パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ブルックナーの4・8番をオルガンの演奏で聴く

2017年01月07日 08時54分53秒 | 音楽

一番嫌いなクラシックの作曲家として
堂々一番の位置を占めるのがブルックナーだそうだ
(NHKのTV番組で放送された) 

ところが、自分はその反対でブルックナーは
大好きな作曲家の部類に入る 
最近は徐々にレコードやCDで聞く音楽が
昔のように雑食系ではなく定番化しつつあるが
モーツァルト・ベートーヴェン・ブルックナー、
それにここ2.3年はヴァーグナー でそれで特に不満はない

ブルックナーは交響曲の作曲家で、ものの本によると
オルガン的発想で曲を書いたとされている
オルガン的発想とは何か?
そこで数年前に手にしたのがこのCD

壮大な8番の交響曲と、ポピュラーな「ロマンティック」の名がある4番の交響曲を
オルガン用に編曲して演奏されたものだ

これらを聴くとオルガン的発想から、、、の言葉の意味がよく分かる
確かに音楽的な効果はオルガンのそれを前提としているようだ
しかし、一番残念なのはオルガンの(教会全体に)
響きわたる音が我が家の再生装置では再現できないことだ
音量はフォルテで大きくなる、
しかし、音が空間を満たす感覚はどうしても無理がある
これは多分どんな良い装置をもってしても無理なのではないか
と思ったりする

そこで、実現されない夢(希望)とも思うが
オルガンを備えたコンサートホールでブルックナーの
交響曲をオルガンで演奏するプログラムがないものか

これは個人的には興味深くて面白いと思うが
市場性という見地からは、多分とても無理だろうな
なにしろ一番嫌いな作曲家ときているから

大好きなブルックナーでは他にも聴きたいものが2つある
ひとつは8番の初稿版(シモーネ・ヤングとかインバルのやったもの)
そしてもう一つは9番のフィナーレ(ラトルが録音したもの)
でも、これもあまり可能性はないか
大都市東京なら少しは可能性があるかもしれないが
ポール・マッカートニーのライブも飛ばされてしまう中部圏では
とても無理かな

でも、誰かやってくれないかな!


 

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