私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

邦画VS洋画

2007-01-31 22:17:24 | 映画鑑賞
最近、映画館に行くと、小学生から高校生が邦画を上映している映画館に沢山いるのを目の当たりにしていたので、21年振りに邦画の興行収入が洋画を逆転というニュースを聞き、やっぱりという思いが強し。

邦画、洋画興行収入トップ10を確認したのだが、邦画で観たのは3位に入った@THE 有頂天ホテル一本のみ、洋画で観たのは5位の「M:i:III」6位の 「Mr.&Mrs.スミス」 7位「フライトプラン」の三本というかなり寂しい結果になってしまった。
これで「趣味が映画鑑賞です」とはちょっと寂しいではないか。でもトップ10に入っている映画で、見逃して残念というのは、9位に入っているワールド・トレード・センターぐらいしかない。あとは、映画ファン故足を運ばなかったというのが正しいかもしれない。

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2位の「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を観たことを忘れていた。どんな映画か思い出そうとするが、映画の内容は殆ど思い出せない。今思うと、これはチョウ・ユンファが出演する3作目のための予習の意味しか、なかったような気がする・・・


2006年興行収入動向 トップ10

06年邦画興収、21年ぶり洋画を逆転-10億円超え28本 - goo 映画

夏物語(続き)

2007-01-30 22:45:35 | 映画鑑賞
「イ・ビョンホンの夏物語見に行かれますよね?フミヤ君の曲(大切な人へ )が使われているので、最後までキチンと聞いてきてくださいね」
先週末、藤井フミヤファンの同僚からこんな忠告を受けていた。
ハリウッド映画などにも@イメージソングがあることはよくあるが、(イメージソングは普通CMなどで流れるだけで、本編には使用されることはないと思う。)最近はこんな風にエンディングに日本の曲が使われることもよくあることのようだ。
記憶に新しいところでは、ヒョンビンの百万長者の初恋では、BoAの曲がエンディングに使われていた。
相乗効果、話題性などを期待してこんな風なことが行われるのだと思うが、フミヤファンの同僚は「韓国映画には興味がないので行きません」とそっけない。
(多分彼女の中には@韓流ブームはちょっと→韓国映画はちょっとという流れが出来上がっており、それは覆しようがないものらしい。けれど、ブームというのは、流れに乗れなかった人に、そのような気分を感じさせるものだし、そういう流れを作り出すものだ。仕方のないことでもある)

エンディングで流れた歌は、思っていたよりも違和感はなかった。フミヤ=チェッカーズと、20年以上前の記憶にとらわれていた私にとっては、彼の歌声は逆に新鮮だった。
「あのチェッカーズのフミヤが・・・こんな歌を歌っているなんて・・・」
映画本編で時間の流れを感じるよりも、エンディングの歌で時間の流れを感じることになってしまった。

夏物語

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サプライズ

2007-01-29 21:51:33 | 韓国ドラマ・映画
親友(演 キム・ミニ)のために、恋人を引き止める役目を引き受けるハヨン。

父親が結婚に反対していることを恋人に隠すため、そして彼のサプライズパーティのために苦心する親友キム・ミニのため、理由も告げずに親友の恋人(演 シン・ハギュン)を引き止めることに苦心するハヨン。しかしこの物語の導入部分にかなり無理があると思うのは、私だけか。
正直に打ち明けて、ちょっと時間潰しに観光でもしていればいいのにと思ってしまうのである。サプライズパーティだけのために、あそこまでやるとは、いくらコメディ映画でもやや難あり。逆に正体がばれ、ハヨンの元彼が出てきてからのドタバタ劇の方が馬鹿馬鹿しく楽しく見ることができた。
元彼から逃げる方が、サプライズパーティよりもよっぽど説得力があるのである。
いくらコメディといえども、ストーリーの説得力は大事だと思う。

サプライズというのは、パーティだけのことではない。観ていると途中で「これはもしや?」と思うのだが、そんなところはコメディ映画故、笑って許せる範囲だろう。

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 コン・ヒョジンがハヨンの美容院同僚で出演しているのも見逃せず。
昨日の夜見たのだが、今日になってこんなことがニュースになっていたらしいことに気づく。

シン・ハギュン、麻薬服用の疑いに’自ら検査’

サプライズ

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夏物語

2007-01-28 18:33:29 | 映画鑑賞
「初恋の女性を探しませんか?」というテレビ局の取材を受ける大学教授。
1969年の夏、学生達が政権に対して反旗を翻す中、農村で一人の女性に会い、彼女を愛する青年。しかし時代は、そして青年の周りの人々は、彼女の境遇を許しはしないのだ。

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(生涯一人の人を思い、独身を貫く主人公の設定に対して)
「彼は、初めからそう決めていた訳ではなかったのだろうと解釈しました。彼女との恋が初めてだったかどうかも・・・その後も誰かにあったかもしれない。でも多感な時期に受けた傷が癒えず、結果的に彼女が忘れられない人になったのだろうと。そう思ったらストーリーがしっくりきました」
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映画館に入ろうとすると@夏物語ニュースレターというB5サイズのチラシを貰う。
vol.1だというそのチラシには主演のイ・ビョンホンのインタビューが掲載されており、その中にこんな件があった。

イ・ビョンホンの言うとおりだと思う。時代背景について、なんの知識も持たず、その時代の痛みを分からない観客であっても、その部分に真実味を見出すことが出来たら、共感出来るはずだ。
実体験としてその時の痛みを感じたことの無い人に、どれだけその痛みを伝えることが出来るかが、この映画のポイントだと思う。

残念ながらそれは成功したとは言い難いと思う。
純情を伝えたいという心意気は分かる。
スエも自然な感じだし、ビョンホンも落ち着いた演技を見せていると思うが、それを青春という若々しい躍動感と言ってしまうにはやや無理がある。
30過ぎの男性に大学生の若々しさを求めるのは、映画という媒体の中ではどうしても難しいと思う。非常に落ち着いた感じの大人しい映画になってしまっている。話の展開が読めるという以前に、そのあたりにも無理があったのではないかと思う。

私の隣の女性は涙を流していたと思われる。
イ・ビョンホンファンにとっては、彼の演技を落ちついて楽しむことが出来る映画にはなっていると思う。ただ映画としての面白さは、同じ恋愛映画なら、純愛中毒や、バンジージャンプするの方が面白いと思うのだが・・・
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映画館はイ・ビョンホンファンと思われる方達でほぼ満席。
ストーリーとは直接関係ないが、ビョンホンの着ていたポロシャツや、スエの着ていたカットソーが非常に可愛らしくかなり気に入った。


夏物語

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春のワルツ

2007-01-27 17:51:59 | 韓国ドラマ は行
昨日のお昼、チームのメンバーが食事に行っていたので、オフィスで一人伝票処理をしていると、映画好きのM部長がふらっとやって来た。
私のところにやってくるときは、仕事の話のこともあるのだが、1/2の確率で「最近の面白い映画は?」という質問だ。ちなみに昨日は「BS2で放送中の春のワルツは見ているか?」という質問だった。
非常に激務ゆえ、今までの10時の放送では帰宅時間に間に合わなかったらしいのだが、年明けから放送が午後11時になったので、やっと放送を見られるようになったのだという。

前半部分を見逃しているというので、簡単なあらすじを口頭で説明すると「これで来週からすっきり見られるよ」と、さっきまでの力ない笑顔が少しだけ軽くなった様子で帰っていかれた。
年末から仕事のトラブルや人繰りの問題で非常に大変だというのは風の噂で聞いていた。たとえ仕事中でも10分ほどの雑談で笑顔が出るなら、お安い御用だ。いくらでもどうぞと思ってしまう。

ちなみに、ドラマの感想を聞いてみると「フィリップ役の吹き替えはちょっと・・・」とダニエル・ヘニーの英語→吹き替え俳優さんの英語の箇所を指摘していた。
やっぱり皆同じところで違和感を感じるらしい。

↓公式ガイドブックが前編、後編別々に発売されているとは知らなかった。
更に公式写真集まで出ているとは・・・

(ネットで観ていた時のいい加減な感想)

春のワルツ公式ガイドブック〈後編〉四季シリーズ最終章のすべて

TOKIMEKIパブリッシング

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鉄コン筋クリート

2007-01-26 22:24:55 | 映画鑑賞
アジアンチックで黒社会な町で生きる二人の少年、クロとシロ。身体は別でも心は合体している二人の姿もいいが、もう一人の主人公はトレジャータウン宝町だ。圧縮陳列されたような亜細亜な町並みと、昭和を連想させる懐メロ調の建物。猥雑で、でもなにかを感じさせる風景。
二人の物語もいいが、見守る町並みに心奪われる2時間だった。

鉄コン筋クリート オリジナル・サウンドトラック
サントラ
アニプレックス

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負け犬?花の独身?

2007-01-25 21:28:31 | なんということはない日常
高校時代の友人から20数年ぶりに電話があった。
仕事柄電話を取ることが多かったので、顔は忘れても声は覚えていることが多いのだが、旧姓を名乗ってもらい、相手が誰だか分かったあとも、どうしても目の前に浮かぶ顔と声が一致しない。
なんとなく見ず知らずの人と思い出話をするような、不思議な電話になってしまった。

有志が世話役となって学年全体(男女合わせて360人程)の同窓会を行うことになった。
高校の体育館で行うイベント式の同窓会で、皆が参加しやすいように土曜日の午後、会費はワンコインの500円ということでやる予定なのだが、葉書の手配が遅れそうなので、とりあえず人海戦術で先に連絡の付く人から手分けして電話連絡しているとのことだった。電話を貰った人は出来れば自分が付き合いのある人に連絡して欲しいとのこと。費用といい、体育館で行うイベント式の同窓会という形式といい、歴史の浅い都立高校らしい非常に手作り感あふれる同窓会のようだ。

ひとしきり同窓会の話が終わると、やっぱり話はお互いの近況報告になる。
「とりあえず実家に連絡して、転居先や結婚先を聞いているんだけれど、よかった。実家で連絡がつながって・・・もしかして、お養子?それとも花の独身?」

養子に”お”がついていたのにもびっくりしたが、花の独身とは・・・今時そんな言葉が使われるとも思わなかったが、相手も実家に連絡して本人と直接話がつながるとは想定外で、びっくりしたのだからしかたないだろう。
「あの・・・負け犬っていうの?」とても花の独身だとは返事も出来ずに、こんな風に返事をすると、それを聞いた友人は「いやだ~そんなに何年も犬を飼っていられないでしょ?」といいながら笑っているではないか?

えっ これはどんな風に考えたらいいのか?
負け犬と言ってもいいのは30歳代までで、40歳も過ぎたら、負け犬とさえも名乗る資格がないのか?それとも負け犬という言葉がもう古いということなのか?
(それとも負け犬という言葉の意味を知らないのか?)
20年という歳月があるせいか、「いやだ~そんなに何年も犬を飼っていられないでしょ?」とはどんな意味なのか、訪ねることも出来ずに電話を切ったが、これは一体どんな意味なのか?それとも大した意味はない言葉なのか?

大したことではないだろうが、結構気になる・・・・

わざわざ

2007-01-24 21:13:30 | なんということはない日常
年末年始の特番で海外宝くじに関する特番を観、海外からダイレクトメールを送り、宝くじ購入話を持ちかけるという手口に感心し、更にしつこく何度もリダイヤルする特捜記者イマイさんのねちっこい取材に感心していたのだが、なんと自宅にも同じようなダイレクトメールが来ていたのだ。

「ラッキーなあなたへ」という呼びかけで始まるその手紙によると、高額商品を目指してオーストラリアン6/45ロットーに登録するチャンスを手にすることが出来るリストのトップにいるらしい。
大きなお世話である。

この郵便物はインドネシアからわざわざやってきたらしいのだが、○○港郵便局に着いたときは湿潤した状態だったらしい。
「大切な郵便物をこのような状態で届けることと云々」とお詫びの言葉が封筒に貼られた状態でやってきた郵便物を観ながら家族全員で呆れてしまった。
一体何人の人を巻き込んで、こんな大それた郵便物を送る意味があるのか・・・・



ソウル攻略

2007-01-23 21:13:04 | 香港(香港映画&中華明星)
また韓国映画か!と思われそうだが、これはれっきとした香港映画。
(週末に半額キャンペーンをやっていたので借りてくる)

主演のトニー・レオンのことを大変敬愛しているのだが、このブログでは殆どなにも書いていないことに改めて気づく。
ファンになってから長い時間が経っていることもあり、友人達との会話の中で話すことは殆ど話しつくしていることもあり、今更ブログに書くこともないかなと思っているのが正直なところだ。

好きなところは色々あるが、カンヌのレッドカーペットも歩く素晴らしい俳優でありながら、こんな風に東京を攻略したり、ソウルを攻略したりお茶目な仕事をする一面もキチンと残しているところも好きな点の一つだ。

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大阪でコンサートに出演しているソン・スンホン(宋承憲)の事でも書きたいのだが、行っていないので何も書けない・・・非常に残念だ。無理やり何か話題をと思ったら、ソウル攻略に出演しているスー・チーとソン・スンホン(宋承憲)が香港映画で恋人同士で共演していたことを思い出した。が、思い出したからといってなにかあるわけでもなし・・・


ソウル×東京 攻略ツイン・パック

ジェネオン エンタテインメント

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納豆・・・

2007-01-22 21:47:00 | なんということはない日常
週末の昼に友人と一緒に楽しくイタリアンを食べて過ごす。
食事の後は「温野菜は身体に良いし、納豆も身体に良い」と健康談義で盛り上がる。
(私はイタリアンのバンキングで野菜を食べなかったのを指摘され、もっと野菜を食べたほうがいいと言葉少なく反省する・・・)
更に納豆を口にすることが出来ないと言うと「薬だと思って食べてみれば?」と言われるが、ねばねばした食感や臭いを考えると、やはり口には出来ないと思ってしまう。(納豆の事を考えると思わず口数も少なくなってしまう)
「やっぱり納豆は食べたほうがいいのだろうか?」とぼーっと考えながら家路についたのだが、帰宅してから捏造疑惑で番組が中止というニュースを目にする。

ねばねばしている納豆に罪はないのに、大変なことになっているらしい。
納豆は好きではないが、思わず納豆の応援をしたくなるような出来事だ。

応援はしたくなるが、自分で納豆を口にするかは又別の話だ。
納豆も身体にいいかもしれないが、他にも身体に良い食品は沢山あるはずだ。
別の食品で栄養は補給しようと思う。


「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ(朝日新聞) - goo ニュース

ラッキーナンバー7

2007-01-21 13:21:30 | 映画鑑賞
わずか数分にも関わらず、ある者は見知らぬ者に、ある者は賭けの金を返せずに、続けざまに何人も殺されるオープニング。
そんなオープニングの後は、偶然に訪れたNYでちょっとした人違いからマフィアに追われることになる若者スレヴン。(演 ジョシュ・ハートネット)
20年前の出来事、そしてそれから20年後。この20年という数字に大事な意味があるのだ。それだけの時間があれば、ある者は老いる。そしてある者は・・・
そしてそれだけの時間があっても変わらない思いもあるのだ。

最初はバスタオルを腰に巻いただけの若者だったジョシュ・ハートネットの顔がどんどん変わっていく。映画も終盤、スタンリー・トゥッチと並んだ時の顔にはあっと驚くものがあり。

更に、ルーシー・リューとスタンリー・トゥッチの秘密を知った時も軽い驚きがあり。(やってぃまいな!のルーシー・リューが今回は何故か可愛らしい感じの場面が多数あり。それも驚きの一つ)

ブルース・ウィリスはおいしい役だった。彼の秘密を知った時も驚きがあり。

詳細をうまく書けないのが、(というか、書いてはいけない種類の映画だ)非常に残念だが、好きなタイプの映画だったので、最後まで面白く観る。


雪の女王 第16話

2007-01-20 16:04:33 | 韓国ドラマ や行
運ばれるボラの姿を見ながら、「なぜなんだ!」と治療室の外から叫ぶしかないテウン。
目覚めるボラの横で「どうして俺から逃げるんだ・・・俺の願いを聞いてくれないか?俺の元からもう居なくなるな」と訴えるテウンだが、そんな部屋の外では「手術は諦めてください」という医師からの宣告を聞き、ボラの父が悲しみにくれているのだ。

「初めて治療を受けたとき、お父さんが泣くのを始めてみて、それからこんな姿を見せられないと思ったの・・・」と言い、治療を受ける姿をテウンに見せることを拒むボラ。吐いている姿を見せまいとドアも開けずに一人治療に耐えるボラ。
(非常に気持ちはわかる)
治療が終わった後は、テウンが止めるのも聞かずに、「黙っていると一人で居るみたいだから・・・」と苦しそうに話を続けるボラの手をテウンがしっかり握っているのだ。
(もう最終回・・・・話はどんどん終盤へ向かっているのだ)

テウンのインタビュー記事を取るために、記者が病院までもやってくるが、そんな記者にインタビューの余裕はないと断り、さらにアメリカへの留学も断るテウン。
「私はどうせすぐ死ぬのよ!テウンもわかっているじゃない。私のために留学を断るなんてどういうつもり」ボラはそんな風に怒るものの、テウンは「留学よりボラと居ることが大事なんだ」と韓国に残ることを選択するのだ。
しかしボラの病状は一向に良くなることはない。「どこに行きたい?」と尋ねるテウンにラップランドと答えるボラだが、もうそんな元気など残っているはずもないのだ。
残された最後の時を一緒に過ごすために、海辺の家へ向かうボラとテウン。
(この海辺の場面があまり天気がよくないのだ。もっと天気がよかったら、より悲しみも増すと思うのだが。時間がなく撮影しているせいで、多分天気待ちなど出来なかったに違いない。雲が立ち込めた海辺で悲しいスローリーはどんどん進んでいく。)
「神様がいるなら、ボラを連れて行かないでください・・・連れて行く時は、一緒に・・その時はお許しください・・・」そんな思いで、・テウンは足湯の世話、髪にブラシもあててやりと献身的な介護をするが、「新婚旅行みたいね・・・」というボラの口調にはもう力もなく・・

最後のデートに連れ出してもらうボラ。運転手をしてもらっていた頃を思い出しながら、「もっとたくさんの思い出を作れなくてごめんなさい。これから一緒に居られなくてごめんなさい。先に行くのを許して」とテウンへの感謝を口にするボラ。
そんなボラの最後の言葉に「ボラのお陰で笑えて、ボラのお陰で幸せだった。愛したことを後悔していないよ」と答えるテウンだが、そのまま横になったボラが目を開けることは二度となかったのだ。(涙)

アメリカ留学を決めたテウンだが、「なんで片道なんですか?往復なら安いのに・・」と言われながらも、片道切符を用意してラップランドへ向かおうとする。
(片道なのが泣かせる・・・)
そして旅立つ前にボラが残したポケットベルのメッセージを聞きながら更に涙するテウン。
「あなたがこのメッセージを聞く時に、私はどこにいるかしら?たぶんラップランドに居るわ。一緒に行く約束守れなくてごめんなさい。でもまたいつか会えるから・・・」このメッセージを聞かせるために、テウンにポケットベルの暗証番号を教えたのだ。

(ここで簡単に三年後というテロップ・・・が)
博士として韓国に戻り、発表をするテウンに、同じ科学高校の後輩だという若者が「数学を好きな理由はなんですか?」と質問を発するのだ。
「昔愛していた人が同じ質問をしました。その時は答えがあるからと言いましたが、答えは重要ではないです。答える過程が幸せだから・・・」質問に答えるテウンに「愛した人はどこにいますか?」と更に無邪気に質問を続ける若者。
****

二人で過ごした図書館の椅子に座り、「会いたい・・・」とボラを思い出すテウン・・・

(終)


******
やっと最後まで来た。
たぶんこんな風に最後までこれたのは、話の展開がとても古典的だったからだと思う。(突飛なストーリーだったら、字幕なしでこんなに楽しめることはなかっただろう)ゴヌ、スンリも入れた葛藤がもっと描かれるのかと思ったが、そのあたりはあっさり過ぎ去り、最後は本当にヒョンビンの頑張りがドラマをひっぱっていたと思う。
ヒョンビンお疲れ様でした。という感じでドラマは静かに終了。