私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

キツネ嫁星 第31,32話

2018-12-03 20:50:46 | 韓国ドラマ か行

男たちに拉致されたスヨンは結局尋常ではない力を出し、男たちをなぎ倒すことに・・・まぁ保安部長の機転により大ごとにはならず、更には男たちも、スヨン一人にぼこぼこにされたとは言えず、とりあえずは何事もなかったかのように収まるが。。。。

器械をつけることによるスヨンの身体への負担は減らしようもない。博士に言われた通り、彼を助けるためにスヨンに器械を止める注射を打とうとするヨルムだが、どうしても打つことが出来ない。そんな彼女の思いを感じ、彼女が手にした注射器に自らの腕を押し当てるスヨン。

*****

スヨンは空港を去り、「意味のない偶然はない」と、逢うべくして出会った二人の短い恋はあっという間に終わってしまうのだが、「キツネ嫁星」などと可愛らしいタイトルがついたドラマがこのまま終わるわけがない。

*******

クールそうに見えたスヨンが突然恋する男性に変貌したり、当初は気が強いと思われたヨルムが急に気弱な女性だったというエピソードが織り込まれたり、揺れる若者の恋愛にちょっとついていけなかったりした部分もあったのだが、最後はタイトルにあった幸せが見えるエンディングだ。

スヨンを演じたイ・ジェフン・・・ 個人的にはシグナルの印象が強かったので、こんな風な恋愛ドラマは新鮮だった。

建築学概論も映画は楽しく見たのだが、「納得できない」という台詞のチョ・ジョンソクのイメージが強く、彼の事はあんまり覚えていない。

 


キツネ嫁星 第27,28,29,30話

2018-11-26 21:03:33 | 韓国ドラマ か行

スヨンが装着している機器を設計した博士から、彼が交通事故の後ずっと車椅子生活だったこと、機器をつけて普通な生活を始めてからまだ1年も経っていない事。彼はごくごく普通の生活を望んでいるものの、最近数値もよくなく、機器も誤作動し、やや深刻な状況だと聞き、驚くヨルム。

ヨルムが驚き、ルームメイトである保安チームの女子と一晩中飲み明かす気持ちも分かる。
彼女の前では快活そうな様子しか見せない彼の悩みを知ってしまえば、そんな風にもなるというものだ。

普通にしたいというスヨンだが、日に日に悪くなる体調を考えると、クリスマス休暇の事さえも前向きに考えられない状況だ。そんな中、今日だけを明るく過ごそうとする彼の様子に益々悩むヨルムだが、熱のある中、仕事をこなす彼に負担をかけまいと、彼の仕事をカバーしようとする。
そんな中、ヨルムに片思いの友人に、彼女が思っている以上に体調が悪い事を隠そうと、助けを求めるスヨン。。。

この先の事を考えれば、彼女に正直に状況を話せばいいと思うのだが、長い間、彼女の会う事を待っていた彼には、普通に過ごす自分の姿を見て欲しいという思いが強く、それ以外の選択肢はない様子。

自分達の問題だけではなく、イヌの関係から怪しい男達に付回されることになるスヨン。

交通事故の際、イヌの脅迫していた男達は、今でもイヌの周りをうろついており、イヌの弱点がスヨンだと知ると、彼を人質にしてイヌからデータを奪い取ろうとしているらしい。

交通事故の当日、イヌがカフェに忘れたハードディスクを彼に届けようとして事故に遭い、男達に放置されて手足が不自由になったスヨン。

イヌはハードディスクをスヨンが持っているとも知らず、スヨンが男達に狙われないようにと、空港の仕事を辞めるように言っていたらしいことが分かるが、スヨンは諸事情を知らないのだ。
すれ違う義兄弟の思いなど、なんの関係もない男たちの暴力に晒されるスヨン。

怒りをコントロール出来ないスヨンを助けるために、ヨルムに助けを求める博士だが・・・


キツネ嫁星 第23,24,25,26話

2018-11-19 21:32:44 | 韓国ドラマ か行

器械をつけずに車椅子でヨルムに会いに行こうとしたスヨンに保安チームから彼女がトラブルに巻き込まれて怪我をしたと連絡が入る。案内センターの女性の下に元夫(元彼氏?)が乗り込んできたのだ。トラブルに割って入ったヨルムは男が持っていたナイフで腕を切りつけられたのだ。
慣れない車椅子ではすぐに彼女の元に駆けつけることも出来ない。葛藤するスヨンが選んだのは、器械をつけ、男を殴るという彼らしからぬ行動。車椅子では彼女を守ることも出来なかったショックが大きかったのだろうが・・・そこらじゅうに防犯カメラがある今の時代、秘密の行動など一つもないのだ。保安チーム長にも自分達のチーム長にもスヨンの行動はばれてしまう。スヨンを庇いつつも、ヨルムには彼の行動を打ち明けるチーム長。

スヨンは、保安チーム長に約束した1ヶ月間の間に彼女に出来ることは何でもしようと決心したのだろうか。。。何事も無かったかのように穏やかな彼だが、一時はスヨンの義理の兄だったチーム長イヌに接触している男達もスヨンの存在に気づいたようだし、なんとなく何か起こりそうな雰囲気なのには変わりない。

スヨンはとうとう自分が器械をつけた姿をヨルムに見せるが、有る程度想像はしていたとしても実際その姿を見てしまうとやっぱりショックは大きい。

更に器械をつけている影響なのか、血液検査でも異常が出ているスヨンの身体に更に異常が出てくるのだ。スヨンとしては保安チーム長に約束した1ヶ月だけはそのままの姿で勤務を続けたいようなのだが、身体に出てきた異常は1ヶ月も持ちそうもない・・・・

保安チームの無線機をこっそり持っていってしまったのは、イヌの実の父親だったことが分かる。しかし、実の父親を拒否し、スヨンにも空港から去る様に執拗に迫る彼。何かもっと大きな事情があり、スヨンを庇おうとしているようにも思えるのだが・・・・


キツネ嫁星 第19,20,21,22話

2018-11-12 21:33:23 | 韓国ドラマ か行

ヨルムの家を訪ねる途中、腕につけた器械が誤作動を起こし、車を壊してしまうスヨンの姿を見て驚くヨルムと同期のウンソプ。
スヨンを助けるウンソプだが、スヨンが自分の身体の事をヨルムに隠していることを知ると、「僕は君の友人じゃない。ヨルムの友達だ。ヨルムにとっては大事な事だし、友達として彼女に教えるべきだと思う・・・」というウンソプの言葉に、とりあえず今は黙っていて欲しいと頼むスヨン。

スヨンはなかなか本当の事を告げることが出来ない。彼女を見て気持ちが高ぶると誤作動するなんて、どうすればいいんだと悩む気持ちも分かる。勇気を出して、先日の誤作動の事について何も言わないヨルムに「僕をおかしいと思わないか?」と聞くと「人は同じじゃない。皆違って当然。。」と彼のことを受け入れるような返事が返ってくる。

高校時代自分をいじめた同級生が、友人のように近づいてきて、旅行会社に勤務する自分の顧客のために優先パスを都合するように何度もしつこく要求してくる事もスヨンに相談したいだろうに・・・何か悩みを抱えているスヨンの様子を感じ、自分だけで解決しようとするヨルム。

毎日人が行き交い、何かしら事件が起こる空港の中。保安チームの無線機を拾ってなかなか返さない老人が居たり、同僚が知人から貰ったサツマイモの包みを大事にしていれば、それを賄賂と勘違いする同期が居たり・・・トラブルを起こすのは、自分達だったり、旅行客だったりするものの、その場その場で解決しなければならないあわただしい空港の中。

スヨンもやっと自分の本当の姿を見せようと、彼女とのデートに器械を遣わないで車椅子で向かおうとするのだが、そんな時、彼女が空港内で事件に巻き込まれるのだ・・・

*****

スヨンのイメージが最初と違うのは、怪我によるものとは分かるのだが、ヨルムのキャラクターが当初の気が強いイメージから急に変わってしまったように思えてどうもしっくりこない。
「空港に就職するのも何年も待ったし、両親が離婚してからも父さんに会えるまで何年も待とうとした。待つのには慣れている。だからあなたが本当の事を言ってくれるまでいつまでも待てる・・・」と言っていたヨルムだが、最初の2回目位まではとてもそんな台詞を言うとは思えないキャラクターだった・・・語学力の足りない私の理解不足かもしれないが・・・それを除けば、童話を思わせるタイトル通りのストーリー展開だ。


キツネ嫁星 第15,16,17,18話

2018-11-05 21:34:46 | 韓国ドラマ か行

父が口にしていた言葉と同じ事を言うスヨンにびっくりするヨルム。
彼が幼い頃イヌと行っていたカフェの主人がヨルムの父だったのだ。
「最初は普通の食堂だと思っていたのに、童話作家でもあると後から知ったんだ・・・」というスヨンの言葉を聞き、「両親が離婚してからお父さんに会う事がなかったから・・・私の中のお父さんは私が9歳(確かそんな小さい頃だと話をしていた・・)の時のままなの。。。何だか、もっと後の父さんの話を聴くなんて不思議な感じ・・・」というヨルム。
もっと話を聴きたいという彼女に「ちょっとずつ話すよ」とうれしそうにしかし、やや複雑な思いもありつつ返事をするスヨン。
ヨルムの父に助けられたことを話すには、事故の事も、ヨルムの父に助けられたことも全部を話さなければならなくなるのだ。長い話だし、それは自分自身の事を全部彼女に受け入れてもらうことだ。決心はしているようだし、彼女の拒否されることを心配しているのではない様子。一度に彼女に伝えることが彼女の負担になると心配しているだけのようにも思える。

麻薬の密輸に関係する事件が起こったりと、空港内の仕事は毎日毎日新しいことが起こる。
保安チームの活躍もあり、事件は未然に防げるも、逆恨みされる危険もある危ない仕事のようだ。

スヨンのルームメイトの引っ越し祝いに行くため夜道を歩いていた保安チーム長は、尾行していた男に襲われてしまうのだ。それを助けようとしたスヨンは、また腕と脚に大きな傷を負うことに・・・

仕事を休まねばならないスヨンだが、どうしてもヨルムに会いたい気持ちを抑えられない。
安静にしていなければならない状況にも関わらず、無理やり器械を身につけて空港に向かう彼。

自分の身辺調査をしている保安チーム長に状況を話し「1ヶ月だけ時間が欲しい」と願うスヨン。
時に手や脚に力が入らなくなることや、強力な磁力が発生し、鉄を引きつけてしまうことを隠して「問題ありません」と語るスヨンだが、ヨルムと約束した場所に向かう際、自分でもコントロール出来ない磁力に、乗ろうとした車が壊れてしまうのだ・・・

空港内のセキュリティの問題もあり、更には彼を空港から追い出したいチーム長イヌの思惑(さらに彼は空港の売却の話も進めているようだ・・・)もあり、自分の身体の事を隠しておきたかったスヨンにとっては、また大きな試練だ・・・

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大胆なのか、繊細なのか・・・・スヨンのキャラクターが良く分からない・・・恐らくヨルムも相当混乱していることだろう。


キツネ嫁星 第13,14話

2018-10-29 20:18:47 | 韓国ドラマ か行

家の契約の関係であと一晩どこかで過ごさねばならなくなったヨルムに「健康ランドに泊まるよりはいいだろうから、僕の家に来ないか?」と誘うスヨン。一旦は彼の家に行くも、「やっぱり帰る」という彼女に、「僕を拒絶するとかいうことでなかったら、何も気にせずに泊まっていけばいい」というスヨン。
ヨルムとしては「会社で噂になったら困るし・・・」ということなのだが、スヨンは「付き合っているわけでもないし、健康ランドに泊まるよりいいだろう。」と更にソフトに泊まっていくように彼女に勧めるのだ。泊まるように勧めているのはスヨンなのに、断る方がなんとなく気を遣うような状況になっているのは、彼がどんな気持ちで彼女を部屋に泊めようとしているのか、まったく分からないからだ。結局彼の作ったキムチチゲを食べ、一晩泊まった彼女だが、出勤する際にスヨンの家の近所に住んでいる警備チームの女性社員に姿を見られてしまう。

行き違いがあっては困ると、この緊急事態をスヨンに報告するヨルムだが、逆にその会話を別の社員に聞かれ、結局職場で噂になってしまうのだ。
「一旦こんな噂が流れてしまうと、困るのは結局女性なのよ。噂になって、人からじろじろ見られて・・・・」という彼女の言葉を寂しそうに聞くスヨン。
(しかし、彼女がこの件で悪く言われているのを聞くと、『彼女は関係ない。僕が彼女の事を好きなだけです』と皆の前で彼女を庇うのだ。。。本人は居心地が悪いかもしれないが、ドラマを見ている分にはスヨンの行動は非常に男らしくは見える・・・)

誤解したまま警備チームの女性職員に食って掛かるヨルムだが、ドラマ的偶然で、彼女が新しいルームメートだったこと知り、穴があったら入りたい状況になってしまうヨルム。
そんな彼女に「世の中には偶然なんてない。偶然だと思っていたことでも後になったらちゃんと理由があることが分かるんだ・・・」というスヨン。

それが、父が残した言葉と同じことに気づき、驚くヨルム。スヨンはヨルムの父が経営していたカフェに通っており、更に足が動かなくなり気落ちしていた彼を助けたのがヨルムの父親だったのだ・・・・

全部はちゃんと繋がっていて、スヨンがヨルムを好きになったのにも、理由があるということか・・・


キツネ嫁星 第9,10,11,12話

2018-10-18 20:36:20 | 韓国ドラマ か行

母が乗っている飛行機が着陸直前に火災を起こしたことを知り、混乱するヨルム。
無事に着陸できたものの、まだ火災は続いており乗客は降りてきていない。
「なんとかしてそばに行きたい」と混乱するヨルムに、空港職員でも関係者でなければ近くには行けない・・・と諭すスヨン。

チーム長から「あなたが出来ることは、仕事をするか、それでなければ、家族待機室でお母さんの無事を待つことの二つだけよ。」と言われ、さらに混乱する彼女に「よかったら一緒にいようか?」と、突然のスヨンの言葉に、その意図するところが分からずに更に混乱するヨルム。
どうやらスヨンも混乱しているようで、突然口から出てしまったようだ。

「大丈夫だから」とその場を立ち去る彼女を見送ったかと思ったら、「指示を受けている」と嘘をつき、救出が行われている飛行機傍に行き、降りてきた乗客の中にヨルムの母を捜し、更には飛行機の中に残っている彼女の母の元に付き添うのだ。

この間まで目立たないように仕事をするだけ・・・と冷静沈着な態度だったはずなのに、彼女に出会ったことでこんなにも行動が積極的になるものなのか・・・・

見つからないようにこっそりと彼女の母を介抱するものの、逆に不法滞在のフィリピン人からナイフで切りつけられたことで怪我をした右腕が動かなくなってしまったことに気づき、慌てるスヨン。。。

事故で右脚と右腕を失くした彼にとって、また皆の好奇の目に晒されることは何よりも恐ろしいことなのだ。ヨルムの母の無事を確認した後、こっそりと空港を後にするスヨン。

怪我をしたはずのスヨンが何故空港で仕事をしているのか、何故何年も経ってから自分の目の前に現れたのかと不思議がるイヌと、スヨンを庇うチーム長。

そして、スヨンが職場に置いて行った鞄を始めて二人が出会ったカフェの前に届けに行くヨルムは、スヨンの思いがけない告白に混乱することに・・・


同期の仲良しに相談するも「それじゃ、昨日が交際1日目になるんじゃないのか?」と言われ、余計に混乱することになる彼女。
それを早速本人に質すところが凄いと思うが、「そんなことまで考えていなかった・・・」というスヨンのクールな返しに益々混乱するヨルム。

若者だけでなく、年配者も仕事を挟んで各種駆け引きが行われるのが職場というもの。
社長にいいところを見せたいチーム長と、それを快く思わないライバルの微妙な駆け引きに職場の若手が巻き込まれるというのは良くあるケースだろう。

そんな中、怪我をして障害者になったはずのスヨンが誰よりも元気に見えることにいらいらするイヌは「安全性からも、何かあったときに制約なく行動できるメンバーが配置されているべき」と、スヨンのことを狙い撃ちした提案をし、それを警備チーム長が裏付け捜査することになってしまうのだ。

イヌは自分を兄と慕い、始終後を付回していたスヨンをうるさく思いながらも可愛がっていたわけではなかったのか・・・結局怪我をした彼を見捨ててしまったくせに、自分の前で元気そうな姿を見せるスヨンが目障りだとは・・・

1年前、交通事故に遭った際に助けてくれたのが初めての出会いだと思っているヨルムだが、実際の出会いはもう少し前の@キツネ嫁ホシという変わった名前のカフェでの出会いだったのだ・・・「恋に落ちるのには3秒もかからない」というスヨン・・・
非常にクールかと思えば、こっそり情熱的になるスヨンの行動が、見ている分には面白い。
目立たないように平凡に生きたいという思いと、青年らしい思いが交錯すると、あんな風に複雑なキャラクターが出来上がるんだろうか・・・


キツネ嫁星 第5,6,7,8話

2018-10-15 21:13:23 | 韓国ドラマ か行

同じ空港内といっても大変広いため、第1ターミナルと第2ターミナルとはまったく別のセクションのようだ。チームと一緒に第1から第2に移動することになるヨルムとスヨン。
兄のように慕っていたイヌを追いかけて交通事故に遭い、右腕と右脚を失ったスヨンだが、悲観した彼を救ったのはロボットのような義手と義足(これのおかげであり得ないパワーを出せることになったのだが。。。)
しかし、このパワーのせいで生き難くなったのも確かだ。なんとかして目立たないように、人の印象に残らないように仕事をしようとするスヨンだが、トラブルからそのチカラを使っているところを防犯カメラに捉えられたり、人に見られてしまったりした。
今までなら職場をこっそりと辞めていたはずなのに、それを思いとどまらせたのは、ヨルムの存在。彼の右手が痛みを感じないことを知ると、人知れず彼を思いやる彼女の言葉に、心が揺れたらしい。

気が強いはずなのに、何故かいつも「申し訳ありません。」と謝る彼女の事が気にかかるのだ。
そんな彼女がある国会議員の子女のわがままな行動を正したことでトラブルに巻き込まれると、(必要以上にお土産を持ちこみ、課税されたにも関わらず、そのまま立ち去ろうとする悪質さ・・・)目立たないように彼女の弁護士との会話を録音し、彼女を助けようとする。

到着ロビーで産気づいたフィリピン人女性が、不法就労で国外退去になったフィリピンの夫の再入国を待っていたことを知ると、「ご主人が入国出来ないことはわかるが、生まれた子どもの顔をひと目見せてあげる事位は人道的に許されることなんじゃないか?」と、怖いもの知らずのヨルムの提案を、一度は反対しながらも結局は応援しようとする。
(これはあくまでもドラマ的童話だろう。いくら違法でないエリアであっても、逢わせようとするのは、多分許されないことだろう・・・)

そんな風に一緒の職場で少しずつ親しくなっていく二人だが、ヨルムの母を乗せてインチョンに向かっている飛行機がトラブルを起こすのだ・・・

非常に自信満々のイヌは殆どの登場人物と何かしら因縁がある様子・・・


キツネ嫁星 第1,2,3,4話

2018-10-08 19:16:59 | 韓国ドラマ か行

1年前、インチョン空港への就職面接当日に交通事故に遭いながらも面接会場に出向き、社員の地位を勝ち取ったヨルム(演:チェ・スビン)は、1年経って旅客サービスチームに配置換えになる。やる気に燃える彼女は、部署では先輩でも空港キャリアとしては後輩のスヨン(演:イ・ジェフン)が自分の教育係になったことにひどくプライドを傷つけられる。更に彼が親しくなろうともせずに、淡々と仕事の手順のみを自分に伝えようとするのも気に入らない。

兎に角、チーム長に認められたいし、やれば出来るという信念のもと、自分の能力以上の仕事も「出来る」と言い切るメンタルの強さ。どこかミステリアスで「目立ちたくない」というスタイルのスヨンとは、まったくスタンスが違う故、当然トラブルは起こる。「どうやればチーム長に気に入られるか教えて欲しい」などと親しくなる前から聞いてくるヨルムにクールな対応を見せるのはある意味当然だと思うのだが、このあたりのニュアンスはヨルムには伝わらないらしい。

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旅客サービスチームは空港内のあらゆるトラブルに対応するらしい。常備薬を持たずに飛行機に乗りこもうとする乗客を「黄色い服を着た男性」という曖昧な情報のみで捜しだそうとしたり、いたずら電話のような脅迫電話に対応し、さらには空港内に置きっぱなしになっている鞄や、さらにはゴミ箱の中に捨てられた金塊の扱いまで、最初は旅客サービスチームが対応するのだ。

「危険物には触らずにセキュリティに連絡すること」という基本を守れずに、手を触れて金塊であることを確かめたりする、スタンドプレーが多いヨルム。そんなヨルムを無視するようでいながら、あり得ない怪力でこっそり彼女を助けるスヨン。

1年前の面接当日の交通事故現場でも彼が怪力で助けてくれたことに気づくヨルムだが、なぜだかかたくなに違うと言い張るスヨン。

目立つことをしたら空港に居られなくなると、こっそり仕事をすることを条件にこのチームで勤務しているのだが・・・・案外あっさりと「痛みを感じない右手の存在」という秘密を知ってしまうことになるヨルム。

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空港内の各種トラブルは面白いのだが、女主人公ヨルムの負けず嫌いの性格はちょっとびっくりする位だ。


キャリアを引く女 第12,13話

2016-11-14 21:33:43 | 韓国ドラマ か行
ボッコを助けるために弁護士に成らねばならぬグムジュ。
時間に遅れ試験会場に入れない彼女を助けるのは試験監督として会場にたまたいた義妹のパク弁護士。
昔「家計のためになんとしても弁護士にならねば・・・」という責任感のために、グムジュが逆に試験恐怖症になってしまったことを自分のせいにされたくないという彼女。

どうせ逃げ出すんでしょ?というパク弁護士の思いとは裏腹にグムジュはボッコのアドバイスを胸に受験し、更には彼を助けるために殺人現場にも向かう。
試験にも合格し、彼女が修習生になると今度はボッコはどこかに姿を消してしまうのだ。

(どうやら彼女が無事に弁護士になるまでは捕まってはならないということらしい。弁護士になって弁護をしてもらえるようになって初めて姿を現すということらしい・・・)

たとえ成績が優秀であっても過去の様々な出来事により、まぁ各種嫌がらせもあるが、なんとか弁護が出来るようになった彼女の前にボッコは現れ自首をし、いよいよ彼女が弁護をすることになるのだ。

パク弁護士はなんとしてもボッコを犯人に仕立て上げたい上司の罠にはまり、悪魔に魂を売ってしまうが、グムジュはそんな彼女に弁護士として戦う姿を見せたいと果敢に挑戦。

被告として自分の横に座るボッコに励まされ、殺人現場で見つかったボタンがついていたはずのシャツは、事件当時クリーニング店に預けられいたという確実な証拠を足で見つけるも、ボッコに下されたのは有罪判決。

しかしそんなボッコが心配するのは真犯人に狙われるかもしれないグムジュの事。
もちろん、ボッコの悪い予想はキチンと当たるのだ。


財閥の嫁に捨てられた韓流スターから連絡を受けたグムジュを付け狙う犯人。

駆け出し弁護士がプロの殺し屋に勝てるわけがないんだろう・・・・多分。

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グムジュの義妹、パク弁護士は悪魔に魂を売ってしまっているが、そんな姿が現実的に思えるのは、私も汚れた心を持っているからか・・・

キャリアを引く女 第10,11話

2016-11-07 21:19:42 | 韓国ドラマ か行
グムジュとボッコが急接近していることを知り焦るマ弁護士。ドラマを見ている限りはマ弁護士が姉を慕うような気持ちでグムジュを守ろうとしているのは良くわかるが、ボッコがいつからビジネス抜きでグムジュを守ろうとしていたのかはいまいち不明。
ただ、やっぱりカップルには相性があるし、ボッコとグムジュの方が年が近いというのもかなりなアドバンテージ。

ボッコに対抗意識を燃やし、義妹や夫に裏切られて辛いグムジュを守ろうと彼の前で彼女を思いながら歌う歌が、年上の女性への歌「僕の彼女だから・・・」では、大人の包容力でグムジュを守ろうとするボッコに勝てるとは思えず・・・・(若者には若者の良さはあるのだが・・・・)

ただ、年の割にはそのあたりのことに疎いと思われるグムジュは、マ弁護士の切ない思いなど気づかないようで、ボッコの後押しもあり、試験恐怖症を乗り越え最後のチャンスと弁護士試験に臨むべく準備をしているのだ。

そんな彼女を応援すべく、試験中に食べるお弁当を準備するボッコだが、パク弁護士の上司でもある弁護士にはめられ、殺人事件の容疑者にされてしまうのだ。
偶然落としてしまったボタンを拾われ、それを状況証拠にされてしまうという、かなりベタな展開なのだが、弁護士が検事も巻き込んで殺人犯に仕立て上げようとするのだ。警察もあっさり信用してしまうし、試験前の突然の出来事に動揺するグムジュ。

そんな彼女に「弁護士になって俺を弁護してくれ」と逃亡を始めるボッコ。
グムジュを信じているから余裕があるのか、それともこの対決を避けることが出来ないと踏んでいるからなのか、かなり余裕のボッコ。

もちろん逃げてばかりいては話は進まない。
弁護士ドラマなのだ。当然対決は法廷に持ち込まれるに決まっている。

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韓流スターと不倫をしていた財閥の嫁はかなりの策略家だった。

グムジュの働きで夫に結婚前から隠し子がいたことが分かり、離婚裁判が有利に運んでいるにも関わらず嬉しそうでもない。逆にグムジュに近づいてきたのは、そもそもの発端になった事件の真相にグムジュが近づいてきたからだと分かる。
そもそもなんで彼女目立つはずの韓流スターと不倫することを選んだのか・・・・・


キャリアを引く女 第9話

2016-10-31 21:32:20 | 韓国ドラマ か行
ボッコがあの少女を匿っていることを知り感動するグムジュ。
しかしボッコはさらに自分が狙われていることに気づかない彼女をも匿おうと、「少女のためだから」とこっそり彼女の荷物を学生たちが住む安宿から運びだし、自分の家に住まわせることにするのだ。

うどん屋を営む両親にグムジュを紹介したいマ弁護士はかなり焦る。
そもそもスタートからかなり差がついていることを薄ら自分でも気づいているマ弁護士だが、抜け駆けは許さないと最後まで勝負をあきらめない様子だ。
(まぁ 若い分だけ、チャレンジャーともいえる・・・・)

少女が持っていた携帯電話に残された動画が事件のカギを握っていると考えて探し回るグムジュの動きを察した犯人。先回りして携帯を入手し、それを持ち込んだ先はなんとグムジュの義理の妹パク弁護士の上司。
携帯には韓流スターとあの財閥の嫁の不倫場面が録画されていたのだ。

眼鏡の奥にきらっと光る権力欲を隠しきれないパク弁護士の上司にとって、これほどいい材料はない。
「ゴールデンツリーが先に見つけると思っていたのに・・・」と言う財閥の嫁に「僕が手に入れたいのはあなたと一緒ですよ!」と、この画像を足がかりにして財閥を手に入れるという大きな野望を口にしているが・・・・・・

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財閥の嫁がなんだかいろいろ企んでいる様子。戦略が浅いグムジュの義妹よりも目が離せない。

キャリアを引く女 第7,8話

2016-10-24 21:29:47 | 韓国ドラマ か行
グムジュを巡ってローファームのオーナーであるボッコとマ弁護士の三角関係が微妙に神経戦になっているが、このドラマはそれだけではなく、裁判でも神経戦が続いている。

財閥の娘が犯した殺人の弁護をすることになるグムジュの後輩(正確には義妹か・・・)のパク弁護士と、加害者に仕立て上げられた財閥の娘の夫の弁護をすることになるゴールデンツリーの面々。

殺人を犯したのが妻であることをわかっていながら、夫を加害者として弁護をすすめることにさすがのパク弁護士も不安がるが、上司の弁護士はそんな彼女の弱気を「君に期待しているのはそんなことじゃない。」と鼻で笑い飛ばすのだ。
男関係で脛に傷を持つ彼女のことなど、弁護士として全然認めていない上司。まぁ使えるだけ使って捨てるつもりなのか・・・・・

こんな弁護士に加害者に仕立て上げられた夫は、確実なアリバイがありながらも、それを明かすことが出来ない。

しかしグムジュは加害者とされる夫が、ゲイバーにいたというアリバイとさらには殺された男が彼の恋人だったことを、かなりな偶然と突撃型の証拠探しで、突き止めるのだ。

こんな事件を取扱いながらも、あのグムジュが刑務所に入るきっかけとなった少女の事件も同時進行で進んでいく。
ボッコは、この事件をグムジュに任せたいがために目的を隠して彼女と契約を結んだんだろう。

*****
個人的には三角関係はどっちでもいい....謎解き部分が気にかかる。






キャリアを引く女 第5,6話

2016-10-17 21:14:29 | 韓国ドラマ か行
オークションで成り行きで落札することになったゴールデンツリーの絵もクレジットカードの使用制限に引っ掛かり決済することの出来ないグムジュ。
結局はボッコの思うようにされるだけで何も自分で出来ないことに嫌気がさし契約を破棄しようとするグムジュだが、いざ契約書を破られそうになると勇気が出ない。まぁそんな二人のやり取りはグムジュに好意を持っているマ弁護士が嫉妬心を燃やすにには十分だ。

「事務長に選ばれたんではなくて、僕がこの事務所を選んだんです。」と自らゴールデンツリー法律事務所に入所し、グムジュと一緒に仕事をすることを選ぶのだ。

二人が最初に担当するのは元有名スポーツ選手の医療事故。
手術中に急に亡くなったことに対して、執刀医のミスと思われるのだが、どうしても証拠が見つからない。
一度目の手術後、具合が悪くなったのを確認しようとレントゲンを撮影しようとしたのに、執刀医はレントゲンも取らずに再び手術をしようとする。
酒気帯びで手術をし、ミスしたことを隠すためにレントゲンを撮影させることなく、再手術を行ったらしいのだが、証拠が出てこないのだ。

医師を弁護するのはグムジュの後輩のパク弁護士。
自分の事を無資格者と無視する彼女には負けられないグムジュは、私生活の悩みも抱えながら仕事に没頭。
(夫から離婚届に判を押すように呼び出されると入籍前の新しい妻は臨月のお腹を抱えていた。
「子供はいらないよ。」と自分に言っていた夫なのに、愛人の彼女との間には子供を作っていたのだ。)
腹立ち紛れに元夫の車に鉄パイプを振り上げ、警察に事情聴取されるのも、やり過ぎだと思うが気持ちは分かる。

そんな彼女を迎えに来るボッコもツンデレな態度がやや気にはなるが、逆にそれが女心をくすぐる感じだ。

裁判には立てないグムジュだが、裁判にどう臨めばいいのかは逆に誰よりも分かっているのだ。

患者たちを傍聴席に座らせ、証人を探し、証人に向き合い証言を取ろうとする。
携帯電話でマ弁護士に尋問のアドバイスをする。

誰が弁護士なんだか分からない位だ。

弁護士でないのに、裁判のノウハウを全部持っているとは・・・・

そんな彼女に姿を見て、パク・ヘジュが自分の未熟さよりもグムジュを逆恨みし、自分の欲望を満たすべく、突き進む姿が恐ろしい。



キャリアを引く女 第3,4話

2016-10-10 19:40:46 | 韓国ドラマ か行
貧乏だが正義感あふれるマ弁護士のところで働くことを決めたグムジュ。
請求書の支払に窮する位経営感覚がないらしいが、そこは経営感覚にあふれ、大手弁護士事務所に入れない主婦を格安でゲットするグムジュに任せておけば大丈夫だ。

DV夫を殺害してしまった妻の弁護を担当することになる二人だが、現場で隠された結束バンドを見つけてしまうマ弁護士。
恐怖におびえて夫を殺してしまった妻だが、必要以上の殺意があることが分かれば妻に不利になる。
「私たちのすることは妻の弁護。妻に不利な証拠を見つけたからといってそれを証拠として提出する必要はない。」と現実論でマ弁護士を守ろうとするグムジュ。

金庫にその証拠を入れ、裁判当日も持参することを忘れたふりをするグムジュだが、マ弁護士はそれをこっそり持ち出していたのだ。
彼女は何年間もDVにおびえ、実際彼女も結束バンドで手首を縛られ続けていたのだ。
結束バンドを提出したことは裁判に有利に働いたので、自分の出すぎた態度を謝るグムジュだが「自分を信じてくれなかった事務長とは仕事が出来ない」と彼女がついた嘘が許せずに一人で仕事をする道を選ぶマ弁護士。

結局すぐに仕事を失ってしまうグムジュだが、そんな彼女に手を差し伸べたのはK-factの社長のボッコ。
彼女を弁護士事務所の事務長に迎えようとしたのは、彼女が刑務所に入ることになったことと自分が検事を辞めることになったことに共通点を見出したかららしいのだが、強気なボッコはそんなことを明かそうともせず、無職のグムジュの足元をみて、強気の契約書を作ってきて、新しい仕事もどんどん見つけてくる。

ボッコの弁護士事務所@ゴールデンツリーでの最初の仕事の相手方の弁護士はパク・ヘジュ。
グムジュに学費の工面までしてもらっておきながら、キャリアアップのためにあっさりと彼女を見捨てたパク弁護士。
自分ではすっかり出来る弁護士でいるようだが、グムジュの経験と自分が辞めさせた先輩弁護士によって恥をかかされるというプライドがずたずたになるような結果。

プライドの高さゆえ、自分の未熟さよりもグムジュを逆恨みしそうな様子だ。

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ボッコと一緒に仕事は出来ないと契約破棄を持ちかけるグムジュだが、被害者の少女が目覚めたのだ。事件を解決したいボッコが彼女を手放すわけはない・・・・

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扱う事件と違って、ドラマの雰囲気はカジュアルで明るい感じだ。

タイトルのキャリアを引く女のキャリアはキャリーバックとキャリアをかけているんだろうか?
韓国語における外来語の壁はどこまでも厚い・・・・