パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

今の気分に合う音楽

2022年12月29日 09時22分30秒 | ポール・マッカートニー

英語のdragonflyはトンボの意味だった

ロックはあまり歌詞の内容を理解して聴いていないことが多い
ポールマッカートニーのアルバム「レッド・ローズ・スピードウェイ」
の中の「Little Lamb Dragonfly」冒頭から魅力的なメロディの音楽で
その勢いで意味も理解せず聞き流していたが、
たまたまこの曲を取り上げているYoutubeを見つけたので
レコードを引っ張り出して聴いてみた
そしてdragonflyがトンボだと知って少しばかり感慨にふけった

このLPは「マイ・ラブ」がシングルヒットした時代のもので
二曲目に収録されているが、実は個人的にはこの曲はそんなに好きじゃない
むしろ、「Little Lamb Dragonfly」とか「When the Night」とか
アビーロードを連想させるメドレーとか、ササッと作ってしまったようで
歌いやすい「One More Kiss」とか、そうした曲が好きだ
楽器演奏だけの「Loup (1st Indian on the Moon」もピンク・フロイドを
連想させるような曲で、昨日久しぶりに聴いてみると
案外いいアルバムだなと再確認した

今の気分にあう音楽はバッハの「クリスマス・オラトリオ」でもなく
ベートーヴェンの第九でもなく、これらのポール・マッカトニーの音楽だった
ウイングスの初期はポール・マッカートニーはさほど評価されていなかった
だが「マイ・ラブ」のおかげで少し持ち直した

前作「ラム」でポール健在を実感した自分は
「毒を食らわば皿まで」の気持ちで、ポール・マッカトニーのアルバムを
その当時の評価も関係なく無条件に購入した

その時も先に上げた曲は気に入っていたが、本当にしばらく聴いていなかった

話は急に変わるがサッカーにおいて、メッシの最盛期のプレーを見る事ができた
我々は幸せだと思うが、同様にポール・マッカトニーの活動をリアルタイムで
経験できている自分らは幸せだと思う
(でも今の若い人たちには伝説の人になっているかもしれない)

ポールのライブは3回見ている(聴いている)
ウィーンで一回、東京ドームで一回、名古屋ドームで一回
その一回一回に今も印象に残っているシーンがある
それは個人の記憶の中にだけ存在する宝物だ

今まで真面目な音楽ばかり聴いていたが年の最後は
ポールマッカートニーの音楽で締めようか
「タッグ・オブ・ウォー」「パイプ・オブ・ピース」は結構好きだが
ポップな「ロンドン・タウン」も楽しめそう

ところで上にあげた音楽のYoutubeは
Little Lamb Dragonfly (2018 Remaster)


When The Night (2018 Remaster)


One More Kiss (2018 Remaster)

Paul McCartney - Red Rose Speedway - 08 - Loup

Medley: Hold Me Tight/Lazy Dynamite/Hands Of Love/Power Cut (2018 Remaster)


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