最近、起業家の為のセミナーみたいなところに行く機会があった
そこで強調されるのは「思い」「情熱」
そしてオンリーワンの商品の開発
今これだけ不景気になってくると、生き残る
と言うより勝ち残るために
何をすべきか!
気持ちの持ち方はどうあるべきか!
なども声高々に提案される
なるほど、そうなんでしょうね
頑張らなくっちゃ!
でもホントの事言えば、チョットそうなのかな?
という気がしないでもない
その理由に日本人の大半であるサラリーマンと
経営者のメンタリティーの違いにある
四六時中仕事に没頭すべき
そうすれば運もついてくるし
世間も認めてくれる
これは経営者側の考え
そして反論のしようがないとも思える考え
一方同じ発想をするならば
個人事業主としてのサラリーマンは自分の仕事・労働時間を
如何に高く売るかが大事なポイントであり
それは必ずしも経営者側の要求と一致するものでもない可能性がある
経営者とサラリーマンの求めるものが一致するに越したことはないが
そう簡単に一致点は見つけられない
何時も不思議に思うのは
教育でも何でも、突出した一番になることを目標設定にしていること
まるでそれ以外は負け犬のように
だが残念ながら、一般的には大半の人間が
負け犬の立場にならざるを得ない(好むと好まざるを問わず)
確率的にそうなる
少年の頃一流のスポーツ選手になりたいという夢を抱くが
夢がかなわない現実があり
それだけが人生ではない
と早く知ること、納得することも人生には大事な気もする
つまり独自の技術、オンリーワンを追求するだけが人生じゃないということ
もし仮に独自のものを求めるとしたら
それは個人個人の心の範囲の問題で、自分自身の心に起こってくる事柄に
真摯に対応すればいいだけのこと
もっと簡単に言ってしまえば
サラリーマンはお気楽に
「サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ」
と言う考え方も有り!ということ
人生そのものを楽しむ
それが他人にとって流されているように見えようとも
人生を楽しむことに真剣になった人は
仕事に真剣になった人と同じ境地に達すると考えるのは
あまりにも楽観的すぎるか?
日本人はこれだけまじめに働いて
陽気に、良い意味でいい加減なイタリア人よりも
人生を楽しんでいないように見えるのは
おせっかいな自分にはどうしても不思議に思えて仕方ない
もっとも今日も考えがまとまらずに
話があっちこっちに飛んでしまったが、、、