アマゾンでいつでも買える!
と思い、ほしいものリストにあげていたが
いつの間にか購入できなくなっていたCDが
中古品として購入できるようになって急いで手に入れたのがこれ
ユーラ・ギュラーの演奏するベートーヴェンの31番と32番のピアノソナタ
特に32番のピアノソナタは大好きな曲でレコードではバックハウス
ミケランジェリ、ポリーニ、アラウ、グルダの演奏したものを所有している
CDではケンプ、ウゴルスキ、グレン・グールド、ゼルキン、リヒテルの演奏したもの
そして実演ではブレンデル、伊東恵、イェルク・デムスを聴いた
この曲の第2楽章は深い思索の音楽で、まるで人生を振り返っているような
そしてそこでたどり着いた境地みたいなものを感じさせる
変奏曲形式だがテーマは全ての無駄を削ぎ落としたような音楽だ
これを美しいと感じるのは聴く方にそれなりの人生経験が必要と思われる
実はユーラ・ギュラーの演奏は最初、寝床でタブレットでのYoutubeで聴いた
その良かったこと、、
飾りっ気のないメロディが心にしみてくる
既に知っているそれだが、音を通じて何かを語ってくる
結局、20分弱の音楽を一気に聴いた
早速アマゾンでCDを探して、お気に入りに入れた
その時は聴きたくなればYoutubeで聴けばいいと思っていた
ところがYoutubeでその動画はいつの間にか無くなって聴けなくなった
不安になってアマゾンを見てみると、あるはずのCDは品切れとなって
入荷不明と出ている
つまりは買いそびれてしまった
先日、久しぶりにほしいものリストを閲覧すると、中古品で購入可能となっていた
そこでミスは繰り返さないぞ!ということで購入することにした
ところでこの曲のお気に入りの演奏はこのユーラ・ギュラーの演奏もいいが
(アルゲリッチがユーラ・ギュラーにこの曲の録音を残すように勧めたらしい)
淡々としたバックハウスの演奏も良い
ゲレングールドはこんな解釈・演奏もあります、と言った感じだが
長年真正面からベートーヴェンと向かい合ったバックハウスは
彼の生き様を反映してるようで最後の鐘がなっているような部分はグッと来る
それはまるで別世界の出来事のように思えてしまう
ということで、連休真ん中は少しお気楽な話
ところでビートルズの「ナウ・アンド・ゼン」は動画で聴いたが
いかにもジョン・レノンが作りそうな曲だ
作曲はビートルズ解散以後でソロのアルバムにある曲をイメージさせる
ただコーラスの音色がビートルズのそれを連想させる
これは注文したレコードが来てから真面目に聴こう