ジョンテが殺された現場にいたことで一気に容疑者として注目されることになってしまうヒョンジュ。
何故あんな夜中にジョンテのところにいたのか?と先輩刑事から疑問をぶつけられるのも当然だ。
ジョンテまで殺され不安を感じるカフェの店長とガヨンの元に送られてきた音声ファイルには、殺される間際のジョンテの声で「刑事さん・・・」と録音されていたのか?誰がこれを録音したのか?そして刑事とはやっぱりヒョンジュの事なのか・・・・
しかしヒョンジュが犯人ならなぜこれを二人の送り付けてきたのだろう?更に現場に残るのはゲーマーが履いていた高そうなスニーカーの跡だ。
そして通話記録などから、現場で音声を録音したのはゲーマーで、ヒョンジュはジョンテが殺されてから現場に着いたことが分かる。
一瞬でもパートナーとしてやって来たガヨンに疑われてショックを受けるヒョンジュだが、そもそも他の殺人が起きた時にガヨンと一緒にいたのだから犯人ではない。更に二人はジョンテが「女医の弱点だ」と言いながらヒョンジュに見せた写真から、彼女の娘が不治の病であること、そのためにリセットをし続けなければ生きていられないことを改めて確認するのだ。しかし本当に女医が隠しているのはそれだけなんだろうか・・・
更に彼女が「皆を死なないようにするには、その理由を阻止すればいいだけだった。」といったことから、彼らの死が偶然死ではないということを更に確認する。リセッターメンバーの皆が連続殺人事件の被害者であれば、どのように亡くなったのかはっきりしている。それを止めればいいだけの話なのだから・・・・
ゲーマーが「僕は現場で犯人を見た」と言い張る事に興味を持ったのはヒョンジュの先輩・・・「本当に顔を見たんだな?」と彼が確認するのには理由があった・・・
なんと連続殺人犯はヒョンジュの先輩である刑事だったのだ。
ヒョンジュがリセッターの事を告白しても「お前の言うことなら信じる」と言った本人が犯人とは・・・
ゲーマーの死体を見つけた事で自分が犯人として追われることになるヒョンジュを刑事チーム全員でかくまうことにするのも、彼がうまく仲間たちを誘導したから・・・・一番情報を持っているヒョンジュを自分のそばに置いておけば、いざという時に困ることはないからだ・・・
ジョンテを殺したと思われる怪しい刑事の調査も、当然自分の情報は除いているから自分に容疑がかかるわけもない。
しかしひょんなことからほころびは出る。
虐められていたセリンの元カレの協力により、彼の事を聞きまわっていた刑事が誰かを調べることが出来ることになるガヨン。
ガヨンはヒョンジュの先輩に「誰もはっきり覚えていなかった・・・」と報告するのだが、実際は「松葉づえをついた刑事が調べに来た」とヒョンジュの先輩が犯人だと分かる証言を聞く事が出来た彼女。
事件が7か月間起こらなかったのは、彼が脚を怪我して動けなかったからなのだ。そして今までの殺人事件の捜査もさりげない一言で自分の都合のいいような証言を得ていた彼。
それを知り、女医の元を訪れるヒョンジュだが、「あなたが彼を助けたいとリセッターメンバーに入ったことで運命が変わってしまったのよ。」と告げられるヒョンジュ。
運命が変わった事で彼が連続殺人事件を進める事になってしまったと知り、衝撃を受けるヒョンジュ・・・・
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自分の娘を助けるために何度もリセットを繰り返す女医。そして運命を変えてしまったことで連続殺人事件が起きるきっかけを間接的に作ってしまったヒョンジュ。運命に翻弄されるリセッターメンバー達。。。