すでに過去の話だが
新城市の住民投票当日
つまり5月31日は一日中落ち着かない一日だった
まずは投票率が気になって仕方ない
自分の地区の投票会場へは
朝、昼、夕方と何度も足を運び
投票する人の数を数えたり
防災無線で伝えられる投票率に落ち込んでみたり
夕方に一気に投票する人が多くなることを期待したり
でも投票率は事前の希望の50%を超えて56.23%
期日前投票をカウントしていなかったために
防災無線での数字が低かったにすぎなかった
しかしこうして思いの外高かった投票率を体験したならしたで
何故こんなに高くなったのかが今度は不思議になった
毎晩のように行われた作戦会議は当事者だけに
当然のこと盛り上がっている
だが実際は一歩その家を出ると圧倒的な反応の無さが 身にしみる
ポスティングしている時もこの内の何人が反応してくれるのだろうとか
こんなことで間に合うのだろうかとか
たまたま話をすることができる人と会っても住民投票のあることすら
知らなかったりで、およそ50%超えはないのではないかと言うのが
現場の実感だった
しかし、超えた
何故だろう?
地道な努力のせい?
なにか違う気がする
選択肢1を勧めるグループの物量作戦による活動が
市民に関心を 呼び起こした?
告示以来のマスコミ(テレビ・新運)のせい?
分かりにくい選択肢のせい?
正直なところわからない
民意とか、人の関心の深さとか
そういったものは本当に手応えがない
思いつくこと、できること、からだを動かすこと
そうしたことはなんでもやったつもりだが
それでも最後にはなにかやり残したことはなかったかと
不安になる
結局返事待ちとはそういうものなのだろう
ところで時代を反映していると思われたのが
インターネットを使った活動
議員の方にはブログを更新してメッセージを発信し続けた人がいた
フェイスブックで同じく情報の共有を図る人がいた
そして自分もささやかにブログでお手伝い
〈それが役立ったかどうかは、さっぱりわからないが)
そういう時代
そう、そういう時代になってきた
でもやっぱり思いの外投票率が高かった理由が自分のなかで
解決できていない
何故だろう?