おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

相変わらずの国民不在

2005-06-28 16:07:12 | 平和
 郵政民営化法案を巡って与党内で修正議論。コイズミさんは修正は絶対しない、修正するくらいなら廃案でけっこう、と。結局、付帯決議かなにかでお茶を濁す算段で落着させる魂胆。
 自民党も、コイズミさんをとことん追いつめて、悪役になりたくない。だから適当な妥協で、事足れり。このあいだの鳴り物入りだった道路公団の民営化も結局骨抜き。今になって談合問題がリークされて。何であの当時、激しく議論しているときに話題にならなかったのか、とんと不可解。 郵政問題もそうならないとも限らない。けっこう不正着服や不正融資なども多いようだから。それでもいかに悪法であっても、通ってしまえばこっちのもの、といういつものやり口。
 公明党は、都議選前の決着には大反対。最大イベントの都議選に影響が出るから。では、都議選後ならどうしていいの? するといつも言い方で、我々は反対したが、しかたがなかった、こちらから連立政権を壊すことは出来ない。
 これで納得してしまう学会員は、もう選挙活動屋一票獲得要員になりさがった。なにしろ、いったん選挙運動をやると、面白くてやめられないらしい。またそうさせていくらしい、純朴な学会員の人々を。それでもまだましか、学会は。
 民主党にいたっては、とっくの昔に蚊帳の外。何しろ対案も出せない、無「責任」政党。反対の声も何となく心細そう。とういうことで、いつもの永田町的国会運営。適当に反対派議員のガス抜きをして、役員一任を取り付けて、しゃんしゃんと。後ろには公明党・創価学会がにらみを利かせて、選挙の一票のために節を売る自民党議員が続出するのも、いつも段取り。
 国民は、別に郵政民営化になっても関係ないよ、と思っているかも知れないが、じわじわと腹にきいてくる。気がついたときにもう時遅し!何が民営化だったのか、利権の分捕り合戦に終わる。それに加わりたい政治家どもと官僚の暗躍・・・。
 史上最低の関心率の都議選も、大勢に何の変化もなく、というのはイヤだから、今度の3日には清き一票を行使してきます。投票所まで車に年寄りを乗せてくる、学会員らしい人間を横目で見ながら。
コメント
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