私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

赤い月青い太陽 第31,32話

2019-01-23 21:31:23 | 韓国ドラマ あ行

義理の母は妹の一つ一つの行動が気に入らないようだった。ある朝冷たくなった妹に気づくウギョンだが、両親は妹の両手に残る折檻の後を見て、更にショックを受けたウギョンが全ての記憶を失くしてしまっていることを知り、妹の死を無かったことにするのだ。義母の実の娘を妹として家に連れてきて、ウギョンの父は彼女に新しい記憶を覚えさせようとしたのだ。

実の妹に関する記憶を全て思い出すウギョン。以前家族で住んでいた家の暖炉の奥に埋められていた妹の死体を掘り出し、移植手術後のため、病院に入院していた義母を無理やりその家に連れ帰るウギョン。

「いきなり血の繋がりの無い二人の娘を育てるのは大変だった。特に下の子は本当に育てにくかった・・・あなただって時々娘に手を上げたりするでしょ・・・・」とあの時の事は仕方なかったという義母。
義母を囮に先輩を自分の家に呼び出しながらも、結局はカン刑事に家に来て貰い、ウノと一緒に児童虐待の加害者を殺めていた@赤い涙の医師が逮捕されることに協力するのだ。

義母を許せないといいながらも、自分がいつか、赤い涙のように自分で罰を与えるようになるかもしれないと思いながらも、「娘がおばあちゃんに懐いているのよ。」とカン刑事に話すウギョン・・・・この先どんな風になるか・・・緊張感の残るエンディングだ。

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ドラマを楽しみながらも、虐待について色々考える。

 


赤い月青い太陽 第27,28,29,30話

2019-01-15 21:26:35 | 韓国ドラマ あ行

ウノは全ての事件の犯人だと自白した後、拉致されたウギョンを救うべくカン刑事が放った銃弾により命を落としてしまう。
しかしウノはカン刑事に撃たれずとも自ら命を絶つつもりだったようでもあり、何故亡くなる前に全部の罪を認めたのか、逆に疑問を持つカン刑事。

ウギョンは、母と一緒に落ち着いた生活を送っているソラの元を訪ねるが、その際ウノとソラ親子が撮影した写真を目にし、「ウノは本当に赤い涙だったのだろうか?」と疑いを持ち始める。3人が写真を撮った日は、あのクリスマスツリーの前で「赤い涙」が紙袋を持ち去ったその日だったのだ。ウノが実行犯でないことを確認したカン刑事たちは、誰か実行犯は別にいるはずと疑いだす。

犯人をおびき寄せるために、ウギョンが書き込んだ内容に犯人が反応したことから、センターの関係者が怪しいと考えた彼らは、ウノがハヌルセンターに来る前のセンターにも関係していたカウンセリング医師に目をつける。

ウノが子どもの頃、親に捨てられた灯台前の写真をPCの壁紙として使っている医師。
自分のカウンセリングも先輩であるその医師に行ってもらっているウギョンは、「プロである医師が虐待する親に復讐しようなどと企てるはずがない。」というものの、今の世の中、隠しきれる過去などないようだ。アメリカで過ごした彼が身分を隠して帰国した事、ウノの兄弟であるらしい事等を調べ上げるのだ。

何も知らないウギョンは、何度も彼のカウンセリングを受け、緑色のワンピースを着た少女が自分の妹であることを突き止める。病気の母が亡くなった後、すぐにやって来た新しい母。
親戚に預けられていた彼女が家に戻ると、義理の母の隣には違う顔の妹が居た。そんな風にして彼女は、義母が実の妹を虐待していたことを思い出す。父が自分に事実と違う話をしていたのは、妹が亡くなった事実を隠すためだったのだ。妹の代わりに義理の母の実子を自分の妹だと思い込まされたウギョン・・・・

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友達を階段から突き落とした男の子は「階段から落ちると、本当に人は死んでしまうのかどうか確かめたかった・・・」と言っていた。その子は自分達の虐待を隠そうとする両親から「自分が弟を階段で突き落として殺してしまった・・・」と教えられていたのだ。
自分がその子の事を気にかけていたのは、自分の境遇と似ていたからと気づくウギョン。


赤い月青い太陽 第23,24,25,26話

2019-01-06 18:00:27 | 韓国ドラマ あ行

一人犯人を追いかけるカン刑事だが、結局は若い男性風の犯人を取り逃がしてしまう。しかし、犯人は児童虐待の加害者を私的に成敗することに関心を持っていたことは確実であり、さらにハヌル児童センターに関係があることは確実だ・・・

ハヌル児童センターが重要な舞台ということは、センター長が疑われるのはある意味当然。さらに彼が防犯カメラを隠そうとし、その防犯カメラの映像をセンターの整備担当である青年ウノが持っていたのだ。

さらにセンター長のPCがすべての始まりだったことを考えると、センター長を疑うのは当然なのだが、センター長にそんな度胸や、思いがあるとも思えない。父親が興した児童センターを引き継いだだけで、父親が病気で倒れた後も父親に認めて貰うことだけを目標に頑張っているような度量の狭い男性にしか思えない。(その証拠に整備担当のウノには強い物言いだが、それ以外の場面ではなにも強い思いが感じられないのだ。

賭博による借金のため、センター長が逮捕されたことで、結局、病気で引退中だった彼の父親がセンターの運営を再び行うことになる。身の回りの事はやっぱり整備担当のウノが行うのだが、彼は通帳の管理から何からなにまで任されていたのだ。

さらに「センター長も悪いですが、そんなセンター長を作った元センター長はもっと悪いです。」と淡々と話すウノ・・・・

センター長が逮捕された後も、何か違うと思い続けていたカン刑事の勘はやっぱり当たっていた。子供の事から、元センター長に虐待を受けていたウノが今までの事件の犯人だったのだ。

カン刑事がウノが犯人と確信した頃、元センター長を訪ねてきたウギョンは、詩集から切り取られたページを口に詰められた元センター長の死体を発見し、ウノに拉致されることになる。(一足違いで主人公が危機一髪というミステリーでの定番の展開・・・)

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虐待する者を私的に成敗することを考えたウノは、同じ思いの医師と一緒に隠れサイトを作り、そこに関係者を誘導することを考え出す。しかし医師は一番最初の殺人の呵責に耐え切れずにあのように特殊な方法で自死・・・その後の殺人は結局一人で行ってきたのだ。

今までやって来た事を淡々と話すウノは「ハナに妹がいたことがどうしてわかったの?」というウギョンの問いに「小鳥の死体をハナが埋めているところを見て分かったんだ・・・」と話す。自分も虐待を受けていた身だ。自分がやられていたことを思い出せば簡単に想像できることだったのだろう。

結局カン刑事に撃たれ倒れるウノ・・・連続殺人犯人が誰だか分かっても切ない思いが残るだけだ。さらにウノは、緑のワンピースの少女が誰なのか?なぜ自分の前に彼女が現れるのか?を気にするウギョンに、「思い出さない方がいい」と言い残す。「先生は僕と同じ目をしている。。。」とも言っていたウノ。

昏睡状態だったウギョンの妹が意識を取り戻した。ウギョンと違い継母を嫌っていたらしい彼女。彼女が何か鍵を握っているんだろう・・・

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年末のドラマ大賞の授賞式のスピーチで、「テーマ性のあるドラマで、子役の子たちもとても頑張っている」と話していた主演のキム・ソナ。暗い内容故、視聴率が良くないんだろうが、見ていて色々考えさせられる。


赤い月青い太陽 第19,20,21,22話

2018-12-30 19:27:33 | 韓国ドラマ あ行

「こんな事になるなんて・・・そんなつもりでお母さんのしていた事を責めるつもりもなかったのに・・・」と、母が投身自殺したことにショックをうけるビンナ。カン刑事たちも何が引き金か証拠をつかむことが出来ない。そんな中、ハナの父親が突然ハナを引き取ると言い出す。弁護士を頼み、犬の飼育をしておる自分の家を付け焼刃で綺麗にし、子どもを引き取る許可を取り付けるのだ。遊んでいる際、鳥の死体を見つけたハナは、怖がることなく、穴を掘りその鳥を埋めるとその上を靴で踏み固める。その姿を見て、ハナの父親がもっと大きな犯罪を犯しており、それがハナの口からばれることを恐れて自分の元に連れ帰ろうとしていることが分かる。ただ、児童センターに勤務するウギョンも、法的な手続きであれば何も手を下すことが出来ない。彼女に出来ることは、「何かあったら、先生に電話をするように・・・」と賢い彼女に自分の電話番号を憶えさせることだけだ。

勿論怯えた彼女から電話がかかってくる。泣きながら電話をかけてきたハナの怯えた様子に、ハナの父の犬飼育場に向かうウギョン。

ハナの父親の死体を見つけ、更に自分も拉致されるウギョンだが、カン刑事たちによって救出されるウギョンとハナ。(彼女達が閉じ込められた場所から、ハナの妹と思われる遺骨も見つかるのだ)

「親切そうな人」というハナの言葉から、彼女の母親を殺めた男と同一人物が犯人だと考えるカン刑事たち。児童虐待に怒りを覚え、加害者たちを殺めていると仮説を立てるも、どのようにしているのかなかなか接点が掴めない。

ビンナの母が始終閲覧していた映画関連のサイトを自殺した医師も閲覧していた事が分かる。サイトの中に秘密のチャットルームがあると目星をつけ、ウギョンが聞いた亡くなる前にビンナの母が口にしていた言葉をヒントに、秘密のチャットルームへの入ることに成功。犯人が食いつきそうな話(本当ではないがいかにもありそうな話)をウギョンに書き込んでもらう事にし、クリスマスでにぎわう街に、犯人をおびき出そうとするカン刑事たち。

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ハナの父親の背中に残されていたのは、亡くなった後に彫られたという詩の一節。。。。児童虐待という題材も暗く救いようがないのだが、話は非常にスリリング。

そして虐待されていたハナを演じる子役の子があんまりも上手いので驚く。どんな思いで演じているのか。どこまで分かってあんな演技が出来るのか。演じている彼女に精神的なケアが必要なのでは・・・と心配してしまう位だ。


赤い月青い太陽 第17,18話

2018-12-25 21:37:05 | 韓国ドラマ あ行

母から必要以上に監視を受けている女子学生ビンナはとうとうウギョンにSOSを送ることに・・・
勉強の際は自宅に作られた勉強部屋に監禁され、自分からは外に出られず、家庭教師との勉強の際には、部屋に取り付けられた監視カメラで監視をされている。
勉強中に息抜きに牛乳を飲もうとするビンナに「トイレに行きたくなるかもしれないから、牛乳を飲むのは程ほどにね・・・」とまで注意をされている彼女。
息が詰まるだけならまだいい。母の意にそぐわない行動をすると鞭での折檻が待っているのだ。

彼女の身体に残る無数の傷跡を見、「児童相談センターに通っている時、何故何も言わなかったのか?」というウギョンの問いに「お母さんだから・・・」というビンナ。

優しい時もあったし、何より自分の事を考えての事だと思い、我慢していたという彼女。
「時々、トラの仮面を被っているだけと思っていた・・・」と、韓国の昔話に出てくるトラの話を引き合いに出し、自分の母の事を語るビンナ。

携帯電話の件だけでなく、児童虐待容疑までもかけられる彼女。

夫と離婚したことからプライドがズタズタになった彼女は、とにかく娘をキチンと育てることに命を懸けていたのだ。それが誤った方向に進んでしまった彼女。
カン刑事達は、携帯電話の捜査をしている過程で、ビンナの母が危ないと察知。
ビンナの母に呼び出されたウギョンに「彼女から目を離さないように・・・」と頼むのだが、携帯でメッセージを見た後、トイレに立つふりをして席を離れた彼女は、結局ウギョンの目の前でビルの屋上から飛び降りるのだ。

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全部の事件、すべてウギョンと関連があるのだ。彼女が何かに復讐するために全部仕組んでいることなのか?


赤い月青い太陽 前半戦復習

2018-12-20 21:35:58 | 韓国ドラマ あ行

編成上の問題なのか、それとも撮影が間に合わなかったのか・・・今まで放送された8時間を1時間にまとめて放送されていたので、聴き取りの練習も兼ねて、ストーリーを復習。

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15,16話で「そして、母に勉強を強要されている女子中学生・・・彼女と彼女の母は何を隠しているのだろう・・・」と簡単に書いてしまったが、この母親の携帯から「赤い涙」のコメントが書き込まれていたのだ。彼女は知らないというが、自殺したと思われる医師から薬を処方を受けており、その医師とも一緒にプラカードをもって街頭にも立ち、さらにウギョンが勤めるハヌル児童センターにも通っていたのだ。

ウギョンの事を「妹さんが交通事故で植物状態になってから、様子がおかしくなったので、距離を置いた・・・」と言っていた母親。。。全部に関係しているではないか・・・まぁ ウギョンも全部の出来事に関係しているので、登場人物全員が怪しいことに変わりはないのだが・・・

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前半戦復習とタイトルを打とうとしたら、復習が復讐と変換されてしまった。そうだ・・・復讐もキーワードになるかもしれない・・・・


赤い月青い太陽 第13,14,15,16話

2018-12-16 18:47:17 | 韓国ドラマ あ行

刑務所から出所した後すぐに殺されたパク・ジヘの事件を追うカン刑事たちは、事件に「赤い涙」というIDを使った人物が関係していることを突き止めるが、夫が練炭自殺し保険金がもらえるはずのソラの母は、ウギョンが「赤い涙」というIDの女性だと言い出す。「先生は私と何度もチャットしたし、先生しか知らない秘密も「赤い涙」は知っていた。だから先生が「赤い涙」だ。」と言い張る彼女。彼女自身も、自殺では保険金がもらえないと知ると、突然、「夫は他殺だ。私は手を下していないが、言われた通りにやっただけ。」と自分は犯人ではないが、犯人から指示された通りに行動しただけと言い出すのだ。

刑事たちはパク・ジヘの事件を洗い出すうちに、ウギョンが車で彼女の家の近くを通っている事を突き止める。植物状態の妹の様子を見に病院に行っただけという彼女の言葉の裏は取れるが、すべての事件に彼女が関わっているのだ。更に彼女は、チャットで「赤い涙」に「あなたは私を知っているのか?」などと尋ねるのだ。見ている私も全部が全部彼女の自作自演なのでは・・・と思いたくなる。更に彼女は、高速道路で轢いた男の子の生みの母から「少しお金を工面してくれ。加害者ならそれくらい出来るだろう」と言われ激高したりしているのだ。そしてその母も車に轢かれるという事故に見舞われるのだ。。。。(そしてひき逃げ事故の前に彼女には、猫の人形と一緒に詩が送られてきているのだ・・・)

自分の前に現れる緑色のワンピースの少女が誰なのかを解明すべく、児童相談所の設備担当の男性に似顔絵を描いてもらい、自分の継母や幼馴染たちに聞いて回るウギョン。継母も何か隠しているようだが、子どもの頃の友人たちの様子も一様いおかしい。「あなたの事を知ってはいるけれど、仲良くはなかったわ・・・」という友人たち。そして似顔絵を見た友人から「この女の子はあなたよ。」と言われ、言葉を無くすウギョン。

実家に生母の写真が残っていないことを継母に正すと「お父さんが私の事を考えて全部処分したのよ」という。最もな答えだが、調べるうちに父が写真を見ながら自分の都合のいいように幼いウギョンに話をし、自分の記憶を操作していたのではないかと思うようになる。「妹にはそんな事をしていなかったのに、なんで私にだけ・・・」と自分の過去の記憶さえも疑いだす彼女。

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ウギョンも全部の事件に関係しているが、それ以外に関係しているのは彼女が勤務している@ハヌル児童センターだ。

ハッキングされている事実は見つからなかったが、情報は全部ネットワークで繋がっているのだ。

そして、母に勉強を強要されている女子中学生・・・彼女と彼女の母は何を隠しているのだろう・・・

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怪しくない人が一人もいないドラマにやや混乱。

 


赤い月青い太陽 第9,10,11,12話

2018-12-10 21:25:17 | 韓国ドラマ あ行

孤児院で預かられている子どもは、ウギョンが見る緑色のワンピースを着た少女ではなかった。ハナと言う名前の彼女を自宅に連れ帰り自分の娘と一緒に世話をするウギョンだが、明るい少女ではあるが、キチンとした躾をされていないことは分かる。更に自分の勤務する児童相談センターに連れて行くと一目散にゴミ箱の有る場所に駆けていき、中から遣いかけの折り紙を取り出し楽しそうに遊び始める彼女の姿を見て、彼女が母親と一緒に児童相談所の屋根裏部屋に隠れていたことを確信するウギョン。

ハナの言葉から、部屋に入り込んだ男が、母親が喘息の発作を止めるための道具を使えないようにしていたことが分かる。
「ちょっとみたら親切そうな人」というハナの言葉しか手がかりがないのだが、児童相談所に泊り込んでいる設備担当の若い男性が、事件があったと思われる夜に友人の車を借りていたことが分かる。ハナの母親を殺め、その後ハナを孤児院に置いていったのでは?と疑うカン刑事とウギョン・・・・

更に児童相談所の設備担当の男性は、以前カン刑事が関わった殺人事件に関わっていたことが分かる。父親が火事で死んだ事件に彼の子どもの関与が疑われるのだが、その男の子のアリバイを証明したのが彼だったのだ。当時の事を思い出し「子どもは手を出さず、彼が何かしたのでは・・・」と疑うカン刑事。

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彼の関与は結局はっきりしないのだが、ウギョンが車で轢いてしまった男の子が残した絵に押してあったゴム印が、彼が描いた絵であることが分かる。

「そのゴム印は、僕が描いた絵です。時々、施設にボランティアに行き、そこで子供達に絵を教えたりしてたのですが、そこで描いたものです・・・」その言葉から、男の子が母親によって一時的に孤児院に預けられていたこと、そこから別の施設に移る際にいなくなり、その途中で高速道路に入り込み、ウギョンの車に轢かれたらしいことが分かる。

母親の元を訪ね、墓参りだけでもと言うウギョンに「あなたが殺したんでしょ?ちょっとでいいからお金を工面してもらえないかしら?」と子どもが亡くなったことには関心も示さずに金の無心しかしない母親。強い怒りを覚えるウギョンだが・・・

カン刑事のパートナーの女性刑事は、「全部の事件に関係しているのは、子どもと詩だけれど、それ以外に共通点があります。」と全ての事件にウギョンが関係していることを指摘。そうなのだ。全部の事件に彼女は関係している。そして、彼女と母親は血が繋がっておらず、母親はウギョンになにか違和感を感じているようなのだ・・・


赤い月青い太陽 第5,6,7,8話

2018-12-01 20:30:40 | 韓国ドラマ あ行

夫がちょっとした現金を残して亡くなったことを悲しむわけでもなく、逆に喜びを隠せないような妻の態度に違和感を感じるカン刑事達。
監察医は自殺に間違いないというものの、練炭自殺にも関わらず、顔の焦げ方に問題があるのではと食い下がるカン刑事。男の携帯に残った通話記録がウギョンだったことで再びウギョンの元を訪れるカン刑事だが、「娘さんの事が気になったのでお母さんに連絡を取ろうとしたのですが、上手く繋がらなかったので、お父さんに連絡したんです。」と言うだけだ。

「皆にそうするんですか?」と食い下がるカンだが、はっきりした繋がりは分からない。残るのは違和感とそしてお金を包んだ新聞紙に書かれた「獣・・・」という言葉のみだ。
夫が賭博中毒だったことも、夫から暴力を受けていたことも当初は警察に語らなかった妻も怪しいが「夫からそういえと言われたから・・・」と言うのだ。これも違和感しか残らない。。。


結局夫と離婚することになったウギョンだが、児童相談員の仕事に戻ろうとしても、ずっと緑のワンピースを着た少女が見える状況では仕事もスムーズにはいかない。カウンセラーの意見も懐疑的だ。「ただ幻想を見ているだけだ。。。」と言われ益々落ち込む彼女。

母の反対からウギョンが相談を続けられなくなった少年から送られたのは、精巧に作られた家の模型だ。その中に隠れた少女の姿を見つけたウギョンは、交通事故で亡くなった少年に妹がいたことを更に強く感じるが、誰もそれを信じてなどくれない・・・

夜、再び自分の前に現れた緑のワンピースの少女は、自分が幻想でないことを証明するかのように、しみが出来ていた相談所の天井を指差すのだ。その動作に誘われるように、若い女性のミイラを見つけるウギョン。


壁に書かれているのは「腐って崩れた肉 その罪の重さ・・・」というこれも詩らしきものの一文だ・・・
何故、突然今まで足を踏み入れたこともない部屋に行ったのか訝しがられるウギョンだが、カン刑事達に上手く説明することも出来ない。「彼女には子どもが居たかもしれない」などと何の脈絡もなく言い出し、逆に怪しまれるだけだ。身分証明書から彼女の元夫の存在が分かるも、夫は孤児だった彼女と偶然結婚しただけ・・・子どもはいないととりつくしまもない。しかし監察医は彼女の身体に出産した兆候を見出し、さらにウギョンはカン刑事が口にした言葉と書類を元に元夫の下を訪れるのだ。


亡くなった妻に何の感情も見せない元夫は、子どもは居なかったというが、子供服の古着があったり、クレパスのあとがあったりと子どもが居たことは確かなのだ。元夫の目を盗んで家捜しをするウギョンは警察に通報されてしまうが、元夫の怪しい動向にカン刑事も動かざるを得ない・・・
ウギョンは、「詩が関係しているだけでなく、いままでの事件には子どもが関係しているに違いない」と言う彼女。
子どもが孤児院にいることを知り、カン刑事と少女に会うべく向かうウギョン・・・・そしてその孤児院の一室で、詩が書かれた額を見つける二人・・・

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ウギョンに家の模型をプレゼントしてくれた少年は、相談所の施設管理をしている男性が、絵を描く女性と一緒に居たことを知っている様子。
意識の戻らない妹の前で声を荒げたウギョンは、母に叱責されるも、その際の行動がかなり不思議だ。
彼女自身も何か問題を抱えている様子。



赤い月青い太陽 第1,2,3,4話

2018-11-28 21:20:27 | 韓国ドラマ あ行

児童相談員のウギョンは、幼稚園に通う娘とIT会社社長の夫と3人家族。3人はもうすぐ生まれる赤ちゃんを楽しみに待っており、絵に描いたような幸せで普通の家族だ。

しかしそんな幸せは、彼女が自動車専用道路で起こした交通事故によってあっという間に崩れ去ってしまう。

夫は「自動車専用道路で保護者が居ない子どもを轢いてしまっても、無罪になるはずだ。気にすることはない・・」と言うが、彼女は自分が轢いた子どもは緑のワンピースを着た女の子だと思っていたのに、警察は「被害者は男の子」だというのだ。
ウギョンが「女の子を見た」と言っても誰も信じてくれない。彼女がショック受け、神経質になっているというだけで、夫でさえも彼女の言葉に耳を傾けてくれない。

そんな彼女の元に別件の捜査にやってきたカン刑事。
子どもを殺め、服役していた女性が出所後殺害されたと思われる事件を捜査している刑事だ。
刑務所前で行われていたデモに彼女が参加していたことで、聞き込みに来たのだ。
デモの写真から浮かび上がったのは、男性医師。

男性医師の家を訪ねるカン刑事は、若い女性が医師をナイフで刺しているところに遭遇するのだが、なんと女性は彼と同じ部署に異動になったばかりの刑事だった。自分で自分の身体を刺そうとしているのを彼女が止めようとしていたのだが、彼女が奪ったナイフに自ら飛び込んだのだ・・・

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自分が轢いてしまった子どもの肉親を探そうとするウギョンは警察に掛け合い、無理やり男の子の遺品を見せてもらい、靴の中から家族の絵と、絵の裏に「麦畑に月が浮かんだら・・・」という詞の一節を見つけてしまう。
不安を感じるウギョンは、さらに娘が幼稚園から居なくなるというトラブルにも見舞われることに・・・若い男性と近所のビニールハウスの中で遊んでいただけなのだが、心労から子どもを流産してしまう彼女。

交通事故の事は忘れ、家族のためにやり直そうとするウギョンだが、夫が職場の女性と密会をしている場面に遭遇してしまうのだ。夫の車の窓をゴルフクラブで叩き割る彼女を止めるのは、あのカン刑事だ。(カン刑事の元彼女がウギョンの夫の不倫相手という、狭い中での偶然もあり・・・)

遺書と現金を残して男が死亡した事件を捜査するカン刑事だが、亡くなった男の妻の様子がおかしい。夫が残した現金を見つめ、呆けた様に「ありがとうございます・・」と繰り返す女・・・

ウギョンが見た緑のワンピースの女の子は誰なのか・・・
こん睡状態のウギョンの妹に何か秘密があるのか・・・


油っぽいメロ 第35,36,37,38話

2018-07-23 21:25:17 | 韓国ドラマ あ行

ホテルの厨房では自らフライパンを振ることはないプンだが、偶然腹ペコフライパンの店にやって来た親子がジャージャー麺を食べて笑顔になるのを見て、ホテルでもランチタイムには酢豚とジャージャー麺を提供することを決めるプン。

当然コスト的にも合わないし、そもそもホテルはある程度のクオリティの料理が食べられることを期待するお客さんが来る所のはず・・・なにより、働くメンバー達は、一流シェフを目指して修業してきた面々。
そういう意味では、プンの指示は方向が違うが、「料理を提供し喜んでもらうことが料理人の喜びの一つ」という点から考えると、プンの考えは間違っていないのだ。

もうゴールが見えている段階でのこの挑戦は、もちろん幸せなエンディングに向けての挑戦に決まっている。ランチタイムは大盛況で、反対してたはずのスタッフも皆笑顔で仕事をするというめでたしめでたしという展開。

こうなるとプンの前に立ちはだかる壁は、二人の中に反対するセウの母だけということになる。
お嫁さん候補が嫁ぎ先で家事見習いをするように、セウの家に入り込み、朝晩はセウの両親の世話をして何とか二人の中を認めて貰おうとするプン。
勿論これもハッピーエンディングに向けての展開。

料理で家族の胃袋をがっちり掴むという方法は、万国共通の方法故、最終的にはうまくいくことになっているのだ・・・

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セウに失恋してしまったチルソクにも新しい恋の予感とともに、セウの父親のサポートもあり、無事ホテルを買収。

チルソクとセウの話だと思って見始めたドラマだったらが、想像とは違う着地点が待っていた。それでも毎回美味しそうな料理を目で楽しめたり、イ・ミスクの二役も楽しめたし、最後まで楽しく鑑賞。

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脚本家ソ・スクヒャンの作品ということで、出演者の役柄を「嫉妬の化身」と比較してみるのも楽しいかもしれない。

 


油っぽいメロ 第31,32,33,34話

2018-07-15 19:57:46 | 韓国ドラマ あ行

自分たちと同じように、包丁担当のソルチャもチルソクの部下と恋愛中なことを知るセウだが、ソルチャはセウとシェフのプンの仲を知ってしまうと「奥様に申し訳ない」とショックを受ける。
セウの母は、自分たちがいつかまた前のような生活に戻れることを願っているのだ。中華料理店で働いている自分たちの姿はあくまでも仮の姿なのだ。仮の生活だからこそ、「おばさん!やる気があるのか?」とプンに怒鳴られてても、見えないところでめそめそするだけで何とか我慢していたのだ。

逆に、プンはここまでばれてしまったらと、彼女の家に出向き、朝から「付き合っています。」と正面突破を試みるも、セウの母の態度は強硬だ。
「彼女が自分の事を嫌いだというまで、彼女と付き合います」などと言っても効果はない。厨房になくてはならない包丁担当のソルチャに対しても「もう中華料理店で働くな」と言い渡すセウの母。

悩むソルチャを説得するプンだが、そんなプンに突然訪れるのは、自分の元上司でもあるホテルのシェフとの料理対決。
(毎回、手を抜いていない料理場面に感心する。)

そこまでやらずともいいような気もするが、『勝者は一人だ。どちらかが一人勝ちだ』ということで、プンが勝てばホテルのシェフの座が手に入るということで、勝負に挑むことに・・・

片腕ともいえるソルチャがなかなか現れなかったりと、プンに不利かと思った対決も、ふたを開けてみれば、90対10の圧倒的料理で、ホテル@画竜点睛のシェフになるプン。

この間まで@腹ペコ中壁(ハングリーウォク)のシェフだったとは思えない大出世だ。 
ホテルの厨房は町の中華料理店とは規模が違う。
恋愛中なのを隠して、ホテルの厨房で働くことを望むセだが、経験不足の彼女に先輩たちの風当たりは強い。悩む彼女を、誰もいないところでこっそりと励まそうとするプン。年下だけれども、なかなか頼れる男になっているではないか。

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突然姿を消した母を探すチルソクは、彼女が癌の治療のために病院に入院していることを突き止める。

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セウの母とチルソクの母の二役を演じるイ・ミスク。隠れ女主人公は彼女なのではないかと思う位の活躍だ。


油っぽいメロ 第27,28,29,30話

2018-07-06 22:12:42 | 韓国ドラマ あ行

邪魔が入り、大口の客が入らずとも落ち込んでいるわけには行かない。口コミで顧客の幅は広がり、さらには先日特別に食事をしてもらった病院の院長も食事に来て満足そうだ。美味しければ客足は伸びることに自信を持つプン。

仕事が上手くいけば恋愛にも余裕が出てくる。セウもだんだん家族に秘密にしておくのが辛くなり、プンに正直に話しをしようとするが、セウの母親の仕事に不満を持つプンは「オーダーもキチンと取れないなら、皿洗いに戻ってもらうか、そうでなければ辞めて貰うしかない!」と思いのほか厳しい態度だ。とても家族の話を切り出すような状況でもない。彼女はあれやこれや言い訳をして住む場所もばれないようにするが、郵便物からあっさりと住所がばれ、4人で仲良く出勤する様子を覗き見してしまい、セウが自分に家族の事を秘密にしていたことを知ってしまうプン。
彼女が自分に秘密にしていた事より、彼女の母親をクビにしかけたことにショックを受けるプンは、「仕事の事でいらいらしすぎていました・・・」と、未来(?)の義理の母になんとか店に戻ってもらうように頼み込む・・・確かにこの場合、自分の母親に辛く当たる恋人の様子を見ながらも、何も言わずに黙っていてくれた彼女の我慢強さに感謝すべきだろう。

ホテルのシェフとホテルのオーナーは「おまかせ」という予約を入れて、プンの店にやってくる。何も知らずにフォークとナイフで食べるように仕上げたプンの焼き豚を「中華をフォークで食べるなんて基本がなっていない!」と怒るホテルのシェフ。お互いプライドも高く、料理に対する考え方が違うのだから、ぶつかるのも当然。更にホテルのオーナーは、プンのことをすっかり見下しているのだ・・・諍いが収まるわけもない・・・・

ただ、料理対決ばかりでもない。大人の職場恋愛も各種あり。

セウとプンのことを知ってしまい傷心のチルソクだが、セウの父親には彼女をキチンと守ると約束し、さらに自分を捨てた母から亡き父親の話を聞き、母の事も受け入れる覚悟をしたようだし、一人で立ち直ろうとする姿は男らしい。

【おまかせ】という日本語がそのまま使われていることにびっくりする。
(工事現場では沢山の日本語が使われていると聞いた事があるが、厨房でも使われている言葉があるとは知らなかった)


油っぽいメロ 第23,24,25,26話

2018-07-02 21:39:29 | 韓国ドラマ あ行

いつもはホテルの中華料理でイベントを行う病院だが、医師がプンの料理を気に入ったことで突然ハングリー料理店に100人分の予約が入ることに・・・
当然ホテルのシェフ的には阻止しなければならない。
ホテルとしては考えられない位のディスカウントでプンの料理に対抗するが、そこはホテルで食べることのできないジャージャー麺と酢豚料理の対決で、女医が気に入った方が100人分のイベント料理を請け負うことに・・・

酢豚は五分五分、対決を左右するのはジャージャー麺の出来だ。ホテルのシェフが鮭と合わせた新しいタイプのジャージャー麺で勝負なら、プンは昔ながらのスタイルで勝負だ。
「どちらもおいしいけれど、昔懐かしい味だから・・・」とプンの料理を選ぶ医師。

勝った喜びをセウと分かち合いたいプンだが、チルソクを裏切るのは心が痛む。しかし自由人のセウにそんな理由はもう通用しなくなっているのだ。
 
見ているのが恥ずかしくなる位の二人の世界が続く・・・・突然の生みの母の出現で心が千々に乱れるチルソクがいるかと思えば、チルソクに申し訳ないと思いながらも、自分たちの新しい恋を見つける二人・・・

しかしホテルのオーナーはプンの元妻を奪った男だ。「ホテルの顧客があんな店に奪われたら恥」ということで、ホテルが病院に多額の寄付をしていることを引き合いに出し、病院に圧力をかけ、当日の朝に予約をキャンセルするという嫌がらせを行うのだ。

プンの窮地をみたチルソクは、ホテルの工事を請け負うも、トラブルからホテルに乗り込んで居座っている工事業者たちにプンの作ったジャージャー麺をふるまう。
元ヤクザらしい力業の口コミ作戦だ・・・

なんとしてでもプンを応援したいチルソクだが、弟のように思っているプンとセウが付き合っていることを知ってしまい、心穏やかでないチルソク・・・・

プンは何とか自分の料理を認めてほしいと、100人分の料理をオーダーしてくれるはずだった病院長に無理やり自分の中華をふるまうも、快い返事など貰えるはずもない・・・・

腕だけでは認めてもらえないことにショックを受けるプン・・・・

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皿洗い担当の女性が自分の母親だとは言い出しにくい様子のセウ。
とても明るい彼女が病気とは思えないのだが、確かに病気だったはず・・・・


プンの料理を食べた院長や女医さんの存在が、今後なにか関係してくるのだろうか・・・・


油っぽいメロ 第21,22話

2018-06-19 21:43:09 | 韓国ドラマ あ行

店の名物料理(大きな小籠包・・・ 薄い皮を開発、その中に肉汁たっぷりの具を入れるというもの)のために何度も挑戦するセウとプン。やっと出来た喜びでプンに抱きつくセウの態度に極度に反応するプンだが、そんな様子を気にするでもなく、無邪気な様子のセウ。そんな二人の様子を敏感に感じるチルソクだが、セウへの片思いは諦めることなく、さりとて見苦しくセウにすがりつくでもなく・・・
「3人一緒におぼれたら誰を助けるか?」という話でも「社長は一人でも大丈夫そうだから、私はシェフを助ける!」と言うセウに「俺は泳ぎが上手だから誰の助けもいらない。その代わり二人を助ける」と大人の男をアピールだ。ちょっと方向性が違うような気もするが、元ヤクザとは思えない人の良さ・・・

当初は同じメニューを出すホテルに負けていた@ハングリーレストランだが、価格帯はお手ごろ、さらには大きな小籠包は、その肉汁をストローで吸うという斬新さが受け、客足は伸びる・・・・更に皿洗いは出来なくても、元ミスKoriaの愛嬌で接客に思わず才能を発揮するセウの母・・・適材適所の活躍が店の繁盛を後押しだ。

ホテルのシェフは危機感を覚えて、厨房を仕切る包丁番(多分・・・)の3倍の給与でスカウトしようとするのだ。とにかくお金が欲しい彼女はホテルに異動しようとするものの、それを阻止するプン・・・そして「今更裏切れない」というセウ。

結局札束でのヘッドハンティングは失敗するが、まだ裏工作をしそうなホテルのシェフ・・・
急に入った100人の予約にも何か横槍が入りそうな雰囲気だ。

そして母に捨てられたはずのチルソクの実母が、あの毒舌のおばあさんだったということが分かる・・・

益々どこに向かうのか分からない不思議なドラマ展開だ。

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このドラマ、料理の場面に手を抜いていないのが凄い。出来上がりを映すだけでなく、作っている姿もなかなかの臨場感。エビも小籠包も本当に美味しそうだ。