パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

探す時間(仕方ないか)

2021年04月23日 08時43分38秒 | 徒然なるままに

人生の三分の一は眠っていると考えると、なんかのんびりしている気がして
深刻な問題もムキになって考えたり悩まなくても良いのではないかとさえ思えてくる

歳を取ると探しものの時間が多くなると言われるが、最近はまさにその通りで情けなくなったりする
あれ、何処にしまったっけ!
大事なものだから大切にしまっておかなくては!と気をつける、、
ところが、ここまでは覚えているが、肝心なしまった場所が頭に浮かんでこない
それで探す時間の登場となるのだが、なまじっか大事なものだから気をつけねば!
の記憶が残っている分、情けなさとか悔しさが募る

探しものばかりではない、我が家では
昨日の夕飯は何だった?
あそこに行ったのは何日だったっけ?
そんな会話がいつも出てくる

日課の掃除機がけも、あの場所、掃除機かけたっけ?
ルーティンでやっていると無意識なので、終えたかどうかが気にならなくなって
達成感のない記憶だけが残ることになる

ボケかな?
と不安になるが、服用している薬の飲み忘れは今のところそんなに無い
でも徐々にこういう冗談みたいな時間が増えるのだろうな
仕方ない!
すこしばかり情けない忘れてしまうことは、みんないずれ経験するだろう

忘れては困るが、忘れることで良いこともある
それはもしかしたら神様からのプレゼントかもしれないと最近思ったりする

でも、意識的に思いださないようにしていた記憶もある
それがなにかのキッカケで(音楽とか映像など)で痛みを伴って瞬間的に現れる
それは自分が自分だったような時のこと

すべては脳に刻まれた何か、、
忘れること、覚えていること、忘れやすくなっていること、、何かとても不思議

だが現実の生活では、忘れたり探す時間が多いのは、、、やっぱり困る

コメント
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