パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

サッカー・プロ野球・クラシックコンサート

2011年11月22日 20時13分42秒 | Weblog

観客の年齢層が随分違う
帰りの電車で一緒になる事の多いサッカーとプロ野球は
第一感、10歳位違いそうな感じ
サッカーのサポーターの方が若い
そして女性も多い、子供を連れたお母さんも、、

野球も子供は見かけるけれど
なんとなくおじさんたちのイメージが強い

だがもっと年齢がいくのは
昨日出かけたクラシックコンサートの類い
これは半端じゃない
ほとんどおじさんというよりおじいさん
と言っていいような人たちばかり

歳をとると演歌が好きになると言われる事があるけれど
果たして歳をとるとクラシック音楽が好きになるか?
と言えばおおいに疑問が残る

この分だとクラシック音楽の未来は明るいものじゃない

それで今日試しに何故クラシック音楽会に行かないか?
と職場の女性に聞いて見ると
「値段が高いから!」
との答え
なるほど確かに安くはない、最低でも映画館以上
しかし、Jポップのコンサートには行くのじゃないのかな
値段はそんなに変わらないだろうし?

逆に何故自分はクラシックコンサートに行くのか?
これは簡単に答える事ができる
楽しいからだ


何が楽しいかと言えば、演奏者の気持ち、作曲家の気持ち
それらが伝わって来る気持ちよさ
それはサッカーの実戦を見ているときでも
しばしば感じる事のできる感覚
もっと言ってしまえばプロレス観戦でも
感情の動き等は見て取れる時があるけれど
大胆に言えばそれらとあまり違いがある訳ではない

ただ何事もそうなのだけれど、慣れるまでに時間を要する
この慣れるまでの時間のかかりようが
ちょっと違ってしまうのではなかろうか

特にクラシック音楽についてはもう一言
この音楽について、一般的な評価は
高尚な趣味とか芸術だとか、とにかく神棚にあげて扱いたがる
しかし、そんな事は無い
別に低俗だとは思わないが、人間の行うパフォーマンスの一種で
メッシのスーパープレーとポリーニの超絶技巧は同じようなものだ

このような状況の中で一般の人に気楽にクラシック音楽を!
というラ・フォル・ジュルネの試みは
素晴らしいものだと思う
ただあまり人気になり過ぎてチケットが
取りにくくなって困るが!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする