「Hくん、昨日ありがとうね、『ただいま!』って大きな声で言ってくれて」
「うん、おばさんが『おかえり』って言ってくれた」
最近、毎日のように続いている5年生のHくんの下校時の挨拶
これが最近は日常になりつつある
そしてこれはとても心が軽くなる
月木の朝のルーティン、子どもたちとの校門までのウォーキング時のおしゃべり
子どもたちは機嫌が良い日もあれば、元気のない日もある
「おじさん、はみ出さないで!」
道路の右端に引かれた白線内を一列に並んで歩くのだが
ちょっとはみ出したところ、4年生のAちゃんに言われてしまった
「ごめんごめん、怒られちゃった」
白線内に入って、Aちゃんに話しかける
「前にね、ねえねにも怒られちゃったことがあるんだよ
道に煙草の吸殻が落ちていて、ねえねが
『おじさん、帰るときまでにこれ片付けておいて』
と頼まれんだけど、忘れてしまっていたら
『おじさん、やってない!」って怒られちゃった」
それを聞いた、Aちゃんに笑顔が浮かぶ
しばらくして「やってないほうが悪い」の声
最近は仕切り屋さんになっているAちゃん
ようやく少し不機嫌気味が通常に戻る
話やすい子もいれば、そうでない子もいる
できる限り多くの子と話すようにしている
こうした会話はすぐに忘れられるものだが
子どもたちは案外覚えているかもしれない!と思うこともある
年度末には子どもたちの「あいさつ運動の皆さんへ」と書かれた感謝の作文集が
回覧で届くのだけれど、そこには、決まり切ったような感謝の言葉が多く
書かされている!と思えるものが多いが、近所の子たちの作文は
普段の会話がどこかにじみ出て他の作文とリアリティが全然違う
子どもたちは言語化出来ていないが、それでも何かを感じている
ということは間違いなく実感する
ということで、今朝のおしゃべりは怒られてしまった思い出を
妹さんに伝えたってこと
同居人にこの話をすると、笑っていた
それは幸せな時間
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