パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

2日続けての産廃に関する集会

2015年06月08日 11時32分17秒 | 産廃

前回のブログで取り上げた峰野県議の愛知県環境部長との接見
(山本拓哉氏が自分ならこうするといった話)等の話
説明会会場で大勢の間の前で念入りに確認を行ったが
その日のうちに撤回されたようだ

あの約束は何だったんだろうと首を傾げざるを得ない

昨日は前日に続いて一鍬田の公民館にて
産廃阻止の活動をしている方々の現状の情報共有と
今後の行動の方向について話し合われた
(『自分はこの会議には初参加)

前日の抽象的な話から一転
より具体的な行動が決まっていく
県の環境部に昨年の11月14日に提出した書類の返事を問う
そして、肥料かゴミかの問題を確認する
ここで肥料なら逆有償の事実
また堆肥を施す基準を大幅に越えていることから肥料ではなく
ゴミ(産業廃棄物)との認識を求める

また県自体が下水汚泥は肥料としての扱いは行わないとしていることから
その点からでも詰めていく

できることなら県の環境部もデリケートな問題を抱えているのはわかるけれど
具体的な返事を出してもらいたいものだ

続いて
ヒ素検出の問題
あるときはヒ素が検出され、ある時は検出されなかった事実について
その解釈や今後の方針が話し合われた
公に立ち会いものとで検査するということになれば良いが
最近タナカ興業は和地のあの現場には運びこんでいなくて
どこか別のところに運び込んでおり
その場所を確定しなければならないとか
その他も問題があるのでもう少し慎重にことを進めたい

話は少しそれるが、田原市の調査でもヒ素が環境基準の2倍出た事実を
田原市の人たちは新城市のこの活動によって知ったようで
内緒でいろいろ行われつつあったことに戸惑いを覚えているとか

今までは操業を認可するには欠格事項に当たるとの認識で
県に認可を下さないように要請するものだが
もう一つ欠格事項となる点がある

これが一番わかり易いかもしれない
反社会的集団との関わりの問題
5月に行われた豊橋市の東細谷のタナカ興業視察で遭遇したある事件
そしてその時の態度、姿勢等は
ツアーを経験した方々には強烈な印象となるもので
現実にタナカ興業側から出てき他人物は反社会的団体の人物の住所と
同じ住所に住んでいることがわかっている

以上、大雑把に行動方針をあげたが詳しくは
何年にも渡り産廃阻止の活動を続けていられる
山本拓哉氏のブログをご覧頂きたい

自分は知識がないだけに、
細かな面まで立ち入ることができないが
その分一般市民の人の感覚に近いと思い
多少の誤解を招くかもしれないが
わかりやすく紹介したつもり

その他
田原市も市民の会を立ち上げて産廃に対する反対行動を展開していくとか
新城市の市議会においても議題にあげられるとか
また産廃で悩む全国の自治体(グループ)とでフォーラムを開催しようとか
様々な意見が議題にあげられた

会の最後に会場に集まった方から一人ひとりの思いを
聞くことになったが、やっぱり気になったのは
無関心であったり諦めてしまっている人たちのことを挙げている点

住民投票の時もそうだった
署名活動を行った時も
「体育館はもう解体されているし、もう遅いよ」
「行政がやると決めたら絶対やるし」、、、
でもこんなふうに言うのはまだマシな方で
完全に無関心で庁舎の話をするだけで面倒臭そうな顔をする人が
少なくなかった

この産廃の問題もそう
「工場がもう完成してしまうから遅いよ」
そして圧倒的な八名地区以外の人の無関心

でもやはり少しづつ伝えていくしかない
今まで地道に素人が徐々に知恵をつけて感情に走らず
行動してきたことは、住民投票を地道に活動してきた人たちと被って
本当に頭が下がる

今自分ができることは少しでも新城市の人に
如何にこの産廃の問題が深刻なもので、
如何に阻止する活動をする人たちが危険を顧みず
〈スタッフには無言電話となどの嫌がらせがあったり、
 念の為に家に防犯カメラを設置した人もいる)
まじめに取り組んでいるかを知ってもらうこと

多分、知ることは知恵につながる
暗記して覚えるということではなく、なにか心に引っかかったものを
自分で更に知るように行動すること
それが一人ひとりできるようになれば
絶対に何かが変わる
それはおそらく自分の為でもあり
広く社会のためにもなる

産廃問題が八名地区の一部の人の問題ではなく
新城市民全員の問題として関心を持ってもらうことを
願わずにはいられない

 

 

 

 

 

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