パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

赤いレコードの印象は、、、

2023年11月21日 10時24分45秒 | 徒然なるままに

ビートルズのレコードは、ステレオよりもモノの方が良いとされるらしい
ステレオ録音が主流でなかった頃、無理やりステレオっぽく楽器の音源を
左右に振ってどこかわざとらしいところがあるかららしい(?)

所有している「ラバー・ソウル」をかけてみると
右と左のスピーカーからは不自然なほど楽器が存在を主張している

今度新しくリミックスした赤盤・青盤はその不自然な左右の分離を避けて
中央に音像を寄せていると、早くもリミックスされた赤盤・青版を
手にしたYoutuberが投稿していた

ところで、今回の購入することにした赤盤のレコードの色は赤
青盤のレコードの色は青になっている
ジャケットに合わせたレコードの色ということだ

レコードの色は昔はブラック・ディスクと言われるように
黒がほとんどだったが、時には赤いものもあった
「ラバー・ソウル」のレコードも赤だった

上の写真がラバー・ソウルのレコード
黒っぽく見えるかもしれないが、赤でそれなりの厚さがあって
黒のレコードよりも硬そうな感じだ

赤と黒とで音は変わるか?
と気になるところだが、それは明瞭に分からないが
自分が思い込みのように感じているのは「カビの生じやすさの違い」

赤い硬いレコードはカビには強く
黒いレコードは(特にグラモフォンは水っぽく)
すぐにカビの攻撃を受けてしまう、そんな気がしていた

所有しているレコードのうち赤いのはこの「ラバー・ソウル」以外では
疑似ステレオとなっているベートーヴェンの「英雄」を
フルトヴェングラーがウィーンフィル指揮したものと
フルトヴェングラーがベルリンフィルを指揮したブルックナーの8番
それと中古レコードとして購入したリーリー・クラウスの演奏する
モーツアルトのピアノソナタ集(1)がそうだ

これらは本当にカビの心配がいらない気がしている
(ホコリにも強そうな気がしている)

ところで注文した赤盤・青盤のレコードは
予定では今日(11月21日)発送となっている
我が家に届くのは多分明日

これを前にして昨晩は「ラバー・ソウル」をかけて
赤盤に収録されている「ガール」との比較のために
しっかり記憶しておこうとした

「ガール」はジョンの歌も良いが、途中のギターの対旋律との掛け合いが大好きだ
これがリミックスではどうなっているのか、確かめるのが楽しみ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカーの審判は特等席(レベルが違っても感じることは同じだ)

2023年11月20日 10時09分10秒 | ダイアリー

昨日の日曜日の午後、新城市では同時刻に2つのイベントが開催された
1つは文化会館で毎年行われる「新城歌舞伎」
もう1つは今年行われた女子サッカーワールドカップで
主審を務めた山下良美さんの講演会
これは母校の中学校体育館で行われた

自分は2つのうちサッカー絡みの方を選んだ

会場では予想した通り少年サッカーで知り合った仲間に出会った
講演前の時間、懐かしい彼らと話すのも久しぶりだった

会場はこうしたサッカー関係者だけでなく、歳をとられた女性も少なくなかった
このイベントのタイトルが「人権・男女共同参画講演会」となっているので
その関係者が多かったと思われる

だが人権問題をサッカーの審判の話と結びつけるのは流石に難しく
講演は彼女のこれまでの歩みとか、その都度思ったことなどが語られた

やはり彼女もサッカー狂のひとりだったようだ
だが始めから審判になろうとしたのではなく
それでも今から思えば必然のような歩みで審判の道を辿ったようだ

彼女の話でうなずけたのは、審判の楽しさについてだ
まずは審判はサッカーを見る特等席であるということ
上手い選手のトラップ、身体の向き、キックの質、プレイの選択などが
目の前で繰り広げられるのは見てるだけ楽しいし参考になる
(これは自分たちでも審判をしたとき実感した)

我々のレベルでも審判をする時は、的確な判断をするために
ある程度プレイの予想をしながら行う
多分サイドチェンジのパスをするだろうとか
ドリブル突破を試みるだろうとか
フリーの選手は裏に抜けるのを狙っているだろうとか、、

だが時々、この予想が外れることがあって
現実に目の前で起こっているより効果的な選択などは
ハッとさせられてそれが楽しいと山下さんは口にする
そしてその結果、自分もサッカーがうまくなった気持ちになれるそうだ
つまりいろんなお手本を目の前で見せられ、プレーの選択も多くなり
それを自分がサッカーををする時に役立ちそうということだ

自分はイージーな4級審判で終わってしまったが
彼女は最高レベルの審判資格をもっている
だがそれをキープするには走力、俊敏性、持久力が
一定基準に達していることが要求される
そのための毎日の日課を(インターバル走など)さらっと口にされたが
会場ではつい「おーっ!」と声が出るほど、それはしんどそうなものだった
(自分には絶対できないと思えた)

現在、世界に通用する女性審判として活躍している山下さんだが
彼女は何々のために目標を設定して頑張るというタイプではなかったようだ
(自分自身は成り行きでなってしまったような感覚かも)

彼女は大谷翔平や本田圭佑のように確固たる目標を掲げて
具体的な行動に落とし込み努力する方法ではなく
どちらかといえばイチローのようにまずは目の前にある壁をクリアすることに専念する
そして、それができたらまた新たな壁を乗り越える方法を選んでいるようだ
つまりは毎日、目の前の壁を乗り越える努力をし続けたということだ

会場には山下さんが使用したグッズとか、FIFAからの記念品が展示されていた



彼女は午前中は、市内で行われた小学生のサッカーの試合の審判を務めていただけたようだ
(ほんと、サッカーが好きなんだな!)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続発する裁判

2023年11月19日 10時09分46秒 | 新城・地元に関すること

どうやら新城市では裁判が続発しているようだ
市議会での補正予算に弁護士費用が計上されたことから
それがわかったのだが、内容は市政に関心がある人たちも
思いつかないようだ(自分も知らなかった)

養鶏場の土地の買い取り価格が異様に高額で行われたのは
市に損害を与えているとして、被告はその損害分を市に
支払うように求めた裁判はもうすぐ結審で、これは承知している

もう一つは、裁判をする段取りの1つとして行われた
住民監査請求(市のHPにアップされている)の報告を読んだのだが
正直なところ法に疎いので内容が分からなかった
(赤道がどうのこうので、違法な道を使わないようにすべきなのに
   市はほったらかしにしている?とか、、これは人に伝えられるほどの自信はない)

それから太陽光発電に関することであるような話を何処かで聞いた

いったい他の自治体では行政裁判はどの程度の行われるものだろう
職員の交通事故に関する裁判などは、ある程度の確率であるかもしれないが
深刻な問題提起となる裁判(養鶏場のような裁判)が多くあるのは自慢できるものではない

4年前の4月の新聞にこのような裁判の記事が載った


これは当時、このブログでも扱った案件で
今となってはすごく昔のことのように思えるが
一番の問題は、この案件を市民の中に知る人は少なかったことだ

そして残念なことに養鶏場の裁判もほとんどの人は知らないでいるし
今度の赤道がどうの、、という案件も知らない人が大半

市民は何も知らないでいても市政が上手く回っていれば良いのだが
お金に関することは財政に余裕がないので、無駄な出費はしないでほしい
と思うのが庶民感情だ

昨日のブログテーマ「ミルの忠告」にも通じるが
善人の袖手傍観とか無関心層の存在は
今がどんな現状であったとしても今を追認することになって
ついには自分の首を締めることになりそうと不安を覚える

でも、裁判のことを知らない市民が大半という事実と
頻繁に裁判沙汰が起きているというのは相矛盾する気もするが
どちらもあまり好ましいことではなさそう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミルの忠告(中日新聞のコラムから)

2023年11月18日 10時56分56秒 | あれこれ考えること

最近薄くなっている中日新聞朝刊、同居人はきっと読まない記事が目に入った
(彼女は三河版と社会面と投書欄が好き、、あと週刊誌の広告とかも)
それは「ミルの忠告」と題された鷲田清一氏のコラムだ

ミルの発言を取り上げて悪人にとって都合の良いのは
「善人の袖手傍観」と警告している
別の表現では「善人の沈黙」も使われている?
(ハンナ・アーレントの全体主義の起源3でも同じようなことが述べられている)

これはそれなりの経験を積んでいる人間には実感する事柄だ
だがそれに対してなにか具体的に行動を起こすのがとても難しい
それは単に面倒くさいとか、自分以外の人が行動してくれとか、、
いくつかの理由を考え出してしまう
だが例えばデモなどに参加し、一歩でも踏み出せば反対意見の存在が
気になり好き勝手はできないのだが
この成功体験が日本では少なすぎる気がする
そして何もしないし黙っている

そしてついには何をしないことへの自分への言い訳を考える
悪政を前にしてその大きな力が自分に抗いえずといえども仕方ないと
「良心をなだめ」それを黙認するのだ

人類は脳が発達して万物の霊長として君臨しているが
脳の発達した部分はコミュニケーションを司る分野らしい
人はコミュニケーションを通じて社会的にうまくやっていける方法を
生物として選んだとしているのだが、果たして上のような善人の袖手傍観は
人としてのコミュニケーション能力を発揮しているのだろうか

自分以外の誰かにそういう面倒なことはやってほしい
これが実生活上は多いと思われる

現在の複雑化しいる社会においては良いこと悪いことの区別は難しい
だから賢くあらねばならない
その賢さというのは、ここでは物事の軽重を見極め
これより向こうに行ったら危ないことを直感的につかめる
前ー知性的な能力を鍛えることだとしている

この直感的な善悪の判断力が必要!と訴えるのは「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」
(何年か前によく売れた書籍)でも同じように訴えている。
一見社会に役に立たないような美意識は、実は上手く生きるための能力でもあるようだ

多くの人が感情を伴い「そうであるべき」と感じる自然法的な思いとか倫理観とか正義感
それらは思い込みとか独断を超えたレベルのものでなければならない

要は人一人ひとりがしっかりしなければならないのだが
難しそうな面倒なことは、自分以外の人にやって欲しいというところに戻ってしまう
(これには自分も含めてどうすれば良いのだろう)

それにしても、この記事に目を止めてあれこれ考える人はどのくらいいるのだろう
自分は絶対読むべきと思っているが、、さて!

まとまらない話!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

約20年前の自分

2023年11月17日 18時54分45秒 | ダイアリー

約20年前、一日一句に挑戦したことがあった
最初は一日一句どころかいくつも浮かんだ
ところが徐々にネタ切れになって、新しい視点での作は
苦しいことのほうが多くなった

本来ならばここからが観察眼などが鍛えられて
より良いものが生まるかもしれないが
根性なしは12月31日で、2月から始めたチャレンジを終えた

今日、不意にそんなことを思い出して
PCに残っている今日(11月17日)の作をチェックしてみた

●せいろより鍋焼きうどんの昼ご飯

この年は多分寒かったのだろう
昼ごはんを、せいろそばから温かい鍋焼きうどんに変えて
季節の移り変わりを表現したつもり(多分)

なんか、幼稚だな、、、と情けなくなるが仕方ない
でもその頃からボケないように、、とは思っていたようだ

ところでChatGPTに面白半分に感想を尋ねた以下の2つの句は
その年の10月に作ったものだった

●何万年紅葉見続け穂高岳
●涸沢の灯火ゆらゆら蝶に雪
(蝶は蝶ヶ岳のこと)

こっちのほうが少しマシかな!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桑田佳祐の「アベーロード」と昔のメリークリスマス・ショー

2023年11月16日 16時41分14秒 | 音楽

youtubeに時々とても面白いものを発見する
今回見つけたのが桑田佳祐がビートルズの「アビーロード」をパクったもの

これがメチャ面白い
歌詞は日本語だが、英語と似ているところもあれば、勢いで済ませているのもある
これはテレビで放送されたのかどうか分からないが
放送したとすれば誰かさんは怒りそうな作品だ

その動画は↓↓↓
アベーロード (桑田佳祐) The Beatles (Abbey Road) 空耳

ところで桑田佳祐は昔、松任谷由実と「メリークリスマスショー」というタイトルで
クリスマスイブの日に、その頃の旬の音楽家とやりたい放題の音楽あそびをしていた
その1つが鈴木雅之とアルフィーの桜井懸と二人でやった「ブラックマジックウーマン」と
歌謡曲の「別れても好きな人」を無理やりくっつけたこの音楽

MERRY X'MAS SHOW 1986 BLACK MAGIC WOMAN 別れても好きな人 SANTA☆NA

これはホント笑ってしまった
と同時に、自然に結びつける音楽性に驚いた
(今のなんとか48にこの音楽性を期待できるだろうか?)

この前年にはストーンズの「ジャンピング ・ジャック・フラッシュ」をCharで
米米クラブがの歌謡曲の「星降る街角」を驚きのくっつけ音楽をしている

JUMPIN' JACK FLASH &星降る街角 / Merry X'mas Show 1987 ~Char & 米米クラブ

本当に凄い
今、これらができるのだろうか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デモは報道されたのだろうか?(自分は知らなかった)

2023年11月15日 09時23分23秒 | ダイアリー

流行語大賞の決まる時期になってきた
ノミネートされたものの中には知らないものもある
それらを見るにつけ、自分はもはや生活者の現役ではないことを実感する

個人的には「地球沸騰化」が一番実感している
クソ暑かった今年の夏
今年が特別なのか、それとも始まりなのか不安を覚えるところだ

これだけ地球中が異常気象となると、世界で一緒に手を打たないとダメのようだ
なのに世界は戦争にあふれている
冗談の中に世界が一つになるのは
「宇宙からの侵略者が攻めてきた時だけだ」とする話がある
こんな時は内輪でゴタゴタしていては間に合わないから
優先順位をこれ一本にしてまとまるしかないということだ

ところで、イスラエル大使館の前でデモが日本でもなされたようだ
それをX(旧ツイッター)で知ったが、これは日本メディア(テレビ)で
報道されただろうか?
(少なくとも自分はそれまで知らなかった)

日本はいつもアメリカの顔色を見て方針を決めてる
だからこそイスラエルのやり過ぎにも口を挟むことをしないでいる
だが、いつまでもそれで良いのだろうか?

世の中は気候だけでなく世界秩序も価値観も変わりつつある
そんな変化の時代に、いつまでも上が決めたことに従うとか
勇気をもって変化に挑むことをしないでいることはどうなんだろう


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奇妙な関係(法則性?)

2023年11月14日 09時17分23秒 | あれこれ考えること

星新一のショートショートだったと思うが、こんな話があった

男は付き合っている女性と待ち合わせて、やる気満々だった
その女性との待ち合わせ場所に行く途中で
「これを飲めば長生きできる」と書かれたポスターを見かけた
彼は迷うことなくそれを飲んだ

そして時間が経って、待望の女性と会うことは会ったのだが
彼は本来の目的をすっかり忘れてしまっていた
そんな気にはなれずにいたのだ

長生きする人が多くなれば出生率を下げることによって
地球上のバランスが取れていると皮肉を込めたストーリーだ

最近読んだばかりの小川淳也氏の「日本改革原案2050」の中に
これと似た話が紹介されていた
(いつもこうした小話っぽいものに興味が湧いてしまう)

それは人口問題についての話で
「老化の進化論」(マイケル・R・ローズ著)では「生存」と「生殖」は
トレードオフの関係が成り立つと紹介してあるそうだ
実験によれば交尾させないハエは、交尾を行うハエよりも寿命が長い
また中国の去勢された宦官は、一般男性に比べ長生きしたという

種の保存という考え方からすれば、自らが個体として長生きするか
子孫を多く残すかのいずれしかなく、個体の生命が脅かされれば生殖に励み
個体の生存が確保されれば生殖を控えるという行動は理にかなっているというのだ

話は飛ぶが9.11の事件の後、アメリカの出生率はなぜか異様にアップしたそうだ
あの事件で多くの人が命を失った事実を、生物として危機感を覚えて
生殖活動に励んだ人が少なくなかったためだと説明している

どうやら理性の生き物と思い込んでいる人類も
実は別の何かに振り回されているのが現実なのかもしれない

ところで、気が滅入るウクライナ戦争とイスラエル対ハマスの諍い
プーチンもネタニヤフもまるで何かに取り憑かれているように
攻撃的な判断を下し続けている
そんななか上官の命令を聞かざるをえない人々は、
どんな気持ちなのだろうといつも思う

本当に理性以外の何かに振り回されすに「正気にもどれ」と思う

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強いサッカーチームか、それほどではないかを判断する方法

2023年11月13日 11時26分12秒 | ダイアリー

高校のサッカーOB会から手紙が来た
今は子どものサッカーコーチから離れて時間が経っているし
腰も痛いのでOB戦の誘いはリアリティがない

現在のOB会のトップは僕らの一学年下のサッカー大好き人間
彼の兄貴もドリブル大好きのサッカー狂いの人間だった
(どうやらふたりとも教師の道を選んだようだ)

ところで、正月明けのサッカー高校選手権が近づいて
各地方で決勝戦が行われている
いつも初戦で負ける愛知県チームは名古屋高校が刈谷高校を
PKで下して出場権を得た
刈谷高校はペルーみたいな赤襷で有名なところだが
自分たちもここと戦ったことがある

有名どころと戦うことになって、僕らは試合前から
これがみんなで戦う最後の試合だ、、と覚悟していたが
なんと、勝ってしまった
こちらは無邪気に喜んだが、刈谷は涙を流していた
全然ノーマークの高校に負けたのは悔いが残ったのだろう

僕らはこの時、次の熱田高校に負けて3位決定戦なしの県3位
このときの熱田高校は強くて全国大会でもベスト4に入ったような記憶がある
(だから負けてもどこか誇らしかった)

これは懐かしい思い出だが、今も覚えているのは試合前の練習で
相手チームが強いか、それほどではないかを予想する方法を
個人的に見つけたことだ(これは絶対信用できると思いこんでいた)

その方法とは、シュート練習を見て判断する方法で
シュートがゴールの上を通過するチームは強くなく
シュートが入らなくてもゴールの上ではなく
左右に外れるチームは強い!と判断する方法だった

Jリーグでも上に外すシュートが多い
これがヨーロッパのサッカーの試合を見ると
上に行くのは日本の試合よりもかなり少ない

ということで高校時代からでも上に外すシュートを少なくするような
教育方針、練習方針を継続してほしい!といつも思う



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予想外の面白さ、小川淳也氏の「日本改革原案 2050」

2023年11月12日 15時32分18秒 | 

気負って購入したものの、面倒くさそうな本と思い
読み終えることができるか心配だったが
読み始めるとグイグイと引き込まれてしまったのが
小川淳也氏の「日本改革原案2050」


小川淳也氏は大島新氏のドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」
で一気に知名度を上げた香川一区の政治家で、和田市静さんの
「時給はいつも最低賃金、これって私のせい  政治家に聞いてみた」
という長いタイトルの本に出てくる政治家だ

自分が彼を覚えたキッカケは映画ではなく
政府の統計疑惑が話題になった時に、野党側の質問者として
本当に頭のいい冷静な質問を展開し
こんな人がいるのか、名前を覚えておこうと思ったのが最初だった

正直なところ、この本がこんなに面白いものだとは想像しなかった
ページから滲み出るクソ真面目の小川節
(熱気・多方面からの視点・理想主義)は
彼が行っていた青空集会での話っぷりが浮かんでくるのだった

この本は「なぜ君」で知名度がアップして、よく読まれるようになったせいで
欠品状態になって、中古本はとんでもなく高い価格で売られていた
そして今回、再発売となったのだった

映画「なぜ君」ではお父さんが「息子は学者とか先生に向いている」
と口にしていたが、たしかにこの本を読むとそんな感じはする
そして家族のもう一人、娘さんが放ったことば
「お父さんが総理大臣になったら、きっと良い世界になる」
も素直に頷ける気がしてくる

元官僚の小川さんは、東大出身の頭の良さと視野の広さ
そして理想に燃えていて、本を読んでいると対話集会のときと同様に
勇気とか希望を知らず知らず覚えてくる

ただこの本にあるように
「現実を見ない政治は危険だが、理想を掲げない政治は無力だ」
現実把握は必要だとしている
その現実把握は田中角栄の「日本列島改造論」出でた時の
日本国民の平均年齢と比べると、現在の平均年齢は圧倒的に高くなっていて
つまりは以前の方法・考え方ではやっていけないことを口を酸っぱくして訴えている

その一つ一つを実行に移す方法とか、判断はもう少し練られる必要はありそうだが
とにかく、この様に広い視野でトータルに高い理想をもった政治家がいる
という事実は、本当にありがたいと思う
と同時に、「なぜ君は、、、それなりのポジションを得られないのか?」
が不思議に思えてしまう

彼をが好き嫌いは別にして、広く読まれるべき本だと思う
↓↓↓
日本改革原案2050



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする