列車事故を食い止めることが出来たカン検事だが、神父のところで暮らしている少女の身体には、チョ会長によって時限爆弾が仕掛けられていたのだ。
アイテムを持った仲間達に「皆が逃げることを手伝って欲しい」と託し、自分は彼女と一緒に列車の中に残ることを選ぶカン検事。
プロファイラーのシンは、最後まで彼と一緒に残ろうとするも、結局彼女も2人を置いて列車から降りるのだが・・・・(勿論これで彼まで亡くなってしまっては話にならない・・・)
救出されるも意識が戻らないカン検事・・・当然、その間にチョ会長は記者会見を開き、全ての罪をカン検事に負わせようとするのだが、それを阻止しようとするのは、あの女性検事だ。
録音ファイルが動かぬ証拠となり、結局身柄を拘束されるチョ会長(しかし、それでもチョ会長の息が掛かった人物は各所におり、収監されても何の不自由も無い様子だ)
意識を取り戻したカン検事は、姪のダインを迎えに行くために戻れなくなる危険を冒してもドリームワールドへ旅立つのだ。
ダインと再会したカン検事だが、再会の喜びもつかの間、ダインの身体はドリームワールドからは消えてなくなってしまい、それと同時に火葬されずに隠されていたダインの遺体も消えてなくなり、彼女は一人無事に戻ってくる。
そしてダインがドリームワールドからピアニカでメッセージを送って来たのと同じように、無事を知らせるメッセージを送って来るカン検事。
勿論1年後、突然ダインと元プロファイラーのシンの前に戻ってくる。
刑務所にいたチョ会長は首吊り自殺をしてこの世を去り、悪は撲滅されたかと思われるのだが、彼の元には別のアイテムを持った女性が迎えに来ていたのだ。
多分、自殺もカモフラージュだ。
今は平和が訪れても、またいつか悪が傍に近寄ってくるに違いない・・・という事か?
なんだか、不思議なストーリーだった。2時間位の映画だったら丁度良い感じだったのではないかと思うのだが・・・