歴史絡みの本を読んでいて不思議に思うことがある
テレビも電話もインターネットも車もない時代
いったいどうやって情報を伝達したのだろう?と
正確に言えば、伝わる方法がわからないではない
問題は伝達の速度がどのくらいだったのか?
という点
そして中央集権の世の中になっていくとき
地方は何故それに従ったかという点の2つがよくわからない
(圧倒的な武力が恐ろしかったのか?)
今の時代に感覚では、中央集権に効率的な支配は
一見当たり前のように感じられるけれど
なにしろ生きるテンポがのんびりした時代
(その様子は万葉集のおおらかさにも見てとれるけれど)
どんな精神状態で中央に従う選択をしたのだろう
物理的な距離の影響は、今想像するよりもずっと大きいだろうに
教科書でいろいろ学んでも、実感に至るまではなかなか達しない
といって、知った所で何になるわけでもないけれど