昨年から、自分の都合で正社員からアルバイト契約にしてもらった
60を越えて目一杯働く気力がなくなってきたのと
心臓のカテーテル治療をしたりして実際無理が効かなくなっている事
そして、残された時間が自分の好きなことでなく
仕事に費やされて終わってしまうことへの
少しばかりの不安
そんなこんなで、ちょっと月々の必要なお金の計算をして
自分のペースで働く道を選んだわけだ
人はあれもこれも手に入れることはできない
沢山のお金を得るにはしっかり働かなければならない
のんびりするにはお金は少しで我慢しなければならない
自分は現時点で後者を選んだということ
で、実感として感じるのは自分のことではなく
経営者のこと
実際に払う正社員とアルバイトでは金額がこれだけ違ってくるなら
経営者は正社員ではなくアルバイトを使いこなしていきたい
という誘惑に勝てないかもしれない
そんな気がした
そして今の若者に多いとされるアルバイト生活
これではお金は貯まって行かないどころか
生活はキチキチで何時まで経っても楽になれないかもしれない
そんな風に実感した
今の自分ならそれでいい
幸い借金はないし
家賃も払う必要はない
歳のせいかそんなに物欲があるわけでもない
せいぜい本を買うくらい
たまにはコンサートに行きたいが
いざとなれば我慢もできる
しかし、若い人にはもう少し現実的に
お金を支払うシステムがあってもいいんじゃないかと思う
確かに今の年寄りが多く貰える権利は
社会全体を考えるとうまくいっていない
原因になっているかもしれない
働いて頑張ってきたのは認めるけど
もうちょっとお年寄りは若者に優しくても良いような気がする
それにしても、このあたりの不公平感の更に上をいくのが
一部の公務員とか官僚の人々の欲深さ
権利だからといって平気で人の痛みを無視出来る神経に
失望と怒りを感じてしまう
政治家も官僚もアルバイト(時給制)にしたら
どれだけ大変か分かるだろうに!