Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

人を傷つけたり、恥を晒したりしない

2023年05月04日 06時30分00秒 | Weblog
 「栗山が選手に接する時の対応について、『出る所と引く所というか、選手のことを上げてくれたりとか、人を基本的に傷つけるとか、恥をさらすようなことは言わない』と指摘しています。」(p4分43秒~)

 当初私は、「怖いニッポン」病に冒されつつあった栗山監督に危惧を抱き、「怖くないジャパン」に生まれ変わらせる力をもったダルビッシュ選手に、監督兼選手を務めてもらいたいと思っていた(部活自治)。
 実際、その後ダルビッシュ選手がチームリーダーとなり、選手の団結を強め、若手をリラックスさせて、最高の結果を導き出したのである。
 だが、他方において、栗山監督もうまく軌道修正が出来ていたようだ。
 その理由は、栗山監督の「人心掌握術」にあったと思われる。
 具体的には、ダルビッシュ選手も指摘する通り、「人を傷つけず、恥をさらすようなことを言わない」という栗山監督の対応が重要である。
(余談だが、最近の栗山監督は、”のびのび野球”時代のヤクルトの関根監督に似てきたように感じる。)
 当然の心がけのようだが、ダルビッシュ選手いわく、実は、「ニッポンの指導者にそういう人はなかなかいない」のである。
 さて、就活もおおむねピークを過ぎたようだが、今回のWBCは、就活生にも大きなヒントを与えてくれたように思う。
 例えば、エントリーシートの「自分の長所」あるいは「自己PR」などに「(栗山監督を見習って、)人を傷つけたり、恥を晒したりしないよう常に心がけています」と書き、「理想の上司・先輩」に「栗山英樹」や「ダルビッシュ有」と書いておけば、おそらく、パワハラ面接(例えば、就活うつを吹き飛ばす)には遭わなくて済むのではないだろうか?
 まあ、空前の売り手市場らしいので、そこまで気を遣う必要はないのかもしれないが・・・。
 
 
コメント
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