私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ソン・スンホン(宋承憲)髪型チェック 勝負師編

2005-10-31 21:10:21 | ソン・スンホン(宋承憲)
若い刑事というと、思い出すのはどうしても石原軍団の@太陽にほえろだ。私はあまり番組を見ていなかったのだが、それでもテーマソングは今でも簡単に口ずさむことが出来るし、皆につけられる妙なニックネームや若い刑事が次々と出演しては殉職するという展開は今でもはっきり覚えている。

前髪でおでこを隠し、ちょっと癖毛のままの短い髪、おまけにTシャツにジーパン、チェックのシャツだ。手に拳銃を持っていなければどうみても大学生にしか見えない。(太陽にほえろだったら、絶対一番下っ端に決まっている)
そんな若造ゆえ修行中かと思いきや、何故か一人でチンピラの元に乗り込んでいったりしている。
踊る大捜査線の織田裕二だって、毎回いかりやのおじさんに怒られていたではないか?教育係のいないままソン・スンホン(宋承憲)がどんな刑事になるのか、この後あの可愛らしい髪型のままでいくのか、ちょっと興味津々だ。

思い出

2005-10-31 20:56:27 | なんということはない日常
昨日の夜遅く、以前勤務していた会社で上司だった方から、お世話になったIさんがお亡くなりになったとの連絡が入った。
20年以上も前、Iさんは、勤め始めて何も分からなかった私に非常に親切にしてくれた年配の男性の方で、それこそ孫娘のようにかわいがってくれた。
私も本当のおじいさんのように思いながらお世話をしたものだった。
(総合職などという言葉のない時だったし、その当時は何のスキルもなかったから、そんな風にするしかなかったのだが・・・)

今勤務している会社は、年配の男性社員が「ちょっとこれFAXして」などとそばにいる若い女性社員に頼んでも「ファックスはそこにあります」と器械を指差すだけで立ち去るというような光景が普通に見られるとてもビジネスライクな会社だ。
(総合職でバリバリと働いている人にそんなことを望む方が間違っているのかもしれないが、自分の時代と随分違うなとちょと寂しく思ったりもする。)
20年前はファクシミリもまだ手動の時代だったし、PCのことも端末などと呼んでいた時代だった。メールだの携帯電話だの通信機器が昔とまったく違うので比較することは出来ないが、「何か電話連絡ありますか?」などと一日に何度もIさんと連絡を取り合い、そのたびにちょっとした世間話をしたりした20年前を懐かしく思い出した。

愛していると、もう一度

2005-10-30 19:09:22 | 映画鑑賞
秋のこの時期は毎年東京国際映画祭に足を運ぶのを楽しみにしていたのだが、今年はチケットを購入するために行列するのをサボってしまったので、2本観ただけで終了となってしまった。

昨日友人のおかげで、アンディ・ラウ主演の@愛していると、もう一度を観てきた。
観る前にアンディファンの友人に「どんな映画?」と尋ねると「なんだか夏の香りみたいなストーリーで・・・」という返事が返ってきた。
夏の香りを観ていないという友人だが、恋人の心臓が別の女性に移植されというストーリーを知っているので、「この映画も、交通事故で死んだアンディの奥さんの心臓が別の女性に移植され、何年後かにその女性にめぐり合うとう話で・・夏の香りに似てますよね?」というではないか。
確かに導入部のストーリーは良く似ている。心臓の鼓動が聞こえてくる様子もかなり似ている。しかし1時間30分程の映画は、全く違う解釈で話が進んでいくのだ。

妻の心臓を移植された女性は、拒否反応で死を迎えようとしている。妻を亡くした男は、亡くなる前、妻に優しく出来なかったことを悔やみ、今死に向かっている女性のそばに寄り添おうとする。
夏の香りのように心臓が移植されたことによって、自分の気持ちが心臓に左右されるのではという葛藤はなく、男はただただ彼女が残していった心臓の最後を静かに見届けようとしているのだ。見届けることによって、6年経っても受け入れることが出来なかった妻の死を受け入れようとする。

20話続くドラマとは違い、90分程の映画はテンポよく進んでいくから比較することに意味はないかもしれないが、心臓の鼓動が聞こえるスクリーンを見ながら少しだけ夏の香りのことを思い出した。

映画祭も今日が最終日、11月ももう直ぐだ。秋というより初冬という言葉がぴったりの時期になってしまった。

勝負師 1話

2005-10-30 17:58:49 | 韓国ドラマ さ行
山本という妖しい日本人のふりをして詐欺を働いている二人組みを追い駆けている、若い刑事チョン・ミンス(ソン・スンホン(宋承憲))。証拠を探し、道端でいかさまカードゲームをやっているチンピラを取り締まったりしている。
妖しい二人組みは、整形詐欺等をやって小銭を稼いでいるようだが、最後の大勝負とういことで、ソウル黒社会の大立者を相手にすることに決めたらしい。小指まで本当に詰めかなり本気な様子の偽山本。そして偽山本のヒットマンとしてやはり怪しい日本語で詐欺を働こうとしているソンシク(ク・ボムスン)。ミンスの幼馴染でやはり詐欺を働いているソジュ(キム・ソヨン)を騙そうとしているが、これはソジュの方が何枚も上手のようだ。(ソンシクは独学で日本語を勉強したという設定だ。ソジュに偉いわなどと誉められている。交通事故のふりをして騙そうとするソジュの方が肝が据わっていると観た。)

偽山本と日本人ヒットマンに扮したソンシクが乗り込むホテルへ駆けつける刑事ミンス。ソジュの手引きでトイレで女装し脱出を試みる偽山本だが・・・日本語もお粗末なら女装もお粗末だ。あんな偽山本が逃げられるはずはない。

******
若い刑事のミンスは、仕事に燃える若手刑事らしく、言葉遣いも荒く、手が先に出るタイプのようだ。手入れ先でもチンピラの頭をバンバンとはたいている。高校時代、お金がなくて万引きしたソジュにこっそりと食べ物を差し入れ、自分のしていた指輪を差し出すはにかんだミンスの姿はそこにない。

キム・ソヨンの濃い化粧が非常に気になるが、ミンスとのやり取りの場面ではなかなか初々しい。ミンス演じるソン・スンホン(宋承憲)もかなり若く、チェックのブルーのシャツ、ジーパン姿は刑事というにはかなり無理がある。
これからの活躍に期待。

注)字幕なしの鑑賞に付き、かなりな部分想像で書いているので、是非話半分で楽しんで欲しい。

勝負師

ソン・スンホンからの手紙

2005-10-29 16:00:42 | ソン・スンホン(宋承憲)
今朝、週に一度の韓国語のレッスンをして貰っているYさん(韓国人の方でご主人は日本人だ)にあったのだが、私の顔を見るなり「スンホンからの手紙読みましたか?」と聞いてきた。
入隊してからもうすぐ一年というスンホンが、ファンクラブ宛に送った手紙が公開されニュースになっていたのを読んだらしい。
スンホンの手紙を読みながら一つ気になったことがあったので聞いてみた。
「韓国では、男性でもあんなにかわいらしい便箋を使うんですか?」
「えっ?」(私がどうしてこんな質問をするのか判らなかったらしい)
「だから男性だったら普通無地とか、白っぽい便箋とか使わないのかなと思って。」
可愛らしいイラストの入ったパステル調の色合いの便箋を使って手紙を書いたことをちょっと不思議に思って聞いたのだが、Yさんは「全然特別なことじゃないですよ」と別に驚く風でもない。
「確かにかわいいけれど、別に普通です。多分軍隊の中の売店で買ったんでしょう。種類もないから選べないだろうし、皆ああいう便箋で手紙を書いていると思います。来週はあの手紙を使って勉強しましょう。」

スンホンのドラマを字幕なしで見たいという理由だけで韓国語の勉強を始めた私にとっては、願ってもないことだ。ちょっと自分からは恥ずかしくて言い出せなかったことも先に言ってくれて大変ありがたかった。
1年後にはもっとうれしい知らせを辞書なしで読めるようになりたいものだ。

女は男の未来だ

2005-10-29 15:30:27 | 映画鑑賞
監督のホン・サンスはヨーロッパでも高い評価を得ている監督だという。
(多分こんな紹介の仕方をされるということは、本国でより海外での評価が高いということなのだろう。)

大学時代の先輩、後輩そして二人の間に思い出として残っている一人の女性。
学生時代の面影もない、生活に疲れた風情の二人の男が、なぜか7年後、水商売をしている思い出の女性に会いに行く。彼女を前に思い出を語るつもりなのか、過去を清算するつもりなのか、見ている者にはまったくわからない。酒の匂いと煙草の匂いのする時間が流れているのが見えるだけだ。

思い出の女は再会した夜、二人の男と寝たかもしれないし、寝ていないかもしれない。そして大学で教鞭を取る後輩の男は、女子学生に手を出しても特に罪悪感などを感じている風でもない。ホテルに行った事が噂になることを心配しているが、さほど慌てている風でもない。
7年後、彼女に会ったからといって何かが変わるわけでもなく、映画はすっと消えていくように終わっていく。

男たち二人は過去と現在をぐるぐる回っているだけのようだが、彼女は過去に囚われている風でもない。過去に囚われていないこと、そのことが未来とイコールといことなのか?


*****
他の映画を見たかったのだが、時間がちょっと合わなかったので急遽この映画をみることにしたのだが、終映後、先輩役のキム・テウの舞台挨拶があった。ジーンズにジャケット姿のキム・テウは、小さな声でボソボソと恥ずかしそうに話す男性で、映画での雰囲気とは随分違っていた。7年間の違いを出すために、1ヶ月で10キロ以上体重調整した話もしていたが、そんな話をしているときも静かに語っていたし、映画館に足を運んでくれてありがとうございます。と挨拶の言葉も静かな感じだった。彼の口からホン・サンス監督の撮影方法について直接聞けたのは興味深かった。
俳優にすべてを任せているような映画に思えるが、何テイクも重ね、細かいところまで演出を施し、台詞一つ変えることは許されないのだという。
一見撮りっぱなしのように思える映画なのに、そんな風にこだわっているところが、ヨーロッパの観客に満足を与える所以なのか。
******
私は正直よく判らなかった。ユ・ジテに爽やかさのかけらもなかったのは、監督の演出のせいだったのだろうか。

私がミサ廃人になれなかった訳・・・ part2

2005-10-28 22:21:23 | 韓国ドラマ・映画
ドラマを楽しむ時あまり穿った見方をしてはいけないことは分かっている。
でもこの情報の溢れた時代に、ドラマだけを純粋に楽しむことはなかなかできない。
ウンチェの友人役、そしてウンチェが愛するユンの恋人を演じるソ・ジヨンを観ながら「ああ これがプリンスの元彼女~」と何度も思ってしまったし、アイドル歌手役のチョン・ギョンホを見ながら「ソ・ジソプの方が男前だ」と何度も思ってしまった。

最後の最後に母親の愛情を見せ付けられて、びっくりしたが、そんな穿った見方をしていたばかりに廃人になりそこなってしまったらしい。

廃人になった方がドラマをより楽しめたのかもしれないのに・・・
穿った見方をしてしまったばかりに、楽しみを一つ逃してしまった。
ドラマを純粋に楽しむためにも、素直な心が必要なようだ。

ごめんね、愛してる (ミアナダ サランハダ) OST2 - Never Ending Story / I am sorry but I love you OST 2 (KBS TV Series) - Never Ending Story (韓国盤)
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静かな昼休み

2005-10-28 21:44:56 | なんということはない日常
会社の側の神社のベンチで昼休みを過ごす。今日の東京は暑くもなく、さりとて寒くもなく、風も強くなく本当にいい日和だった。
以前よく立ち寄った千鳥賀淵公園は、お弁当を狙って烏が飛んできたりしてなかなかゆっくり出来なかったが、この公園は鳩のたまり場にもなっておらず、とても静かに過ごすことが出来るのだ。

ベンチは銀杏の木の下にあり、ほんの僅かだか銀杏の香りがしていた。
もう少ししたら銀杏の匂いでお弁当を食べるところではないかもしれないが、それも又秋らしくていいなと思う。

私がミサ廃人になれなかった訳・・・

2005-10-27 21:21:26 | なんということはない日常
特定のドラマのどっぷりはまってしまうことを韓国で@廃人というらしい。今度NHKBSで放送されるチュオクの剣(原題茶母)は茶母廃人という流行語を生み出したらしいし、ソ・ジソプ主演の「ミアナダ サラハンダ(ごめん 愛してる)」は略してミサ廃人と呼ばれるほどの盛り上がりだったらしい。

乳飲み子の頃にオーストラリアへ海外養子に出された主人公(演じるジソプ)が事件に巻き込まれ頭に弾丸が残ったまま、母親を探しに祖国韓国に戻ってくる物語の出しも突飛だし、同じように捨てられた双子の姉は交通事故の後遺症で日常生活をおくるのもやっとだし、そして貧しいと思っていた母親が成功した女優だったこと、そして母親の元には溺愛されている弟がいたこと、そして彼が最後に愛した女性はその弟を愛していた。と簡単に書いても人間関係の濃さと有り得ない状況のてんこ盛りだ。
しかしそんなそんなことよりも、頭に弾丸が残ったまま、残された時間も数ヶ月というムヒョクを演じるソ・ジソプの存在そのものに皆釘付けになってしまうはずだ。ムヒョクは時々涙を流しながらも、それ以外は殆ど無表情のまま母親である女優の元に近づこうとする。しかしその復讐のスピードは遅くいつの間にか、彼を愛するウンチェとの愛の物語になっていくのだ。
ウンチェを演じるイム・スジョンは幼児体型でとても幼く、ムヒョクが自分の愛を受け入れてはくれないと分かると、寒風吹きすさぶソウルの街角で、彼の家の前で、道端に膝をかかえた体育座りのままただただどこででもひたすら待ち続ける。
その姿が余りにも幼いので、私はびっくりしたのだが、恐らく10代、20代の女性はそのまっすぐな愛情の示し方に自分を当てはめたのだろう。
自分がウンチェになり、そして自分はなにも悪い事をしていないのに、弾丸を頭に受け、残り僅かな人生を復讐にかける無表情なムヒョクに大人の男性の魅力を感じたのだろうか?

ジソプの魅力満載のドラマではあるが、イム・スジョンの幼さが気になってしまい、廃人とまでは行かなかったのだが残念だ。
更にジソプ演じるムヒョクはウンチェから「ピョンテアジョッシ(変態おじさん)」と呼ばれるのだが、私にとってムヒョク演じるソ・ジソプはちょっと照れ屋で無愛想な青年でしかなく、とても変態おじさんには見えなかったのだ。
そんな個人的なちょっとした理由で、このドラマの廃人になりそこなってしまった。もっと若かったら@ミサ廃人になっていたかもしれないが・・・

ごめんね、愛してる (ミアナダ サランハダ) OST2 - Never Ending Story / I am sorry but I love you OST 2 (KBS TV Series) - Never Ending Story (韓国盤)
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ラブレター19話

2005-10-26 21:08:43 | 韓国字幕つきドラマ感想
ウジンの言葉に後押しされて空港へ駆けつけるが、アンドレアと会えず、一人帰宅するウナ。そしてウナの家の前で、彼女の帰りを待ち続けるアンドレア。
抱き合う二人を見ながら、ウジンの寂しさを思う。押しの一手で今まで来たウジンなのに、どんな思いでウナを空港へ送り出したのか?

アンドレアはウナに神父を諦めたことを言い出せずに、つかの間の休日を二人で過ごすことにするが、そんな喜びの中にも不安を感じるウナ。海辺の一軒家で新婚夫婦のように過ごしながらも手放しで喜べないウナの辛さを思うと泣けてくるし、真実を打ち明けられないアンドレアの気持ちを考えても泣けてくる。日毎に悪化する病状を間近で見、ウナにプロポーズするが、「神父になって」というウナと結局仲違い。海辺にウナを一人残し立ち去るアンドレアの後ろで、砂浜に倒れこむウナ。(アンドレア 辛くても病人を風の強い海辺に残してどうする!。神様に祈っている場合なのか?ウナは大丈夫なのか?

もう来週の最終回を残すのみだ。

毎回 ウナになったかのように楽しんでいたドラマだが、「神父になる」ということの意味をどうしても最後まで理解できないまま終わってしまうようだ。
前半はウナの気持ちをちっとも理解せず、「神父になるんだ」と言い張るアンドレアの気持ちが歯がゆかったし、後半にはいりウナのために神父になるのを諦めようとするアンドレアに対し今度はあんなに反対していたウナが「神父になって」と言うのが今ひとつ理解出来なかった。
全然分からないというのではないが、何となく分かるけどでも・・・という非常に歯がゆい感じなのだ。
でもその歯がゆさがこのドラマを楽しむためのポイントだともいえるのだから、まぁなんとも歯がゆい感じである。

アンドレアは神父になるのか?ウナは助かるのか?ウナが助かり、アンドレアが神父になってもハッピーエンドというのか?なんとも歯がゆい感じで来週の最終回を待つことになりそうだ・・・

ソン様!ことソン・スンホン(宋承憲)

2005-10-26 20:50:08 | ソン・スンホン(宋承憲)
RAINことピが表紙になっている今日発売(2005/11/2号)のHanakoにlalaテレビで放送される韓国ドラマの宣伝ページがあった。
ピの@サンドゥ 学校へ行こうやクォン・サンウ主演の@天国の階段と一緒にソン・スンホン(宋承憲)主演の@勝負師も紹介されていたのだが、紹介のコメントでスンホンのことをソン様と呼んでおり、今更ながら苦笑してしまった。
ヨン 様にあわせるなら、ソンではなくてスン様だろうと思うが、スン様という音は日本語としてはどうもしっくりこない。苦肉の策でソン様にしたのだろうが、ヨン様と比べるとやっぱり分が悪い。
「眉毛な男前 ソン・スンホン」などというオリジナルなキャッチフレーズをつけるだけでも十分だと思うのだがどうだろう?

「様というとヨン」というくらい定着してしまったヨン様だが、実は私にも同じような思い出がある。
高校生の時、友人たちと同じクラスの野球部員の男子生徒M君のことを@M様と呼んで遊んでいたのだ。
甲子園を目指し、高校野球の強い都立高校に通いたいという理由で高校を選んだM君は、野球にすべてをかけており、授業中は午後の練習にむけて体を休めることに集中し、弁当の時間は午後の練習に備えて牛乳を2本飲むというような、わが道を行く高校生活を送っていた。ようするにちょっと変わっており注目すべき点が沢山あったのだ。高校生活に退屈していたと思われる私と友達は、その面白さに目をつけ、野球も上手く、授業中は寝ているはずなのに、なぜか成績のよいM君を尊敬の念をこめてM様と呼んでいたのだ。

高校時代は野球のことで頭が一杯で女性にはなんの興味も無かったようなM君だったが、卒業後の同窓会の席で再会したマドンナだった同級生に、押して押して押しまくる猛烈アタックをし、とうとう結婚したというのを風の噂で耳にした。
「押して押して押しまくる」韓国ドラマでよく目にする恋愛パターンだ。
M様と呼んでいたのもあながち的外れではなかったかもしれない。

まぁソン様でもなんでもいいいが、勝負師は楽しみな作品だ。

ビールの効能

2005-10-25 23:25:40 | なんということはない日常
「いつでもビール」「どこでもビール」というビール党ゆえ、ビールを飲めばどんな時でも結構元気が出てくる。
若かった頃は風邪を引いていても「アルコール消毒だ!」などと言ってビールを飲んでいたから、かなり向こう見ずだったと思う。
(実際ビールの酵母菌と麦の力でかなり元気になったような気がする。あくまでも気がするだけだが・・・)
最近は調子に乗って飲んでいると翌日に差し支えるので、飲酒の日は週末と決めているのだが、今日は機会があったので会社帰りに焼き鳥とビールを楽しんだ。
飲み始める前は「明日は会社だから、今日は軽く・・・」と言っていたのだが、飲み始めると楽しくて調子に乗ってしまい、一緒に飲んだ相手はびっくりしていたかも知れない。相手にとっても楽しいお酒になっていたらいいのだが。


今日心に残った一言

2005-10-24 21:19:24 | なんということはない日常
「今日はコンディションが良くないので、又今度にしてもらえませんか?」

社内HPに社員全員の顔写真を載せることになり、順番に写真をデジカメで撮ることになったのだが、その時笑顔と一緒に発せられたOさんの一言。
私にはいつもと同じコンディションに思えたのが、一体どんなこだわりがあるのだろうか?
コンディションのいい日に、そのこだわりを教えて欲しいものだ。

しかし男50歳 「コンディションが良い日」とは一体どんな日なのか?

ソン・スンホン(宋承憲)髪型チェック  ローファーム編

2005-10-24 21:13:32 | ソン・スンホン(宋承憲)
正直なところ、ソン・スンホン(宋承憲)ファンの中で「彼の短髪が好き」という人はかなり少ない。ソン・スンホン(宋承憲)の眉毛に依存を唱える人は皆無なのに、同じ毛でも短髪となると随分状況が違ってきてしまうのだ。

短髪というといつも思い出すのが、何年も前の高校の入学式の日のことだ。
高校野球で有名な高校に進学したのだが、教室に入ってみてびっくりした。男子生徒のうち、約三分の二が坊主刈だったのだ。(それも何分刈という可愛いものでなく、剃ったと思われるような清々しい坊主頭が沢山だったのだ)進学してから知ったのだが、野球だけでなく、剣道、サッカー等スポーツが盛んな高校で、部活に夢を求めて進学してくる人が沢山いる高校だったのだ。自転車で通える場所だからと安易に高校を決めた私のようなのんびり者は最初からお呼びで無い、燃える高校だったのだ。
慣れてしまうと、丸坊主も気にならなくなったが、入学式の当日は、バラ色の高校生活に暗雲が立ち込めたような気がしたのを良く覚えている。

ソン・スンホン(宋承憲)の短髪に一抹の不安を覚える人も沢山いると思うが、そんな人にこそ、じっくり見ることをお勧めしたい。短い髪の毛に惑わされて、見落としてはいないだろうか?
短い髪の毛の下には、いつもと同じ眉毛とすっとした鼻筋、そして涼しげな眼差しがキチンとあることを。
短い髪も見続ければ結構慣れてくるものだ。

体育会系で明るい恋愛が似合いそうな弁護士役には、あのくらいすっきりした短髪の方がやはりぴったりだろう。

ローファーム
10月28日よりWOWOWで放送開始

恋愛は狂気の沙汰だ

2005-10-22 20:48:45 | 韓国ドラマ・映画
第18回東京国際映画祭「アジアの風」部門で鑑賞。

プサンの街でテレクラの話し相手のバイトをする子持ちの女性が、ホステスになりだんだんとしかし確実に自分の足で歩いていく姿が、とても現実的に語られていく。毎日の生活の中でだんだんと変わっていく主婦の姿に、同じ女性としてある意味衝撃を受けるが、(客と寝ることが出来ず、職を失いそうになる場面など、カマトトぶるつもりはないがやはりどんな顔をしてスクリーンを見つめればいいのかちょっと戸惑う。)仕事の中でちょっとした心の揺れを感じ、その揺れがあっさりと消えていく場面も、やはりどんな顔をしてスクリーンを見つめればいいのか戸惑ってしまった。
主婦を演じるチョン・ミソンはちょっと平凡な感じがするが、ホステスで生きていくことを決心したかのようなラストの歌のシーンでは、表情が一変していたので関心する。

場面転換のたび、一瞬黒くなる画面は心の闇のつもりなのだろうか?あまり多用されるのでちょっと気になったが、反対に時々映し出されるプサンの夜景が随分と息抜きになっていたことに見終わった後気がついた。

「おまえの勝手にしやがれ」のオ・ソックン監督による作品のインターナショナル・プレミア上映だ。
とこんな風に書くといかにも詳しいようだが、チケット発売日の朝に事情があって並べず、昼過ぎに購入出来る作品でめぼしいものはこの映画くらいだったのだ。
(当然見たい作品はあっという間に売り切れているのだ)

追記
「枕芸者」勤め始めて間もない頃、こんな言葉を聞いてびっくりしたことを思い出した。教えてくれた人がふざけて使った言葉なのか、それとも一般的な言葉なのかはわからないが、「なんだかんだ言っても、接待にはこれが一番」と言っているのを聞いて、「世の中って一体」と脱力したのを覚えている。
この映画のワンシーンを見ながら、何年も忘れていたこの言葉を思い出した。