、大盛りから選ばないと先に進めないようになっているのだ。
「慣れている人はいいけれど、麺大盛り選択とか、ご飯のサイズを選ぶとか、ちょっと戸惑うよね。それに店員の人に聞かれたら「普通でいいです」という所を、タブレットだったら思わず大盛りと押してしまうかもしれない・・・」と友人は誘導尋問的にサイズが大きくなってしまうかもしれない・・・とちょっと笑いながら感想を述べていた。
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私は学生時代、ファミレスでアルバイトをしていた事があるが、この時に一番大変だったのはオーダーを取る際のメニューの略称を覚える事だった。フランクフルトピザはフランクフルトピザとフルネームで記入するが、フランクフルトパスタはフランクフルトとパスタを省略する必要があるというひっかけ問題のような略称ルールを全部覚えねばならず、フランクフルトピザのはずが厨房から出て来たのはフランクフルトパスタだったという平謝りしなければならない間違いも一度や二度ではなかった。
あの当時、タブレット端末でメニューが取れたなら、お小遣い欲しさにいやいや通っていたバイトももう少し楽しいものになっていたかもしれない。
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私はメニューの「1/2日分の野菜が摂れる」という健康志向のネーミングに触発されて「1/2日分野菜のぺペロンチーノ」を注文。最近はこれ以外にも「タンパク質が●●グラム」というネーミングにも心が揺れる・・・
勤務先のそばのスーパーにお昼のお弁当を買おうとすると「夏越の祓」の新・行事食というコーナーが出来上がっており、「夏越ごはん」という丼物が沢山並べられていた。
流行り物につられる事が多い私は早速一つ購入し、職場に戻ってから「夏越ご飯」について検索してみる。
6月30日の「夏越(なごし)ご飯の日」は、2015年に米穀安定供給確保支援機構により提唱された新しい記念日との事。1年の半分が過ぎた6月30日に年前半の穢れを祓い、残りの半年の無病息災を願う「夏越の祓」に合わせた記念日なのだそうだ。
スーパーの食品コーナーで季節の移ろいを知り、季節の行事と密接に関わり合いの有る食事を知る事が多い私にとって、また一つ新しい行事食を覚える事になった。
ご飯に栗が入っているのは、スサノオノミコト(素戔嗚尊)を栗飯でもてなしたという伝承にならってという説明は、いかにも米穀安定供給確保支援機構提唱の記念日にふさわしいと思いつつ、確かに邪気を祓う豆が入った雑穀やご飯がベースで、邪気を祓う緑や赤の夏野菜がふんだんに使われているかき揚げがのったご飯は確かに色鮮やかで食欲をそそる。
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栗が入っていたかどうかは確認できなかったが、モチモチした雑穀米は歯ごたえもあり、少し甘めのたれがかかったかき揚げとの相性もよかった。
400円ちょっとで穢れを祓えるならそれはそれで有難い事だ。
捜査中の事故で同僚を失い、自分も瀕死の重傷を負った警部補が、復帰後は自分とシリア人移民の助手一人という陣容で未解決事件の調査にあたるミッションが課される。いわゆる上層部による厄介払いと補助金目当てから始まった特捜部。
そんな風に始まったシリーズも9作目になった。
過去から始まる核となる未解決事件と、特捜部のメンバーにかかわる現在の事件の描かれ方のバランスが非常に絶妙な事に感心したり、事件を追いかけつつも、各所にチーム員の人生を感じる出来事があることにシリーズ物の良さを感じたりと、毎回ミステリーだけでなくメンバーのチーム員に対する友情がシンクロする様子に人生を感じたりしていた。
今回の事件は、事件や自殺に見せかけた不審死の関連性を特捜部らしい執念で捜査するストーリーだ。その間違った正義感からは起こる事件は、コロナの為にロックダウンした街の閉塞感とリンクするような息苦しさを感じるのだが、犯人たちはそれに清々しさと達成感さえ感じているのが怖い。恐ろしいほどの勘違い(敢えて勘違いといいたい)が次々と凄惨な事件を引き起こすのだ。
そしてそれとリンクして浮上してくるのは、特捜部が結成されるきっかけの事件だ。未解決である「釘打ち機事件」を特捜部自らが捜査する展開でシリーズが締めくくられる事になるんだろうか。。。
毎回の事だが、シリーズ物の楽しみを感じながら読み進めていく・・・シリーズ10作目が待ち遠しい。
IT企業の若き社長として順風満帆に思える日々を過ごしているユ・ミンホ。
しかしそんな日常は不倫相手と一緒にいたホテルで起きた密室殺人事件の第一発見者兼第一容疑者になった事であっという間に崩れ去りそうになる。
財力と社会的地位を利用し、勝率100%を誇る敏腕弁護士と契約を結んで、完璧な無罪を勝ち取ろうとする彼。
何故か、山の中にある人里離れた山荘に弁護士を呼び出し、自分の弁護を請け負って貰うように画策する彼。弁護士としての輝かしい栄光に傷を付けたくない女性弁護士は請われた仕事を全部請け負うような安請け合いはしないのだ。「嘘があったら弁護は出来ない」という彼女の言葉に誘われ、殺人当日だけでなく、そこに繋がる出来事を理路整然と語る彼。
弁護を請け負って貰えるように弁護士を説得しなければならない彼だが、正面から対峙する際の視線は真っすぐ前を向き、その語り口には無駄がない。弁護士相手に模擬裁判をしているかのような丁々発止のやり取りだ。
同じように女性弁護士も言いよどむ事なく、彼に事件当日とそれに繋がる日の出来事を弁護士として分析していく。実際にあった事がどのように語られるのか。語られた事は裁判で信じるに値すると認められるのかどうか・・・事実も大事だが、それを皆が真実と信じるかどうかが大事なのだ。
容疑者である社長も敏腕弁護士も正面を向き合って話し合っている際は隙を見せないが、時々映り込む横顔には、正面からは見えない何かが見えるようにも思える。ミステリー好きではあるが、私は見たものをそのままだと信じすぎるきらいがあるようだ。ただ、ミステリーは騙された方が何倍も面白い。誰が本当の告白をするのか、誰が本当に完璧な弁護を行うのか?
今回もあっさり騙され、まったく違う方向にストーリーが進む事に驚く。
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キム・ユンジンは、2000年東京国際映画祭で行われた@燃ゆる月のワールドプレミアでの舞台挨拶を見た事がある。一緒に登壇したキム・ソックンとともに、場内が暗くなると客席に座り、私たち観客と一緒に映画を鑑賞していた。ワールドプレミアということで韓国でもまだ公開されておらず、監督も編集作業中という話をしていたので、そんな事になったのだろう。私はたまたま入り口近辺に座っていたので、ドレス姿のまま客席に着く様子が見えたのだ。綺麗な人だった。
イン室長が一番怪しいと思われていたのに、車でサンフンの入院している病院のそばまで行っていた事が判明した JQグループ新事業総括チーム長のヨンミンが急に捜査線上に浮上するのだ。
サンフンの足(!)が配達された時間帯はセミナーが行われていたというアリバイがあるものの、差し入れを買いに外に出たらしい事を誰も見ていない事が判る。更に彼の所に配送業者の制服を何者かが置いた事で更にヨンミン疑惑に信ぴょう性が生まれる。なによりその制服を燃やすという感情をコントロールできないような行動に出る事そのものがバリバリに怪しいのだ。
サンフンの部屋で、養護施設の前での幼いサンフンとヨンミンが一緒に映っている写真を見つけ、二人がどのように大きくなったのかを知るソヒ。会長の亡くなった息子にそっくりだったサンフンに向けられる愛情と自分との扱いの違いを感じながら育ったと思われるヨンミン。常に彼をサポートする立場にあり、自分が企画した新事業のトップにも突然サンフンが就任し、更にその事業を潰すような行動に出たサンフンに向けられた嫉妬を、妻のソヒは敏感に感じ取るのだ。
そしてそんな時に新聞社の芸能部門に届くサンフンの眼球。
手首、足首、そして眼球・・・いずれも生きたまま切断されたと思われる事に、翻弄されるテシク達刑事とソヒ。そんなソヒが今更のようにテシクに脅されていた事を告白した事で、関連がないと思われていた新聞記者の投身自殺が再びフォーカスされることになるのだ。
嫉妬心に燃えるヨンミンの心の内にも闇が見えるが、全ての場所に隠しカメラを設置し、全ての情報をコントロールしようとするイン室長もどこまでも怪しい。。。。
既に権力をある程度手にしている者達はその権力を失わないように行動し、自分が欲しい権力をまだ手にしていないと思っている者達は、嫉妬心を燃やしながら権力を手に入れようとしている。権力と利権に翻弄されている姿が非常に怖い。
10数年前の詐欺事件の首謀者のノ・サンチョルが逃亡先の中国で死亡が確認されるも、その「ノ・サンチョルに殺される」という通報が警察にかかって来た事から、一気にノ・サンチョルの生死がクローズアップされることになる。
死んでいる人間が殺人を犯せるはずもないが、殺された男が詐欺事件の際の右腕だった男で、死体のそばにいた男が被害者の一人だったのだから、一筋縄ではいかぬ事件だ。かつて詐欺事件の担当者だった上司から事件の担当を任されるのは、弁護士出身の変わり種刑事のドハン。
ケチなチンピラだったはずのノ・サンチョルが、自らも騙されながら詐欺事件の首謀者に成り上がり、マルチ商法であることを隠して会員を募集し、その会員たちが更に被害者を増やすという合法なのか違法なのか判断が難しいスキームでどんどん私腹を肥やしていったのだ。
何故か警察の捜査に検察が介入して事実上の捜査はとん挫。勿論被害者の会はノ・サンチョルが死んだ事を信じず、彼の生存を確認し、更に彼に損害賠償を求めようとしているのだ。
ノ・サンチョルの右腕の男が殺されただけでは事件は終わらない。死んだはずのノ・サンチョルは連続殺人事件の犯人として再び注目を浴びる事になるのだ。怪しさはこの上ない。
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韓国ドラマでは詐欺にあって苦労するというストーリーは非常によく見られる展開だ。頼母子講でお金が持ち逃げされてしまったとか、もちろんドラマと同じようにマルチ商法で売れない商品だけが手元に残り、家族に内緒でお金を増やそうとした母親が泣き崩れるという場面を見たのも1度や2度ではない。ただ、私が見たこれらの場面は、ほとんどホームドラマでのそれで、これほど暗く救いようのない詐欺事件を扱ったドラマは正直初めてだ。被害者達が望むのはただ一つノ・サンチョルの断罪のみ。ノ・サンチョルが死んでいてはならないのだ。
サンフンが最後に一緒にいたのはイン室長ということが判り、彼を徹底的に調べる警察。
高校中退という学歴でありながらサンフンの父親の会社でいわゆる汚い仕事を一手に引き受けているイン室長。いわゆるやり手なのだ。やり手でなければ家に自宅で何台もの隠しカメラの映像をチェックし、何台もの携帯をチェックしているわけがない。
しかし、過去のない人間などいないのだ。彼が会社を設立し、金の迂回先にしている会社の社長に就任しているのは彼自身が縁を切ったと思われていた父親であることが分かる。サンフンの父親の運転手時代に、飲酒運転で人生を台無しにした彼の父親。
更にイン室長の母が入院していた精神科の病院が警察の捜査線上に上がってくるのだ。
「イン室長が精神病院にサンフンを送り込んだに違いない」と警察も目星をつけるも、なんと精神的に不安定な彼を病院に入院させたことは彼の父親も知っていたことだったのだ。
イン室長の父親の起こした事故で妻と息子を亡くした会長は、施設から亡くなった息子と同年代の少年を連れてきて息子として育てたのだ・・・(イン室長と会長の駆け引きもなんだか微妙だが、サンフンが簡単に後継者になろうとしなかった理由が見えてくる。)
何も知らないソヒは、「法案通過に尽力せよ」というミッションを通じてサンフンが戻って来ることを望むも、事が簡単に進むわけはない。
サンフはが会長の手て病院に閉じ込められ、更に病院から失踪までしているのだ。
失踪を手助けした男を警察が探し出したのを知ると、それをこっそりチェックしているのは勿論イン室長だ・・・・
とにかく怖い位やり手のイン室長・・・・
犯人からの連絡で、コンテナが並ぶ港に駆け付けたソヒが見つけたのは、計画がとん挫した事に怒り自殺未遂を起こした男性の遺体だった。警察は彼がまじめな社員でもなく、働きもせずに違法賭博に入れ込んでいたことを問題視。
彼の金づるは誰なのかを解明することがソヒの夫のサンフンの行方を繋がると信じ、捜査は続けられる。ソヒは亡き父の議席を守るために闘っているのではなく夫を助けたい一心で選挙活動に臨むのだが、行く先々で感じる父の真面目な仕事ぶりを感じる。彼女にとっては夫を探す旅でもありながら、亡き父の足跡を追いかける旅でもあるのだ。
亡くなった男性が豪遊出来ていたのは、なんと松州レミコン社長から金を貰っていたから。更に社長自身も通帳にお金もないのに次々と工場の周りの土地を購入していたことが分かる。新事業の計画地と思われる土地を次々と購入しているのだ。誰が見ても怪しいの一言だ。とにかく亡くなった男性に対しては、誰が見ても口封じで金が動いたとしか思えない。それはただの推測ではなく、その後本当の口封じが行われたのだ。
当然社長に殺しの容疑がかかるのだが、突然の敏腕弁護士の登場で社長は海外への高飛びを計画。そのお金の出どころは、社長を使って土地を手に入れようと動いたいたJQグループである事が判る。(しかし計画の全面に立つ企画チームのイン室長をJQの会長は信じていない様子。要するにインも結局は遣われているだけなのかもしれない・・・)高飛びしようとしたレミコン社長だが、サンフンの切断された足首が送られてきたことで話は急展開。
警察も次の口封じはレミコンの社長だと警戒するも、結局は彼も行方不明になってしまう。
辛くも国会議員の座に就く事が出来たソヒだが、彼女に課せられた仕事は「とにかく新産業の関する法案を通過させる」ということ。彼女は新産業について勉強をしようとするも、問題は法の内容ではなく、法が出来る事によって政治が大きく動く事だったのだ。
ソヒの父親は、法整備の裏にあったからくりを知り、自分を応援してくれた松州レミコンに自筆の手紙を書くものの、ソヒの手に渡ったその手紙は次期大統領を狙う党首によって焼き捨てられる。
何も知らなかったソヒも、法整備の裏にうごめく権力と金に目を向けるしかなくなるのだ。
どこの国でも大きな土地が動けばお金が絡む。お金が絡めば権力が絡む・・・・
ネットフリックスのAIが「あなたにお薦めのドラマです」と教えてくれた2019年に放送されたドラマ。サスペンス好きとしてはお薦めを無視するわけにもいかない。
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ソウルの捜査チームから交番勤務に異動が決まったテシクが最後の任務として担当したのは女性の墜落事故。
しかしその後の現役国会議員の交通事故死についても「とにかく報告書だけでも」とチーム長に泣きつかれ担当することになるのだが、この事故が普通の事故ではない。大きくカーブする道でブレーキ痕はなく、車からはドライブレコーダーが抜き去られている。
これが怪しくなくてなにが怪しいのか・・・という状況だ。
亡くなった彼が最後に通話しているのは末娘が結婚したJQグループの会長の一人息子のサンフン。しかし、サンフンは姿を消し、義理の父の葬儀にも出てこない。そして何も知らないを繰り返す末娘のソヒ。
現役国会議員が亡くなったということであれば、周りの人間の利権が動く事はどこの国でも一緒だ。学歴も普通、職業もカフェ経営と政治とはなんの関係のないソヒに遺族挨拶をさせる事の裏には、本人に関係ない所であれこれが話し合われているに決まっているのだが、その場にソヒの夫で行方不明の夫サンフンの切断された手首が送られてくれば、それはもう尋常ではない何かがあるという事・・・・
JQグループは手広く色々とやっているようなのだが、その中の一つの新しい事業が、大きな利権が動くらしい。(新規事業開発には大きな補助金や投資が発生するのは日本と一緒だ)ただ、どうやら義理の父である国会議員と婿であるソヒの夫サンフンはこの事業の見直しを図っていたらしい事が判る。サンフンを恨んでいたのはこの計画変更に怒り、自殺騒ぎを起こした男が関係していると警察は睨むのだが、どうも腑に落ちない点もある。
そんな中、妻の元には「夫を助けたいなら、国会議員になれ 誰にもいうな・・・言ったら夫の命はない」という差出人不明のメールが動画付きで送られてくるのだ・・・・
こうやって、政治とは関係ない世界で生きていた国会議員の末娘が、味方など誰もいないと思われる政界に進出する事になるのだ・・・
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何故「警察に助けを求めない?」と思うのだが、彼女は夫を助けたい一心なのだ。とにかく余裕がない。
世界の観光都市ランキングで2018年には堂々の1位だった香港は、デモによる混乱と中国本土と同様の強制隔離と伴うコロナの影響で観光客は激減。2022年には観光都市ランキングは36位まで落ちてしまった。
今年の2月には、挽回を図るべく、政府は340億円を拠出、更に無料航空券(片道航空券50万人分の無料配布で100香港ドル分のバウチャーも提供されるとの事)も配布、企業も政府のキャンペーンに合わせて金券等の配布を行うとの報道がされていたが、その内容が具体的に発表になったようだ。
香港への無料航空券配布、日本でもスタート 26日から抽選や先着で
香港空港管理局は20日、香港への往復航空券を無料で配るキャンペーンを26日から日本で始めると発表した事でテレビのニュースでも大きく報道されている。
香港行き航空券の無料配布キャンペーン 日本発は26日から募集スタート
こちらの記事は、香港が拠点の航空3社のウェブサイトから申し込む際の応募方法、発着場所、チケット割り当て枚数、当選者確定方法等がまとめられている。
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香港まで行けばマカオもすぐだ。コロナ後のマカオはどんな姿になっているのだろう。
マカオから見える中国本土
カジノから遠く離れた場所には観光客もおらず静かなマカオが感じられる。
マカオの世界遺産の数々・・・
そして香港の街角
ケニア山の麓で取れるコーヒー。
現地ではケニア山の事を輝く山を意味するキリンヤガと呼んでいる事から、このコーヒーにもその名前@キリンヤガが付けられている。
コーヒーカードにはミディアムローストで酸味は強くと書かれている。実は私は酸味が強いのはあまり好みではないのだが、実際に飲んでみると強めの酸味というより、すっきりとした口当たりが印象に残る。私は素人故、味の印象を細分化して感じる事は殆ど不可能で全体のバランスをぼんやりと感じる程度なのだが、蒸し暑い夏にピッタリの本当にすっきりとした飲み口なのだ。
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このコーヒーのキーワードはシトラスとブラックハニーを思わせる風味との事。素人なりに、すっきりとした口当たりを形容する際にはシトラスというキーワードが使われるらしいと理解する。
コーヒーカードのコメントもとても参考になるのだが、やっぱり実際に飲んでみて、自分の好みはどんな飲み口のコーヒーなのかを知る事が楽しいなと思う。
私は酸味が強いのはあまり好みではないのだが、実際飲んでみると酸味は殆ど気にならなかった。全体のバランスも関係するのだろうか。
「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は、ピーター・パーカーからスパイダーマンを受け継いだ高校生のマイルスが主人公。それぞれの世界で活躍するスパイダーマンが次元を飛び越えて起こる問題を解決すべく活動している姿を見、自分もそのチームの活動に飛び込んでいくのだが、若さゆえの経験の浅さを他のスパイダーマンから指摘され悩んでいくのだ。更に正義の味方であるはずが、「ある人を助ける為に他の人を助けられない時はどうすればいいのか?何故全員を助ける事が出来ないのか」というジレンマにどのスパイダーマンも向き合っているという現実を目の当たりにして、自分の中の理想のスパイダーマン像と実際のスパイダーマンの有り方に葛藤を感じていくのだ。
私が思っていたアニメ映画とは全く違う世界が広がっていたのでその映像に圧倒される。突然線だけで描かれるキャラクターの力強さやおどろおどろしさや、しなやかな3Dアニメーションの対比にも目を奪われる。アメコミのキャラクターがしなやかな肉体を持って空を飛び回るさま、衝突の様子が鮮やかなピンクや黄色の蛍光色カラーで表現される様。その色使いの数々は私の意識の中には全く存在しないものでそれを見ているだけでも圧倒される。そして映画の中で描かれる世界が変わる度にその映像も全く違った雰囲気を持って描かれるのだ。
エンディングは、流れる音楽と相まってとても印象的な映像だった。
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MCUと呼ばれるマーベル・シネマティック・ユニバースは各映画が非常に密接に関係しあっているので、突然の門外漢が前後関係を知らずに見るにはややハードルが高いと思っている。
ただ、そんな中でもスパイダーマンは、トビー・マグワイアがややおとなしい雰囲気のスパイダーマンを演じたサム・ライミ監督バージョン。アンドリュー・ガーフィールドがピーターを演じ、恋人がMJからグウェンに変わりやや悩み多きスパイダーマンだったアメイジングバージョン。トム・ホランドが若々しくちょっとちゃっかりしたピーター・パーカーを演じたいわゆるMCUシリーズバージョンを楽しんだ事があったので、私の中では身近なキャラクターだった。
そんな事もあって前作を見ていないにも関わらず、このスパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースを見たのだが、いわゆるファンの間ではこのスパイダーバース(アニメ映画版スパイダーマン)は、他のスパイダーマン映画とは一線を画したものと認識されている様子。他のキャラクターとの絡みもなく、純粋にスパイダーマンの活躍を楽しむのにピッタリな映画なようだ。
離島に住むノクドゥは家族が正体不明の男達から襲撃を受けた事によって島から出て謎を解明しようとするも、男装するドンジュとのトラブルが重なり、迷い込んだ未亡人たちが住む村でドンジュと一緒に暮らす事になるノクドゥ。
ノクドゥが女装して村に忍び込んだ事にも秘密があり、芸事に少しも才能がなく妓生になれないドンジュも何か秘密がある。秘密がある者同士がトラブル回避の為に助け合い、次第に心を通わせていくドラマとしても楽しい。勿論カン・テオ演じる気のいい若者の野望が壮大であることと合わせて、自分に関心を持ってくれないドンジュにどこまでも一途でありながらも、権力にも執着する様子にフォーカスして見ても十二分に面白い。更に光海君が王の座を奪われる事を必要以上に恐れ、誰も信じようとしない様子も、いかにもな時代劇らしい王の孤独を感じるを感じる事が出来る。
ノクドゥが自分の出自について悩む間も、綾陽君の権力志向はとどまる事がない。ただ、身分が高ければ高いほど、権力に執着しなければ自分の命が危ないという面もあるのがこの時代の常。後半は、悩むノクドゥとドンジュの様子にほんの少し心を動かす様子をみせながらも、孤独な王である光海君には少しの同情も見せないあたり、頂点を目指そうとする者の孤独を感じさせる。
廃位となった光海君の時代でありながらも、ウェブ漫画原作故、史実と創作が自由に交錯するドラマだ。
今日6月16日は和菓子の日との事。
今は毎日何かの記念日で歴史の浅い新顔の記念日も多いと思うが、この和菓子の日は 平安時代、仁明天皇が元号を嘉祥にした年の6月16日に16個の菓子や餅を神前に供えて、疫病を払い健康招福を祈願したことに由来するという歴史のある記念日との事。
私も『六月十六日は和菓子の日』というシールにつられて、シュークリームでなく生どら焼きを手に取る。
柔らかいけれどどっしりとした感じで、手に取っただけで食べ応えがあるのが分かる。最高気温が30度になった今日、ホイップが冷たく冷えているのが妙に心地よく、冷えているせいで甘さも抑え目に感じられる。
和菓子の日といいながら、かなり洋菓子感高めの感じだが、一度に2倍楽しめるのはやっぱり得した気分だ。
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職場に常備している紙ナプキンは昨年のハロウィンの時期に購入したもの。六月十六日の和菓子の日とはミスマッチだが仕方ない。