最近、古事記がらみのことが興味の対象になっているが
それは、古事記自体が面白い
と言うより、人はどのように「つじつま合わせ」を
試みたか!
といった興味のため
天武天皇が命じて編纂したという古事記
遠い神々の時代から天皇までの経緯を
記しているが、当然そのまま信じるわけではなく
実際にあったことを、支配者が如何に都合よく
残したか
そのテクニック・実態こそが面白い
よく言われるように出雲系の神様の
三輪山の大物主が何故、都の近くにいて
アマテラスは遠い伊勢にいるのか?
石上神宮と物部氏と天皇家との関係は?
猿田彦は道案内と言いながら違ったところに
自分が降りたのは何故か?
ニギハヤヒとニニギとの関係は何を現しているのか?
長脛彦はどうのように討たれたのか?
こうしたことは誰も本当のことを断定できず
各自が想像力を働かせて勝手なことを言っていられる
ところが楽しい
勿論、学術的な部分を除外して話す場合だけれど
歴史は英語でhistory
彼(his)の話(story)
その歴史は勝ち残ったものが都合よく
記録したものを後世に残していく
日本もフランスもドイツもイギリスもアメリカも
時代も地域も関係なく人は同じ行動をする
古事記に書かれなかった部分こそが
本当は面白い
物部氏・秦氏、それから蘇我氏なども
調べてみるとホント面白そう
ただしタネ本をなる文献を読むのはシンドイので
解説書を読むだけだけれど