私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

千日の約束 第4話

2011-10-31 21:30:49 | 視聴断念 韓国ドラマ
自分がやったこと、これからやることを全部書きとめることで、記憶がなくなることを何とか食い止めようとするソヨンだが、コーヒーを落とすのにコーヒーを入れるのを忘れる、カップラーメンを食べようとしていたのを忘れる・・・と忘れることを食い止めることはできない。
(忘れるのを止めようと、自分が目にするものすべての名前をずっと言い続ける場面は鬼気迫るものあり・・・)

自分を見捨てずに育ててくれた伯母になんとか感謝の気持ちを示そうと、百貨店で商品券を買い求めるソヨン。自分たちの生活も苦しいのに、自分たちを育ててくれた伯母とその夫であるおじさんに感謝するソヨン。しかしソヨンが思う以上に伯母も作家であるソヨンの存在がなによりも誇らしいのだ。そんなソヨンの口から自分たちを置いて行った産みの母の居場所を聞かれるとは思っていなかった伯母。

偶然姉の部屋で姉が病院に通っていることを、そしてアルツハイマーで悩んでいることを知ってしまう弟ムングォン。
「最近物忘れが多かったんだ。携帯も始終忘れるし、この間ははさみという言葉が出てこなくて・・・」
従兄のジェミンしか頼る相手も相談する相手もいない弟ムングォン。しかし従兄のジェミンはムングォンの思いも受け止め、ジヒョンと付き合い傷ついたソヨンを守ることを決意しているのだ。それにさらに彼女の病気・・・
とても一人で受け止めてあげることは難しいと思われるが、多分あの従兄は全身全霊で彼女のことを守ってくれるだろう。
そう思わせる落ち着いた雰囲気あり。
反対に結婚を決めたジヒョンは、いやいやながら結婚の準備を進めているため、気の強い義理の母から、結婚前の一番いい時期であるはずなのに、もう目の敵にされているではないか。それに対してもどこか心ここに非ずという様子で気のない謝りの言葉を繰り替えすだけ。
ジヒョンがどんな風に真実を知り、そしてどんな風に彼女を守ろうとするのか、辛いけれど先が気になる。


*****
自分よりも残された弟の心配をし、「早く結婚するように」という姉ソヨンの言葉に「姉さんが結婚するのが先だよ。それとも不倫したりして、先方の家族が結婚に反対したりしているから結婚できないの?」とふざける弟の言葉に「そうよ。その通り」と笑顔なく返すソヨン。
「姉さんが不倫!!!」とありえないと笑い飛ばす弟だが、それも嘘でないところがまた切ない。





第1回神田カレーグランプリ

2011-10-30 17:01:16 | なんということはない日常
先週の金曜日の昼食を神保町のカレー店@カーマで食べている時に、テーブルの上に置いてあったパンフレットで週末に第一回神田カレーグランプリが開催されることを知る。

同僚と「B-1グランプリと違ってカレーはおなかに貯まるのに、何杯も食べて投票出来るんだろうか?」とやや疑問を持ちつつも、カレー談義に花が咲く。

会社が神保町に引っ越して気づいたのだが、皆それぞれ一押しのカレーがあり、自分の一押しのカレーを説明するときは、それぞれこだわりのポイントがあったりするのだ。
カレーの場合は、店によって値段にそれほどの違いがないので、純粋に味だけのこだわりになるのがいい。
料理評論家でないので、皆少ない語彙での戦いになるが、好きなものを分かって欲しいという気持ちは素人なりに持っているので、話は盛り上がるし、また自分でカレーを作っているのではないので、喧々諤々批評しあっても後腐れが非常に少ない。
私は共通の話題のない同僚と雑談しなければならなくなった際には「どこのカレーが一押しですか?」という風に話題を持ちかけることにしている。
気まずい沈黙にもじもじすることなく、10分程時間もつぶせるので丁度いい。

私はカーマとマンダラのカレーが結構好きだ。
マンダラは800円でテイクアウトも出来るのでそれも非常にうれしい。



ブログを書いているうちに17:00も過ぎた。今日の17:00にグランプリの店が発表されるとのこと。
どこだったのだろうか?ちょっと気になる。

追記:
グランプリはこちらのお店
カレーは値段にそれほどの違いがないと上に書いたが、このお店はややお高めなのである。
もちろん勤務先にファンも多いが、「ちょっと値段が・・・」とやや腰が引き気味の同僚もいる。
残念ながら私もその一人。ちょっとお昼にちょっとカレーというには、ちょっとだけ敷居が高い。


追記2:
白いご飯だけ家から持って行って、お昼にインスタントカレーを食べる日もあり。


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ステキな金縛り

2011-10-29 20:33:07 | 映画鑑賞
今まで見た三谷作品の中では一番面白かった。

もちろん今までの作品もクオリティが高いとは思うのだが、ザ・マジックアワーは、個人的にはちょっと不完全燃焼だったし、THE 有頂天ホテルも、大晦日の話なのに、なんで誰も紅白歌合戦の話をしないんだろうかと途中で突っ込みたくなったし、ラヂオの時間は、こだわりの小ネタがたくさんあるのはよくわかったが、ちょっとこじんまりしているんじゃないかと思ったりもした。

でもこのステキな金縛りはそんなことがなかった。
三流弁護士にしか見えない落ち武者などというありえない設定であっても、話の持つ雰囲気が凄くシンプルに感じられて、頑張れよ三流弁護士、頑張れよ落ち武者という気持ちに自然になるのだ。
法廷の場面とそれ以外の場面の繋がりも自然だし、ありえない設定であっても、笑いながらその設定を受け入れ、さらに「頑張って」と応援できる気持ちが持てるのはとても気持ちいいものなのだ。


見る前は、検事役の中井貴一とコメディというところに接点を見いだせなかったのだが、見ているうちにどんどん自分の中で違和感がなくなり、それが劇中での役柄の変化と相まって非常に面白かったし、阿部寛演じる弁護士は物を食べているばかりかと思ったら、思いもつかない展開に思わず苦笑してしまった。
他にもこれでもかという位男女俳優陣が出演しているのだが、交通整理がキチンとなされていて、見ていても混乱することなし。

****
エンディングが終わるまで席を立つ人がいなかった。
エンディングにこだわりありというのは、いろいろなところで紹介されていたので、そのせいかとも思ったのだが、それでもほぼ満員に近い入りだから、普通なら席を立つ人も結構いる。
それを考えると、皆満足していたからではないだろうか。

逆に上映中にトイレに立つ人がかなりいた。
100人から200人の入りだとトイレに立つ人は2,3人いるかいないかだと思うのだが(これは個人的に感じていること。大体週一のペースでコンスタントに映画を見ている私が感じている感覚故、データに正確性はないが・・・)
この映画は結構多かった。10人近くいたんではないだろうか。
上映時間が長いせいだと思うのだが、それを感じさせない話運びだった。




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千日の約束 第3話

2011-10-27 21:40:39 | 視聴断念 韓国ドラマ
再び受診した病院でアルツハイマーと診断されるソヨン。
「私は老人じゃない。私はまだ三十歳で・・・」と動揺するソヨンに「20歳代の患者もいます。まだ若いから問題ない、安全だということはないんです。本当に言葉がありません。。。。」家族はいないからと一人で辛い診断を受けるソヨンにかける言葉もない医師。
「友達とか知り合いとかはいないんですか?あなたはだんだん忘れていってしまうかもしれないけれど、あなたはあなたのまわりの人の思い出の中に残るんですよ。」という医師の言葉も遠くに聞こえるだけだ。

私は大丈夫と一人自分に言い聞かせるソヨンだが、リライトの仕事もちょっと休みたいからと断り、援助するから本格的に作品を書いてみたらと勧めるジェミンに「そういって貰えるだけでうれしい」と断るソヨン。
なんでやらないんだと、さらに勧めるジェミンに「できないの・・・」としか言えないソヨン。
本当のことなど言えないのだ。

伯母に育てられたソヨンと弟、二人きりの姉と弟だ。
はさみという言葉が出てこず、思わず手でチョキを作る姉を「姉さん 老化が始まったんじゃないの?」という何気ない冗談でからかう弟。そんなちょっとした冗談に思わずはさみを投げつけてしまうソヨン。

ソヨンに連絡の取れないジヒョンは、結婚を取りやめることもできず、流されるままに結婚の準備だ。
なんでもジヒョンの言うとおりにしている娘ヒャンギが気に入らないヒャンギの母。
もちろん将来の婿であるジヒョンにも遠慮することなく、強い態度だ。そんな義理の母の態度にもどこか生気なく返事をするだけのジヒョン。
ジヒョンの頼りない態度がもどかしい。
従妹のソヨンを大事に思い、かばおうとするジェミンの方が優しいいい人ではないか。

「気のせいだ。物忘れなんて誰にでもある」と一人自分を奮い立たせようとするソヨンの姿を見ているのが辛いが、ついつい見入ってしまう。。。。




負けてたまるか 第15,16,17,18話

2011-10-26 21:40:01 | 韓国ドラマ・映画
負けることなく、全部見たという記録を残しておかないと・・・・

元妻の元彼出現ということで、急に焦る元夫。
元妻にそんな気はないのだが、元妻の元彼は彼女とやり直したくてアメリカから戻ってきたらしい。
彼女にその気がないのでそんなに焦ることはないのだが、元彼の出現はあんまりおもしろくないものだ。まして元彼が「彼女は離婚したみたいだから・・・」と積極的なのだから当然である。
そしてそんな中で事務長の娘さんが結婚するのだ。離婚して離れて暮らしていた娘さんの結婚に複雑な思いの事務長の姿を見て、自分の父親のことを思い出す元妻。
長い間のわだかまりを捨てて、父親に会いに行こうとしたところに突然の父親の訃報。
辛い元妻の元に寄り添おうとするのはもちろん元夫だ。。。。

こんな風に、二人の間に色々あれど、結局二人は再婚して丸く収まるという、この負けてたまるか。
最終回までどんな展開になるかわからないドラマもあれば、このドラマのように、最後はドキドキすることなく穏やかに終了というドラマもあり。






ステキな金縛りに対する宣伝効果について・・・

2011-10-25 21:42:53 | なんということはない日常
ここ2週間ほど三谷幸喜の名前をよく目にするのは、@ステキな金縛りの宣伝だということはよくわかる。
本人が出演するだけでなく、昼間、古畑任三郎が再放送されているのは、もちろんそのせいだということもよくわかる。

最近はテレビ局全力応援という宣伝にも慣れてしまった。

以前は、誰でも見られる地上波で、自社製品の紹介を一方的にするのはどうなんだろう?と思ったりしていたこともあったが、慣れとは怖いものだ。最近は見たくなければ自分がチャンネルを変えたり、スイッチを切ればいいと思うようになった。選択権は自分にあると思えば、一方的に押し付けられている気分を味わうこともない。

私は昨日のビストロスマップを見、あれだけの俳優陣が出演していることを知り、これだけの人員が出ていて面白くないはずがないと思い、見に行こうかなと思ったところだ。
古畑の再放送を見て、三谷幸喜作品に興味を持つ人もいれば、私のように数で勝負というのに、弱い者もいるということだ。

私が、三谷作品で一番好きなのは、視聴率的には成功とはいえない作品@総理と呼ばないでだ。
放送されている時に見ていただけなので、今どこが好きだったかと答えられないのが悔しいが、放送されている当時は楽しくて仕方なかった。
古畑任三郎でなく、この総理と呼ばないでが再放送されていたなら、それを見て「映画を見に行ってみよう」と思ったに違いない。


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東京の中の上海のそばには・・・

2011-10-24 21:35:12 | なんということはない日常
上海料理を食べたいと思いながらテレビをぼんやり見ていると、裏番組であの2PMのテギョンが出演しているドラマが放送されていた。
ロケ先はあの上海料理の店から歩いて5分もしないところではないか。上海料理のあの店から韓国料理の店がたくさん並ぶ職安通りから新大久保まで歩いても、10分から15分程だ。

上海の路地裏からプチ韓国の繁華街に行くまで歩いて10分程とは・・・・
歌舞伎町の奥の深さを感じた日曜日の夜。

テギョンが出演しているドラマは、全く違う環境にいる異人種が出会ってしまったら?という(星座を絡めつつロマンティックにしているが)ごくごく普通のラブコメだと思う。


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上海小吃

2011-10-24 21:13:57 | なんということはない日常



昨日の夜 テレビを見ていると路地裏の店として、歌舞伎町の上海小吃が紹介されていた。

私が以前 すごい記憶力の持ち主と感心したあの玲子ママの店だ。

お店の一押しメニューは、いつも食べる豆腐の細切りとシジミの醤油炒め、そして揚げパンと紹介されていて、やっぱりとうなずいたのだが・・・・

天安門事件を機に日本にやってきた玲子ママが、バブルがはじけて地上げが止まってしまった歌舞伎町の真ん中にある路地裏にある上海料理のお店にいるとテレビで紹介されているのを見るのはなんとも不思議な感じがした。

テレビを見ながら、あの玲子ママの接客業にぴったりの記憶力を懐かしく思い出す。

また あのお店でイシモチのから揚げなど食べながらビールを飲みたい。


東京国際映画祭 

2011-10-23 17:45:32 | なんということはない日常



先週六本木を歩いている時に、東京国際映画祭の旗が飾ってあるのを見、もうそんな時期なんだなと思う。
秋の映画祭を楽しみにしていたのはもうずいぶん前のことになってしまった。

以前HPに書いていた映画祭の感想。
以前はどんなスタンスで感想を書いていいのかわからず、どこの誰に向けて書いたのか、文体も中途半端な同意を求める口調だ。
それでも自分でもびっくりするくらい色々見ているではないか。自分で書いたものを見て、そうそうこれを見たな~と思い出したりする始末だ。

*****
今は、会場が六本木でファンタスティック映画祭もなく・・・と以前とは随分様変わりしてしまったようだが、それでも作品ラインナップを見ているとやっぱり一つくらい見たいと思ってしまう。
アジアの風 中東パノラマの上映作品

休みを取って「哀しき獣とか、香港四重奏を見られたらいいな~」と思っていたのだが、
この間突然勤務先に「来週4日間程からちょっとそちらにお邪魔して各種資料を調査させていただきたく・・・」という断ることのできない連絡があった。
これを断るなど企業としてはできない相談だ。休みを取れないことがはっきりしたので、逆にあきらめがついた。

映画祭でしか見られない作品を見るのもファンとしては楽しいものだが、地味な一映画ファンとしては、時間を作って近所の映画館にまめに足を運ぼうと、いままでやっていることをさらに地味に続けていこうと確認する。





ランゴ

2011-10-22 20:05:07 | 映画鑑賞
狭い水槽の中でロールプレイングゲームのようになりきり人生を楽しんでいたペットのカメレオン。
そのカメレオンが交通事故で砂漠の真ん中に放り出されたどり着いたのは、枯渇した水のために日々の生活にも困る砂漠の街。
そんな街でであったのは父親の牧場を守るトカゲ娘。さらに街を牛耳っているらしいカメ町長。
こんな擬人化されたキャラクターをすんなり受け入れられるのは、マカロニウエスタンチックな雰囲気のせいだろう。埃っぽい砂漠の街には、人間よりは爬虫類っぽい登場人物の方が画面的にもしっくりくるとでも言ったらいいのか。

日頃のロープレ人生が役にたったのか、口から出まかせの英雄伝と、ちょっとした幸運で街のヒーローになり、保安官に任命されてランゴと名乗るカメレオン。

カメレオンらしくのらりくらりと行動していたが、水問題に巻き込まれ、そうそうのらりくらりしていられなくなるカメレオン。
カメレオンらしい変身と変身するたびにちょっとずつバージョンアップし、そして何かを学んでいくカメレオン@ランゴ。

カメレオンを見ながら元気になるというのも、ちょっと大人げないかなと思ったりもしたのだが、自分は誰なんだろう?という自分探しの旅のような物語は、擬人化されたカメレオンで見る方が、ワンクッションあって丁度いいかもしれない。
生身の人間の話だと、ちょっと嘘っぽいと思ってしまうような話が、最初から擬人化設定のため、逆に素直に見られる物になっている感じだったのだ。


フクロウのマリアッチ4人組の歌が西部劇色をさらに引き立てているのが大人っぽくてよかった。

大阪弁を意識した妙な字幕はどうかと思うが、砂漠に沈む夕日、本物のような質感をみせるガラス瓶の数々。そしてカメレオンの皮膚感と動物たちの眼球の澄み切った感じ。
雰囲気のある画面はとても完成度が高いと思う。

ランゴの吹き替えをジョニー・デップがやっているのだが、ランゴの肩と腕の動かし方にちょっとジョニー・デップの雰囲気あり。

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冬麒麟

2011-10-21 22:13:51 | なんということはない日常
駅そばのコンビニに立ち寄り今帰ってきた。

金曜日の午後10時前、コンビニの棚は温めて食べられるスープやら、暖かいうどんなどでいっぱいになっている。
いつの間にか冷たい麺物は棚から消えてしまっているようだ。

ビールの棚にはもう冬ビールが並んでいるではないか。。。。

盛りだくさんの一週間だった。今は早くお風呂に入って、買ってきたビールを飲みたい・・・・





千日の約束 第1,2話

2011-10-20 21:16:32 | 視聴断念 韓国ドラマ
婚約者がいる身でありながら編集者のソヨンと付き合う建築家のジヒョン。
ソヨンはもちろん婚約者がいることを知っているのだが、結婚式の日取りが決まったことを知り、クールなふりを装いながらも、自分でも気づかずに男子トイレを号泣するほどショックを受けるのだ。

結婚を止めたいと思うジヒョンに、ソヨンはそんなことをする必要がないとクールに対応するのだが、クールにいられるわけなどないのだ。
そんなストレスのせいなのか、ひどい頭痛のため、薬を常用しているソヨン。
家族での食事の約束も忘れ、ガスレンジに鍋をかけたまま出かけてしまうなど、物忘れが激しい彼女。

ジェミン(ソヨンの従兄。両親がいないソヨンは弟と一緒に叔母さんの家で育ったらしい。)にソヨンに対する気持ちを打ち明けるジヒョンだが、もちろんジヒョンのことを許せるはずのないジェミン。
ちょっと他人のものを手にしてみたかっただけと、強がるソヨンに、ジヒョンと連絡を取らないように念を押すジェミン。
母に結婚できない。。。このまま結婚したら僕は一生詐欺師だというジヒョンだが、両家の顔合わせの時に笑顔を見せられない位で、なにも行動を起こすことができないのだ。
ソヨンのそばにいる資格もない・・・とうじうじしながらも、結婚の準備を積極的にやめることもできないジヒョン。

登山の約束も忘れる。ガスレンジにやかんをかけたままにしておく。月曜日なのに出勤するのを忘れる。カレーを頼んだのを忘れてとんかつを頼んだと思い込む。そして原稿を送り忘れる。
頭痛だけでなく様々な症状が出、とても気のせいだとは思えなくなるソヨンは診察を受ける。
「初めて人と会う時に相手に渡すものですよね。ほら住所とかメールアドレスとか書いてある・・・」という言葉に「名刺」という言葉をやっと思い出すことが出来たソヨン。
痴呆ではと心配して診察を受けたにも関わらず医師の口から出てきたのは「健忘症と痴呆の症状は見分けづらいから1年間位様子を見る必要があるというもの。
しかし車で病院に行ったことを忘れタクシーで帰宅した自分の行動に驚くソヨン。

***
「記憶力はどちらかというといい方でした。それがいつの間にか物忘れが多くなって・・・・」そんな風に診察を受ける彼女の不安な気持ちが伝わってきて思わず小さいPCの画面にくぎ付けになる。
姉の行動を心配する弟の気持ちもよく分かるし。。。


視聴日記はやっぱり障害が多いラブストーリーの方が書き易いんだと改めて納得。





jammin'Zeb コンサート

2011-10-19 22:39:31 | なんということはない日常
六本木の芋洗い坂を下った途中にあるSTB139というライブレストランで、4周年記念のコンサートを見る。
軽くアルコールを飲みながら歌が聴けるなんてそれだけでも楽しく、リラックス出来るのに、更に四人のハーモニーが素晴らしいのだ。リラックスは約束されているに決まっている。

休憩を挟んでの後半、秋を少しだけ意識したという月の歌2曲のアカペラ、クラシックをアレンジした恋の歌@セレナーデ、そしてスペイン語のベサメムーチョ。ベサメムーチョは秋とは関係ないかもしれないが、盛り上がり方が印象的な1曲だった。

仇敵

2011-10-18 21:31:51 | たまに読んだ本
大きな犯罪を糾弾するはずが逆にはめられ、勤務していたメガバンクを追われることになる男。
地銀の庶務行員になり穏やかに仕事をする喜びを見つけ出すものの、ちょっとしたきっかけから因縁の対決にまた足を踏み入れることになるのだ。

穏やかな語り口からは大きな犯罪に巻き込まれた影はあまり見えない。犯罪を糾弾する際には大きなパワーで相手に立ち向かったに違いないが、地銀で第二の人生を歩き始めた今は、何に対しても穏やかな男の姿が想像できる。
再び大きな敵と対峙しなければならない男だが、犯罪を憎んでいても男はただの銀行員だ。
スーパーマンでなく、ただ自分の信念に従い同僚の無念を晴らしたいという静かな思いが伝わってくる。

元の職場の後輩からいつまでも昔の肩書で呼ばれ、地銀の若手行員からは慕われ頼りにされる男。
はめられ飛ばされたはずなのに、自分で信じた道を進んできたからか、焦りのようなぎらぎらした感じはない。
淡々と自分の出来ることを一つずつ確実にこなしていく男の手堅い感じが、読んでいて安心感あり。

銀行内部の状況もイメージしやすい。

仇敵 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社