まだ知らない人が多いが
テレビでも雑誌でもピケティの「21世の資本」が
頻繁に取り上げられるようになった
そこで出て来るのが簡単に
理解できると謳われる要約本や番組
しかし、これらは原作の楽しみを
感じることはできないのではないか
原作の楽しみは、彼(ピケティ)の何気ない
つぶやき、本音にある
様々なデータの分析に繰り出されるだけでなく
人としての何かを求める姿を感じなかったら
この本を読んだことにならないのではないか
つまり経済本としてだけ扱うのは片手落ちで
西欧の伝統的に続く哲学の一種として扱われるべきではないのか
自分の読書はあと100ページを越えてしまった
本当に思いの外楽しんでいる
最近では記憶に残る本となっている