パンセ(みたいなものを目指して)

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素晴らしかったゲルギエフとマリインスキー歌劇場管弦楽団

2012年11月13日 22時09分58秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

リャードフ:キキモラ
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47(ソリスト:レオニダス・カヴァコス)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

これが久しぶりのコンサートのプログラム。指揮はゲルギエフ。オケはマリインスキー歌劇場管弦楽団

席がいつもと反対側、指揮者の顔が見える側だったので、響きに慣れる事が出来るか心配だったが、オケの配置が低弦が左側で結果的にいつもと同じ様に聞こえた。

弱音からスタートした最初の曲、ゲルギエフの指揮にピッタリ沿って反応が練習の成果と言うより歌劇場のノリの良さを感じさせる。途中チャイコフスキーの1番みたいだったりヤナーチェク風だったり禿山の一夜風だったり、結構楽しい曲だった。

シベリウスの協奏曲はソリストの音の綺麗な事。神経質にならず、ジョンレノン風の容貌がアーチストぽい。
この曲も歌劇場のノリの良さが効果的に思われた。しかしこのオケの音はロシアの大音量の荒っぽい感じではなくて、抑制されたバランスの良い音響。
三楽章は良かった。
アンコールのバッハの無伴奏バイオリンソナタも出来上がった聴衆には最高のブレゼントだった。

休憩を挟んでショスタコーヴィチ。
これはシンフォニックな演奏。ロシアと言うよりドイツ風?
しかし最後の楽章は一気にロシアのパワー全開と言ったところ。
ゲルギエフはアーチストと言うより職人風で妙な気取りも無く好ましく感じられた。

忘れないうちに、帰りの電車の中で投稿。

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