Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

空を飛び、海を駆ける

2023年05月29日 06時30分00秒 | Weblog
 この25年間における富士五湖の観光産業の変化について、私は、ハイキングをしながら調査するという、一石二鳥の方法を選んだ。
 今回用いたのは、「YAMAP山登りベストコース」の「石割山・大平山・飯盛山縦走コース」(p217)で、定番コースと言って良い。
 ハイキングコース周辺を見る限り、山中湖ではテニスは今も盛んなようで、登山口付近にリゾート施設関連のテニスコートを2つ見つけた(新しく整備されたもののようである。)。
 そればかりか、これも新しく整備されたと思われる大きなサッカー場やドッグキャンプまである。
 まだまだ開発可能な土地と相応の資金力が残っているのだ。
 さて、YAMAPの最新の地図と、25年前のJTBのガイドブックの地図を見比べると、ちょっと驚く違いを発見した。
 通常であれば、25年で山の地図が変わるなどということはないはずだが、実は、大きな違いがある。
 25年前の地図では、「大平山」山頂付近に存在した「パラグライダースクール」の記載が、現在の地図では見当たらないのである。
 実際、山頂付近にそれらしきものは見かけなかったが、単に「まだシーズンではない」ということかもしれないので、存在しないとまでは言い切れない。
 そう言えば、25年前、山中湖ではパラグライダーを、河口湖では水上スキーをよく見た記憶がある。
 ところが、今回のハイキング(調査?)では、少なくとも山中湖周辺ではパラグライダーも水上スキーも見なかった。
 この25年で、「空を飛び、海を駆ける」日本人は消滅したのだろうか?
 と思いきや、ハンググライダー専門店(忍野スカイスポーツクラブ)が誕生していた。
 ちなみに、帰りの特急「富士周遊」は、9割ほどが外国人で占められていた。
 「富士山」は日本観光の目玉だが、次の目的地(大阪・京都)には、一旦東京に戻り、新幹線で向かう人が多いのかもしれない。
 河口湖駅から御殿場アウトレットモール行きのバスがあるので、御殿場方面に抜けて大阪方面に向かうルートもあるのだが、メジャーではないようだ。
コメント
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