▲シロヨメナ(白嫁菜)
<キク科シオン属>
山里の林内に咲く。
葉は長楕円状披針形。
キク属と違い葉裏に毛が無く鋸歯が鋭い。
葉に三脈がめだつ。
頭花は、舌状花で白色、時に薄紫色を帯びる。
花がユウガギクなどと違い、まとまって咲く。
▲ユウガギク(柚香菊)
<キク科シオン属>
日当たりのよい草地に咲く。
シロヨメナと違って花はばらけて咲く。
葉も短く鋸歯が深く切れ込む。
▲ヤクシソウ(薬師草)
<キク科アゼトウナ属>
名前の由来は薬師如来信仰や、食べると苦いため薬効があるように思われたが、
そうでもないらしい。
茎につく葉は互生し、基部は茎を抱く。
茎や葉を傷つけると白い乳液が出る。
茎や葉の付け根に、12個前後の黄色い舌状花がぐるりと並んだ花をたくさんつける。
野川の観察会だった。
植物園の中はまだ、未整備中で見たい花に会えない
通せんぼが多かったのが残念だった。
あえて言えば、
今年ほどアケビの実が見事になっている年は無かったと思う。
次回にアケビの実を記載いたします。(#^.^#)
ついでに、初めて見たキノコのオニフスベ
見た目は、岩か・石か・泥の塊のようなのに、
触ってみたら、海綿体(スポンジ)のように柔らかくて、
吃驚しました!
オニフスベ
本来は、卵形に近い白色のきのこです。
成熟が進むと、褐色になります。
触れると、海綿体のスポンジのようでした。
ちなみにふすべは昔のこぶのことを言う。
※昆虫コーナー
<虫の嫌いな方は要注意>
※クスノキにルリタテハの蛹
(でも、もしかしたら寄生されているかもしれません)
※ヨコズナサシガメの幼虫
毎年、同じ場所に発生する。
刺されると痛いそうなので要注意
※クサギカメムシ
※キバラヘリカメムシの卵かな?
(マユミの木の葉にいました。)
※イトトンボ
見えずらくてごめんなさい。
※アカボシゴマダラの幼虫
さて?見つけられるかな?(#^.^#)
《俳句鑑賞は秋の季語色なき風》
風の色・素風(そふう)などとも使う。
またひとり色なき風の遍路かな 中谷 喜美子