私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

周杰倫 カーニバル ワールドツアー 2024 横浜 続き

2024-04-20 20:54:06 | 香港(香港映画&中華明星)

今月の上旬、急に行くことになった周杰倫(ジェイ・チョウ)のコンサート。(直接、コンサートとは関係ないかもしれないが)当日に感じた事でまだ書き足りない事が幾つかあった事を思い出した。大した事ではないが、面白い経験だったので、忘れないうちに記録しておかないとと思う。

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画期的だなと思ったのは、彼が中国語で話した事がその場で日本語字幕で出てくる事だった。あらかじめ話す事はある程度決まってはいるのだとは思うが、事前に準備している字幕を出すのではなく、話した事をスタッフが即座に日本語入力してそれがすぐにスクリーンに字幕として映し出される事だった。ただ、客席でその日本語字幕が必要な人はそれほど大人数ではなかったと思う。

Kアリーナ横浜の収容人数は2万人、そしてコンサートは満席だったのだが、私が新高島駅から会場まで歩く間に出会った日本人はわずか二人だった。会場内の様子が分からなかったので新高島駅でトイレに入ったのだが、トイレに並んでいた20人程の人も私以外全員中国人だった。そんなわけがないと思ったが、私のように一人で待っている人は誰もおらず、皆誰かと一緒におり、そして皆話をするのに夢中なのだ。外に出て会場に向かう道も同じような状況だった。最初は日本にいる中国の若い人が集結してコンサートを見に来ているのかと思ったのだが、皆、持ち物も少なく軽装なのを見て、コンサートを見る為に来日し、横浜のホテルに滞在しているいわゆるインバウンド観光客の人だということが分かった。

会場内も同様で、私を誘ってくれた友人以外、日本人は周りに見当たらなかった。友人は「(会場内で)2万人中日本人は500人位なのでは・・・」と言っていたが、私の体感度も同じ位だった。

周杰倫(ジェイ・チョウ)は「久しぶりに日本に来れて嬉しい」と話していたし、私もそのおかげでコンサートを見られたので良かったのだが、観客の比率を考えるとちょっと不思議な感覚にもなった。

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舞台上だけでなく、客席後方の中央あたりのミキサーの上にもスクリーンがあり、歌詞が映し出されるようになっていた。(去年行ったレオン・ライのコンサートでもやはりミキサーの上部に歌詞が映し出されるスクリーンがあった)舞台上のスクリーンにも歌詞が映し出されていたのだが、舞台上の中国語は簡体字、ミキサーの上部のスクリーンの歌詞は繁体字だった。簡体字は観客用、繁体字はスタッフと周杰倫(ジェイ・チョウ)仕様なんだろうと勝手に推測。

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客席に置かれていたライトは持ち帰って来たのだが、新高島の駅あたりまでは鞄の中でカラフルな色で激しく点滅していた。家に帰ってからも時々持ち手の上部にある赤く小さいランプが点滅していたのだが、先日掃除の際にそのライトをテレビのそばに置いたら突然カラフルな色で激しく点滅しだしたのには驚いてしまった。テレビから何か信号を感じ取ったんだろうか・・・

こんな風にもう光る事はなかったのに・・・

突然光り出したライト

コンサートから2週間程経ってしまったが、今も通勤時のBGMは周杰倫(ジェイ・チョウ)のアルバムだ。

 


周杰倫 カーニバル ワールドツアー 2024 横浜

2024-04-08 21:36:00 | 香港(香港映画&中華明星)

4月6日、7日と周杰倫(ジェイ・チョウ)の『カーニバル ワールドツアー 2024 横浜』が行われたKアリーナは、座席をレベルで区別しているようで、友人が誘ってくれた席はレベル3だった。アリーナの上で舞台全体を見渡せるが、立つ人はおらず、座ってゆっくり見られる席だった。

「コンサートにはペンライトは必須だ!」と防災用に自宅に置いているルミカを持参したのだが、座席には制御されているライトが有りそれ以外は使用禁止だった。会場の一体感を一瞬にして作り出すライトの威力は凄かった。歌に合わせ会場が一色になる場合もあれば、エリア毎に綺麗に分かれる。
舞台上のスクリーンは3つ有り、真ん中はジェイが歌っている姿を正面から映し、両脇のスクリーンは、演出に使われる時も有れば、舞台上のジェイを別角度で映し出したり、更にはカメラがジェイの後ろに回り込み、舞台上のジェイが見る客席を映し出す時もあった。ライトの波を見ながら歌うジェイの後ろ姿を舞台を観る観客が確認出来るのだ。なんとも不思議な瞬間だ。

映し出される画像は驚く程クリアで、サーカスを模した雰囲気を作り出したかと思えば、ジュークボックスの画面の様にアルバムのジャケット写真を映し出し、日本で撮影したMTVを映し出す。
映し出される映像同様、ジェイが歌う歌もそのジャンルは多彩だ。アジアらしいリズムと歌詞で観客を盛り上げたかと思えば、恋人の気持ちがわからない青年の気持ちを切なく歌い、サルサのリズムで明るいラテンの雰囲気を醸し出す。

マイクを持ちながら、空いている手で琴をつま弾き、16年前の武道館の思い出を語りながら三味線のバチを打つ。
どれだけの引き出しがあるのだろう。「20年後もファンである事で損はさせない」という彼の言葉に頷くしかない充実のコンサートだった。


ジェイ・チョウ コンサート

2024-04-07 19:41:00 | 香港(香港映画&中華明星)

不好意思 、等一下 、今天五点开始…

申し訳ないです ちょっと待って!今日(のコンサートは、昨日と違って)5時開始…

 新高島駅に着いた時から聞こえて来るのは中国語ばかりだ。会場に近づくと、求票という紙を掲げる人が目に入る。

開演前、会場内ではジェイ・チョウのMTVが流れ、周りから聞こえ来るのも中国語ばかり。

横浜にいるのに、自分が海外の旅先にいる気分になる。此処が何処だか一瞬分からなくなる程だ。

 




 

ジェイ・チョウ(周杰倫)の事

2024-04-03 22:01:54 | 香港(香港映画&中華明星)

知人と一緒に、今週末、Kアリーナ横浜で行われるジェイ・チョウのコンサート「Jay Chou Carnival World Tour in Japan」に行く事になった。

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日本でのコンサートは16年ぶりとの事。

2006年の東京国際フォーラムで行われたコンサートに行った際は、CD一枚分の情報(七香里)しか持っていなかった。でもメロディライン、リズムの刻み方などちょっとしたところに同じアジアの人間でよかったと思わせる雰囲気に酔いしれ、会場内で販売されていたブルーとホワイトのオリジナルルミカの光が揺れ動く様子に圧倒されながら堪能したコンサートだった。

2008年の武道館コンサートの際には、白いピアノ、黒のグランドピアノ、ダンサー、ドラムセット、果ては金屏風迄。セリから次々と上がってくる物の多さ、その演出の多彩さに驚き、白いピアノを弾きながら、心変わり(否 別れを決意?)した彼女への気持ちを歌う@ブラックユーモアに涙した。

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急に声をかけて貰い行く事になったので、16年前のコンサートの事を懐かしく思い出し、今日は1日、『最偉大的作品』をBGMにして過ごす。

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Jay Chou with Mayday Ashin「泣かないと約束したから/說好不哭」Music Video


スパイノワール映画 無名

2024-03-28 22:01:59 | 香港(香港映画&中華明星)

コロナやハリウッドのストで制作本数が減ったせいか、最近の映画館ではリバイバル上映やリマスター版の上映が多くなっている。

映画好きとしては少し寂しい思いもあるが、古い作品を見るチャンスだと思うとそれも楽しかったりする。

ノワール映画の魅力をつきつめた〈フィルム・ノワール映画祭〉新宿K’s cinemaにて開催

犯罪映画やギャング映画が好きな私にとっては、楽しみで嬉しい映画祭だ。今年のGWウィークの目玉イベントにしたい。

そんなGWの時期にトニー・レオンが主演のスパイノワール映画@無名も公開される。

香港ノワールが大好きな私にとってはこの映画の公開もGWの大きなイベントだ。

 

トニー・レオン VS ワン・イーボー 映画『無名』予告編


レオン・ライ(黎明)のコンサート(黎明演唱會2023)③

2023-12-16 20:53:51 | 香港(香港映画&中華明星)

以前、香港のコンサートを見に行った際には、その歌手のファンクラブに加入している人のつてでチケットを手配して貰ったり、又ある時はチケット購入代行サービスを利用したりしたのだが、今回はURBIXという香港のオンラインチケットサービスを利用してチケットを購入した。サイトは中国語だが、漢字なので何とか意味は分かるし、翻訳したい部分を選択して右クリックすればあっと今に日本語にしてくれる。本当に便利な時代だ。そんな風に予約したチケットは街角に設置してあるチケット発券機から予約時に使用したクレジットカードをつかって発券するシステムだ。

「機械の使い方が分からず、発券できずにクレジットカードが機械に吸い込まれて出てこなかったらどうしよう・・・」などと要らぬ心配をしたのだが、コンサート会場にある発券機には『問題がある場合はカウンターまで』という注意書きが貼ってあったので、機械に触る事なく窓口にいる担当の人に発券手続きをしてもらった。

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ネットで予約せずとも、当日、席がある場合は、その窓口でも購入できるようになっているようなのだが、私が行った日は窓口に「満席」の張り紙。

しかし、私も前に窓口の人と話し込んでいた70代後半と思われる男性の人は、「どうしてもチケットを購入したい」と熱心に窓口の人に頼み込んでいるようだった。(言葉は分からずとも、男性の熱意は非常に伝わって来た)男性は10分程粘った末に諦めていたのだが、チケットを狙っているのは鑑賞したい人ばかりではない。

私が窓口でチケットを貰ったのをどこかで見ていたらしいダフ屋の人が音もなく私の後ろに立ち、私が手にしたチケットの席番を確認しようと私の手元をのぞき込むではないか・・・

どうやらいい席なら、高値で買い取るということらしく「チケットを見せて!」とグイグイ近づいて来る。コンサートを見たい一念でここまでやって来たのだ。チケットは渡せない。更に広東語も分からないので交渉の余地はないのだが、私は黙っていれば地元の人も香港人と思う外見の持ち主だ。単純に無視しているだけと思われたようで、ダフ屋もなかなかひかないのだ。そうこうしているうちに別のダフ屋も登場・・・・チケットを欲しい人は見たい人だけではないのだ。

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K-POP等は、それぞれの歌手のチームカラーのペンライトを振ったりするのが主流のようだが、私の知る限り、香港ではそのような統一したルールはないと思う。以前はとてつもない電源を持ち込み、自作のちょっとしたネオンサイン的な応援プラカードを掲げている人もいたが、殆どの人は会場前で売っているペンライト等をその場で購入して応援したりしていた。当然、色の統一性などはない。

今は皆携帯で動画を撮影している人が多数だ。ペンライトの明かりより録画中の携帯のライトの方が多いのではと思う位だ。会場前でペンライトを売っている人も少なくなった。私はそんな数少ない人からペンライトを60香港ドルで購入し、それを振りながらコンサートを鑑賞。

翌日もそのペンライトを持参してコンサートを鑑賞したのだが、前日私が60ドルで購入したペンライトを80ドルで売ろうとしている場に居合わせてしまった。

「八十」(バーシー)と言いながら、昨日私が買ったものとそっくり同じものを、20ドルも上乗せして売ろうとしている。驚いて見ていると、その売り子の人も私に気づき、「おお 60・・・シックスティー」とバツが悪そうな顔をしている。私がずっとその場から動かなかった為、結局60ドルで売るしかなかったようだ。

 


5年ぶりの香港旅行の思い出④食事編

2023-12-12 21:32:30 | 香港(香港映画&中華明星)

2泊3日の短い旅行ゆえ、食事の機会は限られている。更に基本的に一人の食事はどうしても選択肢が狭くなる。

11月21日の夕方、コンサートに行く前に源記(Yuen Kee)で食べた五香牛腩牛肚麺。

このお店は牛腩専家故、メニューの殆どが内臓ものだ。内臓好きとしてはたまらない店。

夕方の6時前だったのだが、ほぼ満席だった。飲食店はどこでも電子マネーや交通系カードのオクトパスカードが使えるのだが、この店は現金オンリーのようだった。

51ドルだったのだが、細かいお金がなく100ドル紙幣を差し出すと、「無啊?(モウア?」と聞かれる。無は無問題(モウマンタイ)モだ。「1ドルがないの?」と聞かれているんだろうと推測。101ドルだったら50ドルのお釣りを上げられるのに・・・と言われているんだろうな・・・と思ったが、残念ながら1ドルが無い。「無啊・・・・(モウア・・・)」疑問形の?を......に変換して49ドルのお釣りを貰う。

滞在中、唯一口にした広東語らしい言葉だ。

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3日目の朝、富華冰室という港式のレストランで食べた朝食。41ドル

ベジタブルライスヌードルと自家製パン、スクランブルエッグのセット。

一人客が殆どで、皆携帯か新聞を見ながら食事をしている。


5年ぶりの香港旅行の思い出③

2023-12-06 21:37:58 | 香港(香港映画&中華明星)

2泊3日の短い旅行。夜はコンサートだったので、2日目の昼間、スターフェリーを降りた後、中環(セントラル)や上環をちょっとだけブラブラする。

欧米人たちが24時間いつでもお酒を楽しんでいるイメージだった蘭桂坊(Lan Kwai Fong)。駅から蘭桂坊(Lan Kwai Fong)へ向かう案内板は残っていたが、メインストリートのお店はすべて閉まったままだった。

少し離れた場所ではイベントが行われていたが、こちらも人影はまばら。

いつか一度は飲んでみたいと思いながら、チャンスがなかった蛇スープ。今度こそと思い、お店のある上環に向かったのだが、駅のすぐそばにあった蛇スープの店は閉店してしていた。

しかし、シャッターには店舗が移転したとの張り紙。時間がなくて新しい店舗は探せなかったが、次はチャレンジしたい。。。

上環では、おかゆでも食べたいと思ったのだが、テイクアウトのみの店も多く、店内飲食出来るお店は、丁度会社員の人達の昼食時間にぶつかってしまいどこも行列が出来る程の混み様だった。

食事は後にして壁画が見られるというグラハム・ストリートへ行こうと思ったのだが、午後1時、気温25度という暑さに負けて、断念。。。

人の流れは変わっていないように見受けられたが、並んでいるお店の雰囲気が以前とはちょっと違う街角に、時間の流れとコロナの影響を感じる。

 


5年ぶりの香港旅行の思い出②

2023-12-04 21:29:46 | 香港(香港映画&中華明星)

2泊3日の短い旅行だったので、職場を休んだのも最小限だった。

職場で私が空港で購入した香港ディズニーランドのクッキーを配っていると、何人もの同僚から「ディズニーシーに行ったんですか?」と確認された。あっという間に職場復帰したので海外旅行だとは思われなかったらしい。

更に「香港の治安はどうなんですか?」と心配そうに確認もされた。どうやら香港のイメージは完全にデモや雨傘運動になっており、短い期間で旅するアジアは韓国や台湾で、香港は観光で行く場所とは思われなくなっていたようだった。

「今はデモはないから・・・」と一応説明はしてみたが、「でも、やっぱり心配ですよね」という人が多かった。「心配」と言われてしまうと、それ以上説明のしようもない・・・・

ただ、心配と言っても、実際に今香港がどんな状況なのか知っている人も関心がある人も殆どいないのだった。

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5年ぶりの香港旅行の思い出①

2023-12-03 18:53:13 | 香港(香港映画&中華明星)

2泊3日の短い旅行から戻って来てから既に1週間以上経ったのだが、今でも意味なく「香港時間なら・・・」などと時差の1時間分を差し引いて時間を考えたりしている。寒いのが苦手な為、10度以上は気温が高い香港の気候が羨ましいのだ。思い出をテキストにして少しでも残しておきたい気持が消える事がない。

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移動時間を考えれば、九龍と香港島の行き来は地下鉄を使えばいいのだが、5年ぶりの香港故、今回は尖沙咀から中環(セントラル)行のスターフェリーに乗る事にした。

ホテルのある尖東地域から海沿いを歩いて尖沙咀スターフェリー乗り場に向かう。

スターバックスの前にはブルース・リーの銅像。

尖沙咀にある時計台。九広鉄道尖沙咀駅で唯一残された建築物との事。

現金でチケットを購入してもいいし、ICカードであるオクトパスカードでも乗船出来る。それぞれの乗船方法によってキチンと改札が分かれており、今は携帯でオクトパスカードを使う人も多いようで、ICカード用とは別の改札があった。

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20年近く前、朝の出勤時間に乗船した際には、サラリーマン風の人が朝食替わりにスーパーで購入したと思われる食パンの袋からパンを取り出して食べているのを見てびっくりしたのだが、今回は平日の10時過ぎに乗船したせいだろうか。地元で移動の足として使っている人が誰もいないようでほぼ全員が観光客の様だった。

聞えてくる言葉から察するに、8割強は本土から、残りの2割弱が欧米人、韓国人等とその他という感じなのは、街中の観光客の割合と一緒か・・・

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今回の旅の費用の一部は、JTBの旅行券を利用。旅行の手配の為、JTBの店舗をネットで予約したのだが「今現在、香港行のパック旅行を取り扱っていないため、完全な個人旅行の手配になります。来店予約のキャンセルをなさいますか?」と折り返しの電話連絡が入り、ちょっと驚いてしまった。パック旅行以外は取り扱いたくないのかな・・・と思いつつも、「用事があるので、渡港します」と手配をお願いしたのだが、店頭で話を聞く限り、今後も香港・マカオのパッケージ旅行の復活の可能性は限りなく低いようだった。書店でも、地球の歩き方以外の香港関係のガイドブックは2019年度版で止まっているようだった。

街中を歩いていて、日本人に遭遇したのは一組だけだったのもそんな理由からだろう・・・


レオン・ライ(黎明)のコンサート(黎明演唱會2023)②

2023-11-25 21:10:04 | 香港(香港映画&中華明星)

芸能界の常識は万国共通というわけではないようで、香港のコンサートは日本人の常識からみると、まぁびっくりということも色々ある。

黎明演唱會2023|紅館10場個唱開鑼!歌單/三面台座位表/散場巴士安排一覽

天王黎明首场红馆开唱,全新歌单惊艳亮相,巨型天幕引观众爆赞

上の記事は、コンサートが始まってからすぐにアップされた記事のようなのだが、セットリスト、や舞台の設営等が詳細に紹介されている。今回の舞台は全方向から見られる360度の舞台設定ではなく、大きな舞台を設置して3方向から見られるようになっていたので、その設計図までキチンとアップされている。

他の記事では、舞台上からは見えないバンドメンバーたちがどこで演奏しているのか、等の説明がされている記事もあった。今回は映像と光を中心にした舞台構成なので、舞台の真ん中に大きな櫓が組まれており、1階にはバンドが入り、レオン本人はいわゆる櫓の2階部分で歌うような構造になっていた。

ただ、映像を駆使した舞台構成故、櫓全体には黒い幕が掛けられ、一瞬、バンドがどこにいるのか分からないような構造になっていた。私も1回目に観た時はバンドがどこにいるか全く分からなかった。 2回目に観た際に、前日とは席が違ったため、光の関係でバンドが下の部分にいるのが薄っすらと見える瞬間があったのだ。

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もっとびっくりしたのは、iPhoneでコンサート中にずっと動画撮影をしている人が非常に多かった事だ。

以前は、コンサート中に写真撮影をしている人がいると、会場からつまみ出されていたのを見たが、今はもう時代がすっかり変わってしまったようだ。私が観た席は、倍率を上げれば歌うレオンをアップにも出来るような位置だったせいで、周囲には動画撮影をしている人が本当に何人もおり、殆ど注意もされていない状況だった。私の隣の人も前の人もコンサートの間中iPhoneを片手に持ち、片手にはペンライトを持ちという二刀流だった。手がつかれないだろうか・・等と心配する私の心配等関係なく、2時間の間その状態だ。そして勿論叫んだりすると自分の声が録音されてしまうので、終始無言。

傾斜がついた席故、前の人のiPhoneの画面が覗かずとも全部見える状況だ。舞台の全景を取ったり、歌うレオン本人をアップにしたりと、どの人も皆ちょっとしたカメラクルーのようでもある。

2回目に観た時に私の前に座った人は、インフルエンサーですよという雰囲気が自然にあふれだしており、始まる前は舞台を背にして自撮りを行い、動画撮影中にも時々、舞台を背にして自分と舞台上のレオンが一緒に画面に収まるように設定して自撮りを行っていた。その際もただ何となくシャッターを押すのではなく、可愛く盛れている写真になるように表情管理から画面の角度から入念にチェックしている様子が私から全部丸見えなのだ。勿論、自分がどんな風に撮れているのか、舞台が綺麗に映っているか、チェックに忙しい為、私から丸見えなど全然関係ないのだ。

ただ、そんな人が3人に1人の割合でいる為、全然珍しい事ではないのだろう。

「黎明演唱會2023」という検索キーワードでYouTubeを検索すると、まさにそんな人達が撮影したYouTubeが何本もヒットする。

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私は会場内の様子が珍しかったので、開始前に場内の様子のみ撮影。

 


レオン・ライ(黎明)のコンサート(黎明演唱會2023)①

2023-11-24 20:19:09 | 香港(香港映画&中華明星)

5年ぶりの香港は、ただただレオン•ライ(黎明)のコンサートを観る為のものだったので、キチンとテキストに書き起こして、自分の記憶の中に残しておかないと・・・

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黒の燕尾服姿で舞台中央に立ったレオンは、その後上着を鮮やかなエメラルドグリーン、赤と2度の着替えをしたものの、ステージのスタイルは燕尾服に相応しいスタイルが最後まで貫かれたものだった。燕尾服姿で歌う様子は、自分が今まで歌ってきた歌を、まるで物語のように一篇ずつ紹介する語り部のような雰囲気だった。

いつものようにステージの中央で歌う姿は勿論、DNA出錯、Sugar in the Marmaladeというファンなら盛り上がり必須のダンサブルなナンバーも、自分は基本的に舞台の中央で腰を掛けて歌うという平常心スタイル。ただ、それでも観客のボルテージは確実に上がり、ステージ前列のファンは総立ちだ。自身は座っていても、その歌声と楽曲のパワーを最大限に引き出して、その歌声で会場全体を掌握しているのだ。

自分の強みを全面に押し出したステージングを、ひときわ際立たせた物にしているのは、映像とライティングを使った演出だ。前半の万華鏡を思わせる花が次々と流れ出す様子が映し出された映像から、ポエムの香りのするメルヘンチックなイラスト等、立体的に映し出される映像は多彩だし、2階の客席を大きく潰してまで作られたライティング機材で作り出される無数の光線が、ステージを動きのあるものに見せてくれている。

エメラルドグリーンのジャケットに着替えた際の、深海で亀やエイが客席に飛び足してくるような迫力あるプロジェクションマッピングの中で歌う様子は、生で見るからこその迫力だった。

黎明演唱會丨台上驚見一韓國女神全智賢 提攜旗下歌手Apple凌雪怡邀合唱

 

黎明演唱會2023|紅館10場個唱開鑼!歌單/三面台座位表/散場巴士安排一覽

 

 


5年ぶりの香港 3日目

2023-11-23 19:44:00 | 香港(香港映画&中華明星)
2泊3日の旅はあっという間に終わってしまう。羽田着後の足を気にして早めの便を選んだので、香港で3日目は帰国便に乗り込むのが一番大きなイベントだ。お土産らしい物は購入していないが、心地よい香港の天気を満喫して羽田に到着。

暖かい香港ではあるが、少しずつクリスマス準備が進んでいる様子。

5年ぶりの香港 2日目

2023-11-22 15:37:00 | 香港(香港映画&中華明星)
とても暖かい香港…というか、ちょっと暑い位の日差しだ。雨用の折り畳み傘を日傘として使う。

あくまでも私が感じた限りだが、聴こえて来る言語から推測するに、外国人観光客の8割強は本土から、残りの2割弱が欧米人、韓国人等とその他という感じか。
すれ違いざまに韓国語は何度も耳にしたが、日本語を耳にしたのは、たったの一回のみ。スターフェリーに乗ろうと海沿いを歩いていると、「香港って海沿いに土地が余っていたら全部ビルを建てるの?!」という日本語が聞こえて来た。私も心の中で同意。