私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ドクター異邦人 第9,10話

2014-06-09 21:20:14 | 視聴断念 韓国ドラマ
フンの元彼女と思われる麻酔医が現れずにフン側の手術の開始は遅れるが、元彼女を信じて手術に臨もうとするフン。
たとえ自分の妹分が彼女がスパイに違いないであろうを現場を目撃したと報告しても、フンの気持ちは揺るがず。「何かきっと理由があるはず。彼女を守るのは自分だけ。」と固い信念のもと、彼女を信じ、そして藪医者である院長の娘を信じ、手術に臨むのだ。新生児の手術故、時間には制限がある。(多分45分で大動脈を作ることが出来なければ、救えないという手術)
ごくごく平凡な院長の娘がミスをしても、その彼女を信じるフン。

エリート医師の方が素早く手術を終えるものの「(院長の娘のせいで競争に負けてしまったが)別に勝ち負けが大事なんじゃない。医師だから患者を助けることが大事。」とさらっと言ってのけるのだ。
院長も自分の娘を信じてくれたフンに感謝するに決まっている。競争に勝っても人間性でフンに負けてしまったかのようなエリート医師。さらに自分の手術した子供の具合が悪くなり、それまで自分の味方だったはずの院長からも見放されるのだ。エリートには一度の失敗が命取り。しかしこのエリート医師にはそんなことで、今の地位を手放すわけにはいかない秘密があった。
雨の日の記憶とともに語られる彼の思い出。なんでもない手術だったはずなのに、院長の執刀した手術であっという間に命を落としてしまった自分の父親。「私たちは医師としてやれることはやった。私たちにミスはない。運が悪かっただけ。。。。」アリスの棘の男性版のような話が語られるのだ。
そのためには一度の失敗で病院を追い出されようと、プライドがズタズタにされようと関係ない。
総理の力を利用してもう登り詰めようとするのだ。

*****
手術も成功した。そして元彼女も自分の正体を明かしてくれた。
フンにとっては元彼女を助けることが一番の幸せなのだが、スパイである元彼女にとっては彼をだますことが大事なのだ。
彼女にぴったりと影のように寄り添っていた男に操られているのかと思いきや、どうやら操っているのは彼女の方らしい。

秘密を守るためには、口封じが一番確実な方法らしく、フンも、フンの妹分も、そして多分院長の娘もそれぞれ危険にさらされるらしい。そしてそれらの後ろでさりげなく、しかし確実に糸を引いていると思われる総理の姿。。。。。





ドクター異邦人 第7,8話

2014-06-02 21:53:35 | 視聴断念 韓国ドラマ
麻酔科の医師が自分の運命の人だったら移植手術のために臓器は一つしかないはず。
なんとしてもそれを確かめたいフンは、自分を救ってくれた教授に働きかけ、彼女の身体検査を行うのだが、彼女の臓器はキチンと二つあるとの結果が出てくるのだ。
(しかしこれもどうもなんだか操作されているようで怪しい。)
そもそも彼女と一緒にいる男も怪しいが、その怪しい男に総理の秘書(いや運転手?)も近づいているのだ。
この総理。。。政治の中枢にいるはずなのに、怪しすぎる。
そもそも麻酔科の医師がフンの婚約者だったら、総理が北朝鮮に送られてたフン親子をどうやって見殺しにしたのか、間接的にわかってしまうのだから、総理自身も彼女の存在を闇に葬りたいんだろう。
(私の語学力では麻酔科の医師と一緒にいる怪しい男の存在が今一つ不明。。。二人が企んでいることが分かればもう少しストーリーがすっきり理解できると思うのだが。。。「)

企みがあるのは、なんとやぶ医者の婚約者も一緒。どうやら彼は復讐に燃える男らしい。院長の娘であるやぶ医者を100%利用するつもりでもないようだが、何か意図があって彼女に近づいたのは確かないようだ。しかし彼女のことを好きであることには変わりがないようだ。復讐に温情は必要ないと思われる。ドラマを見ている立場からは、自分で自分の作った罠にひっかからないようにと、僭越ながら注意したい。

フンが助けた母親の双子に心臓手術が必要なことが判明する。
子供で体力がないことから、時間との闘いになる手術。麻酔医の協力が最大限求められる手術。双子故チームを二つに分けて手術が進められることになるのだが、フンの彼女だったと思われる麻酔医は、手術を妨害すべく非常に手の込んだやり方でフンを裏切るのだ。
「手伝うわ!」という彼女の言葉を信じていたフンたちのチームは麻酔医を新たに見つけなければならない。
さらに藪医者の婚約者であるエリート医師は、失敗できない手術を前に、院長の娘である点を除けばごくごく平凡な医師である自分の恋人をアシスタントに使うことをあきらめるのだ。
藪医者である彼女の悲しみは深い。
しかしフンの手術を妨害するために、手を回したことが裏目に出てしまう。自分のチームのポスドクがわざと手を怪我したことで手術に参加出来なくなったことを知ると「藪医者にも可能性はあるよな?」と彼女を自分たちのポスドクとして手術に臨もうとするのだ。

「別にずっと彼女を借りるわけじゃない。用が済んだら返すから。」というフン。自分で彼女を排除したくせに、妙な敗北感を感じるエリート医師。

エリート医師の復讐計画は万全らしいのだが、万全と思っている計画ほど、身近な落とし穴に陥るものだ。
結局ミスの目は自分の中にあり。。。

ドクター異邦人 第5,6話

2014-05-26 21:35:37 | 視聴断念 韓国ドラマ
無理やり行った手術が失敗したことにより「なぜ手術を強行したんだ!」とやぶ医者女医の恋人でもある医師から鋭く追及されることになるフン。
自分の母の手術をしてくれたことを感謝するやぶ医者女医は「私は手術をしてくれたことに感謝している。あの手術はあなたにはできないもの。それをやった彼に嫉妬しているんじゃないの?」と痛い所を突かれる野心家でもあるエリート医師。
もちろん話を聞きたかったからという気持ちがあって手術をしたフンなのだが、なによりも「医師として助けたい」という気持ちがあるので、彼はブレないのだ。

とにかく恋人を探そうと必死のフンだが、どうしても彼女の存在を隠したい人々がおり、彼女を探すのは簡単ではない。
交通事故に遭う詐欺師のおじさんなど、何人もの思惑が絡み合っている様子。

そんなことは何も知らずに、病院で恋人に再会するフンだが、彼女は何も知らないかのようなそぶりを見せるのだ。
(というか本当に別人なのか・・・隠しているのか、それとも定番の記憶喪失なのか・・・・)
そして彼女の存在を消したい者たちの関係がなんだか絡み合っているのだ。彼女の存在を消すための小細工を、そっくりの彼女にさせるという非常に分かり辛い展開。そしてフンが北朝鮮に渡るきっかけを作った政治家は今は総理になっているのだが、大統領に虐げられており(というか、力関係からしたら仕方ないのだが。。。)この総理もそもそも北朝鮮に人を送り込んだということを隠したいらしい(多分・・・)

病院の関係者なら採用時の書類があるはずと、その記録を無理やりチェックするフンだが、移植手術を行ったはずの彼女なのに、記録上はキチンとした体なのだ。記録がねつ造なのか、なぜみな彼女の存在を消したがるのか・・・・

フンが天才医師に見えるかどうかは別にして、話は非常にスピーディに進む。

ドクター異邦人 第3,4話

2014-05-18 19:22:22 | 視聴断念 韓国ドラマ
ブタペストから一人韓国に戻ってきた青年医師フン。

偶然水の配達に行った先で病院で、以前自分が面倒を見てあげた少女が父親と病院に来ているところに出くわし、瞬時に父親が具合が悪いことを判断。

大きな事故の患者がたくさん運びこまれた病院で自分の父親の存在など誰も気にしないことを知り、青年に500ウォン玉(多分そうだろうな~日本円なら50円位か?)を差し出して手術を依頼する少女。
病院の中がごたごたしているのを知り、なんとピョンヤンで医学を学んだフンが執刀するのだ。
やぶ医者と言われながらも彼の手術技術にびっくりする女医。
やぶ医者女医も見かけは素敵な自分の恋人医師ジェジュンと彼が一緒の判断をしたことにびっくりするのだ。

手術は成功するものの、どこの誰だかわからない人間が執刀したなんて大問題である。
しかし病院も人手不足フンに目を付けた医師は、高額を提示して彼をスカウト。しかしブダペストで別れてしまったジェヒとそっくりの人間を病院で見かけたフンは彼女を探したい一心と、さらに自分たちがピョンヤンに渡るきっかけを作った医師が病院の15代目院長だと知り、彼のスカウトを受けることにするのだ。

さらに病院内でジェヒに作ってあげたミサンガを手にはめた患者を目にしたフン。「なぜミサンガをしているのか?誰からいつどのようにもらったのか?」と肺がんの末期患者のその女性に手術をしようとするのだ。

その患者ミサンガをはめているだけではない。やぶ医者女医の生みの親。
彼女の父親とは結婚できなかったが、父親の跡を継がせるべく、出来のいい娘を自分の元から追い出したという過去の持ち主なのだ。
娘は生みの母を恨むが、父親は最後だけは静かに送ってやりたいと、自分の病院に彼女を入院させていたのだ。
延命を望んでいない彼女だが、まずは医師として彼女を助けたいと、そしてミサンガの事を確認したいと手術に臨むフン。
残念なことに手術は失敗するも、やぶ医者女医とは微妙な信頼関係が生まれた様子。

*****
私は何の関係もない人間だから、医師になれただけで十分に成功者だと思うのだろうか?病院ドラマに出てくる医師は大体プライドが高く、そしてあくなき成功欲を持っている。もちろんそんな人が敵役として大活躍するから面白いのだが、フンにやぶ医者女医と決めつけられた彼女の恋人ジェジュンはかなりな欲望の持ち主で、二重人格だ。



ドクター異邦人 第1,2話

2014-05-08 21:50:51 | 視聴断念 韓国ドラマ
キム・イルソンの体調不良により緊迫した関係を打開すべく、極秘裏に韓国から北朝鮮に送られた医師。
アメリカにいる離婚した妻に一人息子を託して渡航しようとする医師だが、息子を置いてはいけないと一緒に北朝鮮に渡るのだ。
一緒に渡航した息子の頭に銃が向けられた状態で執刀する医師。手術の成功なくして息子を救い出すことはできない。手術は成功するものの、成功イコール韓国への帰国ではないのだ。

自分を送り込んだ政治家は韓国で英雄扱いだが、医師と息子は結局名前を変えて別人として北朝鮮で生きることを強制される。

父と同じ医師の道を歩む息子は、学校でこっそりワンダーガールズのカセットテープを売り、幼い頃から一緒に過ごして来た幼馴染と結婚の約束をする。北で生きてはいるものの若者らしい青春時代を過ごしていたのだが、その素敵な青春時代は、結婚を約束した彼女の両親が政治犯として捕えられたことからあっという間に消えて無くなってしまうのだ。

医師として病院の中だけで生きてきた彼に脱北の機会を与えようとする父。そして彼の前に患者として運ばれてきたのは、5年ぶりに再会した婚約者。

政治に翻弄されて韓国から北に行き、すっかり北朝鮮訛りの医師になった主人公。

彼女の手術を執刀しブタペストから脱北を図ろうとする主人公医師。彼女に心臓が一瞬止まる薬を投与し、一緒にブタペストにある韓国大使館に逃げ込もうとするのだが、彼の父親を北に送り込んだ政治家が裏から手を回すのだ。「彼の存在を知っているのは、私だけ。闇に葬れば、知っているものはもう誰もいない。。。」秘密に蓋をしようとする政治家だが、彼の秘書(いやボディガードか・・・)は政治家の意に反して彼を助けようとするのだ。

若い二人は離れ離れになりながらも、韓国の地を目指すという壮大な話なのだが、敵が身内にもいるという展開がやや悩ましい。



黄金の帝国 第7,8,9,10話

2013-08-05 21:34:40 | 視聴断念 韓国ドラマ
父が自分が一代で作り上げたグループを継がせるのは末娘と決めたにも関わらずソヨンの兄姉は納得できない。(姉の夫も納得できない)年齢による衰えは隠せないものの、末娘に継がせたいという想いはことのほか強く、企業家として大成するには、「いい人になるな」という言葉まで残しているのだ。
末娘がその決意を持ってキチンと会社をまもってくれるから・・・と見抜いての事なのだが、兄も姉もとにかく妹ばかりをかわいがるといい年をして拗ねるだけだ。
身内の敵は兄と姉だけだと思っていたらもっと強力な敵がいた。
後妻は父に地獄を見せるのは今だと、淡々と復讐の時期を狙っていたのだ。
先妻の兄と姉は後妻としてやってきた彼女を快く思っていなかったようだが、末娘のソヨンは弟も可愛がり、新しい母にもなついていた様子。すっかり信じ切っているのだが、後妻はすべてを自分の実の息子に継がせようとしているではないか。
経営に何の興味もない息子が何度も止めても聞く耳持たず。仕事で父の病室に立ち寄れないソヨンに「まだ大丈夫」と見え透いた嘘をつくのだが、後妻の事を信じ切っているソヨンはその母の言葉を疑うことはなし。笑顔の下で復讐の計画を練る母を止められず、大好きな姉を裏切ることになる末の弟の哀しみも大きい様子。

父が亡くなった後は家族葬にするか社葬にするかで大もめだ。ソヨンは社葬派、兄は家族葬派、たったこれだけの話なはずなのに、延々一時間、この話で引っ張るのだ。骨肉の争いもここまでくるとは・・・とにかく自分が作った会社ではないのに、兄と姉はもらう権利があるはずだと一歩も譲らず。更に兄嫁はなんと会長に長年仕えた秘書の娘だったのだが、会長秘書はなんと末娘のソヨンを後継者に選んだ会長の判断に従うのだ。
(現時点では、この会長秘書が一番冷静な判断をしているように思える)

結局家族葬で式は執り行われるが、騒ぎはまだまだ続く。
兄である会長と一緒に会社を大きくしてきた思い出のある会長の弟は、「これ以上もめても仕方ない。会社は遺言通りソヨンに任せよう」と自分の息子であるミンジェを諭すのだが、「お父さんも一生懸命やってきたのに・・・なぜ、何故おじさんは会社を独り占めしたのか。おれはおじさんの名前など誰も思い出さないような大きい会社にして見せる」と会社を引き継ぐことに固執。

一緒にやった父がいいと言っているにも関わらず、甥であるミンジェはどこまでも会社に固執。
どこまで権力に固執する戦いが続く・・・・・

****
もう諦めればいいじゃん・・・・と思うのだが、誰も手を緩めないところがこのドラマのしつこい所だ。

黄金の帝国 第3,4,5,6話

2013-07-17 21:33:40 | 視聴断念 韓国ドラマ
面白いというより、誰と誰が見方で誰と誰が敵なのか・・・言葉の壁があるうえ、敵と味方がコロコロと入れ替わるので、思わず見続けてしまうというのが本当のところ。

メガネを一つ持っただけでお金をせしめようと乗り込んでいくテジュだが、そんな風に簡単に上手くいくわけがない。出し抜こうと思ったらはめられたり、自分がはめたり・・・

そこそこお金を手に入れたことで足を洗おうとするのだが、色仕掛けでいろいろ情報を手に入れて渡り歩いている女性の声をかけられ、一緒に不動産事業を始めるのだ。

ソンジングループのソヨンは父の後を継ぐつもりはなかったのだが、兄が事業そっちのけで女遊びをし、兄嫁が夫に愛想を尽かしているのを見、自分が後を継ぐしかないと決心。兄嫁の弱みを握り、離婚訴訟を阻止し(兄嫁に無駄なお金をやるより、離婚を阻止した方が何倍もいいかららしい・・・)自ら退路を断つように父の後継者の道を進むソヨン。
従兄のミンジェもなんとかソンジングループの後継者になるべく、苦渋の選択。病弱の妻を捨てお金のために再婚する道を選ぶのだが、再婚する当日の元妻が亡くなるのだ。
そんな元妻の葬式の手伝いを申し出たのは、不動産事業で成功したテジュ。

事業に誘った女性の先輩がびっくりするほど成功に執着を見せるようになるテジュは詐欺まがいの手段をとることもいとわず。笑顔で「失敗しなければいいんだ。」と言いながらどんどん汚い手を使ってのし上がる道を選ぶのだ。

ソヨンがまるでどうしようもない兄、そして姉、姉の夫を敵に回して事業を継ごうとしているなかで、テジュとミンジェは裏切ったり手を組んだりしながら、ソンジングループの中に食い込んでいこうとしているではないか。

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ソヨンの兄姉のグループに対する執着心が凄い。父の物は自分の物。なんとしてでも自分の分け前の逃したくないのだ。
とにかく金と権力に対する執着心が半端でないドラマだ。

黄金の帝国 第1,2話

2013-07-08 21:45:36 | 視聴断念 韓国ドラマ
1990年代の韓国。
頭はいいが貧しい青年テジュ。立ち退き反対した父親が座り込みをするのを辞めさせたいが、父は金ではないと座り込みを辞めることをせず。しかし、ある男が権力を手に入れようとしたことが引き金となり、父は病院に担ぎ込まれることになってしまう。「金を工面できなければ手術はしない」という医師。
愚直に「最後まで戦う」という父と同じような人達を見ながら、「金もなくてどうするつもりだ」という青年テジュ。
交通事故騒ぎを起こし、金を作ろうとするが、父は他界。そして自分はその罪で服役することに・・・

そんな彼が次に選んだ道は、刑務所で亡くなった男のメガネを持ちその遺族を訪ね、彼の最後の言葉をネタに金を手に入れること。

会長である父の後継者になる道を選んだ一人の女性と、会長の甥である男との権力争いにこの男が微妙に絡んでいくのだ。

幸せは金では買えないが、それでも金が欲しい・・・金に復讐してやるというような話なのだが、やや暗め・・・・トランシーバーのようなサイズの電話が時代を感じさせる・・・


千日の約束 第8話

2011-11-15 21:26:22 | 視聴断念 韓国ドラマ
結婚式当日までどうするかもめる両家だが、結局結婚式は中止。
ソヨンはジェミンの同級生からの電話で、ジヒョンが自分の説得を聞かずに結婚を取りやめたことを知るのだ。
ジヒョンに連絡したくとも、携帯のメモリーから消してしまった彼の電話番号を思い出すことが出来ず、混乱するソヨン。さらに混乱して自宅に帰る途中で道が分からなくなってしまうのだ。
自分の身に起きていることにから目をそむけていられなくなっていることを悟るのだ。
自分のせいで結婚が中止になったことも辛いのに、それに追い打ちをかけるように自分の病気の進行と向き合わねばならないソヨン。
(もし自分だったらと思うと、切なくて画面を注視できず。。。)

ヒャンギの母の怒りは収まらず。とにかく誰彼かまわずあたり散らすのだ。
なんでも彼の言いなりになっていた娘にあたり、自分と同じように当り散らさない夫の存在も気に入らない。娘に海外旅行に行くことを命じたかと思ったら、自分はなんと入院する羽目になっているではないか。しかしベットの上でも怒りが収まらないヒャンギの母。気持ちは分かるが、いくらなんでも激しすぎると思うのだが。。。

ジヒョンへの会社の支援と、ジヒョンが使っているオフィステルの部屋の明け渡し、さらには家から出ていくように告げる、普段冷静なジヒョンの父。
しかしジヒョンに車を使うようにいい、オフィステルの部屋も明け渡さずともいいと、夫に内緒で息子をかばう母。
もちろんジヒョンの母もヒャンギの母と同じようにショックを受けているはずなのだが、これが息子の母と娘の母の違いなのか。

仕事に頑張りを見せようとしているジヒョンだが、まだ具体的にソヨンの力になれていないところがもどかしい。
今一番ソヨンが頼りにしているのは、医師も保護者と考えているいとこのジェミン
ジェミンもソヨンに対する切ない気持ちを押し隠し、彼女の支えになっているではないか。
元恋人ジヒョン目線よりも、いとこのジェミン目線でドラマを見ると、何も知らない叔母さんの事もあったりして切なさがより募る。



千日の約束 第7話

2011-11-13 18:22:11 | 視聴断念 韓国ドラマ
結婚が明後日に控えているというのに、結婚しないという理由が分からないヒャンギの両親。
ヒャンギの母は、私の態度が悪かったら謝る。あなたに親近感があるから強い口調で物を言ったりするんだ。と謝るものの、そうじゃないというジヒョンの言葉にまた腹が立ち、こぶしを振り上げるのだ。
妥協を許さず、行動が極端なヒャンギの母だが、今回ばかりは彼女の気持ちもわからないではない。
とにかく「結婚できない」一本やりのジヒョン。
ヒャンギは「お母さんの嫁になりたかった」とこんな時にも義理の母になるはずだったジヒョンの母にかわいらしい一面を見せるのだ。

母にも女性の存在を打ち明けていることを知り、修復は不可能なのではとさらに気落ちするヒャンギ。
そんな彼女に心配しないように告げ、自分はジヒョンの共同経営者(ジヒョンと一緒に建築事務所をやっているのは、あのアレックスだ)に連絡を取り、結婚がダメになりそうなので、ジヒョンの彼女に会わせてほしいと、どんどん実行に移すのだ。

「彼が明日結婚することは知っていましたが、結婚が破談になったことは知りませんでした。
彼が結婚することは知っていましたが、結婚の日取りが決まった日に別れました。」
動揺するソヨンの様子から彼女が嘘をついていないことを理解したジヒョンの母だが「もっと前だったらなんとかなったかもしれない。でももうすべてが遅いのよ。わかって頂戴。」と今更ソヨンのことを気遣ってあげることもどうすることもできないと、淡々と告げるジヒョンの母。

ソヨンに出来ることは、ジヒョンにあって結婚するように説得することだけなのだが、ジヒョンの決心は固い。
共同経営者に考えの甘さを指摘されても、ジェミンにも「この状況が6ヶ月位で終わるわけじゃないんだ。10年続く場合もあるんだ。お前どうするんだ?ラブストーリーに酔っているつもりか?」と考えの甘さを指摘され。。。。

もちろんソヨン本人からも拒否されるのだ。
そんなバックに流れるのがシン・スンフンの歌。
ややクラシカルな雰囲気のドラマにシン・スンフンの声はぴったりだ。



千日の約束 第6話

2011-11-08 21:36:01 | 視聴断念 韓国ドラマ
婚約者であるヒャンギと結婚できないと決心したジヒョンの言葉を、受け入れることができないヒャンギ。
深刻な話はジヒョンの事務所がうまくいっていないという話だと思っていたのだ。
これだけ結婚準備も進んでいるのに、「好きだけれど愛していない。まわりに流されてここまで来てしまった・・・云々」こんな話を聞くとは夢にも思っていなかったのだ。
愛していないという言葉だけでもショックなのに、追い打ちをかけるように「ほかに好きな人がいるんだ」という言葉。
今言えるなら、なぜもっと前に言わなかったのだ。
今更こんなことを言っても遅いんだろうが。。。。
しかし狼狽はしていても、どうしても両親に前でジヒョンを悪者にできないヒャンギ。
「結婚できないって私から言い出したの。皆に後押しされて、お互いに愛し合っていると勘違いしていることに気付いて。私が最初に結婚できないって言い出したの。。。。」ショックで吐き気まで催しているのに、気の強い母の前でなんとか彼をかばうヒャンギ。
そんな娘を見ながら、「あんなにジヒョンにぴったりくっ付いていたあなたが、結婚を止めようなんて言い出すはずがない。」
怒りながらも、自分の娘の行動は冷静に分析し、原因は未来の婿にあると確信したヒャンギの母。

ジヒョンの母も、「あきらめる、整理する」と言っておきながら、再び結婚できないと言い出す息子の行動が理解出来ず。
「自分勝手すぎるわ。あなたは孤児なの?」と怒るジヒョンの母。
結婚は家と家の結びつきでもあるのだ。そんなことに配慮もせずに、結婚を取りやめようとする息子の行動が許せない母。

二人の母の言動を見ながら、日本よりも密接で近い家族関係を改めて感じる。

ジヒョンの決心など知らずに、何とか一日一日、仕事で失敗しないように緊張して毎日を過ごしているソヨン。(しかし、小さい失敗は減ることはないのだ。)
ジェミンと弟が薬を飲むように勧めても「まだ病気を受け入れる準備が出来ていないし、薬を飲む程じゃない。それに薬を飲むか飲まないかは、私が自分で決めること。余計なことをしないで!」と声を荒げるのだ。

婚約者ヒャンギがボロボロになってもジヒョンをかばう姿も辛いが、なんとかして自尊心を保とうとするソヨンの姿も見ていて切なくて辛くなってくる。





千日の約束 第5話

2011-11-06 17:45:38 | 視聴断念 韓国ドラマ
ジェミンにどうしてもソヨンをあきらめられないと訴えるジヒョン。
もちろんアルツハイマーにかかった彼女を全力で守ると心に決めているジェミンがジヒョンにそんなことを許すわけはないのだが、そこはドラマ的偶然。
二人が飲んでいる居酒屋にあのソヨンの主治医も偶然居合わせるのだ。
「ああ ソヨンさんの保護者の方・・・・」という医師の言葉に衝撃を受けるジヒョンは当然ジェミンを問い詰めるのだ。もちろん答えないジェミン。そして店を出た医師を追いかけるジェミン。
(わかっている展開でも、ジヒョンが彼女の病気をどんな風に知るのか、はらはらしてしまう・・・)
「ソヨンはどこか悪いんですか?僕も保護者です。いえ、僕が保護者です。彼女の恋人なんです。」必死で医師に訴えるジヒョンに「明日の午後彼女と一緒に病院に来ていただければ話ます。彼女も治療を始めなければならないし・・・」という医師。しかし医師が神経科の医師と知り、さらに驚き再びジェミンに問いただすジヒョン。

もうそこまでジヒョンが知ってしまったなら隠しようがない。知らんぷりしてほしいといい、彼女がアルツハイマーであることを告げるジェミン。
もちろん知らんぷりなど出来るはずがないのだ。彼女の職場を訪ね、一緒に知り合いの医師の診察をもう一度受けようと、いきなり直球だ。
ジヒョンの言葉に、隠していた自分の病気のことをジェミンもそして弟も知っていることを知り、さらにショックを受けるソヨン。

「私はまだ自分が患者だということを認める準備が出来ていないの。皆に迷惑をかけて長生きなんてしたくない。どうせならさっさと終わらせてしまいたいのよ。」
自分がアルツハイマーのまま年老いていくことに恐怖を感じ、これから進む症状に対して戸惑いを見せる姉。
「他人じゃないよ。姉弟じゃないか。姉さんと変われるものなら僕が変わりたいよ。」
一心に姉を心配する弟の気持ちに涙。。。。。

****
今と一緒に少しずつ語られるソヨンとジヒョンの幸せだった日々。
既にジヒョンの結婚が決まってから再会した二人だったけれど、それでも幸せな時はたくさんあったのだ。



千日の約束 第4話

2011-10-31 21:30:49 | 視聴断念 韓国ドラマ
自分がやったこと、これからやることを全部書きとめることで、記憶がなくなることを何とか食い止めようとするソヨンだが、コーヒーを落とすのにコーヒーを入れるのを忘れる、カップラーメンを食べようとしていたのを忘れる・・・と忘れることを食い止めることはできない。
(忘れるのを止めようと、自分が目にするものすべての名前をずっと言い続ける場面は鬼気迫るものあり・・・)

自分を見捨てずに育ててくれた伯母になんとか感謝の気持ちを示そうと、百貨店で商品券を買い求めるソヨン。自分たちの生活も苦しいのに、自分たちを育ててくれた伯母とその夫であるおじさんに感謝するソヨン。しかしソヨンが思う以上に伯母も作家であるソヨンの存在がなによりも誇らしいのだ。そんなソヨンの口から自分たちを置いて行った産みの母の居場所を聞かれるとは思っていなかった伯母。

偶然姉の部屋で姉が病院に通っていることを、そしてアルツハイマーで悩んでいることを知ってしまう弟ムングォン。
「最近物忘れが多かったんだ。携帯も始終忘れるし、この間ははさみという言葉が出てこなくて・・・」
従兄のジェミンしか頼る相手も相談する相手もいない弟ムングォン。しかし従兄のジェミンはムングォンの思いも受け止め、ジヒョンと付き合い傷ついたソヨンを守ることを決意しているのだ。それにさらに彼女の病気・・・
とても一人で受け止めてあげることは難しいと思われるが、多分あの従兄は全身全霊で彼女のことを守ってくれるだろう。
そう思わせる落ち着いた雰囲気あり。
反対に結婚を決めたジヒョンは、いやいやながら結婚の準備を進めているため、気の強い義理の母から、結婚前の一番いい時期であるはずなのに、もう目の敵にされているではないか。それに対してもどこか心ここに非ずという様子で気のない謝りの言葉を繰り替えすだけ。
ジヒョンがどんな風に真実を知り、そしてどんな風に彼女を守ろうとするのか、辛いけれど先が気になる。


*****
自分よりも残された弟の心配をし、「早く結婚するように」という姉ソヨンの言葉に「姉さんが結婚するのが先だよ。それとも不倫したりして、先方の家族が結婚に反対したりしているから結婚できないの?」とふざける弟の言葉に「そうよ。その通り」と笑顔なく返すソヨン。
「姉さんが不倫!!!」とありえないと笑い飛ばす弟だが、それも嘘でないところがまた切ない。





千日の約束 第3話

2011-10-27 21:40:39 | 視聴断念 韓国ドラマ
再び受診した病院でアルツハイマーと診断されるソヨン。
「私は老人じゃない。私はまだ三十歳で・・・」と動揺するソヨンに「20歳代の患者もいます。まだ若いから問題ない、安全だということはないんです。本当に言葉がありません。。。。」家族はいないからと一人で辛い診断を受けるソヨンにかける言葉もない医師。
「友達とか知り合いとかはいないんですか?あなたはだんだん忘れていってしまうかもしれないけれど、あなたはあなたのまわりの人の思い出の中に残るんですよ。」という医師の言葉も遠くに聞こえるだけだ。

私は大丈夫と一人自分に言い聞かせるソヨンだが、リライトの仕事もちょっと休みたいからと断り、援助するから本格的に作品を書いてみたらと勧めるジェミンに「そういって貰えるだけでうれしい」と断るソヨン。
なんでやらないんだと、さらに勧めるジェミンに「できないの・・・」としか言えないソヨン。
本当のことなど言えないのだ。

伯母に育てられたソヨンと弟、二人きりの姉と弟だ。
はさみという言葉が出てこず、思わず手でチョキを作る姉を「姉さん 老化が始まったんじゃないの?」という何気ない冗談でからかう弟。そんなちょっとした冗談に思わずはさみを投げつけてしまうソヨン。

ソヨンに連絡の取れないジヒョンは、結婚を取りやめることもできず、流されるままに結婚の準備だ。
なんでもジヒョンの言うとおりにしている娘ヒャンギが気に入らないヒャンギの母。
もちろん将来の婿であるジヒョンにも遠慮することなく、強い態度だ。そんな義理の母の態度にもどこか生気なく返事をするだけのジヒョン。
ジヒョンの頼りない態度がもどかしい。
従妹のソヨンを大事に思い、かばおうとするジェミンの方が優しいいい人ではないか。

「気のせいだ。物忘れなんて誰にでもある」と一人自分を奮い立たせようとするソヨンの姿を見ているのが辛いが、ついつい見入ってしまう。。。。




千日の約束 第1,2話

2011-10-20 21:16:32 | 視聴断念 韓国ドラマ
婚約者がいる身でありながら編集者のソヨンと付き合う建築家のジヒョン。
ソヨンはもちろん婚約者がいることを知っているのだが、結婚式の日取りが決まったことを知り、クールなふりを装いながらも、自分でも気づかずに男子トイレを号泣するほどショックを受けるのだ。

結婚を止めたいと思うジヒョンに、ソヨンはそんなことをする必要がないとクールに対応するのだが、クールにいられるわけなどないのだ。
そんなストレスのせいなのか、ひどい頭痛のため、薬を常用しているソヨン。
家族での食事の約束も忘れ、ガスレンジに鍋をかけたまま出かけてしまうなど、物忘れが激しい彼女。

ジェミン(ソヨンの従兄。両親がいないソヨンは弟と一緒に叔母さんの家で育ったらしい。)にソヨンに対する気持ちを打ち明けるジヒョンだが、もちろんジヒョンのことを許せるはずのないジェミン。
ちょっと他人のものを手にしてみたかっただけと、強がるソヨンに、ジヒョンと連絡を取らないように念を押すジェミン。
母に結婚できない。。。このまま結婚したら僕は一生詐欺師だというジヒョンだが、両家の顔合わせの時に笑顔を見せられない位で、なにも行動を起こすことができないのだ。
ソヨンのそばにいる資格もない・・・とうじうじしながらも、結婚の準備を積極的にやめることもできないジヒョン。

登山の約束も忘れる。ガスレンジにやかんをかけたままにしておく。月曜日なのに出勤するのを忘れる。カレーを頼んだのを忘れてとんかつを頼んだと思い込む。そして原稿を送り忘れる。
頭痛だけでなく様々な症状が出、とても気のせいだとは思えなくなるソヨンは診察を受ける。
「初めて人と会う時に相手に渡すものですよね。ほら住所とかメールアドレスとか書いてある・・・」という言葉に「名刺」という言葉をやっと思い出すことが出来たソヨン。
痴呆ではと心配して診察を受けたにも関わらず医師の口から出てきたのは「健忘症と痴呆の症状は見分けづらいから1年間位様子を見る必要があるというもの。
しかし車で病院に行ったことを忘れタクシーで帰宅した自分の行動に驚くソヨン。

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「記憶力はどちらかというといい方でした。それがいつの間にか物忘れが多くなって・・・・」そんな風に診察を受ける彼女の不安な気持ちが伝わってきて思わず小さいPCの画面にくぎ付けになる。
姉の行動を心配する弟の気持ちもよく分かるし。。。


視聴日記はやっぱり障害が多いラブストーリーの方が書き易いんだと改めて納得。