私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

私を愛したスパイ 第15,16話

2020-12-22 20:20:44 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

デレクの母の「ソフィーを殺したのは息子」という言葉を聞き、怒りに震えるアルム。
デレクを信じていたはずなのに、義母の言葉に心が揺れる自分の迷いも受け入れがたいのだろう。
(それよりなにより、息子さえも自分の欲望のために利用する義母を許せないのか・・・)

そんな中、ちょっと目を離したすきに病院から姿を消すデレク。
彼が向かうのは当然あのクラシックカーの工場だ。
自分と兄弟のように育ったクラシックカーの工場の社長が自分を裏切った事にショックを受けるデレク。
「アルムと結婚してあなたは変わった・・・気弱になった。」と、自分を見捨てたかのような寂しさを勝手に感じていた様子の彼。ただデレクも本物のスパイだ。彼がこっそりと病室に入り込み、目薬を取り換えていたことなど把握済み。
「殺してもいいが、生かしておいてやる。僕の代わりに母さんのそばにいて欲しい」と、自分の代わりに母の世話を頼むデレク。

失踪したデレクが水死体として見つかったのは数日後。乗り捨てられた車のブラックボックスからは彼が暗い中水に入りる様子が残されているのだが・・・

ジフンは、その映像をデレクの母に見せるのだが、その様子を見ながら、何かを悟った様子のデレクの母・・・

デレクはなぜ亡くなる前になぜ自分用の結婚指輪をもう一つ注文していたのだろう。
それに気づいたアルムは「彼はどこかで生きている。そんな事はあなたたちには簡単なはず」とスパイだったら身分を偽って別人として生きることなど当然だと言い放つのだが・・・

アルムにはそれを確認する術はないが、ジフンはクラシックカーの工場を確認し、デレクがあの隠していた遺体を自分として湖の沈めた事を確信するのだが、それを調べてもジフンに出来ることはもう何もないのだ。アルムの身を案じて、、彼女の前から姿を消したデレク。

アルムはウェディングドレスのオーダーを続け、ジフンはヨーロッパに転勤だ。

局長として母国に復帰したジフンと、趣味としてインターポールの情報提供者兼協力者として活躍するアルムとして再会するのはそれから2年後。

私を愛したスパイは一人ではなかったけれど、最強の2名だったということか・・・

****

デレクを演じたイム・ジュファン。。。私が見たドラマでは最高の〇馬キャラのケースが多いのだが、今回もやっぱり最高の〇馬キャラだったと思う。(彼がいるからこそドラマも面白くなる・・・最高に褒めたいのだが、なかなかいい言葉が見つからず、こんな文章になってしまった・・・)


私を愛したスパイ 第13,14話

2020-12-16 20:48:04 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

ジフンとアルムが一緒にいるところを見てショックを受けるデレク・・・
当然アルムもデレクに弁明はするのだが、彼はもっと隠したい事があった・・・

彼女にはどうしても隠し通したい・・・という息子に「家族なのだから、アルムにも本当の事を話すべき・・」と笑顔を浮かべながら息子に忠告をする母。

幼い息子デレクを連れてアメリカに移住した母。頼る人もおらず二人で辛い時期を乗り越え、今はビジネスも順調だという母。働く女性として義理の母を尊敬しているというアルムだったが、デレクにとっては母がアキレス腱だったのだ。

ホテルのラウンジで義母とお茶をしたアルムは、渡し忘れたプレゼントを義母に渡そうとホテルの部屋を訪ねようとするが、ジフンがスパイのメンバーを追跡しているところに遭遇。
デレクの母がすべての黒幕だと分かってしまうのだ。

(スパイの家族であれば)知らないは許されないと、アルムも一緒に逮捕することを計画するインターポールの局長の言葉を受けて、彼女が「何も知らない」と言い通さない限りアルムを守り切れないと判断するジフン。そのためにも「デレクに義母の正体が分かったことを隠し通せ」と指示するジフンだが、アルムの性格上そんな事が出来るはずもない。

隠していることをうまくコントロールできなかったジフンと、そうしなければ生きていく事が出来なかったデレク。
秘密を持った二人の男性に翻弄されるアルム。
しかしデレクもアルムを守りたいがために、組織の中では裏切り者の烙印を押されてしまうのだ。
デレクの母は「息子だから仕方ない・・・」というものの、あのクラシックカーの工場の社長はそうではない。

アルムがいるからデレクが変わったと判断したのだろう。なんと彼女を轢き殺そうとし、庇ったデレクが病院に運び込まれることになるのだ。

インターポールとしてはデレクが母を捨てない限り、アルムも詐欺ファミリーの一員とみなすしかないのだが、そんな中、義母の前ではよい嫁を演じる事を選んだアルム。

アルムはジフンと一緒に元夫婦の詐欺チームを結成する道を選び、ソフィーの敵を討とうとする。

覚悟を決めたアルムと違い、アルムの前から姿を消した方がいいのでは・・・と逡巡する様子のデレク。ただ、そんな様子のデレクを「彼は本当のスパイだ。心を決めた時は母親でさえも裏切るはず・・・」と見定めるのだが。。。

インターポールよりも目覚ましい活躍を見せ、ソフィが隠した研究資料を盗み出すアルムとジフン。。。デレクの母たちを捕まえるためにインターポールが不法行為を行い、アルムが二重スパイとなってデレクの母逮捕に至るのだが・・・・

「最後に息子の顔を見たい・・・」とデレクが入院する病院に行くことを申し出たデレクの母。しかし彼女が望んでいたのは、デレクに会う事でなくアルムの心を揺さぶることだった。ソフィーに手をかけたのはデレクの母だと思っている彼女に「ソフィーを殺したのはデレクよ。」と悪魔のような囁きを残して病院を後にするのだ。。。。

さすが黒幕・・・迫力が違う・・・・

 

 


私を愛したスパイ 第11,12話

2020-12-08 21:23:00 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

披露宴に潜入する国際警察メンバー達だが、情報が洩れ、捜査は失敗。当然アルムの夫であるデレクが裏切ったのではないかと疑われるものの、彼は違うと弁明。

産業スパイが二重スパイであるのは別に珍しい事でもないが、ここはデレクを信用するしかないアルムとジフン。

もちろん アルムとて、黙って夫のデレクをそして元夫のジフンを受け入れているわけではない。。捜査ではないかもしれないが、彼女が三人の中で一番駆け引き上手だろう。

アルムをめぐりいびつな三角関係の中にいるデレクとジフンだが、アルムを騙していた者同士。結局協力して犯人逮捕に注力せねばならないのだ。いつまでも子どものような喧嘩をしているわけにもいかない。

デレクは自分の右腕であるクラシックカー会社の代表がを疑うことになるのだが・・・(彼もまたデレクを見捨てている感じなのが、いかにもスパイの世界らしい・・・)

そしてジフンもデレクから「国際警察内部にスパイがいる」と聞かされる事になるのだ。ジフンにとってメンバー達は家族のようなもの。その家族を疑うことなど出来ないと悩む彼・・・

*****

アルムがソフィの殺害に関して調査をしていることから、クラシックカー会社の代表は彼女をソフィーのように殺害する指示を受ける。

そんな彼の差し金だろうか?アルムの会社でイミテーションを使用しているはず結婚式用のネックレスが盗難品だとアルムに窃盗の容疑がかかる。そして同じ頃、国際警察内部では、情報漏洩の犯人がジフンと断定されてしまうのだ。(一遍に二つの事が出来ないジフンがスパイのはずがないと、後輩の必死の訴えなど聞き居られるはずもない・・・

ショップにあったネックレスが盗難品ということであっという間に警察に拘束され犯罪者になるアルム。
ジフンとデレクは駆けつけるも間に合わず、ジフン自身も国際警察の中で情報を漏洩したとなって手錠をかけられるも、パートナーだった後輩の手引きで逃走者になるジフン。
そしてスパイ組織の裏切り者として逃げ切る事が出来るかどうか瀬戸際のデレク。

ジフンの問題もあり、組織は解散の危機に陥るのだが、そんな中拘束中のアルムの元に面会に訪れる国際警察の3人。
3人の身分を知り、ジフンがアルムを幸せにできない事を悟り、仲間の力を借りて結婚生活に区切りをつけたことを知る彼女・・・・
(彼女が後悔をしないように徹底的な別れを演出したことを知り、今更であるが涙を流し、ジフンのやさしさを知るアルム・・・)

*****

クラシックカーを扱う会社の事務所で殺されてしまったのは、デレクの仲間でもあり、ソフィーを殺害した犯人を捜すべくジフンの情報提供者になってくれた男性。

ジフンがソフィーを殺害した犯人を捜すべく自分の情報提供者になってくれた男性が殺された事を知りショックを受ける事は分かるが、死体が発見されてしまったら捜査の手が自分達にも及ぶことを危惧し、捜査をかく乱すべく死体を氷漬けにして事務所の中に隠すデレクの行動もすごい。
(この行動からも、彼がなるべくしてスパイになった事が分かるというもの・・・)

アルムと逃げるために新しい身分を手に入れる手配も早々に済ませ、韓国を離れようとする彼の行動に「ソフィーを殺した犯人も見つけないままここを離れることは出来ない」というアルム。

離婚から7年、ジフンの本心を知り、アルムの心が揺れてきていることは想像に難くない。
そしてデレクがスパイになるしかなかったのは、なにやらいわくありげな彼の母親の存在に理由がありそうなのも分かってくる。

 

 


私を愛したスパイ 第9,10話

2020-11-30 21:27:53 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

自分の研究成果をウェディングドレスの中に隠して亡くなったアルムの友人ソフィ。

誰がソフィを殺したのか・・・その秘密を暴くためにジフン達インターポール、そしてアルムの夫のデレクが選んだ手段は、研究所にスパイを送りこむ事だった。しかしその北出身の二重スパイはもっと上手だ。どちらも欺き、データを盗み、偽造旅券もあっという間に作り韓国を離れてしまうのだ。

ジフン達もデレクも緊急事態だが、アルムに正体がばれてしまったデレクの方が傷が深い。彼女を諦めることが出来ず、偽造パスポートや現金を処分し、スパイであることを諦めようとまでするのだ。(そんな彼の心変わりは彼の右腕として働いている男性にも伝わってしまう・・)

アルムはデレクに選ぶ権利はない・・・と主導権は自分にあると彼に告げるも、「ソフィの時にようにデレクも助けて欲しい」とジフンにこっそり頼み込むのだ。どこまでデレクを信じているのかは分からないが、「家族を助けたい」という気持ちからジフンに彼を託そうとするアルム。

そしてアルムのために自分のインターポールを辞めようとした過去を隠し、デレクを助けることになるジフン。

結局デレクは何も知らずにアルムに近づく元夫ジフンに対抗意識満々だったにも関わらず、インターポールであるジフンに助けられることになるのだ・・・

デレクのプライドはズタズタになるが、ジフンもデレクなどは助けたくはない・・・しかし局長の「助けるんじゃない・・利用すればいい」というアドバイスに従い(!)見かけだけのウィンウィンの関係を築くことになる二人。。。

*****

二人の因縁はアルムをめぐってのものだけでなく、7年前の事件の、ジフンがインターポールを辞めることを諦めた事件にデレクも関係していたらしいことが分かる。

「日本語の翻訳を手伝った事で縁が出来て、それからスパイの仕事をやるようになった」というデレク・・・そのやり取りの場にジフンも潜入捜査員としてかかわっていたのだ・・・そういう真面目な話もありながらも、基本的には男二人の無駄な意地の張り合いが続く中、本当の黒幕を見つけるためにデレクからの情報も得て、捜査は進む。

そしてこのドラマらしく、その舞台は当然のようにウェディングパーティーで繰り広げられることになるのだ。

 


私を愛したスパイ 第8話

2020-11-21 19:53:55 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

重ねて来た嘘というのは、一つほころび始めると坂を転がるように解明されてしまうものらしい。

倒れた自分の母を優しく看病する夫の行動一つ一つを疑い、証拠を見つけ確認するアルム。

妻に尾行されているのを気づかないスパイもいけていないと思うが、夫デレクが無くなったソフィのストーカーと密会しているのを知り、今まで点だった出来事が次々とつながっていくのだ。

スパイだったソフィが何故あんなにもデレクを嫌っていたのか・・・スパイが一番嫌うのは同じ職業のスパイだと気づき、夫デレクもスパイであることを確信するアルム。夫が外務省の別部署のミーティングの録音テープをこっそりと聞いていた事。ソフィの部屋に忍び込もうとした男性にアルムが与えたのと同じ傷が、デレクが車の管理を頼んでいる男性にもあった事・・・・・

アルムを失うのを何よりも恐れているデレクと違い、アルムはとにかくデレクという男性の正体を確認したいだけなのだ。

素人の妻にあそこまで証拠を握られては言い逃れも出来ない。「誰かに脅されて仕方なくやったんでしょ?」と一縷の望みをかけたアルムの言葉にも、「自分が手掛けていることを一つだ」とアルムに見つかったのはほんの一部であるというような曖昧な答えを返してしまうデレク。

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デレクはアルムを失わないために危険な賭けに出るのだが、その切り札はなんとジフン達インターポールのメンバー達も使おうとしていた北朝鮮訛りの女スパイだ。

どうやら二重スパイというのはスパイの世界ではそんなに珍しい事ではないらしい。仕事を頼む方も依頼を受けた方もどこまで信じて仕事をしているのか。。。まあ 見たところ、信じられるのは報酬だ・・・)けという世界のようだ。。。

仕事も上手く行かず失意のアルムだが、彼女を心配した同僚から、ジフンが自分の後をつけていた事を知ってしまう。

「君は別に全部僕に報告する事は必要ないんだ。自分に不利が事があると分かったら、報告しなくてもいいんだ。」というジフンの言葉は、デレクの事を全部わかった上での言葉だったのだ・・・・

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デレクを演じているイム・ジュファン。私の中では、「長身でソフトな笑顔の裏に何か隠しているという役柄がピッタリ」というイメージなのだが、今回もそんなイメージを裏切らない。


私を愛したスパイ 第6,7話

2020-11-18 20:21:49 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

段々とアルムの中で芽生える夫デレクへの疑問。

そして今回の事で、元夫であるジフンの新しい面を目の当たりにすることになり、更に複雑な感情を持つようになる彼女。

ジフンの秘密を知らず、彼も彼女に事実を告げることなく始まった一度目の結婚生活。
始めは楽しかった生活も、ジフンの仕事が忙しくなるにつれてゆがみが出てくるようになる。だけれども、穏やかに過ごしている間は楽しかった様子の結婚生活。

離婚後、ソフィーを通じて知り合うことになるデレクとの結婚生活。
初めての出会いの際、そのスマートな物腰に心惹かれるアルムに「あなたにはもったいない」と忠告するソフィー。しかし親友である彼女の忠告も耳に入ることなく、デレクのスマートなやさしさに結婚を決める彼女。

子どもの頃、運命の人を知りたいと夜中に鏡を覗いた彼女が見たのは二人の人影・・・
二人とも彼女の運命の人だったことには違いないのだ。

ソフィーが亡くなった事で、バランスが崩れる3人の関係。
自信満々そうなデレクも「今までは秘密がばれても彼女は許してくれるだろうと思っていたが、本当にそうだろうか・・・」とアルムの変化を微妙に感じているようだ。
全てが正直なアルムと違い、穏やかの結婚生活のために、いやそれよりも、生きていく中で自然と嘘がつけたデレクが、だんだんと彼女の前で嘘をつくことに迷い持ち始めているようなのだ・・・

生まれながらの詐欺師が、嘘をつき続ける自分の人生に疑問を感じ始めたら、それは破綻のサインだ。
ましてや、アルムがデレクの周りにいる人に疑惑を持ち始めてしまったら、雪だるま式に疑惑が大きくなるに決まっている。

彼の持つ車の工場で働く男性を、あのソフィーの部屋に入り込もうとした男性だと疑いだすアルム。

更に廃車工場で自分を狙った車を見つけてしまう彼女。素人ながら追跡する彼女をまた陰ながら見守るジフン。

スパイ二人が一人の女性の周りをクルクルと回り続けて話は進む・・・

 


私を愛したスパイ 第5話

2020-11-09 20:46:23 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

アルムの店の前で鉢合わせすることになる現夫のデレクと前夫のジフン。
二人が自分の店でもう顔を合わせていることも知らずに、結局自分の口で二人の事を紹介することになってしまうアルム。

それだけでも気まずいのに、食事まで一緒にすることになる三人。
別に食事をする必要もないのだが、デレクもジフンも足元を見られたくないのか、「そんなことを気にする程懐の小さい男でない」というところをお互いに見せたいのか、デレクの行きつけの店に行くことになるのだ。。。。

ジフンはアルムと再会するきっかけを「インプラントにするお金を彼女に借りたかったから」とどうしようもない理由を作り、口裏をあわせようとするのだが、デレクは席を立つふりをして二人の会話を盗聴しようとするのだ。
(それをジフンが素早く見つけたことで、彼の職業を今更のように確認するアルム)


ジフン達は、更なる産業スパイを洗い出すべくイベントに潜入するのだが、そこには外交官として新しいターゲットを探そうとしているデレクの姿が・・・

亡くなったソフィーの夫と接触したアルム、彼女の両親に言われて韓国を離れたという夫の証言、そしてソフィーとデレクが恋人同士だったことを知ってしまうのだ。
それも気になるが、ソフィーがデレクの事を快く思っていなかった事が気にかかるアルム。なぜ親友であるアルムにソフィはそんな大事な事を黙っていたのだろう。

アルムが気に掛けるのも当然だ。プライドも高く、秘密が多そうなデレク。デレクは妻の携帯に位置情報のソフトを入れ、彼女の居場所を四六時中監視しているのだ・・・・

今のところ、一番怪しそうなデレクだが、スパイドラマがこんなにシンプルな作りなはずがない。この他にどんな秘密があるんだろうか・・・


私を愛したスパイ 第3,4話

2020-11-04 20:52:44 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

親友でもあるソフィが結婚式を前に不審な亡くなり方をしたことでショックを受けるアルムだが、普通の女性と違うところは涙にくれるだけでなくその事実を明かそうとするバイタリティだ。

「研究所の所長まで務めたのに、記事は@麻薬の過剰摂取とで不審死とだけ名前を伏せて出たかと思ったらそれも削除されて、研究所に連絡しても『担当者がいないから分からない・・・』なんて何かを隠しているとしか思えない」と、どんどん怪しい点を挙げて自分で謎を解き明かそうとする。亡くなったソフィも「誰も信じるな・・・一番身近な人も疑え・・・」と言い残して亡くなったのだ。(現在の夫と知り合ったのもソフィがきっかけという彼女。現在の夫デレクがやっぱり一番怪しいとしか思えない・・・)

まぁ彼女でなくとも、夫になるはずだった中国人男性は帰国してしまい、彼女の両親とは連絡も取れないとなれば、何かあると疑いたくなるのも人情というもの。ストーカー問題もあったのだから、疑うなと言う方が無理だ。

捜査官のジフンが「お前の元奥さんはずっと現場で殺されたソフィと一緒にいた。結局彼女が一番の容疑者だ」と捜査から外されそうになっているのとは随分な違いだ。

もちろんそれで手をこまねていている訳にはいかない。「家を借りる保証金を貸してほしい」とアルムの事務所を訪ね、彼女の小言を聞きながらも、彼女の携帯にGPS機能をこっそりと設置。更には彼女の現在の夫である本物の産業スパイのデレクと世間話のように軍隊話をし、(どうやら韓国の男性はそれほど親しくない男性とは、天気の話の代わりに軍隊話をするのが一般的のようだ・・・)その場をやり過ごす。

アルムはそんな中でもソフィの元部下と連絡を取り、結婚の前にスポーツカーに乗った男性が彼女の元を訪れていたことなどを突き止め、葬儀の最中にも関わらず彼女の宿舎を行き、怪しい男に遭遇するのだ。(どう考えても、秘密を隠そうとしている彼女の夫が関係していそうだ・・・)

ソフィの家を物色しようとしている男を追いかけた事で、負傷し病院に運び込まれることになるアルム。

自分で付き添いたいジフンだが、身分を明かしていないため、自分は男を追跡し、後輩に彼女の付き添いを頼むしかない。

ジフンの捜査よりもアルムが一歩先を行っていること重視した局長は、「彼女に本当の事を打ち明けて捜査に協力してもらった方がよっぽどいい。彼女の行くところにトラブルが起こるんじゃなくて、彼女の勘が冴えているから彼女の行くところに事件が起こるんだ。」とアルムを疑いながらも、彼女の天性の勘に一目置いているようだ。

「まぁ 彼女の勘が働かなかったのは、最初の結婚の時だけだ。」と局内で話されるジフンとアルムの結婚生活の顛末。

捜査のために2か月に1度数日自宅に帰るような生活を送る夫を信じられるわけがないアルム・・・当然諍いが起こり、これを最後に警官を辞めようと逡巡していたジフンは、捜査の過程で協力者を亡くすという不運に見舞われる。結局二人の結婚生活は破局。

ただ、局長は、「お前は夫としてはだめだったかもしれないけれど、悪い警官じゃない。彼女にそれを示すためにも、本当の事を彼女に明かして捜査に協力してもらうのがいい。」と極端な判断をする局長。

上司にそこまで言われては、ジフンに選択肢はない。
アルムは「嘘をつかれたことは腹が立つけれど、今あなたがやらなければならないのはソフィを殺した犯人を捜すこと。彼女が自分が産業スパイだということを明かし、あなたに助けを求めたのに、その彼女を助けられなかったのだから、彼女を殺した犯人を挙げる事だけでもやり遂げろ!」とはっぱをかけるのだ。

アルムの言う通りだ。しかし一番怪しいのがアルムの夫であるデレクとは・・・

 


私を愛したスパイ 第1,2話

2020-10-29 21:06:30 | 私を愛したスパイ 韓国ドラマ

「私を愛したスパイ」というタイトル。
昭和の時代を昨日のように思い出してしまう年代の私には、ロジャー・ムーアのジェイムズ・ボンドの映画を連想させるタイトルだが、中身はもっともっとコメディよりのスパイドラマだ。

ウェディングドレスプランナーのアルムが、産業スパイ(これは大袈裟か・・・彼女のデザインを盗もうとしている輩)の被害者になりそうなところを、別の捜査の途中で助けることになるインターポールで産業スパイの捜査をしているジフン。

捜査のために各地を飛び回る自分の職業を「旅行ジャーナリスト」と偽り、彼女と結婚をするジフンだが、激務故、彼女に疑惑を抱かせることになり、結婚するも離婚することになってしまったのが5年前。

その後、彼女は外交官のデレクと再婚。結婚と離婚という二つの出来事以外は意思疎通が出来なかったジフンの時と違い、自分を大事にしてくれるデレクとの結婚生活に満足しているアルムだが、前の夫ジフンと同じようにデレクも産業スパイである自分の職業を@外交官と偽って彼女と結婚していたのだ。

ただ、騙されていることに気づかず、幸せな結婚生活を送っていると思っているアルム。
元夫ジフンと二人の思い出の地済州島で再会するまでは、再婚してよかったと思っていた彼女だったが、ジフンと再会したことで、再びトラブルに巻き込まれることになるアルム。

友人であるソフィの結婚式のために済州島に来ていたアルムは、同じように秘密捜査で来ていたジフンと偶然に再会。
再会は偶然とはず、仕事上産業スパイに関係していたソフィは捜査対象者だったのだ。

結婚式を翌日に控え、ストーカーに追われて失踪するソフィ。親友が消えたと動揺するアルムに本当の事は告げずに捜査を進めるジフンだが、結局彼らの目の前で彼女は殺されてしまうのだ。

そして、どう考えてもその騒ぎに加担しているとしか思えないアルムの夫デリク。。。。