私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ザ・ゲーム 0時に向かって 第29,30,31,32話,,

2020-03-14 19:21:43 | ザ・ゲーム 0時に向かって 韓国ドラマ

ドギョンが計画している爆弾テロ事件を阻止するために、ドギョンの指示通りに動こうとするソ刑事。
ソ刑事の後ろにはテピョンがおり、更には刑事達が控えているかと思うと、ドギョンの復讐心は更にメラメラと燃え上がるのだが、仕方ない。
すべてはソ刑事の父親が始まりであり、自分の死を透視したテピョンに対しても復讐心(いや対抗心)を燃やすドギョン。
悔しさをぶつける場所を間違えたとしか思えないドギョンの行動を止めるために爆発テロの恐怖におびえながらも阻止しようとする刑事チームメンバー。
ドギョンが自殺を試みるビルの屋上から見える風景から、新聞社の屋上を張り込むことにする刑事チーム。
ドギョンが記者の部下に爆弾を持たせた事に気づいた刑事達はまず彼女を保護。
(カメラで24時間見張ろうとするドギョンの裏をかく刑事達)
そして遠隔ボタンで記者の体に設置した爆弾を爆発させようとするドギョンを引き留めて、爆弾処理の時間を稼ごうとする刑事達。

復讐に燃えるドギョンの計画も緻密だが、刑事達が複数でその計画の穴を探そうとするのだ。
記者の体に巻かれた爆発物は解除出来たものの、ドギョンに連れ去られたソ刑事の居場所はGPSでもなかなか探し出せない・・・
(冷凍トラックの中だろうか・・・)

ドギョンを確保できたものの、ソ刑事の行方を探せない警察。
ドギョンは頑なに口を割ろうとはせず、ソ刑事と通話しながら励まそうとするテピョンだが、バッテリーの問題もあり制限がある。結局GPS機能を使いながらクラクションを鳴らし、彼女を探す警察のメンバー。

道に停めたトラックから棺桶に閉じ込められた彼女を探し出すもののすでに彼女の意識はない。。。。

口を割ろうとしないドギョンの態度を変えさせようとテピョンが提案したのは、20年前の連続殺人事件の犯人とドギョンを対峙させること。

「僕は復讐しただけだ」と自分が連続殺人犯であることを認めないドギョンに、彼の姿を見せることで、自分がどんな事をしたのかを確認させようとするのだ。

父が誤認逮捕された事。幼いテピョンに自分が自殺する運命であることを告げられたこと、本物のドギョンにそれをからかわれ、彼を殺害し彼に成りすましたこと。
法医学者となってから復讐という名の連続殺人鬼になってしまったこと。

引き返すチャンスはいくらでもあったのに、引き返すことが出来なかったドギョン。

ドギョンを道連れにして車を爆破させて事件を終わらせようとしたことが殺人罪に問われたテピョン。
意識の戻らないソ刑事の世話を弁護士に頼み、自分は収監されるのだ・・・

*****

意識を取り戻したソ刑事と共に歩んでいこうとするテピョンには彼女の最後が見えるようになっていた。。。

もう運命を変えようとする事もなく、運命をただただ受け入れるテピョンと刑事たち・・・

t*****

人の死が透視出来るという不思議な能力がテーマのドラマは面白かったのだが、恨みという感情に支配されてしまったドギョンの運命とバランスが若干中途半端だったような気もする。関係性は非常に深いのに、相乗効果が今一つだったような不完全燃焼の気持ちもあり。

 


ザ・ゲーム 0時に向かって 第25,26,27,28話

2020-03-07 20:07:52 | ザ・ゲーム 0時に向かって 韓国ドラマ

 

ドギョンと同乗した車で爆発事故を起こしたテピョンは、所轄の警察から調査を受けることに・・・

弁護士からは「計画的でないといえばいい」とアドバイスされるものの、ドギョンが警察での式典で爆発事故を起こし、皆を殺す事を透視しているテピョンにとっては事故は何をしても、自分がどうなっても阻止したい出来事だ。
「計画的に車を爆破したのか?ドギョンを殺すつもりだったのか?」という問いに「そうだ」と答え、拘束されることになるテピョン。

しかし、ドギョンが死ぬことはなく、別荘のスタッフを殺害後は警察で爆破事件を起こすべく行動していることが予測されるのだ。

ドギョンを殺せなかった事で、逆に彼に復讐するチャンスを与えることになってしまったテピョン。
運命を変えようとしても、状況は変わることがないのだ。
テピョンが爆弾を手配した男からドギョンも爆弾を手配していることを知った警察のメンバーはなんとかして事件を防ごうと、身体に爆弾を巻き付けられるであろう記者を警察で確保し、ドギョンの元に爆弾が届かないように捜査を続けるのだが・・・

阻止しようとする意に反して、警察のメンバー達の死に際を透視できなくなるテピョン。
これは彼の行動が皆を殺してしまうという、まったく別の方向に運命が進んでいる証拠だ。

死を目の前にしながらも、何とか爆弾テロを阻止しようとするテピョンと警察のメンバー達。

そんな警察の動きをあざ笑うかのように記者の部下に近づき、記者を警察からおびき出すドギョン。

20年前の出来事にずっと捕らわれているドギョン。そんな中ただ一つの明るい思い出がソ刑事の存在だったのだ。
そんなソ刑事を自分が殺すことになるとは思えないドギョン。。。とにかくそんな運命を変える事、さらには自分の運命を変えてしまった20年前の事件。そしてテピョンとの再会。

「自分の周りの人間が自分のせいで死に、自分だけが生き残る苦しみを味わえ!」とテピョンを挑発するドギョン・・・
そしてそんなドギョンを止めるために自分がおとりになること申し出るソ刑事。

皆が見守っている中、警察の目を欺きソ刑事に近づくドギョンは、なんとソ刑事を棺桶に入れて地中に埋めるのだ・・・

*****

ドギョンが20年前の事に捕らわれているのは十分理解できるのだが、テピョンに対する怒りがどうも今一つ理解できない。

それが私の言葉の壁による理解不足なのか、それ以外の要因なのかも今一つ理解出来ない・・・

人の最後の瞬間が透視出来るというテピョンの置かれた状況は非常に面白いと思うだが、その面白さが今一つ生かされていないような気もするし・・・

 


ザ・ゲーム 0時に向かって 第21,22,23,24話

2020-02-28 20:55:20 | ザ・ゲーム 0時に向かって 韓国ドラマ

自分がソ刑事を殺害し、追い詰められテピョンと警察の前で自殺するという運命を変えるべく自ら警察に出頭するドギョン。
ドギョンに詰問されたテピョンは、苦し紛れに「運命は変わった」というものの、運命は変わらないのだ。
ドギョンが持ってきたUSBの録画から、テピョンの手でドギョンがパク先生を殺害した証拠が処分された事を知るソ刑事。
(そして、刑事たちが警察内で起きた爆破により殺害されるという運命も同じように変わらない・・・)

自ら持ち込んだ証拠により逮捕され、自宅の地下に監禁していた本当の連続殺人事件の犯人と事件記者の二人を探すべく、パトカーに乗せられるドギョン。

しかし連続殺人犯は刑事たちよりも何倍も上手で、同じようにドギョンも何倍も上手なのだ。
そんな中、自分のせいで、ソ刑事がドギョンに殺害されることを防ぐべく、ドギョンと一緒に乗った車を爆破させて川に突っ込むテピョン・・・

テピョンは引き上げられるも意識不明の重体。
ドギョンは徹底的に探しても見つからず、その生死さえ不明なのだ。

「何かあったら彼女をお願いします。」というテピョンの言葉が、死をかけても彼女を守りたいという事だったことを今更のように理解し、後悔するナム班長。そしてテピョンの意図が分からなかった事で自分を責めるソ刑事。

夢の中でパク先生と向き合いながらも意識が戻らないテピョンと、テピョンのためにもドギョンの行方を捜しだそうとする刑事達。
別荘の管理人が行方不明になったことで、ドギョンが彼女を人質に隠れているとにらむ刑事達だが、ソ刑事達はドギョンの自宅まで捜索しながらも二人を探すことが出来ない。
彼女が自分を探し出せないことに失望したドギョンが取った行動は、人質の管理人を殺害し、その死体を亡き父の埋葬の場に送り届けることだった。

彼の母が帰国したことやドギョンの父親の埋葬を行うことを報道して、彼の行方を探そうとした刑事達だが、それは逆にドギョンの心の傷に塩を塗り込むことになってしまうのだ。

皆の注意が墓地に向いている間にテピョンの人工呼吸器を外すドギョン・・・・
秘書の女性が気づいたことで難を逃れるテピョンだが、目覚めたテピョンは刑事達の死を透視できなくなっていることに気づく。

彼らの運命は変わったが、その死が自分のためであることに衝撃を受けるテピョン。

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死の運命を変えようと努力するテピョンだが、運命を変えようと努力することもその運命に織り込み済みなんじゃないだろうか・・・・

 


ザ・ゲーム 0時に向かって 第17,18,19,20話

2020-02-21 21:12:36 | ザ・ゲーム 0時に向かって 韓国ドラマ

テピョンがソ刑事を探して海辺に行っている間に、パク先生とテピョンが住む家に工事担当者として入り込み、自殺に見せかけてパク先生の殺害を行うドギョン。

自殺する要因は一つもないが、医師が殺害現場を自殺現場に作り替えたのだ。証拠は見つからない。
検視官がドギョンだと知ると、知り合いの医師を検視に立ち会わせるようにするも、決定的な証拠は見つけられない。(医師故、殺害時に自分が傷を負ったこともかなりスマートに隠し通すドギョン)

しかし、パク先生の婚約者の家を探し出し、パク先生の写真を探し出し透視をすることに成功するドギョン。ソ刑事たちがドギョンがパク先生を殺害した証拠を探し出す前に、ドギョンが自ら洗面台の排水パイプに残っていたパク先生の血を探し出すのだ・・・
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娘の写真から、彼が検視官でありながらも娘の周辺を探っていたこと知る父親は、ドギョンの行動を監視し、彼がパク先生に近づき事件を起こしたことを把握していた。
テピョン達が先生の墓に出向いているのも、陰からチェックするドギョンの姿を確認し、ドギョンがキム・ヒョンスの息子キム・ヒョヌであることを知ることになる彼だが、ドギョンの方が上手だった。
彼を車に乗せるも、自分の命が狙われていると知るや否や、ミンジの父親を拉致。
本当の連続殺人事件の犯人を閉じ込めている地下に父親も一緒に閉じ込めるのだ。

「君はテピョンのために僕を殺すんじゃない。僕は君のために殺されるんだ。ただ、どんなに自殺を装っても、証拠は必ず残るものだ・・・」というパク先生の最後の言葉が頭から離れないドギョン・・・

ソ刑事のチームと合流し、本格的に捜査に協力することになるテピョン。

しかし膠着した捜査を打開させるためにナム班長が選んだ道は、マスコミを使って世論を動かし捜査に活かす事だった。

20年前の連続殺人事件の犯人として拘束していたキム・ヒョンスは誤認逮捕だったこと。先日ク・ドギョンを緊急逮捕したこと。
当然大騒ぎになり、ナム班長は警察を去ることになる。ただ、ソ刑事はそのような方法を選ぶことに決心がつきかねているようだったが、何か行動を起こすしかないのだ。

当然、マスコミはナム班長の元、そしてドギョンの元に押し掛ける・・・・

自分の友人を殺し、ドギョンに成りすましたキム・ヒョヌが自分の父親が誤認逮捕だったことに気づいたのは、今の仕事を始めた3年前。当時起きた事件の犯人のDNAと、自分の父親が犯人と目された事件で採取されたDNAが一致していることに気づき、父親が無罪であることに気づくのだ。(ソ刑事曰く、自分も捜査資料を見られるようになって一番に最初に行ったことは父親の死の関する捜査資料をチェックすることだったという。ドギョンも一番最初に父親の事件の資料を確認したのだろう。)
その流れで真犯人を拉致し、自分の家の地下に彼を閉じ込めたのだ・・・

同じ仕事をすることになったことで、更に距離が縮まるソ刑事とテピョン。
ソ刑事の父親の墓参りに向かうとすでに誰かが花を手向けた後だった。
何も疑わないソ刑事と違い、ドギョンが花を供えたことに気づいているテピョン。

職場でソ刑事と再会したことで、何か心の拠り所を見つけたドギョン。友人を殺して自分が生まれ変わったことに罪悪感を持っていたドギョンだが、彼女と再会したことで、「新しい自分の人生を歩んでもいいのでは?」と希望を見出すのだ。

そんな中で同じように再び再会することになったテピョンの存在。
そんな三角関係の中で避けられない死と向き合うことになる3人らしい・・・


ザ・ゲーム 0時に向かって 第13,14,15,16話

2020-02-14 21:07:02 | ザ・ゲーム 0時に向かって 韓国ドラマ

チョ・ピルトが娘殺しの犯人と思い、病院で彼を刺し殺すミジンの母。ミジンの父親が勤務する雑誌社は、殺人の容疑者として拘束されている妻のためにもなると、父親の独占インタビューを取ろうとするのだ。少し前なら自分が同じような事をしていたことも忘れ、部下に思わず手を挙げるミジンの父親。

殺害時、抗ったと思われるミジンの指先からドギョンのDNAは検出されない。医師であるドギョンにはそれくらいの事を細工する余裕も技術も十分にあるのだから・・・

ソ刑事だけでなく班のメンバーと署長に自分が20年前の証拠を捏造したと告白するナム班長。署長はすべてを明らかにすることを良しとはしないものの、チーム員は真犯人を挙げるべく協力することになるのだ。

20年前の事を謝罪すべくドギョンの家に出向くナム班長と、ナム班長につけた隠しカメラで二人の様子を見守るチーム員。

しかし、そんなドギョンの家には彼の部屋に盗撮カメラを設置すべく先に忍び込んでいたテピョンが隠れているのだ。(というか、気づかないのか警察!気づかないのかドギョン・・・)

20年前の事件、そしてドギョンがあのようになってしまったことに因縁を感じているテピョンは、ソ刑事を励ましながらもドギョンを尾行し、カメラを設置しと、ある意味警察よりも積極的に動く。パク先生から「ソ刑事が亡くなるのはお前のせいだ」と言われ、彼女と距離をとるように言われても、彼女のために位置情報付きのネックレスを購入するのだ。
たとえ、そのネックレスを持って自分が海辺で最後の時を迎えることを知っていても、運命は変えられると強い気持ちを持ってソ刑事とドギョンと向かい合おうとするテピョン。

ドギョンの動きに怪しさを感じたテピョンは、彼の留守に再びドギョンの家に忍び込み、地下室で拘束されている男を発見するのだ。(地下室?拘束?最近話題のあの映画を思い出す展開・・・・)この男が20年前の連続殺人事件の、真犯人、キム・ヨンスなのか?

ドギョンの家の地下にキム・ヒョンスが拉致されているとテピョンから話を聞き、驚くソ刑事。真犯人とされているキム・ヒョンスの事をテピョンが知っている(一応立ち聞きしたという態・・・)事もそうだし、ドギョンの家の各所にカメラを設置して彼を監視しているというのも驚きだ。

テピョンの言葉を信じ、ナム班長に「情報の出どころは言えない」と言いながらも、ドギョンの家の家宅捜査を行うことにするソ刑事たちだが、地下室を確認してもキム・ヒョンスは見つからない。
見つからないのも当然だ。キム・ヒョンスを監視カメラで常時チェックしていたドギョンは、テピョンが忍び込んだ事も知っており、自分もテピョンの車にGPSをつけて彼の動きを監視していたのだ。
(警察よりも捜査能力に長けている二人だ・・・)

自分が夢に見る海辺がソ刑事の思い出の場所と知り、彼女と自分の運命を確信するテピョン。自分のせいで彼女が命を落とすという運命を変えるべくドギョンと対決しようとするテピョンだが、彼に「自分の大事な人を失う」という悲しみを味合わせたいドギョンの執念も凄まじい。テピョンの大切な人であるパク先生に近づくドギョン・・・

ミンジの父親は「犯人はミンジの事をずっと見張っていたはず」という刑事たちの言葉から、ドギョンの存在に気づくのだが・・・・すべてを周到に計画しているドギョンは、ミンジの父親が自分に近づいてくることも織り込み済なんだろうか・・・

 


ザ・ゲーム 0時に向かって 第9,10,11,12話

2020-02-07 20:47:12 | ザ・ゲーム 0時に向かって 韓国ドラマ

女子高生絞殺犯人の顔を似顔絵にするテピョン。その顔はあの法医学者の顔だ。

医師故、病院で、病室で、姿を見かけても何の違和感もないク・ドギョン。
手首の傷を見て、彼に手錠をかけるソ刑事だが、ク・ドギョンは不敵な笑みを浮かべるのみ・・・・

登場人物の因縁は20年前に遡る。

自分が死の直前の様子を透視出来ることに不安を感じる幼いテピョンが、同じ能力を持つパク先生の元を一人訪れたのは、彼が婚約者の死にショックを受け自殺を図った時だった。
「君が死ぬ様子を透視出来ないことで幸せを感じるんだ」というパク先生だが、同乗していた車の事故で彼女を亡くしてしまう。他人の死を透視出来るのに、愛する人は守れなかった悲しみは深い。

パクの元に身を寄せたテピョンは、彼に連れられて行った孤児院で幼いドギュンと初めて出会うことに・・・・

連続殺人事件の犯人と目され、その逃亡中にソ刑事の父親を階段から突き落として殺めてしまったドギュンの父親。母に捨てられたドギュンは孤児院に送られ、そこでテピョンと初めて出会うのだ。
周りの子どもたちのいたずら心から、ドギュンが自殺して亡くなるということを透視してしまうテピョン。

同じ頃、父を亡くしたことで、雑誌記者に追い掛け回されることになる幼い頃のソ刑事を守ろうとするドギュン。

ソ刑事の父親と同僚だったナム班長が、ドギョンの父親が犯人と目星をつけて捜査を進める中で起きたソ刑事の父親の墜落事故による死・・・

本当にドギョンの父親が犯人だったのか分からないまま、20年後に模倣犯を思われる事件が次々と起きるのだ。

自分の死の瞬間でさえ透視出来るのに、ソ刑事の死の瞬間を透視出来ないことに、逆に何か運命的なものを感じるテピョンだが、パク先生は「彼女の死に自分が関係しているから透視することが出来ないのだ・・・」と冷たい真実を告げるのだ。

女子高生殺害犯としてソ刑事に手錠をかけられたドギョンだが、逮捕されても余裕の表情を崩すことはない。
透視をしたテピョンは「女子高生の爪の間から彼のDNAが検出されるはず」と言うものの、鑑識が現場から採取したのは20年前の連続殺人事件の犯人として刑務所に収監中で末期がんに侵されているチョ・ピルトのDNA。
捜査は混乱するし、更に20年前の捜査にもかかわっていたナム班長(係長か・・・・)はテピョンが使った紙コップを持ち出し、チョ・ピルトとの親子鑑定を指示するのだ。

20年前、チョ・ピルトを逮捕したもののDNA鑑定では彼が犯人ならなかったことに焦りを覚えたナム班長は、証拠の名前を書き換えるという刑事としてはやってはならぬことを犯したのだ。
しかし、3年前、匿名の電話を受けたことで、一人再調査を始めたナム班長。
幼いソ刑事、テピョン、ドギョンが顔を合わせた養護施設(希望という名前なのが皮肉だ・・・)は15年前の火事ですべて焼け落ち、当時の資料は何も残っていない・・・
チョ・ピルトの息子もその火事で亡くなったはずなのだが、実際に亡くなったのは本物のドギョンで、チョ・ピルトの息子がドギョンに成りすまして生きているのではという可能性が出てくる。幼いドギョンはそんな風にして身分を偽り今まで生きてきたのか?

娘を殺された母親は、雑誌記者の夫の元にかかってきた電話から、末期がんの治療で刑務所から出てきているチョ・ピルトが真犯人かもしれないと聞き、一人病院に向かい、チョ・ピルトを刺し殺す。
取材する側から取材される側になりプライバシーが無くなる雑誌記者。自分の妻が被写体になったら「写すな!」と拒否するその姿はむなしいだけだ・・・

ソ刑事をめぐってドギョンとテピョンの対立もまだまだ続く。「自分が死んでもかまわない」とソ刑事を守ろうとするテピョン。「自分の死に際が透視されずとも気にならない。刑事という職業を選んだ時点でそんな死に方をしても仕方ないと思っている」とはっきり言うソ刑事。彼女が一番肝が据わっている。


ザ・ゲーム 0時に向かって 第5,6,7,8話

2020-01-31 21:31:55 | ザ・ゲーム 0時に向かって 韓国ドラマ

ソ刑事と一緒に行動したことで、拉致された女子高生の救出に携わることが出来たテピョン。奇跡のように助けることが出来た事を喜びながらも、いままで自分の見た運命を変えることが出来なかったのに・・・と不安がる彼を「私に運命を変える力があったのかも」と冗談を言いながらも彼を慰めるソ刑事。
そして捜査を続けるうちになぜ未来が替えられたのかを探しだす手がかりがあるかもしれないと、「その理由を探すために、私と一緒にこれからも事件解決にかかわって欲しい」と頼む彼女。

子どもの頃の出来事を思い出す悪夢におびえながらも、ソ刑事と一緒に活動することに心が傾くテピョンだが、彼の後見人であるパク先生はそれをやめさせようとする。
幼い頃ク・ドギョンから強く迫られ、死の瞬間の様子を話したこと。。。それが引き金となりドギョンが自殺したこと?
それこそが彼が毎晩のように見る悪夢の正体だったのだ。

パク先生としては、同じような事がまた起こるだろうと、彼を止めようとしているようなのだが、ソ刑事と出会ったことで、パンドラの箱は開いてしまったのだ。

「死ぬ瞬間を言い当てられるということは、共犯だからだ!」と班長に恫喝されながらもソ刑事の同僚から女子高生の写真を見せてもらったテピョンは、再び彼女の死の瞬間を透視することになる。

暗い病室の中、彼女の首を絞めているのは、さりげなくソ刑事に近づく、医師のク・ドギョンではないか!

テピョンの能力が信じられずに、今までの事件の写真を彼に見せる刑事課のメンバー達だが、なんの迷いもなく言い当てる彼の事を信じざるを得ない。
そんな刑事たちの行動にソ刑事も同じように感じているのかとショックを受けるテピョンだが、ソ刑事は最初から彼のことを信じていた。彼女が一番最初に彼に見せたのは自分の母親の写真だったのだから・・・(刑事課のナム班長もその場にいたのだ)・・・口ではいろいろ言ってはみても、誰もが信じざるを得ない状況だ。

女子高生の最後の瞬間が変わったことで驚いたテピョンは犯人の姿をモンタージュ写真にするのだが、その姿はあの医師のドギョンだ。

20年前、孤児院で彼と出会ったテピョン。
ナム班長はその事を聴く思い当たることがある様子・・・・

3年前、「連続殺人事件の犯人として刑務所に収監されているチョ・ピルトは人違いだ。本当の犯人はキム・ヒョヌだ・・・」と電話を受けたナム班長。自分が犯してしまった失敗を気づいているようなのだが・・・・

事件現場から20年前の犯人として刑務所にいるチョ・ピルトのDNAが発見されたことを調査するために刑務所を訪れるソ刑事とテピョン。末期がんで余命いくばくもない彼が20年前の供述を暗唱するようにまくしたてる様子を見て、彼は犯人ではないと確信するソ刑事。そして自分が見た犯人とも違うというテピョン。

再び女子高生が襲われるのを阻止しようとしていた二人だが、19:00を示していた犯行時間は16:00に変わり、医師として病院に勤務するドギョンは、彼女の部屋に入り込み彼女を殺害するのだ。

運命は変えられる・・・・でも殺人者もまた運命を変えることが出来るのだ。

ドギョンとテピョンの因縁は・・・・私はこのようなサスペンスが好きなので、来週が楽しみだ。

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刑事役の俳優達より二回り位体格の良いテギョン。すっかりソ刑事の相棒だ。

 


ザ・ゲーム 0時に向かって 第1,2,3,4話

2020-01-25 19:50:07 | ザ・ゲーム 0時に向かって 韓国ドラマ

人が亡くなる瞬間だけを透視出来る若い男性テピョン。

すぐにやってくるであろう息子の死を信じられない母親の願いで、その場に立ち会うことになるテピョン。
銃声が飛び交う中、突然死で亡くなる場に立ち会うため、拉致されたにも関わらず防弾チョッキを着ていたテピョンの様子に違和感を覚えるのは刑事のジュニョンだ。

更に誰よりも早く彼を迎えに来る弁護士女性の存在と目の不自由な男性の存在もどこか不思議なものだ。

まるでこれから起こる事が分かっているかのような彼の態度を不思議に感じるのは刑事たちも同意するもの。
事件現場で死亡した男の母から、彼が死亡するその瞬間を見ることが出来ると聞かされるものの、それが何を意味するのかまだ刑事のジュニョンにも分からず・・・
自分の死の瞬間さえも見られるテピョンだが、なぜかジュニョンの死の瞬間だけは見るこ事が出来ない。それが何を意味するのか・・・・

そして起こる女子高生拉致事件。

女子高生が拉致され地下深く埋められ、発見された時には死亡している様子を透視してしまうテピョンは、思わず彼女の後を追いかけるも、彼女は拉致された場所に母親の誕生日のために購入した誕生日ケーキと携帯電話を残したまま見つけることが出来ない。
娘の帰宅が遅いことを心配した母からの電話を取るものの詳しい説明など出来ないテピョン。
駆けつけたジュニョンは「最後の時を見たのね?」と追及するも、結局その場を立ち去ることに・・・
盗難車両でどこかに運び込まれ地中に埋められた女子高生は、盗難車両の持ち主の電話で警察に助けを求めるものの、電話番号が分からないため居場所を確定させることが出来ない。

警察に張り付いている記者は会社に捜査の進捗状況を報告してなんとかスクープをものにしようとするのだが、この時点ではこの記者の上司が拉致された女子高生の父親だとはまだ誰も気づかず・・・

20年前の連続殺人事件の模倣犯と思われているこの事件。被害者の父親はこの20年前の事件の担当記者だったのだ。そして20年前の事件には刑事のジュニョンも関係している様子。

テピョンがジュニョンの死の瞬間を透視出来ないのも、20年前の出来事に繋がる何かがあるかららしい・・・・

現場の様子をリアルタイムで放送すべくマスコミが乗り込んで、現場が混乱。報道の自由と被害者の保護・・・こうやって刑事の仕事が2倍にも3倍にもなり、捜査に遅れをきたすのだ。

死の瞬間の透視から女子高生が埋められている場所の手掛かりを得ようとするジュニョン。
街灯、聞こえるわずかな音、移動時間・・・・手掛かりなど何もないと思われても、これらの手掛かりによって女子高生は発見され、未来を変えることが出来たテピョンとジュニョン・・・

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私は面白く見ているが、韓国サイトでは「テギョンの演技について」色々と意見交換が行われている様子。