パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

今年最初の買い物は中古レコード

2019年01月02日 17時31分34秒 | 徒然なるままに

昔は元日にお金を使ってはいけない!と言われた
1年の計は元旦にありで、この日に出費をすると
その年一年中出費がかさむことを怖れたためだ

お賽銭は別として今年一番最初の出費は、硬貨よりも紙幣の方が
ありがたいということを知ったちびっこモンスターへのお年玉
一人ひとりは小さな金額でも、数が多いとちょいと困る
でも自分らもやってきてもらったことだから、、、と覚悟するしか無い

来るべき人がみんな来て一段落したので、2日ということもあり
自分のための最初の買い物に豊橋の穂の国百貨店にでかけた
目的は「中古レコード市」
例年のイベントで去年は行かなかったが、一昨年はでかけてまずまずいいものを見つけた
自分のお目当てはクラシックのジャンル
催事場につくと目立つのはクラシック以外のジャンル
日本のポップス・タレントさんのもの・ロック・ジャズが多い
クラシックはほんの一部分
タレントさんのコーナーで宇多田ヒカルのファーストラブのアルバムがあった
金額にして8000円以上
レコードで聴いたらどんなか気になったが、後ろ髪を引かれながらパス

クラシックコーナーは少ないので選びやすかった
おまけに値段も他のジャンルより安い
この日購入したのはグリュミオーでバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ1.2.3 680円
ワルター指揮のコロンビア交響楽団でブラームスの交響曲第4番 680円
アンルバン・ベルク弦楽四重奏団でハイドンの皇帝ほか 780円
なんと合計で2140円でなんか得した気分

グリュミオーの明るい伸びやかな音色は真面目なバッハには合わないかもしれないが
それでも一度聴いてみたい気を起こさせる
ワルターのブラームスの4番は一時期評判になっってた記憶がある
彼の優しい人間性がどのように感じられるか興味がある
アルバン・ベルク四重奏団のハイドンは演奏の質というより楽曲を聴いてみたかった
ハイドンはイマイチ気が利いていなくて避けがちなのだが弦楽四重奏曲は手持ちのレコードでも
楽しんで聴けている(皇帝は持っていない)

こうしてレコードを購入しても、生きてるうちにそのレコードを何回聴くか、と想像すると
その一回一回をライブのように大切にしないともったいない、、という気がしてる
最近ではネットで定額で聴き放題サービスがあるが、便利だがこの方法だと聞き流しとか
集中して聴くということが無くなりそうで、それが音楽体験としては却ってもったいない
ような気がして一向に利用する気になれないでいる

ということで、最初の買い物は始末屋の本領発揮というところ
(まずまず良いもの見つけたと自分は思っている)

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今年最初に聴いた曲は、、

2019年01月01日 10時26分18秒 | 音楽

毎年、最初に聴く音楽は選曲に悩む
その良し悪しで1年の音楽生活が左右されそうな気がして

悩んだ末選んだのは

プーランクの室内楽曲集のなかから、フルート・ソナタ
新しい時代の曲だが、小難しいことはなく冒頭の印象的なメロディでつかみはバッチリ
なかなか楽しく聴ける
不謹慎なことだが、聴いている最中に次に聴く曲を思い浮かべていた
フルートつながりでモーツァルトのフルート四重奏曲がいいかな、、
ということで、レコードの方で(CDも同じ演奏を持っているが)聴いた

最初のK285のイ長調の針が落ちた瞬間、何という生き生きとした生命力にあふれた音楽が始まったのかと
かすかな驚きを覚える
この曲は聞き流しても心地よいけれど、耳を澄まして聴いても楽器間のやり取りとか会話が
完璧というしか表現しようのない形で進んでいく

ということで、今年はじめの選曲は成功した、、、という感じ
これで次からはお気楽に選ぶことができる
(今は静かだが、今日はそのうちに、、、)

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