デレクの母の「ソフィーを殺したのは息子」という言葉を聞き、怒りに震えるアルム。
デレクを信じていたはずなのに、義母の言葉に心が揺れる自分の迷いも受け入れがたいのだろう。
(それよりなにより、息子さえも自分の欲望のために利用する義母を許せないのか・・・)
そんな中、ちょっと目を離したすきに病院から姿を消すデレク。
彼が向かうのは当然あのクラシックカーの工場だ。
自分と兄弟のように育ったクラシックカーの工場の社長が自分を裏切った事にショックを受けるデレク。
「アルムと結婚してあなたは変わった・・・気弱になった。」と、自分を見捨てたかのような寂しさを勝手に感じていた様子の彼。ただデレクも本物のスパイだ。彼がこっそりと病室に入り込み、目薬を取り換えていたことなど把握済み。
「殺してもいいが、生かしておいてやる。僕の代わりに母さんのそばにいて欲しい」と、自分の代わりに母の世話を頼むデレク。
失踪したデレクが水死体として見つかったのは数日後。乗り捨てられた車のブラックボックスからは彼が暗い中水に入りる様子が残されているのだが・・・
ジフンは、その映像をデレクの母に見せるのだが、その様子を見ながら、何かを悟った様子のデレクの母・・・
デレクはなぜ亡くなる前になぜ自分用の結婚指輪をもう一つ注文していたのだろう。
それに気づいたアルムは「彼はどこかで生きている。そんな事はあなたたちには簡単なはず」とスパイだったら身分を偽って別人として生きることなど当然だと言い放つのだが・・・
アルムにはそれを確認する術はないが、ジフンはクラシックカーの工場を確認し、デレクがあの隠していた遺体を自分として湖の沈めた事を確信するのだが、それを調べてもジフンに出来ることはもう何もないのだ。アルムの身を案じて、、彼女の前から姿を消したデレク。
アルムはウェディングドレスのオーダーを続け、ジフンはヨーロッパに転勤だ。
局長として母国に復帰したジフンと、趣味としてインターポールの情報提供者兼協力者として活躍するアルムとして再会するのはそれから2年後。
私を愛したスパイは一人ではなかったけれど、最強の2名だったということか・・・
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デレクを演じたイム・ジュファン。。。私が見たドラマでは最高の〇馬キャラのケースが多いのだが、今回もやっぱり最高の〇馬キャラだったと思う。(彼がいるからこそドラマも面白くなる・・・最高に褒めたいのだが、なかなかいい言葉が見つからず、こんな文章になってしまった・・・)