私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

日曜“過去最多”の3万人超に

2022-07-31 18:34:26 | コロナ禍

【新型コロナ】東京都3万1541人の感染確認 日曜“過去最多”の3万人超に…前週より3429人増加

友人二人とお昼を一緒にとる。最後に三人で会ったのはコロナという単語も聞いた事がない頃だったから、約三年ぶりだ。

コロナになってからはグループlineでやり取りするだけだったのだが、一か月ほど前に「そろそろお昼だったら大丈夫かな?」という事で、計画をたてたのだが、あっという間にこんな状況になってしまったのだ。ただ、事前に予定を合わせ、食事時間も短めに設定し、更に個室も予約してという事だったので3年ぶりの食事となった。

部屋には大きな空気清浄機もあり、更にもともとの部屋の構造からか天井とドアの上部の間には適度な隙間があった。更にお店側からも時間は1時間半と指定されていた。以前だったら「1時間半じゃ、ちょっとゆっくりできないよね」という事だったろうが、今は「会えただけでもよかったね・・」となる。

ランチ故、お酒もなしだ。お互い、それぞれの会社でのコロナ対応事情を情報交換し、同年代ならではの悩みにお互い共感しあい、食事を楽しむ。(料理に取り箸は必須だ・・・・)

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非常に暑かったので、道行く人は多いとは言えないが、夏休み中の日曜日故、そこそこの人出だ。以前だったら食事を終えて、「もうちょっとお茶でも・・・」という流れが定番だったのだが、今回は食事をしただけで解散・・・・

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正直、何が正解なのか分からないが、あれやこれや話して、楽しい日曜日のお昼だった。楽しく過ごせた事で、免疫力が上がっているといいなと思う・・・


夏の夕暮れ

2022-07-30 20:13:26 | なんということはない日常

時差出勤でいいなと思うのは、今の時期だと明るいうちに家に帰る事が出来る事だ。

今週は突然の雨に驚き、更には右手は綺麗に晴れているのに左手は黒い雲に覆われた空と、不安定な空模様に一喜一憂する1週間だったが、そんな天気だからこそ見られる景色もあった。

会社を出てから1時間半、この場所で夕日が沈むのを見ると、「今日も仕事を終えて帰って来たな・・・」という気分になる。

電線がなければもっと綺麗な写真になるのかもしれないが、毎日いろいろ電気にはお世話になっているのだ。こんな時だけ「なければいいのに・・・」と思うのもちょっと調子がいいかもしれない・・・

 


還魂  第3,4話

2022-07-29 21:49:14 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

ムドクは落ちてしまった力をウクが持つことになった気でカバーすることで以前の力を得る事を、ウクはムドクを師と仰ぐためにと、お互いを必要とする事になる。

テホ国(大湖国)というだけあって、パワーの源は水らしい。

解毒剤を服用する代わりに抑えていた気を使えるようにし、更に体調が戻るようにと10年分の気を注入されたウクだが、術を使うために必要な気は自分でコントロールすることが必要なのだ。他の4大名家の面々は幼い頃から鍛錬し、水をコントロールする気の力を少しずつ上げて来たのだが、ウクにとっては突然の事で気をコントロールするする力はない。
ムドク曰く「コントロールする力を持たなければ気に負けて命を落とすだけ・・・」と言う事で、自ら気に負けないように耐え、更には気をコントロールする方法をこっそりと学ばなければならないのだ。これにそれぞれの家ごとの呼吸法があるという事で、自分に注入された気をコントロールする術を学ばなければならなくなるウク。共通の秘密を持った二人は真剣だが、真剣であればあるほど周りから妙に見られるもの。更に呼吸法を盗もうとする相手がナクス時代に関わりのあったソ家の貴公子ユルであれば余計だ。

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ウクが王の息子であること、既に別の王の息子が後継者としていることを考えると、ウクの存在そのものが謀反になるのだ。歴史物では謀反というのは最大最悪のアクシデントだ。ウクの父からその話を聞いていた松林(ソンニム)の総帥パク・ジンはウクが松林(ソンニム)に入る事を禁止するも、逆に鞭で打たれた事で気の巡りが良くなるという全く別の方向に進むウクの進化。(分かっていて鞭で打ったんじゃないのか・・・なんだかパク・ジンの親心が何だか感じられるエピソードにも思えてくる)

しかし、ウクが気の力を持った事で、王一族と微妙な関係を保っていた4大名家のバランスが危ういものとなっていくのだ。セジャ(世子)がナクスの刀に興味を持った事とウクが力をコントロールできない事で起こった諍いが元でムドクの故郷に身を隠す事になるウク・・・・

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松林(ソンニム)の4大名家の若者たち・・・拗らせ男子とも思えるチン家のウク、明るいお調子者の雰囲気があるパク家のダング、冷静さを感じさせながらもどこかロマンチストの香り漂うソ家のユル、そして女系一家なのかチン家の娘であるチョヨン。。。4人の結びつきに何となく青春物語を感じて見るのも面白いかもしれない。


ウォン・カーウァイ 4K

2022-07-28 21:35:10 | 香港(香港映画&中華明星)

主演したトニー・レオンがカンヌで主演男優賞を受賞し、監督したウォン・カーウァイの代表作ともなった花様年華の制作20周年を記念し、監督が自ら過去の作品を4Kレストアするプロジェクトが実施されて、その中の5作品*恋する惑星*天使の涙*ブエノスアイレス*花様年華*2046が8月の半ばにスクリーンで上映されるとの事。

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ただ私にとって、4Kレストア版を筆頭に、4Kレストア決定版、4Kデジタルリマスター版、4Kリマスター版、HDレストア版等々・・・最近よく目にするようになったこれらの単語は、その数字とカタカナの多さに気圧され、それらの違いをちっとも覚えられない。

ある映画の4Kレストア版が公開された際には「可能な限りの素材と技術を結集して制作された決定版」と紹介されていたので、技術的な違いは色々あれど『素材と技術の再結集』と理解することにした。

暑い夏、暗くて涼しい映画館ので好きな映画をて過ごすのは、映画好きの私にとっては至福の時間だ。

素材と技術の再結集のおかげで、また新しい気持ちで見られると思うととても楽しみだ。

香港の名匠ウォン・カーウァイ監督作4Kレストア5作品をまとめた予告編【2022年8月19日より全国順次公開】


ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 第7,8話

2022-07-27 21:33:32 | ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 韓国ドラマ

村の中心を通る大きな幹線道路の建設に揺れるソウル郊外の小さな村。
「なぜ、わざわざ村を二分するような中心に道路を通すのか?」と疑問を持つ村長たちは、ヨンウの勤務するハンバダに相談を持ち込むのだ。
建設関係の案件に明るくないチーム長とチーム員達の反応が悪い事を見て取った村長は「ここから車で一時間程ですから」とフットワーク軽く、半ば強制的にその足で彼らを自らの村に招待するのだ。村の真ん中には大きな榎の木があり(私には懐かしの♪この木何の木気になる木♪名前も知らない木ですからというBGMが聞こえてくる)村人たちは非常にフランクだ。すっかり村と村人に魅了されて下調べが厳しい案件を受けてしまう彼ら。

事務所の代表からは「ロマンに流されずに、政治的にも考えるように」と諭されるのだが、実際の裁判が始まるとその政治的という意味が実感するものとなる。

地方自治体側の弁護団はハンバダの永遠のライバルともいえる同じ大手のテサン。更に法務長官の就任の噂もある前代表テ・スミが全面に立って弁護を行うのだ。

村と村人の魅力に掛けて裁判に臨むヨンウたちと、地方自治体の建設計画の意図するところをしっかり汲み取り抗弁するテサン。ヨンウの抗弁に弁護士として感銘を受けている様子のテ・スミだが、仕事は仕事。出来る元代表は抜かりない。立ち退き問題もある工事につき物なのは、補償金だ。「もしかしたら補償金が増える可能性もある」というややざっくりした内容の書面を持ち、住民たちの心を揺さぶるテサン。

問題はそれだけではない。テサンの弁護士テ・スミの弁護ぶりにすっかり魅了されたウヨンの様子を見た父親は驚き、彼女が父親から独立しようとするのを止める為に、テ・スミが彼女を捨てて出て行った母親であることを打ち明けるのだ。

ショックを受けたヨンウに、ローファームの代表の娘だった彼女に農家出身の自分と結婚する選択肢は元からなかった・・・世の中の政治的判断を知らなかった自分が未熟だったんだ(なんと彼女と会う事を避けるために司法試験の受験までも諦めていた父親。政治的案件の解決はなんと人に痛みを残すものなのか・・・)・・・という父親の言葉に、「この案件は政治的解決を目指すべき」とひらめくヨンウ・・・

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自分でも知らずに実の母親に憧れるヨンウだが、彼女的な政治的判断で自分の進むべき道を選ぶ彼女。

今回は肝心な所でクジラが見えるのではなく、イルカが空を泳いでいたようだ。ストーリーに関連してとは芸が細かい・・あのCGにかなり費用がかかっているようだ。費用はかかっても、あの空飛ぶクジラにすっきりとした思いを感じている人は多いだろう。


還魂  第1,2話

2022-07-26 21:46:24 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

魂がもどり、死者がよみがえることを意味する還魂(かんこん)

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ドラマの舞台となるテホ国はいわゆる空想の国。その国の中で、術を操る事が出来るパク、チョン、ジン、そしてソの4大名家が納める松林。ファンタジーであることを堂々と歌い上げる事でどんなストーリー上はなんと自由になる事か。

4大名家が自分たちの敵とみなしているのは、自分が歩いた後には切り捨てた首が落ちているという意味の落首(ナクス)という別名を持つ刺客。そんな彼女が命を落とす前に自分自身に使った転生の術。生まれ変わるというよりも、生きて別の者に自分の魂を乗り移らせるのだ。

術を操る四大名家でも邪術とされる還魂を使い、目の見えない女性ムドクに乗り移るナクス。

自分の遺体を見つけ、なんとかして再び落首(ナクス)として生き返ろうとするものの、ムドクの姿では身体能力も術も使う能力もない。

しかし、そんなムドクの仮の姿を見破るが4大名家の一つチャン家の息子であるウク。ウクの出生の秘密の重さに耐えきれず父は失踪し、ウクはそんな父の手で術を使えない身にされてしまっているのだが、術は使えずとも審美眼は備わっていたようで、ムドクが落首(ナクス)の仮の姿であることを見破ると、彼女を自分の師と仰ぎ、術を使えるように教えを請いたいと彼女につきまとうのだ。松林の中では誰かの助けが必要なムドクとなんとしても術が使えるようになるために最高の師を探しているウク。

そんなこんなで、ウクとムドクは一蓮托生の仲になるのだ。

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ファンタジーは自由だ。ストーリーも自由だし、見ている私も自由に楽しむ事が出来る。

 


BLUE ISLAND 憂鬱之島(ブルーアイランド)

2022-07-25 21:15:10 | 映画鑑賞

香港・日本合作で製作されたドキュメンタリー映画は、@文化大革命@六七暴動@天安門事件・・・それぞれの時代を生きてきたその当時の若者が、現在の若者に話かける形を中心に進んでいく。

文化大革命から逃げるために海を泳いで香港にやって来たカップルは、今でもエネルギッシュで現在の若者も彼らのエネルギーに圧倒される。

天安門事件を経験した男性は、当時何も成し遂げられず、今の人に何も残せなかった事を悔やんでいる。

六七暴動に参加した男性は「信念を持ち続ける事は時間との戦いだ」と現在の運動に参加する若者に語りかける。六七暴動に参加した若者は、香港が中国に返還された後もその前科を取り消される事はなかった。文化大革命の影響を受けた香港左翼が香港政府に対して起こした暴動故、天安門事件や雨傘運動への参加者とは若干色合いが違うかもしれないが、若さゆえの信念で自分の信じる道を選び進んでいこうとした事には違いはない。自らが選んだ道が受け入れられなかったという喪失感はある意味一緒だともいえる。

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彼らはそれぞれ、自分たちの求める自由と安全を手に入れる為に世の中と向き合おうとする。

従えば与えられる安全と、自らの手で選ぶ自由。自由とは安全とは何なのかを考えずにはいられない。日々の生活と政治は密接に関係していることを実感するも、それと同時に、常に政治の心配をせねばならない生活も安全で幸せな事ではないと思う。

どんな自由を求め、どんな安全な世の中を自分たちが欲しているのか・・・誰でもどこにいても、皆同じようにそれについて真摯に向き合う必要があるのだ。

映画『Blue Island 憂鬱之島』予告


悪の心を読む者たち 第11,12話

2022-07-24 19:47:36 | 悪の心を読む者たち 韓国ドラマ

事件の捜査の為に犯人から話を聞く一般の捜査員と違い、犯人の生の声を何の防御をすることもなく受け止めるハヨンのストレスは想像を絶するものだ。結局、自分でコントロール出来る以上のものを受け入れてしまったことで、自動車事故を起こすハヨン。

意識が戻ったハヨンは現場に戻る事をせずに退職しようとするも、それを思いとどまらせたのは同僚たちの存在。彼がどれだけのストレスの元で真剣に仕事に向き合ってきた事を知っている現場の同僚たちは、彼の意識が戻らないうちから何度も病院に彼を見舞っていたのだ。現場の捜査に邪魔になると懐疑的な目を向けられていた頃から、真摯な思いで犯人像を特定しようと地道な捜査を行ってきたハヨン。それが同僚たちに認められ、彼の経験が必要とされるようになったのだ。

動機のない殺人事件の捜査は、想像もつかない程殺伐としたものだ。逮捕以前の彼らはそのプライドの高さから自信満々な行動を見せ、捕まった後は自分の行ってきた事件の事を武勇伝のように語りたがる。その心の中を覗きながらも、被害者と被害者家族に心を寄せる捜査がどれだけストレスのあるものか・・・

時代の流れとともに、各所に設置された防犯カメラが犯罪抑止に効果を上げている事は分かったが、まるで突然変異のように起こる事件を直接的に防ぐ手立てはないのだ。ドラマのタイトルである悪の心を読む事が終わる事はないのだ。演じるキム・ナムギルの顔からどんどん生気が無くなっていったのも当然だろう。プロファイラーという仕事がとにかくプロフェッショナルで非常に専門的な知識が必要な職業だということはよくわかった。何も知らない者が「犯罪者の心理は・・・」などと軽々しく口にしてはいけないのだ。


初の20万人超

2022-07-23 20:44:00 | コロナ禍

【速報】新型コロナ 全国の感染者が初の20万人超で過去最多

東京では3万2698人の新規感染者との事。この前の日曜日の17日には1万7790人の新規感染者だったはず。2倍近くに増えているということだ。私は、千という単位には少し慣れがあったものの、万という単位にはまだ慣れない。

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私は難しく考える事が苦手なので、「この状態で出来る事は手洗い、マスク、大人数での会食や外出を控えるという事」と具体的な感染対策を頭に浮かべるだけだったのだが、これだけの数字を前にすると、「この数字を見て、自分はどうしたいのか?」をもう少し真剣に考えなければならないのかなとも思ったりする。

『経済は止められないから、感染対策はしつつも、普通の生活に少しずつ戻す努力をする』

『周りを守り自分を守るためにも、やっぱり少し制約がある日常生活を続けていく』

どちらが正しいということでなく、自分がどんな風にしていきたいか、自分でしっかり考えろと、どこからか言われているような気分になる。

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とりあえず、今日7月23日は土用の丑の日。やっぱりうなぎだと「うなぎの肝串蒲焼」を買ってきた。まずうなぎで元気を出して、それからゆっくりどうしたいか考えてみようと思う。

 

 


セブンイレブン とみ田監修 濃厚豚骨魚介冷しつけ麺

2022-07-22 21:48:35 | なんということはない日常

蒸し蒸しして夏らしい一日だったので、冷やしつけ麺にしてみる。

ラーメン好きの同僚も私と同じような気持ちだったようで、セブンイレブンで購入した濃厚豚骨魚介冷しつけ麺を持ってリフレッシュルームに行ってみると、私がこれから食べようとしているつけ麺をすでに半分以上食べていた所だった。

「一番上に具材が載っていて、その下がつけ汁を入れる用の器になります。一番下に麺が入っているので、3層ですね・・・まず、つけ汁を入れる器に入っているほぐし水で麺をほぐしてください。終わったらつけ汁を入れる器につけ汁を入れて・・・・あっ・・・具材の隅に載っている辛味噌は味変に使うので、最初からつけ汁に入れるよりも途中で入れる方が変化が楽しめます・・・卵は半熟ですよ。なかなかいい具合の半熟加減です。」

三層のパッケージをどうしていいか分からない私に、ラーメン好きの同僚が準備の仕方をすべて実況中継してくれたのでその通りに準備し、濃い目のつけ汁にちょっと茶色の太くコシのある麺を入れ、汁を飛ばさないようにゆっくりを味わう。

スープはこってりとしており、汁をすするように食べなくても太目の麺にしっかり絡みつくようになっている。幼い頃から小麦粉の味がしっかりした武蔵野うどんを食べてきたので、太目の食べ応えのある麺はとてもうれしい。ちょっと濃い目の汁をきっちりと堪能できるようになっているのだ。

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スープ好きの人は濃い目のつけ汁もきっちり飲んで余すところなく堪能すると思うのだが、(更にお店でもそれを推奨しているとは思うのだが・・・)私は麺に絡んだつけ汁の旨さだけを堪能。

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今日は「カロリーは?味がちょっと濃い目じゃない?」と、いつもぼーっとしている私の代わりに色々チェックしてくれる同僚がいなかったので、ラーメン好きの同僚と二人、800カロリー超えだね・・・でも美味しいからいいか・・・よく考えたら、スープも残してしまったからカロリーは800超えではないね・・玉子 美味しかったね・・・」と呑気な会話をしながらゆっくりと冷やしつけ麺を楽しむ。


ミニオンズ フィーバー

2022-07-21 21:32:18 | 映画鑑賞

大きい頭で黒目が大きい瞳。短くてか細い手足でちょこちょこと動くミニオンズ。

見ているだけで、赤ちゃんのように「守ってあげたい。かわいらしい」と思うポイントが沢山なのだ。さらにそんな彼らが、鳥が卵から世界に飛び出して、最初に見たものを親と認識して追いかけていくように、怪盗グルーを一途に慕うのだ。

応援せずにはいられない。更に最後には前日譚らしく「ああ それで・・・」という共感も感じられるようになっているのだ。見ているだけで幸せな気持ちになる。

この映画はそんな風にシンプルに楽しむ映画だろう。

私にとっては1970年代の香りのする音楽も欠かせない。

ダイアナ・ロスのパワフルさにも驚くが、今回はカーペンターズのカレンの歌声が心にしみる。

 

Goodbye To Love (愛にさよならを) / CARPENTERS


スンホン ネイバー記事検索 (圧倒的ビジュアル)

2022-07-20 21:38:34 | ソン・スンホン(宋承憲)

記事のタイトルは「圧倒的なビジュアル」だが、記事の内容は、今日7/20から公開される映画のVIP試写会に参加したという記事

韓国では試写会に出席した芸能人のフォトタイムは芸能ニュースで必ず取り上げられるアイテム。スンホンがこの手のイベントに出席したという記事が取り上げられるのは、しばらく見かけなかったような気がするが、コロナでイベントも少なかったのかもしれない。

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映画@ウェゲ+イン 第1部(日本語的には宇宙+人か・・・)は、チョン・ウチや暗殺の監督@チェ・ドンフンの夏休みの超大作。

ドラマで共演するキム・ウビンやソ・ジソプも出演している映画は、来年第2部が公開されることも決まっているようだ。映画紹介サイトでは「昔から宇宙人は彼らの罪人を人間の体の中に閉じ込めて来た」と紹介されている。

[외계+인] 1부 메인 예고편

 


悪の心を読む者たち 第9,10話

2022-07-19 21:38:08 | 悪の心を読む者たち 韓国ドラマ

悪の心を読みながら、ナイフを凶器にする殺人犯の絞り込みに苦慮する警察だったが、とうとうその犯人も捕まえる事になる。

しかし、捕まえてからも警察にとっては地獄だ。「なぜ?」に対する答えは簡単には出てこない。ハヨンは詳細な自白を得ようと、ひたすら犯人に寄り添い、犯人に無条件とも思える同意を見せて彼に犯罪の詳細を語らせようとする。「いままでこんなに自分の事に興味を持ってもらえる事はなかった。自分の喜びをわかってもらえてうれしい」すべてを受け入れるハヨンを、自分の仲間のように感じて殺人の詳細を嬉々として説明する犯人。ハヨンの疲弊はドラマを見ている私をも疲弊させる。自身は人を殺めてはいないのに、何度も追体験をすることで犯人以上に疲弊するハヨン・・・

部屋には自分の起こした事件の新聞記事を飾り、ライフワークの殺人をいつまでも出来るようにと体力維持に余念のない犯人。どれもが想像もつかない世界の話だ。それを少しでも理解し、事件の解明に、そして今後の事件の阻止のデータにしようとするハヨン。

それはハヨンの神経を少しずつ蝕んでいく。彼の行動が犯人に近づきすぎる様子を見て、「犯人の心情になることが多分一番疲れない方法なのかもしれない」とさえ思えてくる。

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悲惨な子供時代を送っても、彼らのように道を踏み外さない者がほとんどだ。一線を超えるきっかけは一体なんなのか・・・そこに答えがあるのか・・・捜査官を演じているギム・ナムギルの顔からどんどん生気が無くなっているいるのが非常に恐ろしい・・・


漢字を使わなくなった韓国

2022-07-18 19:41:27 | 韓国語レッスン(面白い話)

韓国語のテキストに国語純化運動を取り上げている箇所があった。世界各地の純化運動はナショナリズムと密接に関係しているようで、韓国での国語純化運動は、結局のところ、植民地時代に流入した日本語を追放するための運動のようだった。韓国では漢字に由来する言葉を漢字語(ハンチャオ)と呼んでいるが、植民地時代に流入した日本語にルーツを持つ漢字語(ハンチャオ)は、この純化運動の為にどんどん固有語を使った物に変わってきている。

確かに「出口」という言葉も日本にルーツを持つ漢字語の為、地下鉄の駅などでは@チュルグ(出口)という看板はどんどん@ナガヌンゴ(出るところという意味の韓国固有語)に書き換えられている。

わざわざ長い言葉に置き換えるのもどうかなと思うが、私にあれやこれや言う資格はないので仕方ない。

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先日、アジア各地の中華街について書かれた短いコラムを読む機会があった。韓国では仁川あたりに中華街が形成されていたのだが、国交問題もありさびれた状況だったらしい。ただ1992年に韓国と中国は国交を樹立。2000年に入ると外国租界時代の歴史的建造物が残る地域を整備して観光業を活発にさせようとする動きがあり、仁川チャイナタウンはその再開発の中心になったようだ。その流れで仁川のチャイナタウンのシンボルとして、仁川駅前に「中華街」という看板が掛けられた中国式楼門(牌楼)が作られたそうだ。

ただ、中華街は横浜中華街で生まれたチャイナタウンの名称。広東人が多いアメリカやイギリスでは広東語の「華埠」が、それ以外の場所では「唐人街」という言葉が多く用いられているとの事だ。コラムには仁川のチャイナタウンを再開発する際に担当者は横浜中華街を視察した事、仁川の文化観光課の担当者に尋ねると「『中華街』が日本で生まれた呼び方だとは聞いた事がなかった」という回答が返って来た様子が書かれていた。コラムを書かれた方は「知っていたら、牌楼に中華街とは書かなかっただろう」と推測されていた。

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確かにそうだろう。ただ、漢字を使わなくなった今では、漢字で書かれてしまっているものを追求できる人も少なくなって問題が大きくならないのではないかと思う・・これは私の勝手な推測だ。

自由に海外旅行が出来るようになったら、今では4つの牌楼が設立されているという仁川チャイナタウンに足を運び、実際の牌楼を確認し、ジャジャンミョンを食べたいと思う。

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コラムを大変興味深く読んだのだが、今はコラムが掲載されていた機関紙の一部分だけを切り取った物しか手元になく、コラムの筆者の方の名前も分からない状況だ。コラムの内容に関する部分で言葉足らずの所があったらそれは私の問題だ・・・