ドギョンが計画している爆弾テロ事件を阻止するために、ドギョンの指示通りに動こうとするソ刑事。
ソ刑事の後ろにはテピョンがおり、更には刑事達が控えているかと思うと、ドギョンの復讐心は更にメラメラと燃え上がるのだが、仕方ない。
すべてはソ刑事の父親が始まりであり、自分の死を透視したテピョンに対しても復讐心(いや対抗心)を燃やすドギョン。
悔しさをぶつける場所を間違えたとしか思えないドギョンの行動を止めるために爆発テロの恐怖におびえながらも阻止しようとする刑事チームメンバー。
ドギョンが自殺を試みるビルの屋上から見える風景から、新聞社の屋上を張り込むことにする刑事チーム。
ドギョンが記者の部下に爆弾を持たせた事に気づいた刑事達はまず彼女を保護。
(カメラで24時間見張ろうとするドギョンの裏をかく刑事達)
そして遠隔ボタンで記者の体に設置した爆弾を爆発させようとするドギョンを引き留めて、爆弾処理の時間を稼ごうとする刑事達。
復讐に燃えるドギョンの計画も緻密だが、刑事達が複数でその計画の穴を探そうとするのだ。
記者の体に巻かれた爆発物は解除出来たものの、ドギョンに連れ去られたソ刑事の居場所はGPSでもなかなか探し出せない・・・
(冷凍トラックの中だろうか・・・)
ドギョンを確保できたものの、ソ刑事の行方を探せない警察。
ドギョンは頑なに口を割ろうとはせず、ソ刑事と通話しながら励まそうとするテピョンだが、バッテリーの問題もあり制限がある。結局GPS機能を使いながらクラクションを鳴らし、彼女を探す警察のメンバー。
道に停めたトラックから棺桶に閉じ込められた彼女を探し出すもののすでに彼女の意識はない。。。。
口を割ろうとしないドギョンの態度を変えさせようとテピョンが提案したのは、20年前の連続殺人事件の犯人とドギョンを対峙させること。
「僕は復讐しただけだ」と自分が連続殺人犯であることを認めないドギョンに、彼の姿を見せることで、自分がどんな事をしたのかを確認させようとするのだ。
父が誤認逮捕された事。幼いテピョンに自分が自殺する運命であることを告げられたこと、本物のドギョンにそれをからかわれ、彼を殺害し彼に成りすましたこと。
法医学者となってから復讐という名の連続殺人鬼になってしまったこと。
引き返すチャンスはいくらでもあったのに、引き返すことが出来なかったドギョン。
ドギョンを道連れにして車を爆破させて事件を終わらせようとしたことが殺人罪に問われたテピョン。
意識の戻らないソ刑事の世話を弁護士に頼み、自分は収監されるのだ・・・
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意識を取り戻したソ刑事と共に歩んでいこうとするテピョンには彼女の最後が見えるようになっていた。。。
もう運命を変えようとする事もなく、運命をただただ受け入れるテピョンと刑事たち・・・
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人の死が透視出来るという不思議な能力がテーマのドラマは面白かったのだが、恨みという感情に支配されてしまったドギョンの運命とバランスが若干中途半端だったような気もする。関係性は非常に深いのに、相乗効果が今一つだったような不完全燃焼の気持ちもあり。