私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-

2014-05-31 21:08:24 | 映画鑑賞
モナ・リザの40年ぶりの来日に合わせて@臨時学芸員となる万能鑑定士Q。
その万能鑑定士ぶりを偶然目の当りにし、彼女を密着取材することになる雑誌記者。

万能鑑定士というその妙な職業を説明する件はちょっと面白かったのだが、本筋に入るとごくごく普通のミステリー。
万能鑑定士Qを演じる綾瀬はるかの持ち味だと思うのだが、緊張感はあまり感じられず。雑誌記者を演じる松坂桃李も、必要以上の緊張感を感じさせるタイプではないので、その点で二人が不協和音を奏でるわけではないのだが、もうちょっと緊張感が感じられてもよかったのではないかと思う。

残念なことに2時間テレビドラマの雰囲気が満載で、それを悲しく感じたモナ・リザの瞳から涙が流れるのではないかと思ってしまった。。。。。


*********
(これは映画とはなんにも関係ない感想)
万能鑑定士Qが時々○研のOB方さんに見えてしまった。多分同じようなテイストの洋服のせいだと思うのだが。。。。


映画 万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
SMD itaku (music)

神学校の死

2014-05-29 21:25:57 | たまに読んだ本
神学校で事件とも自殺とも判断が付きかねる事件が起きる。 英国国教会を舞台ににたミステリーなのだが、ミステリーというよりもごくごく普通の小説という趣だ。

教会の関係者、警察関係者等、舞台は海辺の教会なのだが、思いのほか登場人物が多い。しかしそのキャラクターが非常にはっきりしているので読み間違うこともない。説明口調ではないのに、自然に各人のキャラクターがすっきりと頭に入ってくる。生きていく上でのしがらみや、偶然の産物。そして過去の自分の行動。
そんなことが絡まって起こる事件の中にそれぞれの人生が見えてくるような気がするのだ。もちろんミステリーなのだが、ミステリー以前にその物語に引き込まれる。。。。


P・D・ジェイムズといえば有名な作品は@皮膚の下の頭蓋骨や@女には向かない職業だろう。
私もその2作品を以前読んだだけで、ずっとP・D・ジェイムズのことを忘れていたのだが、書店の棚で偶然この本を目にし、睡眠時間を削ってまで読み続けてしまった。

とても80歳を超えた女性の作品とは思えない。その力強さに感動する。


神学校の死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
P.D. ジェイムズ
早川書房

スンホン You Tube検索 (人間中毒 素晴らしい音楽と一緒編)

2014-05-28 21:26:01 | ソン・スンホン(宋承憲)
映画のいいところを集めたMTVになっている。。。。
「そうそう ここは。。。。」といろいろ語りたくなるような場面を集めたMTVだ。

******
映画を見た後で思い出す音楽は、やっぱりエンドロールで流れてきたROSEだろうか。
二人の楽しそうなドライブシーンの映像にROSEが流れる。
オリジナルのベット・ミドラーとは違う雰囲気だったが、よく知っている曲ということもあり、映画を見た後ではやっぱり印象的だった。
韓国にしては、エンドロールをキチンとみている人の割合が多いような気がしたのは、ファンのひいき目だろうか。
*****
ここ何日間か、映画人間中毒についていろいろ書いてみたが、もうこれ以上書くとなると映画のエンディングを書いてしまいそうになる。そろそろこのあたりが潮時かもしれない。

この何か月間、スンホンと人間中毒ということで、何度も何度もいろいろな事を書いてきたが、それもそろそろ終わりだと思うとちょっとさびしくなる。


[StarN] '????', ? '??? ???'? ?? ?? ??

逆鱗

2014-05-27 21:41:50 | 映画鑑賞
正租即位1年、王の暗殺を描いた物語ということだけしか知らずに鑑賞。
そもそも正租が誰だかもよく分からず見たのがいけないのかも知れない。
ポスターが正租を演じるヒョンビンのアップだからと、正租を描いた映画だと思ってみたのがいけなかったのかも知れない。

王の暗殺を描いた映画ではあるが、正租が主人公の映画ではない。正租が主人公でないということは、ヒョンビンも主役ではないということ。
王の暗殺という大きな力に翻弄される人の話だ。翻弄されるのは宮廷にいるものばかりではない。抗えない力でかかわらざるを得なかった者、逃げるという選択肢など無かった者たちの話なのだ。
どちらかというと、大きな力に逆らえなかった男たちの話だろう。もちろん女たちの話として別の視点から見ることも出来る話だろうが。。。。

「小さいことを見逃さずにいれば、世界を変えることができる。」という大きな話が語られているのだろうが、私が心に残ったのは、「美味しい?雪の味がするだけ・・・・美味しい?雨の味がするだけ・・・」と空から降る雪と雨を見つめる幼い男の子達の話だ。


****
私の隣に座った女子大生らしい二人組も同じように思ったらしい。
見終わったと同時に「ヒョンビンさぁ・・・主人公じゃないよね」と話ながら席を立って行った・・・
ヒョンビンが主役ではないことに文句をつけるつもりはないが、主役と思って見る人がやっぱり多いのだろう。びっくりしたというのが正直な感想だ。

映画「逆鱗」予告編

ドクター異邦人 第5,6話

2014-05-26 21:35:37 | 視聴断念 韓国ドラマ
無理やり行った手術が失敗したことにより「なぜ手術を強行したんだ!」とやぶ医者女医の恋人でもある医師から鋭く追及されることになるフン。
自分の母の手術をしてくれたことを感謝するやぶ医者女医は「私は手術をしてくれたことに感謝している。あの手術はあなたにはできないもの。それをやった彼に嫉妬しているんじゃないの?」と痛い所を突かれる野心家でもあるエリート医師。
もちろん話を聞きたかったからという気持ちがあって手術をしたフンなのだが、なによりも「医師として助けたい」という気持ちがあるので、彼はブレないのだ。

とにかく恋人を探そうと必死のフンだが、どうしても彼女の存在を隠したい人々がおり、彼女を探すのは簡単ではない。
交通事故に遭う詐欺師のおじさんなど、何人もの思惑が絡み合っている様子。

そんなことは何も知らずに、病院で恋人に再会するフンだが、彼女は何も知らないかのようなそぶりを見せるのだ。
(というか本当に別人なのか・・・隠しているのか、それとも定番の記憶喪失なのか・・・・)
そして彼女の存在を消したい者たちの関係がなんだか絡み合っているのだ。彼女の存在を消すための小細工を、そっくりの彼女にさせるという非常に分かり辛い展開。そしてフンが北朝鮮に渡るきっかけを作った政治家は今は総理になっているのだが、大統領に虐げられており(というか、力関係からしたら仕方ないのだが。。。)この総理もそもそも北朝鮮に人を送り込んだということを隠したいらしい(多分・・・)

病院の関係者なら採用時の書類があるはずと、その記録を無理やりチェックするフンだが、移植手術を行ったはずの彼女なのに、記録上はキチンとした体なのだ。記録がねつ造なのか、なぜみな彼女の存在を消したがるのか・・・・

フンが天才医師に見えるかどうかは別にして、話は非常にスピーディに進む。

今回のソウル雑感

2014-05-26 21:11:34 | なんということはない日常
月曜日にソウルに行くことを決め、火曜日にチケットを発券してもらい、木曜日の夜に羽田を経ち、土曜日の朝に帰ってきた。あわただしいことこの上ない。ただ、一人だったので気楽だし、ただただやりたいことだけやってきたので非常に満足。

行きの飛行機も帰りの飛行機も圧倒的に韓国人乗客が多かった。
数えたわけではないが、7対3いや8対2位の割合だろうか・・・・特に行きの座席は韓国人の中に一人ポツンと紛れ込んだような席だった。
隣のグループの男子が、1時間位男女の付き合いについて熱く語っていたので、それを聞きながら時間を潰す。

滞在時間が短かったので正確ではないかもしれないが、滞在したホテル、ホテルに隣接したショッピングセンターでも日本人観光客に行き会うことはなかった。
タクシー運転手さんの情報によると「ここは江南だからだよ。日本の人は明洞が好きだよね?」とのこと。
今回私が泊まったホテルは高速バスターミナル駅にあった。大きなホテルもあり、デパート、ショッピングセンターもあり非常に便利なのだ。最近人気のスポット新沙洞にも近いのだが、ややおしゃれ感に欠ける場所ということもあり日本人にはあまり人気がないんだろうか。
ホテルのエレベーターで一緒になった人はほとんど中国人だった。

日本人に会わないということは、お店の人もほとんど日本語を話さないということ。
私が食事をした店は地元の人が気軽に食事をする店ばかりだったせいもあるが、どの店も韓国語メニューしかなかった。
私が中途半端な韓国語を話そうとも、英語で話かけてくれる人など誰もいない。結局滞在中は日本語も英語も一言も話すチャンスなし。。。。







ホテルの部屋は30階、ソウルタワーと漢江が目の前に広がる気持ちのいい眺めだった。



豚のグッズも一つ増える。。。




スンホン ネイバー記事検索

2014-05-25 19:05:03 | ソン・スンホン(宋承憲)
人間中毒の興行成績(動員数)が100万人突破という記事
ラスト、コーションが18日間で達成した100万人という記録より2倍ほど早い記録と、公開前から比較されることの多かったラストコーションとここでも比較されている。
(ちなみに日本では、興行収入が3億円に届かなかったというラスト、コーション・・・)

ベトナム戦争の残した暗い部分がもっと印象的に映画から感じられたら、2倍と言わずに4倍、6倍も夢ではなかったように思うのだが・・・・

****
私が映画を見たのは、金曜日の朝9時、そして午後5時という時間帯。どちらも中途半端な時間だと思うのだが、そんな時間にも関わらず、座席は結構埋まっていた。早々と100万人突破という記事も納得できる。

人間中毒 あれこれ

2014-05-25 18:25:36 | ソン・スンホン(宋承憲)
一人で映画を見に行くのはとても気楽なのだが、さびしいのはすぐに感想を他人と分かち合えないことだ。
いろいろ言いたいことは、後でゆっくりこのブログに書くことでかなり発散できるのでいいのだが、それでも見てすぐに言いたいこともたくさんある。そんな時は、隣の人たちの感想をこっそり聞き、心の中で「そうそう・・・」と相槌を打つことで解消している。

場所がソウルになってもやることは一緒だ。今回は隣に女子大生らしい二人連れがいたのだが、見終わってすぐに「ピアスが無くなったみたい・・・」と映画の中で二人が親しくなるきっかけになったせりふを真似しながら映画の感想を言い合っていた。

確かにあのセリフは真似したくなる妙な雰囲気がある。
映画の中でも、教育副隊長(?)の妻が『「ピアスが無くなったみたい・・・・」なんて、なんであんなときにあんな事が言えるのかしら?』とすかさず突っ込んでいた。
軍隊の縦社会がそのまま妻の世界にも浸透しているらしく、この映画の中でも夫の序列イコール妻の序列なのだが、この教育副隊長の妻を中心にした妻たちの集いが現実離れしそうな映画の雰囲気のバランスをうまくコントロールしていたと思う。いつでもどこでも二人の世界になりがちなストーリーなのだが、それだけではやや嫌味な映画になってしまう。
見ている時には、その軍人の妻たちパワーにリズムを乱されると思ったのだが、見終わった後では、あれがなかったら、ただただ浮世離れした映画になっていただろうと思う。

****
1969年という時代を私が感じた場面。

オープニングシーンで主人公が一気飲みをやんわり断ろうとすると、上長が「バカ野郎!」と日本語で一喝するのだ。
(今も通じるのかどうかは知らないが、まだあの時代はこんな言葉が残っていたのだろうか・・・)


スンホン ネイバー記事検索

2014-05-24 20:41:04 | ソン・スンホン(宋承憲)
人間中毒の興行成績(動員数)が100万人突破まであと少しという記事

時代要因の一つであるベトナム戦争での痛みが強く伝わってこないと思ってはいるのだが、
宿命無敵者と比べると、個人的には満足度は高い。
100万人突破まであと少しという記事もある程度納得しながら読むことができる。






人間中毒

2014-05-24 19:52:55 | 映画鑑賞
1696年、ベトナム戦争の英雄で、現在は教育隊長という要職にある軍人ジンピョ。
夫にさりげなく二世誕生のプレッシャーをかける妻は、夫の昇進には内助の功が欠かせないといいながらも、夫が戦争での体験から悪夢にうなされ不眠症を患っている事は知らないのだ。
ベトナム戦争での英雄という自分に付きまとうプレッシャーに悩みつつも、軍という縦社会の中で自分の弱みを妻にも見せず、ただただいい夫であり、エリート軍人である彼の前に突然現れたのは、自分の部下の妻。
「僕の妻は隊長と誕生日が一緒なんです。」と、上長の気を引くためには妻をだしにすることなどなんでもないという、太鼓持ちが仕事のような部下の妻。何もなければ自分を律することができたであろうはずなのに、彼女が退役軍人に襲われたところを助けたことから、急に接近する二人の仲。

襲われた際に彼女が失くしてしまったピアスを探し出し、花束と一緒に彼女に差し出すその姿にはエリート軍人の面影はなし。
静かに揺れる鳥かごの前で微妙な笑みを浮かべる彼女。突然彼に「ピアスをつけてください」と自分の耳を差し出す彼女。
自分を律するに長けていたはずのエリートは、そんないくつかの揺れる思いに後押しされたようにあっという間に部下の妻との密会に溺れていくのだ。

****
戦場で地獄を見ただろう彼が、同じように戦場で地獄を見ただろう片足を失くした軍人から襲われる彼女を助けたのがすべてのきっかけだったのだ。密会が始まってからも二人の間には軍という閉ざされた世界の中の存在が大きく影を落としているはず。
しかし、そんな大きな影から感じられる重苦しさは見ている方にはほとんど伝わってこない。
軍服という下にどれだけの思いを秘めているのか、ユニフォームという何の個性も感じられないその画一的な洋服の中にどんな思いを隠しているのか、何度も何度も我を忘れたような情熱的がシーンが繰り返されるのに、小物、風景等があまりにも綺麗に描かれすぎているので、その苦しい思いが伝わって来辛いのだ。

しかし一番の原因は、そんな情熱的なシーンでイニシアティブを取っているのが部下の妻を演じるイム・ジヨンに見えることだ。
もちろん画面上は二人が情熱に任せて・・・というシチュエーションなのだが、軍人ジンピョを演じるスンホンの姿を綺麗に見せるために新人の彼女が身を挺して頑張っているんじゃないだろうか・・・・・そんな思いが頭をかすめたのが一度や二度ではない。
そうでなくても、映画は全体的にバストショットの映像が多く、部下の妻への愛に悩むスンホンの横顔がこれでもかというほど堪能できる。
二人が情熱に任せて・・・・・というシーンはもっとスンホンの格好悪い所(部下の妻に溺れる男の弱さとか・・・)があった方がよかったのにと思う。



羽田モノレール

2014-05-24 10:51:53 | なんということはない日常
あっという間に羽田に戻って来てしまった。
モノレールに乗ると、AKBのメンバーが周りの景色を説明するアナウンスが流れてくる。
飛行機はK-POPグループも乗っていたようだ。
私の隣でスーツケースを待つ6、7人の彼らはそれぞれ首に付ける枕を持ち、旅慣れた風だった。会話の中にサジャニンと言う単語が聞こえた。
(芸能事務所に所属しているタレントが事務所の社長をサジャニンと呼んでいるに違いないと確信)
私と同じタイミングで税関を終えても、皆で外に出るタイミングを伺っているようだった。
外には彼らが出てくるのを待つたくさんの女性達。

人間中毒

2014-05-23 16:22:49 | 映画鑑賞


金曜日の朝9時からの回を観たのだが、客席は6割位埋まっていただろうか?
30代、40代、50代の女性達が数名のグループで観に来ているケースが多いようだ。
一人で暇なので、観る前、観た後と人間中毒ならぬ人間観察で時間を潰す。