今月の上旬、急に行くことになった周杰倫(ジェイ・チョウ)のコンサート。(直接、コンサートとは関係ないかもしれないが)当日に感じた事でまだ書き足りない事が幾つかあった事を思い出した。大した事ではないが、面白い経験だったので、忘れないうちに記録しておかないとと思う。
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画期的だなと思ったのは、彼が中国語で話した事がその場で日本語字幕で出てくる事だった。あらかじめ話す事はある程度決まってはいるのだとは思うが、事前に準備している字幕を出すのではなく、話した事をスタッフが即座に日本語入力してそれがすぐにスクリーンに字幕として映し出される事だった。ただ、客席でその日本語字幕が必要な人はそれほど大人数ではなかったと思う。
Kアリーナ横浜の収容人数は2万人、そしてコンサートは満席だったのだが、私が新高島駅から会場まで歩く間に出会った日本人はわずか二人だった。会場内の様子が分からなかったので新高島駅でトイレに入ったのだが、トイレに並んでいた20人程の人も私以外全員中国人だった。そんなわけがないと思ったが、私のように一人で待っている人は誰もおらず、皆誰かと一緒におり、そして皆話をするのに夢中なのだ。外に出て会場に向かう道も同じような状況だった。最初は日本にいる中国の若い人が集結してコンサートを見に来ているのかと思ったのだが、皆、持ち物も少なく軽装なのを見て、コンサートを見る為に来日し、横浜のホテルに滞在しているいわゆるインバウンド観光客の人だということが分かった。
会場内も同様で、私を誘ってくれた友人以外、日本人は周りに見当たらなかった。友人は「(会場内で)2万人中日本人は500人位なのでは・・・」と言っていたが、私の体感度も同じ位だった。
周杰倫(ジェイ・チョウ)は「久しぶりに日本に来れて嬉しい」と話していたし、私もそのおかげでコンサートを見られたので良かったのだが、観客の比率を考えるとちょっと不思議な感覚にもなった。
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舞台上だけでなく、客席後方の中央あたりのミキサーの上にもスクリーンがあり、歌詞が映し出されるようになっていた。(去年行ったレオン・ライのコンサートでもやはりミキサーの上部に歌詞が映し出されるスクリーンがあった)舞台上のスクリーンにも歌詞が映し出されていたのだが、舞台上の中国語は簡体字、ミキサーの上部のスクリーンの歌詞は繁体字だった。簡体字は観客用、繁体字はスタッフと周杰倫(ジェイ・チョウ)仕様なんだろうと勝手に推測。
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客席に置かれていたライトは持ち帰って来たのだが、新高島の駅あたりまでは鞄の中でカラフルな色で激しく点滅していた。家に帰ってからも時々持ち手の上部にある赤く小さいランプが点滅していたのだが、先日掃除の際にそのライトをテレビのそばに置いたら突然カラフルな色で激しく点滅しだしたのには驚いてしまった。テレビから何か信号を感じ取ったんだろうか・・・
こんな風にもう光る事はなかったのに・・・
突然光り出したライト
コンサートから2週間程経ってしまったが、今も通勤時のBGMは周杰倫(ジェイ・チョウ)のアルバムだ。