「スギ花粉のアレルギーが2でしたね。」
先日、眼科で受けた血液検査の結果を聞きに行くと、すでに分かっているアレルギーの結果を朗らかに伝えられる。
スギ花粉にはもう20数年悩まされているのだ。スギの時期も終わり近くになり、アレルギー症状が出たので、ヒノキのアレルギーの有無を確認したはずなのに、なぜヒノキのアレルギーはなく、改めてスギだと言われるんだろうか?
すでに分かっているアレルギーについて確認するために、血液検査をしたわけではないのに・・・・
「(減感作療法のおかげで)スギ花粉のレベルが2だからね。そんなにひどいアレルギーではないから、多分、シーズン中に貯まったものが、反応したということなんだと思うけれどね・・」という説明を受ける。
「しかし減感作療法は一生効果が続くとは限らないから、これからも注意が必要ですね。」と先生はさらっと気になることをさらに言うではないか。
減感作療法の治療は時間も根気もかかる治療だ。私は減感作療法がやや失敗に終わったといってもレベル2なのだ。今後もレベル2程度でずっと行くと思っていたのに・・・・
「レベル2から上がるケースもあるからね・・・注意は必要だよ。」と明るく減感作療法の治療法の限界を告げられたうえに、「チーズのにも若干反応が出ているね。レベル1だから気にする程でもないから、これはいつも通りの食生活で大丈夫だと思うよ。」
減感作療法が一生ものでないことを告げられた上に、さらにチェダーチーズアレルギーがあることまで眼科でさらっと告げられるとは思わなかった。
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レベル1は偽陽性と呼ばれるらしく、ちゃんとしたアレルギーとは認識されていないらしい。
ただ、小さい子供などの場合は、注意に注意を重ねて食生活を気遣うケースもあるらしい。
私はもうかなりな大人なので、そんなには気遣わずともいいということなんだろう。
0.69未満という数値だとレベル0(反応なし)ということらしいのだが、チェダーチーズがレベル1、ミルク、マグロはレベル1ではないが、どうもレベル1に近い数字が出ているらしい。
「いつも通りの食生活で大丈夫だよ」と言われてはみたものの、いつもどの程度チーズを食べていたのか思い出せない。1、2週間にスライスチーズ1枚程度の食生活だったような気もするのだが、それが多いのか少ないのか、だれと比べればいいのか、悩みどころだ。普通で大丈夫と言われると、普通のレベルに悩んでしまう・・・・・