理由があって読み返しているのが、4年前の出来事に関する記録
これは、当時頻繁に投稿していた「新城市の住民投票と庁舎見直し」に関するカテゴリーを
ブログの書籍化サービスを使ってまとめたものだ
今読み返すと物事の雑な理解の仕方、思い込みによる少しばかり偏った見方、真夜中のラブレターみたいに
興奮状態で書かれたであろう部分がいくつか見られる
それは恥ずかしい面もあるが、これらの欠点ゆえにその当時の雰囲気を正確に表している気がする
歴史の資料に一次資料というものがある、当事者の手記・手紙などがそれに当たるが
そこに書かれているのは後に明らかにされる物事の正確な記述ではなく、
当事者視点での理解や認識で、勘違いや思い込みも混じっている
そしてそれがリアリティーがあるものにしている
自分のこの書籍化したものも、そのようなものと同じだ
自分でも、よくもまあこんなに熱くなって長い文章をいくつも投稿したものだと少し呆れるが
今回読み返しても印象に残るのは、何かに怒っているという感情をモロに感じることだ
確かに何かに怒っていた
その怒りがその後の自分のこの分野の運動(市政に関すること)への参加につながっている
現在退屈せずにリタイア生活ができているのは、このことがあるおかげだが、そのきっかけをつくってくれた
怒りも元となった住民投票の出来事は、今となったら感謝すべき出来事なのかもしれない(自分にとっては)
ところで、この書籍化されたものの内容は(目次は)
それまで市政に何の関心もなく、市議会議員の名前も知らず、まして市議会とか条例なんぞは
頭の片隅にもなかった人間が、怒りに任せてあれこれ調べ、想像し、考えたこと
それは市とか市民のために行ったことではない
ただただ個人的に納得したかったから
だが、そのうち多くの市民も自分と同じ位の情報量(市政・市議会に関して)をもって
その上で判断できるようになってくれれば良いのだが、、思うようになってきたのも事実
自分は横着者だったので偉そうに言えないが、
市政とか地域活性化とか福祉が他人事ではなく我がこととして
感じられるようになれば良いのだがな、、、と願うこの頃