自分がやったこと、これからやることを全部書きとめることで、記憶がなくなることを何とか食い止めようとするソヨンだが、コーヒーを落とすのにコーヒーを入れるのを忘れる、カップラーメンを食べようとしていたのを忘れる・・・と忘れることを食い止めることはできない。
(忘れるのを止めようと、自分が目にするものすべての名前をずっと言い続ける場面は鬼気迫るものあり・・・)
自分を見捨てずに育ててくれた伯母になんとか感謝の気持ちを示そうと、百貨店で商品券を買い求めるソヨン。自分たちの生活も苦しいのに、自分たちを育ててくれた伯母とその夫であるおじさんに感謝するソヨン。しかしソヨンが思う以上に伯母も作家であるソヨンの存在がなによりも誇らしいのだ。そんなソヨンの口から自分たちを置いて行った産みの母の居場所を聞かれるとは思っていなかった伯母。
偶然姉の部屋で姉が病院に通っていることを、そしてアルツハイマーで悩んでいることを知ってしまう弟ムングォン。
「最近物忘れが多かったんだ。携帯も始終忘れるし、この間ははさみという言葉が出てこなくて・・・」
従兄のジェミンしか頼る相手も相談する相手もいない弟ムングォン。しかし従兄のジェミンはムングォンの思いも受け止め、ジヒョンと付き合い傷ついたソヨンを守ることを決意しているのだ。それにさらに彼女の病気・・・
とても一人で受け止めてあげることは難しいと思われるが、多分あの従兄は全身全霊で彼女のことを守ってくれるだろう。
そう思わせる落ち着いた雰囲気あり。
反対に結婚を決めたジヒョンは、いやいやながら結婚の準備を進めているため、気の強い義理の母から、結婚前の一番いい時期であるはずなのに、もう目の敵にされているではないか。それに対してもどこか心ここに非ずという様子で気のない謝りの言葉を繰り替えすだけ。
ジヒョンがどんな風に真実を知り、そしてどんな風に彼女を守ろうとするのか、辛いけれど先が気になる。
*****
自分よりも残された弟の心配をし、「早く結婚するように」という姉ソヨンの言葉に「姉さんが結婚するのが先だよ。それとも不倫したりして、先方の家族が結婚に反対したりしているから結婚できないの?」とふざける弟の言葉に「そうよ。その通り」と笑顔なく返すソヨン。
「姉さんが不倫!!!」とありえないと笑い飛ばす弟だが、それも嘘でないところがまた切ない。
(忘れるのを止めようと、自分が目にするものすべての名前をずっと言い続ける場面は鬼気迫るものあり・・・)
自分を見捨てずに育ててくれた伯母になんとか感謝の気持ちを示そうと、百貨店で商品券を買い求めるソヨン。自分たちの生活も苦しいのに、自分たちを育ててくれた伯母とその夫であるおじさんに感謝するソヨン。しかしソヨンが思う以上に伯母も作家であるソヨンの存在がなによりも誇らしいのだ。そんなソヨンの口から自分たちを置いて行った産みの母の居場所を聞かれるとは思っていなかった伯母。
偶然姉の部屋で姉が病院に通っていることを、そしてアルツハイマーで悩んでいることを知ってしまう弟ムングォン。
「最近物忘れが多かったんだ。携帯も始終忘れるし、この間ははさみという言葉が出てこなくて・・・」
従兄のジェミンしか頼る相手も相談する相手もいない弟ムングォン。しかし従兄のジェミンはムングォンの思いも受け止め、ジヒョンと付き合い傷ついたソヨンを守ることを決意しているのだ。それにさらに彼女の病気・・・
とても一人で受け止めてあげることは難しいと思われるが、多分あの従兄は全身全霊で彼女のことを守ってくれるだろう。
そう思わせる落ち着いた雰囲気あり。
反対に結婚を決めたジヒョンは、いやいやながら結婚の準備を進めているため、気の強い義理の母から、結婚前の一番いい時期であるはずなのに、もう目の敵にされているではないか。それに対してもどこか心ここに非ずという様子で気のない謝りの言葉を繰り替えすだけ。
ジヒョンがどんな風に真実を知り、そしてどんな風に彼女を守ろうとするのか、辛いけれど先が気になる。
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自分よりも残された弟の心配をし、「早く結婚するように」という姉ソヨンの言葉に「姉さんが結婚するのが先だよ。それとも不倫したりして、先方の家族が結婚に反対したりしているから結婚できないの?」とふざける弟の言葉に「そうよ。その通り」と笑顔なく返すソヨン。
「姉さんが不倫!!!」とありえないと笑い飛ばす弟だが、それも嘘でないところがまた切ない。