私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

東京タワーでなく恵比寿ガーデンプレイス

2007-04-30 18:45:28 | なんということはない日常
たまには親孝行をしないとと思い、父親と外出。
慣れないことをして雨が降ってはいけないと思ったが、非常にいい天気でよかった。東京都写真美術館で行われている「マグナムが取った東京」展と「夜明け前」知られざる日本写真開拓史 Ⅰ 関東編を見る。

知られざる日本写真開拓史 Ⅰ 関東編は殆ど肖像写真。肖像写真は皆レンズを睨みつけるように写っており、笑顔は一つもなし。
笑顔が見られるのは、卒業写真などの集合写真の中だけだ。


魔王 第12話

2007-04-30 18:33:12 | 韓国ドラマ ま行
「死んだ人を探すのですか?」というスンハに「チョン・テソン、オ・スンハはあなたですから・・・・」という記者。
「本当のスンハが死んだ現場にいてあなたは空からチャンスが降りてきたと思ったでしょう。だから名前を捨てて」とスンハが選んだ新しい人生について話す記者に「そんな事はボクに言わないで警察に言ったらどうでしょう?あなたも利用されたというけれど、どんな理由で、記事を書いて、被害者の家族を傷つけたんですか?ますます理解に苦しみますね。僕が弁護士ということを忘れていないですか?僕がやったという証拠はどこにもないですよ」と弁護士らしい整然とした反論で記者に応戦するスンハ。
あなたを守ろうとタロットカードをあなたに送ってみましたという記者には「惜しかったですね。カードの選び方を間違っていましたね。(もっと別のカードを送れば完璧だったのか?)」と駄目出しまでし、「私を殺そうとカードを送ってきたんですか?」という記者の質問には「ボクがテソンなら記者にやり直す最後の機会を与えてあげてもいいと思うでしょうね」と殺すという合図というより、最後の謝罪の機会を与えるつもりだったことを示唆するスンハ。
(これまでの人は、そのメッセージを理解することが出来ずに、殺されていったということなのか?)

昨日の事を謝りに立ち寄ったオスに「ソラは優しいおじさんとの約束を守ることが大事だと考えていたようです」とソラの秘密を報告するヘイン。
そんなヘインの透視の結果を聞き、ヨンチョルの背後にいる人物の存在を確信するオス。

スンハは自分に送られてきた写真を警察に届け出る。
写真を見て、(写真に写っているのはソクジン、そして父親の車)この先自分が警察を辞めることになるかもしれないことも覚悟するオス。

「カンナムのキャバレーのキョン・ジョンチョルを訪ねたのは、記者(ソ・ジュンピョ)のためか?どうして親父がこいつと会っているんだ!」ソクジンに詰問するも、「何か頼みごとがあったみたいだ・・・」としか分からず。
(オスは父親に対しても「父さんが相手をしているのは、ソ・ジュンピョではなく別の人です。俺に任せてください」と刑事らしい態度を見せるが、「お前は世の中の事をわかっとらん」と相変わらず冷たい態度だ。)
「お前が秘密を守らなきゃいけないのは、親父に対してじゃなくて、兄さんに対してだ」そんな風にいうオスの言葉にも逆らえないし、自分を脅迫するスンギの存在もどうすることもできず、更にスンギを疎ましく思うオス兄の鋭い叱責も受けるソクジン。

登場人物それぞれが真実に近づこうと・・・取った行動

裏を取ろうと12年前の担当教師のもとを訪ねるも「オスのことは許せないが故意じゃない。」という教師に「でも真実を隠そうとするのは卑怯じゃないですか?」と食い下がる記者。
そんな記者に「真実が何かを知らないまま、学校に暴力はなかったと記事を書いた記者が一番卑怯な加害者です。それが私の知っている真実です。」という教師。

ヘインは、キム・ヨンチョルの元を訪ねる。
「ソラはあなたとの約束を守りました。私も子どもの頃は友達がいませんでした。だから一人が辛いことも知っています」というヘインに「あなたは知っているってことですか?」と逆に尋ねるヨンチョル。

お願いじゃない警告だ!とスンギを問いただすオス。
「ヨンチョルの会った理由はなんだ。嘘をつくのは何故だ。本当の事を言うつもりになったら電話して来い」 


****
写真から何かを探ろうとするオスだが、ヘインは何故か透視が出来ず。
ソ・ジュンピョはオス父と取引をしようとするが、「真実がはっきりして息子が刑事を辞めても望むところだ」というオス父の話に怯える。
「ボクを守ってくれますよね?これから人に会うのですが、どうしてもその人を信じることが出来なくて・・・来て守ってくれれば、誰がこの背後にいるか教えます。証拠もあります」そんな風にオスに守ってもらうことを考える記者だが、なんとその途中3人組に襲われ交通事故に遭う!!!!(韓国ドラマとして当然の展開だ)

約束しているのに間に合わないオス。
そして倒れる記者のそばにいるのは勿論スンハ。

「どこまでやれば気が済むんだ!」というオスの雄たけびと、空を見上げてハッカ飴を食べるスンハのアップで12話終了。

***
ヘインをめぐる二人

「昨日キチンと帰れましたか?えっ覚えていないの?酒癖が悪いとは知りませんでした(笑)」とヘインにからかわれるオス。

ヘインと一緒に雨宿りをした12年前の出来事を思い出すスンハ。

バベル

2007-04-29 19:43:00 | 映画鑑賞
モロッコで起きた事件 観光バスに銃弾が一発打ち込まれ、アメリカ人観光客の女性が重傷を負う。

アメリカで働くメキシコ人メイド。雇い主の夫婦はモロッコへ旅行中だ。
息子の結婚式に1日だけメキシコへ帰りたいが、夫婦の子どもの世話を代わってくれる人がいないので、子ども二人を連れてメキシコに行くことにする。

東京。父親と暮らす聴覚障害の高校生チエコのもとに警察がやってくる。
「お父さんの所有していたライフルがモロッコで起きた事件に使われたようです」

モロッコ
お父さんが二人の子どもに言う。
「ヤギを食べられないように、キチンとこのライフルで退治するんだぞ!」

微妙に繋がる時間。時間が少しずつずれながらも語られる物語。
繋がっていることを最後まで気づくことなく過ごす人。身近な人の事件に驚く人。説明しても決して伝わることのない気持ち。変わる事のない状況。

エンドロールが流れ出した時、「えっ これで終り」かと思う。2時間20分ちょっと。決して短い時間ではない。時間は流れ、明日は来るかもしれないが、明日が来てもそれは決して心から笑えるような日ではないかもしれない。冷たい現実を改めて確認するような2時間20分。

自分の事だけで精一杯の毎日を、スクリーンの中の物語を見ながら思い出したりする。現実の世界の人も、映画の中の人も余裕がないのだ。

****
モロッコの観光バスの事故。
事故が起こったとき、ただの事故だと思う人は誰一人として映画の中にはいない。
皆の頭に浮かぶのは、テロという二文字だけだ。
ただの事故かもしれないと思うことは、リスク管理から考えたら未熟なのかもしれないけれど、そんな風に考えることが出来ないほど、世の中に余裕はないのか?とも思う。

菊池凛子
捨て身の演技なのに、悲壮感はない。役柄の設定に悲壮感あれども、彼女にあるのはチャレンジ精神のみ。



バベル-オリジナル・サウンドトラック
サントラ, グスタボ・サンタオラージャ, チャベラ・バルガス, アース・ウィンド&ファイアー, ファットボーイ・スリム, 小山田圭吾, 坂本龍一, アマデオ・パセ, スケッチ・ショー, デヴィッド・シルヴィアン
ユニバーサルクラシック

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魔王 第11話

2007-04-28 19:14:24 | 韓国ドラマ ま行
「いいえ ボクはスンハです」
12年前を思い出す弁護士スンハ。
そして写真を見つめ「会いたいよ スンハ・・・」とつぶやく弁護士スンハ。
(紛らわしいが仕方ない。交通事故で亡くなったのは本当のスンハなのだ。)

記者にタロットカードが送られたのではと心配するオスだが、「受け取ったのは空の箱ですよ。」といい「死んだ人を相手に喧嘩するのは既に勝負がついているゲームってことです」という記者。「立派な議員さんの息子が殺人者だという事実。私だってだまっちゃいませんよ」という記者。

12年前のオス
「本当の事を話すよ。わざとじゃない。俺のせいで起こったことだけど、本当に事故だったんだ。」泣きながら告白するオスに「静かにしろ。お前だけの問題じゃない」と冷たく言う父。橋から身を投げることも出来ず「ごめん」と言いながら泣く12年前のオス。
その後12年前と同じようなことをしている父親。 「大事になる前にキチンと始末しないと・・・」と工作をしている・・・。更に「お前がやればやるほど事が大きくなるんだ。刑事も辞めろ。当分どこかに身を隠せ」と逃げることを息子に強要。嫌ですというオスに「親の言うとおりにしろ!」と12年前と同様に冷たい態度の父親。


12年前のスンハ(テソン)
兄と母親へのプレゼントを決めるスンハ。銀の指輪をオルゴールの中にいれる兄。
ハッカ飴を買おうと相談する二人。兄の好きなオーバーザレインボーのテープを買うよ!という弟テソンに「高いからいいよ。こんな風に聴くのが好きなんだ」と店頭から流れる音楽に耳を傾ける兄。
その兄ももういない。ショックを受けた母親は交通事故で亡くなってしまった。

12年前のテソンの足取りを追い駆ける記者だが、卒業アルバムにも普通の記録にもテソンの写真はない。かえって確信したかのような記者。

「友達の兄嫁を知らないなんて礼儀にかなってないですよね」オス兄に奥さんを紹介してくれと頼むスンギ。勿論ソクジンの不倫の証拠を掴んでのことだ。
「オスがこのことを知ったらどうする?済州島のカジノを任せてくれ」と不敵な笑みを浮かべて脅迫するスンギの事をどうすることも出来ないソクジン。
ソクジンとの約束の場にスンギも呼ぶオス。「どうして小包が送られてきたことを隠すんだ!どんな写真が送られてきたんだ!」隠そうとするスンギを怒鳴るオスに「お前は事故事故っていうけど、俺はこの目ではっきり見たんだ!」と、ソクジンだけでなくオスに対しても脅迫まがいの口調のスンギ。
更にその足でヨンチョルの元へも行き、「一人だけ被害者ぶるな。お前も俺と同じさ。お前の母さんと俺の母さんが仲が良かったから知ってるんだぜ!オスは知らないようだけどな・・・」とヨンチョルまでも脅迫するスンギ。


「話があります」とオスと会うスンハだが、焼酎を4本も空けたオスは「俺は元々人は善良だと思っています。でも俺のせいでそいつは悪い奴になってしまった。必ずそいつを自分の手で捕まえないとと思っています。」と犯人を捕まえる決意をスンハに語るだけ。結局何も話さずその場を立ち去るスンハ。

焼酎を4本空けたせいなのか「本当に俺は変わったのでしょうか?神様に一度だけでも許して欲しいと思っているのに・・・自分が怖いんです。俺は元々悪い奴だったんでしょうか・・・」オスの告白に、「自分を責めないで」と優しい言葉をかけるヘイン。

「どうしても改めて挨拶と思って・・・チョン・テソン弁護士」と夜遅くスンハの元を訪れる記者。


*****
ヘインをめぐる二人の駆け引きは・・・


ヘインが倒れたことを知り、必要以上にうろたえるオスに、「仕事もしなくちゃいけないし、テレビも観なくちゃいけないし・・・」と微笑みながら返事をするヘイン。
「ここがこの近所で一番美味しい所なんです。ああ そうじゃなくてご飯を入れて、チゲを入れて・・・ああもう大丈夫。」病院の御礼にとヘインに食事をご馳走になるスンハ。こんな普通のことを出来る喜びをかみ締めるかのようなスンハ。ヘインの手を握りしめたいが、出来ずに拳を握りしめるだけのスンハ。

***
以前スンハが焼いてしまった写真。もう一枚残っていたのだ。
この写真の存在がこの後どんな風に影響するのか・・・

筋を追うだで精一杯で感想らしきものなど何も書けず(溜息・・・)


傷だらけの男たち

2007-04-26 21:11:13 | 香港(香港映画&中華明星)
「傷だらけの男たち」
トニー・レオンと金城武共演の映画の邦題が「傷だらけの男たち」になったと友人から聞く。

傷だらけ→傷だらけの天使→ショーケン→あにき~→水谷豊→チンピラ
傷だらけという言葉を聴くと、昭和50年頃の記憶が鮮明に蘇る。

傷だらけという言葉と昭和という時代が心の中でがっちり手を組んでいるので、なんとなく古臭いイメージがあるような気がしてならない。
少なくとも、40歳代の人は傷だらけと聞いたら、「あにき~」を連想する人がかなりいると思われる。
昭和の香りがする映画ではないと思うので、ちょっとさびしい。

映画の公式サイトを見ると主演二人の名前より、「ディカプリオがリメイク」という言葉が一番最初に飛び込んでくる。
ディカプリオという名前の方がネームバリューがあるんだということを再認識させられ、それも非常に寂しい。
トニー・レオンもいい俳優なのに・・・と思う。金城君もなかなか格好いいと思うが・・・
公式サイトのアドレスを観るとhttp://drywhisky.com/となっている。
傷だらけの男たちでなくdrywhiskyと呼ぼう・・・と思う。

復活 オム・テウン

2007-04-25 21:10:22 | 韓国ドラマ・映画
地上波で週1回の放送を楽しんでいたのだが、「次は?」という誘惑に勝てなくなり、とうとうDVDをレンタルし、最後まで見てしまった。

子どもの頃何かの事故に巻き込まれ、記憶を失い孤児になったハウン。
育ての家族の愛情に包まれ刑事になるも、自分が双子だったこと、そして父親がある事件に巻き込まれ殺されたことを知る。更に事件を調べるうちに、弟シンヒョクとして生きることを選択するが・・・というドラマ。

兄妹として育ったハン・ジミンとの恋物語、交通事故、記憶喪失等等・・・韓国ドラマ定番の出来事があっても、他に核となる物語がキチンとしていれば、24話の骨太のドラマが出来るということが分かる。
失った家族、なくした記憶、更には自分自身を取り戻そうとする心の葛藤。
自分からそれらを奪った者への復讐。

復活というタイトルの付いたこのドラマは、復讐の物語でもあるが、無くした物を探すドラマでもある。
オム・テウン演じる主人公が、母をそして弟を探し出すのが物語の中心ではあるが、母親に捨てられ孤児院で育った詐欺師が物語に絡んでくるあたりが非常に面白かった。(これがあったからこそ、物語が盛り上がったともいえるだろう。)

復活というとキリストの復活を思い浮かべるが、物語は総てはじまりに繋がっていく。「因果」という言葉をを思い出さずにはいられない展開を観ていると「神さえも私を裁くことはできない」というキャッチフレーズにも、うなずかざるを得ないのだ。

観終わった後は、すっかり俳優オム・テウンのファンになる。


復活 DVD-BOX 1

ポニーキャニオン

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Tei 同じ枕

2007-04-24 21:33:22 | 韓国ドラマ・映画
最近よく聴いているのは、Teiの4集@恋人に入っている@カッツンペゲ(同じ枕)という歌だ。

去ってしまった彼女のこと。一晩眠れば大丈夫だろうと思っていたのにだめみたいだ。「同じ枕で眠れば、離れていても一緒にいるのと同じ。そして夢の中でも離れたくない」などと可愛いことを言い、枕を買ってくれた彼女が恋しくて仕方がない。しかしそんなに辛い恋でもいつかは忘れる時がくる。それに気づいてしまい、それも又辛いという、失恋ソングだ。
爽やかなメロディに乗って流れるハスキーボイス。そして歌の内容はなぜかちょっと未練がましい、いつものTeiらしい歌だ。

「彼女の買ってくれた枕で、一人過ごした夜は千夜」(超訳)という歌詞、カップルで同じ枕を使うという、枕にまでペアルックの精神が生きているとは・・・結構びっくりする。Teiの友人というイワンが出演しているMTVもいい。
歌詞はやや未練がましいが、メロディラインは印象的だ。

ブラッド・ダイヤモンド

2007-04-23 22:05:49 | 映画鑑賞
「紛争ダイヤ」とはアフリカのゲリラ組織などによって違法に売買され、その活動資金源となるダイヤのことを呼ぶのだという。
ブラッド・ダイヤモンドは、この紛争ダイヤの存在をきっかけに、非常に濃い時間を過ごすことになった、アフリカ人男性二人とアメリカ人ジャーナリストの話だ。

反政府ゲリラによって息子を兵士にされたソロモンは、強制労働させられた採掘場で大きなダイヤを見つける。そのダイヤを使ってなんとかアフリカから脱出したい傭兵あがりの男性(演 レオナルド・ディカプリオ)と息子をゲリラから救い出したい男性との葛藤。ダイヤの流通が諸悪の根源を作り出していることを暴き出したいアメリカ人ジャーナリストの女性(演 ジェニファー・コネリー)

自分達の国を作るはずの内戦がただの利権争いになっている現実と、ダイヤの流通がその利権争いをより激しいものにしている現実。闘いに勝つためにただ戦い、ただ人を殺す。目標はなにもなく、殺されないために相手を殺すような日々が続くのだ。その一端を担う綺麗な透明のダイヤ。

紛争ダイヤという言葉さえ知らなかった。その言葉を知っただけでもこの2時間30分には重要な意味があったと思う。自分の耳を飾る、米粒よりも小さいダイヤのピアスを出所を考えずにはいられなかった。

レオナルド・ディカプリオの眉間の皺は最初から最後まで消えることはなかった。
ディパーデットでも熱演だったが、こちらの方が何倍も胸が痛む。


ディパーテッド 特別版 (初回限定版)

ワーナー・ホーム・ビデオ

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ねんきん定期便

2007-04-22 18:58:54 | 日の目を見ない会社員のブログ
社会保険庁が、今年の3月から@ねんきん定期便という制度を始めたそうだ。

とりあえずは、今年度35歳になる人の誕生日前にいままでの加入履歴通知を送付することから始め、2008年度からはすべての加入者の誕生日に定期便が届くようにするのだという。

35歳、45歳、58歳には詳細な連絡、それ以外の年齢の方には@将来の年金見込み額@年金の加入期間などのお知らせが届くはずだ。

中小企業で資金繰りが苦しいところは、従業員の給与から保険料を控除しながらも納付せず、運転資金に回したりしているところがあるのだという。
(私もよく分かる。実際中小企業では社会保険料の会社負担分は非常な負担になるのだ)
そんなに昔の話ではない。国民皆保険などというが、どんな制度も決して万全ではない。抜け道を探そうと必死の人は、思いも付かない方法を取ったりするものだ。
それに気づいた従業員(私の知人の友人)が社会保険事務所を訪れ、内容確認をしたいと申し出ても事務所の職員の人はなかなか記録を確認してくれなかったという。

定期便がどこまで効果があるかは分からないが、(また費用もかなり莫大になるとは思うが)何もしないよりは、いい。少なくとも上の会社のようなことは、早めに分かるようになる。

最近でこそ、年金の記録について問題があるのではということがニュースで取り上げられたりしているが、少し前までは異論を唱えることさえ出来なかった。
私の母すみこも、年金裁定の際に年金空白期間が見つかった。複数勤務していた会社の中で1社の勤務期間の一部が未加入になっていたのだ。
「私はずっと勤めていたし、保険料も払っていた」と本人は窓口で猛抗議したらしいが、「記録にありませんから」と冷たい一言しかもらえなかったらしい。
会社がわざと保険喪失の手続きをして、保険料を運転資金に回したのか、保険料を納めてはいたが、記録ミスで払わないことになってしまったのかは、何十年も経ってしまったいまでは闇の中で理由など分かるはずもない。

そうならないためにも、このねんきん定期便が役に立てばいいと思う。

(会社員としてのブログより 2007・4・16)

ラブソングができるまで

2007-04-22 18:55:32 | 映画鑑賞
80年代の忘れられたPOPスター@アレックス(演 ヒュー・グランド)の再挑戦物語。
「情けない男性を演じたらピカイチのヒュー様」などとテレビ番組で紹介されているのを見たが・・・更に新聞の映画批評では★二つだったが、そんなことはどうでもいい。ヒュー・グランド万歳!だ。過去の栄光をフル活用して、仕事をしているのは若干情けないけれど、悲壮感がひとつもないのがいい。
オープニングのPOP!GOES MY HEARTから腰振り全開だ。「歌って踊る」という宣伝文句に嘘がないのがいい。期待を裏切らない腰振りだ!歌もかなり加工されているのだろうけれど、そんなことも関係ない。80年代POPスターにはなんでもありだ。

過去の栄光にすがって生きているPOPスターが、最愛のパートナーに出会って幸せになるまでというとても分かりやすい話。80年代POPで育った年代なので、非常に点が甘くなる。でも面白いからいいのだ。

本当に懐かしい。ベストヒットUSAでPOP!GOES MY HEARTのようなMTVを何度も見たような気がする。
私の後ろで見ていた60歳代と思しき女性二人組みは「西城秀樹と郷ひろみを思い出すね~」と言っていた。映画館で見ると、こんな感想を思わず耳にする楽しみもあり。

ラブソングができるまで
サントラ, ヒュー・グラント, ヘイリー・ベネット, ヒュー・グラント&ドリュー・バリモア, ザ・サウンズ
ワーナーミュージック・ジャパン

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魔王 第10話

2007-04-21 17:53:39 | 韓国ドラマ ま行
桜の咲いた庭に出ている女性に花を差し出すスンハ。「凄く疲れているみたい・・・」とスンハの手を握ろうとするも、目の見えない女性はどこにスンハの手があるか分からないのだ。
「姉さん 元気にしているよ。しょっちゅう来れなくてごめん」と謝るスンハに「王妃になったみたいよ」と優しい言葉をかける姉さんだが・・・
ここで謎が一つ。死んだテフンには弟が一人いるだけだったのだ。その弟がスンハのはず。さてこの姉さんは誰の姉さんなのか?
(スンハの回想 花屋の前に立つ少年二人)
「花が好きなの?」
「香りが好きなんだ。この花は姉さんが好きなんだよ。」(もう一人の少年の姉が、あの目の見えない女性なのだ・・・)
スンハは本当にスンハなのか?

自分の下にやってきたカードの意味を尋ねるオスに「このカードは待つカードです。夜は何も見えないから、待たないと・・・・」
「待たずに動いたら?」再び訊ねるオスに「待たずに動いたら死ぬの・・・」というヘインの返事。(何を待つのか?)

老人の元を訪ね12年前の記事の内容を確認し始める記者。
「12年前に頼まれたので書いた記事です。貰ったものを書いただけなのですから、知っていることを話してください。」そう詰め寄る記者に「記事は全部本当だ。最後まで信じろ」と怒る老人。(この記者は自分で取材しなかった記事を書いたのか?)

何でスンギの元に送られてきたのは人形でなくて写真でなければならなかったのか?
何故スンギの元にソクジンとオスの兄嫁の写真が送られてきたのか?やっと二人の不倫に気づいたスンギは、勿論オスにもその事実を隠し、何かをたくらんでいるに決まっているのだ。

「被害者の家族は・・・交通事故で死んだんだ。顔が酷くて確認できなかった。俺が事件の担当者だったから呼ばれたんだ。関係者が誰もいないから警察で・・・」
チャ・ガンドはテフンの弟が死んだ交通事故の状況を調べ始める。交通事故なのに、外見で身元確認が出来ないほど損傷しているって一体・・・

手紙とタロットカードの受け渡し場所に使われているロッカーを張り込んでいたオスの元にやって来るヨンチョル。
「本当に偶然なのか!」我を忘れるオスの態度に「前と同じだ。お前はやっぱり悪い奴だ。テフンもお前が情けない奴だっていってた。もう一度やったら訴えてやる」震えながらその場を立ち去るヨンチョル。そして情けない奴という言葉を聞き、立ちすくむオス。(この何度も出てくるハンシマダという単語。「情けない奴(ハンシマン ノム)オスがこの言葉に過剰反応するように、私もこのドラマを観終わってもこの単語を決して忘れることはないだろう。)

オスの元にきたタロットカードでピエロを透視するヘイン。(コンビニやデパートのオープニングにやってくる客寄せのピエロを見たのだ)
オスが夢に見る12年前の事故。
****
オスがテフンに向けたナイフ。そのナイフを持つ手を掴み、自分の腹に引き寄せるテフン

とうとうオス父に接触する記者。
「ご存知かもしれませんが、正確に言うと息子さんが関係した12年前の殺人事件・・・記者だから真実を知りたいだけなんです。6ヶ月の間に被害者の家族全部死んでしまったのは、ご存知ですか?」
「本当に残念だ。でも君の発見した事実と、私の事実は違うかもしれないがね・・・それが何か?問題でもといった雰囲気のオス父。
(オス父が家族全部死んでしまったことにまで関係あり?なのか)

「帽子を被っていました。そして話しませんでした」ピエロは小包を預かりコンビニから発送したのだという。その送り先はあの記者ジュンピョ。
次の被害者はジュンピョではと、張り込むオスのことなど知らず、ジュンピョは12年前の交通事故の事を調べ始める。
「どうして交通事故は弟になんの関係もない場所で起こったんですか?誰か顔を確認したんですか?」ガンドと同じところに疑問を持つジュンピョ。
交通事故現場のスーパーにまで聞き込みに行き、12年前の事故の様子を聞き出すジュンピョ。
「男の子が二人で一緒にいたよ。次の日 一人だけだったから聞いたんだ テソンかって? でも違うっていうんだ 僕はスンハですって言うんだよ」

青い炎の部屋で指輪と二人の少年が写った写真を見つめるスンハ。少年のスンハとそして花屋で一緒だった少年が一緒に写った写真・・・・
(しかし亡くなったテフンの弟の名前はスンハではなかった。弟の名前はテソン・・・・)

***ヘインをめぐるオスとスンハ

「俺に資格があるのか?そんな考えが頭から離れないんです」休もうとしないオスは苦しい胸の内をヘインに打ち明けるが、ヘインから「刑事さんを信じています」という言葉を聞き、笑みを浮かべるオス。

「お母さんには連絡していないです。かえって心配するかと思って」倒れたヘインを介抱するスンハは、ヘインの母親を気遣う優しさを見せる。
さらにオスからの電話に出、「ヘインさんは今寝ているので、電話に出られません。寝てるって・・・言葉通りの意味ですよ。今寝てるんです。又後で・・・」
倒れたヘインを見つめながら、オスの気持ちを挑発することも忘れないのだ。

ビルの屋上に立ち、夜の街を見つめるスンハと、12年前の事故を思い出し眠れない夜を過ごすオス。

****
やっと10話。折り返しまで来た。来週は不倫問題に悩むホテルマン ソクジンに何か展開があるのか?そして交通事故で死んだのは誰なのか?

「華のない美人より、華のあるブスを目指そう」

2007-04-20 21:42:56 | なんということはない日常
同僚の言った言葉

「華のない美人より、華のあるブスを目指そう」

メイキャップアーティストikko氏に感化されて、この発言になったらしい。
(それとも本人が常々口にしていることなのかどうかは、未確認)

語呂もいいし、覚えやすいし、元気も出るし、私も真似させてもらおう。


魔王 第9話

2007-04-20 21:34:41 | 韓国ドラマ ま行
「久しぶりだ。覚えてるだろ?」出版社にヨンチョルを訪ねるオス。
車に轢かれそうになっても逃げるヨンチョルを追いかけ「飯は食ったか?焼酎でも一杯やるか?テシクが死んだんだ・・・・」と告げるオスに「いつ死んだんだ?友達が死ぬのはさびしいな・・・」というヨンチョル。
「全部俺のせいだ。お前の望みは俺だろう?」というオスに、怯えながらも「なんでそんなことを俺に言うんだ?」と知らない様子のヨンチョル。
そんなヨンチョルの12年前の姿・・・
ナイフをかかえうずくまるヨンチョルに「自信があるならやれよ!」というテフン。
「俺がやってやる!(敵を討つとかそんなニュアンスの言葉だろう)と震えながらナイフを手にするヨンチョル。

「何故ヘインさんを尾行するんですか?」とスンハは記者に問いただすが「ヘインさんが図書館で弁護士さんにも会って、刑事さんにも会っておかしいですよね?」と白を切る記者。(記者の目的はなんなのか?そして記者にも送られてくるタロットカードと新聞記事の写し)

チーム長と一緒にチェ・ガンドを会ったオスは、事件後テフンの家族がすべて亡くなったことを聞かされる。
(両親も孤児院出身で誰も親戚がいないとか、テフンが死んでから6ヶ月以内に全部の家族が死んだとか、非常に怖い話なのだ)もちろんチェ・ガンドにとっては、オスが刑事になっていることも驚くことなのだが・・・

オスが事件の捜査を続けることを確認したチェ・ガンドは「死んだテフンの分まで一生懸命に生きろと言ったことを覚えているか?」とオスに語りだす。
「お前は人である前に刑事だ。しかし新しく始まった人生も結局は過去に戻る。事件に対する気持ちが最後まで純粋に続くのか?」(刑事として冷静に対処できるのかという意味だろう・・・多分)とオスの意思を確認するチェ・ガンド。
「逃げません」というオスに「逃げるとかじゃなくて、最後までやり遂げる自信があるかということだよ」
(刑事だった昔を思い出しながらの言葉なのか?こんなニュアンスであっているのだろうか?多分オスの決心の固さを確認したのだろう)

なぜかスンギの元に送られてくるソクジンの不倫写真。
(しかしスンギはそれがオスの兄嫁だということをまだ知らない。ソクジンに秘密の恋人がいると思っているのだ。確かに秘密の恋人には違いない。)
「送られてきたものは、なんでも俺に見せろ!」と怒るオスに「別れた女だ。もう見たくもない。今はアメリカに勉強に行っている」とどんどん嘘を重ねるソクジン。
まだタロットカードがないから大丈夫だろうか?
しかし、なぜスンギの居場所も知らないはずなのに、写真が送られてきたのか?スンギも訝しがる。スンギは怪しくないというオスに「恋人をみたのはスンギだけなんだ」とヨンチョルにこんなことができる訳がない!スンギが犯人に決まっているというソクジン。

面通しのために、警察に連れてこられるソラ。
「言いたくないことは言わないでいいよ」というスンハの言葉。
「覚えられるかな?警察に連れてきてくれたおじさんの顔がわかるかな?」というオス。(もちろん何があってもソラの身は守るというオス)
ヨンチョルを呼びだし、ソラに確認させるも、知らないと首を振るソラに「細かいところまで見たのか?」と執拗に迫るオス。
「なんですか?あなたの望む答えをソラに強要しないでください。」という言葉を残して、立ち去るソラとスンハ。
しかしソラはわかっていたのだ。ソラは遊園地に連れて行ってくれたやさしいヨンチョルおじさんとの約束を守っただけだったのだ。
「悪い人が俺のことを聞いてきても・・・」「うん 知らないって答える。約束はキチンと守るよ。」

「犯人がヘインさんの能力を知って、わざとヨンチョルにたどり着くようにしたのでは?」というオスに「私が見たのは確かにヨンチョルでした」というヘイン。
そんなヘインに「僕にはタロットカードではなく、写真が送られてきました」と写真を見せるオス。
これ以上の捜査を止めるヘインに「俺が自分で捕まえます」とやめることを拒むオス。

コインロッカーから赤い封筒を取り上げる黒い皮手袋の人物。333という数字。そしてスンハの後姿。

そんな透視を続けるヘインを心配し「僕があなただったら、ヘインさんをこの捜査からはずします」というオスに「何があっても僕がヘインさんを守ります」というオス。
(捜査の間でも、恋の鞘当は続く・・・)
そしてヘインは気がつくのだ。333という数字が図書館の中にあることを・・・イタリア文学が並ぶ棚にかかった333という数字。
赤い表紙の@神曲。そしてその中に挟まれたオス宛の手紙とタロットカード・・・・


*****
新しい展開が二つ

「決して死んではならない人が、いつ死んでもいい人のせいで死にました。覚えていてください。いつでもどこでも監視します。また戻ってきます」オス父に告げ立ち去った
黒い野球帽の少年(青年?)

スンハが黄色い花束を持って訪ねる女性は誰か?
(青い炎の部屋で座禅でも組んでいるのか?一人笑みを浮かべるスンハが怖い・・・)

これ以上登場人物が増えないで欲しいと思う。

ソン・スンホンとクォン・サンウ

2007-04-19 21:14:01 | ソン・スンホン(宋承憲)
クォン・サンウ、ソン・スンホンとともに『宿命』にキャスティング

(本当に映画が公開されるまではなにが起こるか分からない・・・とかなり疑り深くなっているが、とりあえずこんなニュースがあったということは備忘録として残しておこう。なんでこんなに疑り深くなったのかは自分でも分からず)

チング サンウの出演した@悲しき恋歌をネットで見ていた頃は、いつか本当に共演出来る日が来るのだろうか?と思っていたのだから感慨深いものはある。

悲しき恋歌の視聴日記

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「映画7割、夜心萬萬3割」
バラエティ番組の夜心萬萬に出演したとき、こんなネタを披露し笑いを取っていたクォン・サンウ。このあたりの面白さはスンホンにはないところだ。一緒にバラエティ出演のチャンスもあるだろうか。本業に期待するのは勿論だが、せっかくの共演なのだから、こんなサプライズを期待しよう。