パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

反省の仕方

2013年03月16日 19時46分48秒 | あれこれ考えること

現在のところ安倍さんの運勢が良いせいか
政策が良いせいか
それとも他の理由のせいか
とりあえず表面上は上手くいっているように見える

こんな時聞こえてくるのは
「やっぱり自民党でなきゃダメだ!」
の意見

確かに、民主党の期待はずれは大きかった
しかし、だからと言って自民党に全てお任せ!
というのは国民の反省の仕方は間違っていないか

民主党が政権をとって困ったのは、
長々と続いた自民党政権下で中途半端になされた事柄や
緊張感のない政策の数々の残務整理のこともある
(それ以外も多すぎたが)

安倍さんは前回の失敗を参考に
今回は同じ過ちをしないように気をつけて
結果的にそれが上手く機能している

ならば、民主党に対しても同じ事が言えないか?

今は頼りないとしても
失敗を経験した者(組織)は失敗したからこそ
強くなると言う現実を国民(我々)は
正しい反省の仕方として認識すべきじゃないのか

アメリカは緊張感のある政治を保つために
2大政党が割合頻繁に政権が変わっている
いや変わるからこそ政治の緊張は保たれている
ところが、心配なのは日本では冒頭に挙げたように
「やっぱり、自民党でなきゃダメだ」と言う意見(反省の仕方)が
主流を占めてしまいそうなこと

つまり、我々国民の反省仕方としては
長期政権は腐敗するから時々意識的に交代させて
緊張感のある政治を選択する
失敗したものはその分知恵がついているので
その貴重な体験を上手く活用させる

こんなのが正しい反省の仕方じゃないのかな?

それにしても、正直なところ政治が
経済主導で動いているのは少しばかり怖い気がする

経済さえ良くなれば、物質的に豊かになれば
幸せになれる!の考えは
どうもそうではないらしい!
と多くの人が思うようになっているにもかかわらず
依然として政策はその方向ばかり

安倍さん、それ以外の政治屋さんにも欠けて見えるのは
政治能力とは別の人間としての教養、懐の深さ、人間性

ない物ねだりしても仕方ない!
とにかく、我々は正しい反省の仕方をしなくちゃいけない!

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ブログの書籍化

2013年03月16日 19時30分57秒 | Weblog

ブログの書籍化のサービスを始めてトライしてみた
まずはスタートした2006年の一年分

この歳になると何か形になるものを残したい
と思うようになったのか、単に思いつきでそうしたか
定かではないけれども、こうして実際に手にすると
何か凄いことをしたような錯覚に陥ってしまう

読み返してみると、案外覚えている
それどころか、そんなに昔に書いていたのか
つい最近のことだと思っていたのに!
と言った印象

これには正直少し驚いた
時間の経過の観念が鈍ってきているのか
それとも棋士達の記憶力なみにこの分野だけ
機能しているせいか?

そういえば、ずっと昔続けていた日記を読み返しても
案外書いた時の気持ちは覚えている
(日記は毒にも薬にもならない(?)
このブログという形に変わってしまったが!)

いずれにせよクラウドとかデジタルデータではなく
現実の物体としての本になるということは
読みやすいだけでなく、なにか大切なものとしての
認識を強くするものだ

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