新型肺炎中国の感染者1万人に迫る外国足止めの湖北省出身者を武漢移送へ
手元に一週間前(1月24日金曜日)の夕刊がある。さっと目を通した後、「ここはあとでじっくり読みたいな」とバラバラにして抜き出しておいたものの一部分なのだが・・・
私が読みたかった『訪中日本人なぜ増えない』という見出しのその記事は、棒グラフや折れ線グラフを使い、お互いの親近感や相手国の印象を比較し、訪日中国人の増え方に比べて、訪中日本人が増えないことを取り上げながら、日本人の対中感情について取り上げた記事なのだが。。。。
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一週間前の記事なので、春節連休が始まることを見据えて準備していた記事だったのだろう。当然新型肺炎に関する記述はない。
その記事の裏面は夕刊の一面になっており、「新型肺炎 死者25人に」という見出しの横には、北京の空港の出発ロビーに到着した旅行客のカラー写真が掲載されている。一週間の間にあまりにも色々な出来事があったせいで、これが一週間前の新聞とは簡単に信じられない・・・
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追記
1月28日の中国語レッスンの際、先生は、
*最初の感染者の中に市場に行かなかった人も居た
*武漢は東西南北の中心でまさしく交通の要所
*なぜ今この春節の時期なのか
等、
あまりにも偶然が重なり過ぎていると言い、「この出来事で最終的に得をするのは誰か?」「この出来事で一番打撃を受けるのはだれか?」という、いくつもの仮説の上に成り立った話をしていた。
結局、「何があったのか、知る術もないし、本当に何かあったのかも知る術はない」と言う言い回しを覚えてレッスンは終了・・・
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更なる追記
3/12 中国外務省は「米軍がウィルスを武漢に云々」という話があったようだが、1/28のレッスンの際の話も結局はほぼ同様の内容(噂の域を超えた認識)だった。1か月以上のタイムラグがあって、外務省の報道局長が話をしたとのことだろう。その後も紆余曲折あるようだが・・・・